厭魅の如き憑くもの

厭魅の如き憑くもの

作者名 :
通常価格 1,155円 (1,050円+税)
紙の本 [参考] 1,210円 (税込)
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作品内容

戦慄の本格ホラー推理!山深い村に蔓延る恐怖の連続! 神々櫛(かがぐし)村。谺呀治(かがち)家と神櫛(かみぐし)家、2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ第1長編。

厭魅の如き憑くもの のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月21日

    刀城言耶シリーズ第一弾。
    山深い村にある神々櫛村の憑き物信仰のある旧家で巻き起こった連続怪死事件。犯人は人間か?厭魅か?
    いやーこれは凄かった。
    私を含むほとんどの読者は伏線にすら気付かず犯人を決めつけさせようと、読者の視点を欺くのが上手いなーと感心しました。
    伏線だけではなく、探偵役の言耶がまた迷...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    ホラーとミステリーが融合した作品で傑作。本格ミステリの論理的な謎解きとホラーの恐怖・怪奇描写を両方フルに楽しむことができる。最後の解決編で名探偵・刀城言耶の複数回にわたって繰り出される推理はどれもなるほどと感じてしまう。しかし、最後にどんでん返しが。散りばめられた伏線の回収が美しい。ホラー、ミステリ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月12日

    おもしろいっ!!!!

    魅力的な要素が沢山詰まったホラーミステリー。

    閉鎖された村
    対立する一族
    宗教
    不気味な言い伝え
    背筋がゾワッとする文章
    怪死事件
    衝撃のラスト

    こんなの間違いないに決まってるっ(*´﹃`*)

    戦後の昭和、神々櫛村に存在する2つの旧家、
    憑き物筋の谺呀治家と、非憑き物筋...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月24日

    人々のひととなりを思わせる描写がとても良いです。物語の中に、引き込まれていきます。一連の出来事は、犯人が居る殺人事件なのか、はたまた忌霊の仕業なのか。。最後の最後まで、ハラハラします!

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    Posted by ブクログ 2021年10月23日

    刀城言耶シリーズ第1作。 昭和中頃と思しき、因習の絡みつく山間の村を舞台に、奇怪な連続殺人事件が起きる。 怪異譚の収集に村を訪れた作家の刀城言耶が謎に挑む。 横溝正史を彷彿とさせる暗く澱んだ雰囲気、恐怖を煽りつつも緻密に構成された描写、二転三転する謎解きの面白さと、非常に楽しめた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月26日

    シリーズ一作目。
    山奥の村で起きる連続殺人事件の話。

    主要人物は2軒の家の人達だけど、サギリさんが多すぎて家系図を見ながらじゃないと混乱した。家系図を見ながらなんて、屍鬼を思い出した笑

    ゾッとする描写がリアルで、読んでて怖くなった。
    背後に何かいるんじゃないか…って状況が多かったけど、どれもが本...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月03日

    前半から後半までずっとゾクゾクする怖さがあり、とても面白いホラーミステリー。刀城言耶が結構ヤバいキャラクターで魅了される…はず。

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月28日

    はじめてのホラー×ミステリ。
    正直ホラーは得意でないので、おそるおそる読みましたが、全然平気でした。


    村の人物関係や伝承、憑き物など理解するのになかなか苦労しましたが(多分読み終わった今でも完全には理解できてません)それらの苦労が吹き飛ぶほど解決編が良かったです。


    まさかあんなところにああ言...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月10日

    下馬評のとおり、ホラーとミステリーのいいとこ取り感がある。しばらくは地図と系図にしおりを挟んで何往復もすることになったが、後半は一気に読める。
    いわゆる謎解きの場面で、刀城言耶は別に名探偵ではないので、「この人が仕組んだことなのかも…」というハズレ推理を複数回繰り返すところがあるが、その部分を読んで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月06日

    シリーズ最高と噂の『首無~』を読んで、好みだったので、第1作にチャレンジ。

    ホラーとミステリの融合にゾクゾクするやら、ワクワクするやらでした。

    まずもって表紙から怖いですからね。

    横溝正史の金田一耕助シリーズが大好きなので、はまりそうだなーとは思って読み始めましたが、見事にはまりましたね。

    ...続きを読む

    0

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