赫眼(あかまなこ)

赫眼(あかまなこ)

550円 (税込)

2pt

目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香(いろか)。転校生の目童(まどう)たかりは、謎めいた美少女だった。学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥――そこには、あまりにも禍々(まがまが)しい何かが横たわっていた……。(表題作)合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは?(「合わせ鏡の地獄」) 書下ろし掌編(しょうへん)を含む、悪夢のような傑作12編。

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赫眼(あかまなこ) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編八篇と、書き下ろし掌編四篇が収録された、著者初のホラー短編集。著者の怪奇短編の原点と言うべき作品で、どれもとても怖かった。表題作『赫眼』は、正体不明の怪異だけでなく、最後の台詞でゾクッとした。『灰蛾男の恐怖』は、ミステリ的な謎解き要素のある短編。勿論とても怖い。『後ろ小路の町家』は、背後から迫っ

    0
    2023年03月23日

    Posted by ブクログ

    怖い。
    この一言に尽きます。
    ホラー好きの三津田先生によるホラー短編集です。
    表題作の『赫眼』や『よなかのでんわ』『後ろ小路の町家』がとても怖かったです。
    また最後には私の好きな死相学探偵シリーズの短編が収録されています。
    この話には冒頭の『赫眼』のあの子と思しき子がチラリ…w

    ホラー好きの方には

    0
    2013年12月11日

    Posted by ブクログ

    怖い話には惹かれるが、読んだ後トイレやお風呂が怖くなる人は電灯をつけて
    昼間に読みましょう。
    怖い話には惹かれるし、読んだあともひょっとしたら怖い体験に自分も出会えたらなー、
    といったタイプの向こう見ずな人は、深夜に枕元の電気スタンドだけで読みましょう。
    寝返りを打とうと反対側を向いた瞬間に、この表

    0
    2013年05月16日

    Posted by ブクログ

    赫眼
    表題作&カバーイラスト
    転校生の謎めいた女の子の家にいた禍々しいなにか…

    怪奇写真作家
    雑誌編集者が怪奇写真作家の自宅を訪ねる…

    怪談奇談・四題
    (一)旧家の祟り
    数百年も続く旧家の七代末までの祟り

    見下ろす家
    新築されたというのに、いつまで経っても人が住む気配の無い崖の上の立派な洋風住

    0
    2012年02月25日

    Posted by ブクログ

    短編集
    これは怖かった・・・この方の短編としては私はトップクラス。
    タグですが、サイモン・マースデンは作中に出てくる写真家さんです
    是非、こちらも楽しむべきw

    0
    2011年08月20日

    Posted by ブクログ

    こんなホラーを待っていた!!!
    どの作品も後味が悪く非常にゾクゾクできる物でした。
    特に京都が舞台の作品がお勧めです。

    0
    2011年07月02日

    Posted by ブクログ

    こいつはおもしろかった。
    旅行用にと購入した一冊。
    旅先で読みとさらに恐怖が増す・・・・・
    灰蛾男の恐怖なんて温泉にぴったり。 「ほうっ」
    「ほうっ」「ほうっ」この描写がたまらない。
    赤眼は最高だった。巻末最後の死相探偵の短編なんか
    ぞくぞくしたよ~。

    0
    2011年02月19日

    Posted by ブクログ

    おどろおどろしい雰囲気の得意な作家が、
    おどろおどろしく書いたホラー短編集。

    一言で言うと大満足です。
    元々はホラーミステリの作家さんですが、
    いわゆる和製ホラーのうす暗さをテンポ良く書ける方なので映画を見る様にさくさくびくびくドキドキできます。
    学校の怪談系や本当にあった~系が好きな方は絶対好き

    0
    2011年02月04日

    Posted by ブクログ

    三津田さん初期の短編集。『そこに無い家に呼ばれる』で言及されていた「よなかのでんわ」が気になって購入。まだきちんと読み比べられていないのですが、両者の類似点がいまいち分からず。そのうち比べてみよう。
    お気に入りは「見下ろす家」です。

    0
    2020年10月20日

    Posted by ブクログ

    合わせ鏡の地獄が一番印象に残っています。私も祖母や母に、合わせ鏡を決して覗いてはいけないと言われて育ってきたので、私にとって現実味のある話になりました。

    0
    2016年07月16日

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