碆霊の如き祀るもの

碆霊の如き祀るもの

1,177円 (税込)

5pt

碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。その地を訪れた刀城言耶は、村に伝わる怪談をなぞるように起きた連続殺人事件に遭遇する。死体に残された笹舟。事件の現場となった“開かれた密室”の謎。碆霊様が遣わすという唐食船とは何なのか。言耶が真相にたどり着いたとき、驚愕の結末が訪れる。

“碆霊様”は何を祀る?
“唐食船”の正体とは?

海辺の寒村に伝わる四つの怪談。
怪談をなぞり起こる連続殺人事件。
数多の謎に、刀城言耶が挑む。

死体に残された笹舟。“開かれた密室”。
刀城言耶の訪れる先で、またも不可解な事件が起こる……

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碆霊の如き祀るもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     碆霊様を祀る村に纏わる四つの怪談、それをなぞらえるような不可解な四つの密室殺人、死体に残された笹舟、村が秘匿してきた禁忌など怪異と本格ミステリーの塩梅が絶妙な刀城言耶シリーズの長編で、持ち味の多重推理と思わず絶句するラストが堪らなかった。

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第七作目。強羅地方に伝わる四つの怪談とそれに擬えた殺人。冒頭の怪談はどれもとても怖い。不可能かと思われる殺人事件。最後の二転三転のどんでん返しの解決編はとても面白かった。そして衝撃のラストに戦慄。

    0
    2023年05月23日

    Posted by ブクログ

    これもまた面白かった~。待望のシリーズ最新作。大きな流れとしての展開はシリーズ共通だし、怪奇譚に絡んだ事件というのもいつも通りなんだけど、それにしてもこのワクワクドキドキ感は半端ない。小難しい書籍を読んでいるように一瞬錯覚させられる、難読の地名や人名のオンパレードも、今更ながら癖になる味わい。本作は

    0
    2021年06月23日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶は、碆霊様を祀る海と断崖に閉ざされた強羅地方を訪れた。
    村に伝わる不気味な伝承をなぞるような四件の連続殺人事件に行き合う。同行する祖父江偲と共に、今再び怪異に挑む。刀城言耶シリーズ第九弾。

    舞台設定の出来は驚異的。
    村の様子や設定が細かく描写されており、まるで本当に存在する村であるかのよう

    0
    2025年09月22日

    Posted by ブクログ

    最後がホラー要素のあるミステリーですが、全般的に読みやすい一作です。ただ、若干のこじつけ感はありました。
    推理パートまでの面白さは、刀城言耶シリーズの方では上位かなと個人的に思います。怪談も物語の中に書かれており、それだけでも楽しめます。

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    ゆっくり味わいながら読む筈が、結末をのんびり待っていられない謎だらけのおもしろさについ夜更かし。
    時代を跨いだ四つの怪談からの始まりは好き嫌い別れそうだけれど自分はゾクゾクしてこの強羅という舞台特有の不気味さが感じられて好印象。
    押しの強い偲さんのキャラにもだいぶ慣れてきたなw
    薄々気づいてしまった

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    地図の挿絵が無かったせいか、村の位置関係がいまいちよくわからず。。
    想像力を働かせて読まないといけません。

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    導入の怪談話が読み応えがあり、それで一作品になりそう。本編はホラー感なくサスペンス要素のみな感じで、ホラー嫌いなくせに少しあっさりに感じた。
    とはいえ、過去の怪談と現在の事件が見事にリンクしていて、どの話にも無駄がない感がすごい。

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    【短評】
    決して悪くはないのだが、過去作と比較すると物足りない印象。
    まず、冒頭に「碆霊様(はえだまさま)」に纏わる四つの怪談を配置する構成は、導入として効果的だったと思う。碆霊信仰の得体の知れない薄気味悪さは本作の雰囲気作りに一役買っていたし、強羅地方の地理を頭に入れるという点でも奏功していた。刀

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    ★3.7
    怪異譚自体は怖かった。謎解きも良かったけれど、怪異譚以外の箇所に怖くてゾクゾクする感じはあまりなかった。

    0
    2022年10月08日

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