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Posted by ブクログ 2020年04月03日
前作の蛇棺葬が、実はある作家の実体験を元にして書かれたものであったという前提で、それを出版したい編集者の話が今作。主人公が作者と同じ名前なので、恐怖がじわじわと現実世界に染み出して来るような恐ろしさがあり、更に暴かれた真相にも驚愕という、満点のイヤミス!忌山とか山岳信仰とか憑物筋とか、そのへんが好き...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月25日
これは怖い。かなり怖い。
今まで読んできたホラーの中でも上位に入る怖さ。
暗くなってから本を開くのはお勧めしません。
きっとこの人の描く『怖い』というモノと私が思う『怖い』がピタッとはまった結果、一人でトイレへ行くことも出来ず、娘の寝息すら不気味に思える程の恐怖を覚える事になったのだと思う。
何...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月10日
百蛇堂 怪談作家の語る話
1 奇妙な男
2 百巳家
3 消える子供たち
4 黒い女
5 悍ましき痕跡
6 さらに消える子供たち
7 京都へ
8 怪談語り
9 龍巳家の夜
10 奈良へ
11 飛鳥信一郎の推理
12 蛇迂郡它邑町蕗卯檜へ
13 百蛇堂
14 墓所
15 逃...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月10日
ストーリーが進んでいくごとにどんどん怖くなる…
作中作ともいえる前作『蛇棺葬』の原稿内容が主人公の現実に侵食してくる感じがたまらなく嫌だった…
前作の謎が解明されても新たな謎と恐怖が生まれてどんどん身動きがとれなくなる感じ。
後書き的な『蛇足』部分も短いながら破壊力は絶大だった。
ところで同じ著...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月25日
本作を読破した後、お風呂に入ったら、案の定目をつむるのが怖くてシャンプーが目に入りまくりました<○><○>カッ
安定の三津田作品です。夜中に1人で読まないほうがいいと分かっているのに、一度ハマるとやめられない止まらない。あーあ、また御不浄いけなくなるよ知らないよ〜\(^o^)/と、何故か他人事で済...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月15日
『蛇棺葬』→『百蛇堂』と順番に読んで、まとめて2冊分の感想。
蛇棺葬は百蛇堂へ至るための物語(作中作)の扱いですので、純粋に怪異に翻弄される主人公を愛でながらホラー作品として楽しむ感じ。
百蛇堂は、ミステリ的な解釈が入る解決篇に当たるわけですが、(目次をみれば気づくと思いますが)探偵役の「飛鳥信一郎...続きを読む
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