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Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ長篇の中では登場人物が少なく、複雑な家系図を把握する必要もないので読みやすい作品です。更に早々に限られた人数で舞台となる島に渡ってしまうため、起こる事件や怪異も多くありません。それなより必然的にシリーズの中ではミステリ色の強い作品になっています。
また同じ理由で、ほぼ主人公の刀城言耶を中心で進むため混乱しないことに加え、彼の人柄もよくわかります。長くなるので詳しくは書きませんが、彼のある癖によって生じる笑いにつられて笑ってしまうのですが、誰も傷つかない笑いが心地いいです。
事件が起きた理由が弱いとのレビューもありますが、そういうことが有り得た時代であり、そういったことも含めた、壮大なミステリとして楽しめる作品かと思います。
Posted by ブクログ
すごく好き。
文句なしです。
私の好みが凝縮されてます(*´ω`*)
刀城言耶シリーズ第二弾!
瀬戸内海に浮かぶ鳥坏島。
この島にある鵺敷神社の祭壇で、18年ぶりに「鳥人の儀」が行われる。
その神事に参加する事ができた刀城言耶。
儀式の最中に、巫女の朱音が姿を消してしまう。
拝殿は崖の上に存在し、扉は言耶が見張り、密室状態であった。
『厭魅の如き憑くもの』の時の感想と被るかもしれませんが、
ホラー
時代背景が昭和初期
宗教
不気味な言い伝え
密室状態
美しい巫女
そして、ミステリーである。
これはシリーズ全部貫かれるのかなぁ(*´﹃`*)
もう外れませんよ。
幽霊のような禍々しい怖さではなく、宗教・儀式とか、人間消失といった恐さですかね。
島の名の由来であったり、神社の巫女の名前もとても綺麗。今回はモンゴル密教なども関連していて、宗教率濃い目。
ネタバレしたくないからあまり言えないのがもどかしい…!
前作とはまた違うホラーを楽しめます^_^
Posted by ブクログ
詳細が不明な曰く付きの秘儀が十八年ぶりに行われると聞いた刀城言弥が立会人として参加すると、厳重に閉ざされた拝殿の中で巫女が消失する。その後同じ立会人が一人、また一人と姿を消していき…と、密室からの人間消失といった本格ミステリにはお馴染みのテーマだが、その枠組みが宗教的・秘儀的な要素に彩られて描かれる
まさにと言った具合の推理の細やかさで、登場人物たちと同じ心境で推理に参加しながら読み進めていくことが出来た
その直前の描写から謎解きにかけての内容はどんでん返しの数々で、驚くほかなかった
作中張り巡らされた伏線があっという間に回収されて妖しげな雰囲気も残しつつ謎が解決されていくのが楽しかった!
探偵役自身が立てた仮説を否定して、自分の思考の流れを追わせるような語りにはとても引き込まれた
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ第二弾。
今回も内容はホラーとミステリーの融合作品ではありますが、密室空間における人間消失トリックがメインになっておりミステリー要素がやや強いです。
最初の段階で密室トリックを予測できてましたが、迷想探偵である刀城言耶の叙述トリック?(実際は違います)によって自分自身も迷想の渦に巻き込まれてしまいました。
結末を一言で言うならば「凶」、自分で予測していたことなのに真相を知ると余計に鳥肌が立つ作品でした。
ただ、自分が読み飛ばしたのか分かりませんが、密室空間に置かれていたある「モノ」の消失の謎が残りモヤモヤしています(笑)。
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