文藝春秋の検索結果

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  • ご隠居さん
    小説・文芸
    3.3
    1~6巻682~754円 (税込)
    「軍鶏侍」の野口卓、渾身の書き下ろし! 腕利きの鏡磨ぎ師の梟助じいさん。江戸に暮らす人たちの家に入り込み、おもしろい話を披露して、ときには事件を鮮やかに解決します。
  • 墨染の桜 更紗屋おりん雛形帖
    小説・文芸
    3.3
    1~6巻652~815円 (税込)
    江戸幕府の第5代将軍・徳川綱吉の後継問題で世間が騒いでいたころ、父を亡くした京の呉服屋の一人娘おりんは、叔父を頼って江戸に出た。ところが、江戸の店はすでに閉じており、おりんは叔父夫婦と3人で長屋に暮らし始めた。身に付けた裁縫の腕で日銭を稼ぐうち、ひょんなことから、日本橋の越後屋の主と関わりをもつことになる――。はたして、おりんは江戸の店を再興できるのか。期待の新鋭の書き下ろし時代小説。
  • 死の天使はドミノを倒す
    小説・文芸
    3.3
    1巻896円 (税込)
    世間を敵にまわす人権派弁護士、自殺志願者を唆す「死の天使」、翼をもがれた球体関節人形…… 目くるめく謎の連鎖! 社会派&サプライズ・ミステリーの傑作が誕生! 売れない作家の兄・鈴島陽一と、人権派弁護士の弟・薫。 家族と絶縁し父親の葬儀にも顔を出さない弟に、陽一は腹立たしさを抑えられないが、 やがて薫が失踪したことを知る。 薫は自殺志願者に自死を唆す「死の天使」嶌崎律子の弁護を引き受けていた――。 待ち受けるサプライズを、あなたは見抜けますか? 解説・巽昌章
  • 零戦、かく戦えり! 搭乗員たちの証言集
    生命を賭けて大空を飛んだ男たちの証言。 昭和15年、中国大陸での衝撃的なデビュー、真珠湾からラバウル航空戦、そして終戦間際の神風特別攻撃まで。現場にいた男たちが綴る。 「零戦搭乗員会」とは1978年に発足し、2002年まで運営された旧海軍搭乗員の会である。 その後継団体として発足した「零戦の会」が、「零戦搭乗員会」の会報「零戦」に掲載された回想を中心に、会員の私家版、雑誌記事などを加えてまとめたものが本書だ。 【目次】 第一章 零戦前史--海軍戦闘機隊の草創から支那事変まで 第二章 零戦の登場 第三章 大東亜戦争開戦 第四章 珊瑚海からミッドウェーへ 第五章 空と海を紅に染めて--死闘ソロモン 第六章 マリアナ沖から比島攻防戦へ 第七章 沖縄--本土防空戦 付    追悼・開発・復元 資料   海軍搭乗員の養成コース、関連年表ほか ※本書は『零戦、かく戦えり!』(文春ネスコ)を再編集したものです。
  • 週末探偵
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,426円 (税込)
    探偵稼業、始めました。ただし、週末限定 瀧川一紀は、大学時代の友人・湯野原海に誘われて、 男ふたりで探偵事務所を開業することに。 「あれって、なんだったんだろう?」と不思議に思いつつも、 そのままになってしまうような「ささやかな謎」の真相を解き明かしていく。 「最初の事件」、「桜水の謎」、「月と帽子とひったくり」、 「探偵たちの雪遊び」、「夏の蝉」、「ちょっと変わった依頼人」の6つの事件簿。 10万部突破『夜の床屋』の著者による最新長編!
  • 三人の大叔母と幽霊屋敷
    怖いけれど愛しい「予言村」の世界へようこそ! 不思議なモノ、コトが生息するこよみ村。村長の娘・湯木奈央とボーイフレンドの麒麟は、今日も怪事件に首を突っ込む! こよみ村中学の女王・麗華の陥落、村人にとって最も大切な「予言暦」盗難事件、湯木家の天敵・三人の大叔母が村の古屋敷で暮らし始めるお話。怖いけれど愛しい「予言村」の世界へようこそ! 「ほのコワ」青春冒険ファンタジー第三弾! 解説・東えりか
  • 異端者
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,527円 (税込)
    波の音が聴こえる海沿いの家で、老境に達しようとする男が、自らの人生に思いをめぐらせている。 そこには毒がある。蜜もある。禁断と倒錯のエロティシズムの果てに、甘くて危険な秘密が横たわっている……。 純文学作家として高い評価を受けながら、バイオレンスロマンの流行作家へ華麗なる転身を遂げ、官能文学の第一人者として長く君臨している作家・勝目梓。 近年は『小説家』や『老醜の記』などの私小説でも高い評価を受けている。 「さながら古酒の樽の栓を抜いたような、風味豊かな独白体」 逢坂剛が「朝日新聞」書評で作品を絶賛したが、石田衣良、小池真理子、山田詠美、重松清、北方謙三など、その作家性にリスペクトを寄せている作家も多い。 八十歳を超えて、さらに円熟味と凄みを増し、デビュー40年記念作品として書き上げた短篇集の「あしあと」に続いて、本格的な書き下ろし作品を発表する。 近親相姦、同性愛、SMなど、禁忌の性愛も描きながら、小説ならではのカタルシスに誘われる。 本物の作家による衝撃の長編小説である。
  • 奸婦にあらず
    小説・文芸
    3.3
    1巻896円 (税込)
    井伊直弼の密偵、村山たかの数奇な一生を描いた第26回新田次郎賞受賞作 【あらすじ】 彦根・多賀大社で忍びの者として育ったたかは、内情を探るため接近した井伊直弼と激しい恋に落ちる。 しかしその後2人を過酷な運命が待ち受ける……。
  • 週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」
    「日本のシェイクスピア」とたたえられる近松門左衛門は、週刊誌のエース記者だった!? 心中事件があったと聞けば駕籠で駆けつけ、遺体を見ては、事件の翌週に舞台にかける。 恋、心中、姦通、横領、強盗、殺人……近松の描いたものは、いずれも「俗」の極致。 その「俗」にジャーナリスティックな視線で鋭く切り込み、人間の本質を描くことで、 近松は「俗」を「俗」に終わらせず、文学の高みにまで押し上げた。 町人の恋愛や風俗を描いた人形芝居のため「世話浄瑠璃」、その近松の初作となる『曽根崎心中』。 元禄時代の衝動殺人という衝撃的な事件を扱った『女殺油地獄』。 近松の代表作ふたつを取り上げ、平易な現代語に翻訳。日本人なら読んでおきたい近松作品を味わえる一冊。
  • 不平等との闘い ルソーからピケティまで
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻865円 (税込)
    「ピケティが示した不平等の歴史的な展開を、さらに歴史的に俯瞰する。格差論の未来のために!」 ――『21世紀の資本』共訳者・山形浩生氏 推薦 フランスの経済学者トマ・ピケティによる大著『21世紀の資本』が公刊されたのは2013年。その後、ノーベル経済学受賞者のスティグリッツやクルーグマンらの推薦もあって英訳から火がつき、またたく間に世界的にベストセラーになりました。 どうして大ブームになったのでしょうか? 実は下地ができていました。高度成長を終えた先進国のなかで、ピケティしかり、日本の「格差社会」「大衆的貧困」ブームしかり、明らかに「不平等ルネサンス」とでもいうべき学問的潮流が起きていたのでした。 それでは一体いつ、経済学者たちの「不平等との闘い」は始まったのでしょうか? 本書では、ピケティ的な意味での「市場経済の中での不平等(所得や資産の格差)」に焦点を絞り、その歴史を紐解きます。 18世紀にフランス革命の思想的後ろ盾となった、ジャン=ジャック・ルソーと、そして“神の見えざる手”で知られるアダム・スミスから議論を始め、マルクス経済学、近代経済学、不平等論議の新しいステージ「不平等ルネサンス」、そして現代のピケティにいたるまでの学問的軌跡を追っていきます。
  • ペルシャの幻術師
    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    十三世紀、モンゴル軍に占領されたペルシャ高原の街メナム。そこにはモンゴル軍の司令官、大鷹汗ボルトルからの求愛に悩む美姫、ナンの姿があった。ある日、ナンは市場で青い衣をまとった不思議な人物、アッサムに出会った。アッサムは幻術によって、ナンにこれまでにない快楽を味あわせ、さらにボルトルをもその術中に陥れていく。初めて司馬遼太郎の筆名で書かれた幻のデビュー作である表題作など初期の作品全八篇を集めた短篇集。
  • 情報機関を作る 国際テロから日本を守れ
    東京五輪、サミットは大丈夫なのか? いま地球上をテロの嵐が吹きまくっている。国際テロ組織を抑え込む特効薬はインテリジェンス(情報)しかない。情報収集と防諜の極意を元警視総監が明かす! テロリストを制圧する秘密兵器……それは「情報」である。 世界で発生するテロは、年間1万件以上にも及ぶ。だが、情報機関が未然に防いだテロ計画は、この数倍にものぼると言われている。 テロリスト摘発のため、情報機関は尾行や監視などあらゆる手段を駆使し、ときにはテロ組織にスパイを潜入させて人的情報(ヒューミント)を収集する。作業はすべて隠密裏に遂行され、成果が華々しく報道されることはまずない。 著者は警察時代、公安・外事畑を長く歩み、テロ組織や外国スパイとの闘いに明け暮れてきた。北朝鮮拉致工作員を追い詰めるために、コードネーム「パンドラ」作戦も指揮した経験をもつ。本書では今だからこそ明かせる体験や、過去の大物スパイの実例など豊富なエピソードを紹介しつつ、日本も早急に情報機関を作り、情報収集と防諜の態勢を整えるべしと説く。 東京オリンピックや伊勢志摩サミットを控え、日本にもテロの脅威がしのびよる。中国や北朝鮮、ロシアなどのスパイ行為もいまだに活発におこなわれている。経済スパイ行為も止む気配がない。「情報」に甘い日本人への警告に満ちた一冊。
  • ニッポンAV最尖端 欲望が生むクールジャパン
    世界を驚かせるニッポンのAV! アメリカやヨーロッパのハードコアポルノには日本発のジャンルがあるほどだ。 1981年の誕生以来、ニッポン人はポルノ製作にも精魂をかたむけてきた。ひたすら、斬新さ、過激さ、正直さ、そして洗練をめざす製作者と出演者たちの好奇心や情熱は、決して他の国ではまねできない。AVとは、まさに日本の文化なのだ。 製作者たちへの徹底取材で、その知られざる歴史を明らかにする。
  • 開幕ベルは華やかに
    小説・文芸
    3.3
    1巻815円 (税込)
    人間ドラマを堪能! ベストセラーミステリー復刊 名女優と歌舞伎界の大物の舞台中に、殺人事件が。舞台裏の壮絶な人間ドラマと、驚愕の幕切れに酔いしれる不朽の傑作ミステリー。
  • あなたの空洞
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,527円 (税込)
    地震のあと、日本を捨ててさっさと帰った外国人を“flyjin”と言うらしい。でも自分は、そこから意思を持って逃げるでもなく、意思を持ってとどまるでもない。新しい(らしい)日本の上にぷかぷかと浮いている、ふらいじんだ――。 人々の悩みは変わらない。いつ結婚する、誰と結婚する、子供ができたらどうする、できなかったらどうする、母の遺骨をどうする……。けれどもあれ以来、確実に意識の底に沈んだものがある。そんな悩める人々の日常に誠実に寄り添った4つの物語。
  • ミート・ザ・ビート
    小説・文芸
    3.3
    1巻600円 (税込)
    デリヘル嬢と、ホンダ・ビート。疾走する群像小説。 首都圏から約1時間、地方都市に住まう主人公。予備校に通いつつ地元の友人たちと遊んでいたある日、ホンダの乗用車「ビート」を譲り受ける。クルマの改造、新たな出会い、そして恋。 先日「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞した著者による、第142回芥川賞の候補にもなった快作!
  • Yの木
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,119円 (税込)
    自らの死を思ったとき、目に留まった木の形 作家志望の男はある作家と親交を持つ。デビュー時に注目を集め、賞の候補にもなった作家だったが……。味わいの異なる四篇を収録。
  • 炎を越えて 新宿西口バス放火事件後三十四年の軌跡
    「私はなぜこの運命を背負ってしまったのか。」 全身熱傷からの生還。生と死を見つめた魂の手記! 1980年夏、新宿西口バス放火事件。死者6人の無差別犯罪に日本中が騒然とした。 著者は全身80パーセントの大火傷で、瀕死となった。 事件の陰には信じられないようなドラマが秘められていた。 報道カメラマンの兄が、妹が乗っているとは知らず、炎上するバスを撮影。明暗をわけた一枚の写真が兄妹の仲に陰を落とす。いつまでも「被害者」として過剰に接する母からの自立。そして、不倫の恋をしていた19歳年上の仕事仲間と結婚するも、夫はのちにレビー小体型認知症となり死去。 なにより凄まじいのは、著者は、放火事件の加害者M青年の不幸な生い立ちを知るにつれ、「自分もまた彼を加害者の側に追いやった人間のひとりではないか」と考え、刑務所で面会、文通をし、赦そうと試みたのだ。それによって自分も「被害者」の冠を外して歩みだせるのではないか――しかしそれもMの獄中自殺によって絶たれてしまう。 いったい自分の人生とは何だったのか。かくも過酷な運命を生き、死ぬことの意味は何なのか。 事件当時の輸血がもとでC型肝炎になり、肝臓がんを発症して余命宣告を受けた今、著者は、この生と死を納得するための思索の旅をふたたび始めた。 NHKスペシャル「聞いてほしい 心の叫びを~バス放火事件 被害者の34年」(2014年2月放映)に感動の声、続々! 石原慎太郎氏からの手紙も収録。
  • つんつんえほん【文春e-Books】
    無料あり
    電子小説誌「つんどく」のイメージキャラクターとして人気だったハリネズミのつんつんが、電子化された「別冊文藝春秋」のキャラクターとなってパワーアップ!「別冊文藝春秋」電子化1号の発売に合わせて、カワイイ絵本で登場です。「別冊文藝春秋」電子化1号には、道尾秀介さんと綾野剛さんの巻頭対談、重松清さん、岩城けいさんの短編小説、誉田哲也さん、貴志祐介さんの新連載など、魅力的な読み物が満載です。ちょっと怒ったり、びっくりしたり、表情豊かなつんつんにキュンとくること間違いなしのつんつん絵本と合わせてお楽しみください。無料コンテンツです。つんつんLINEスタンプも発売中です。

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  • 耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件
    小説・文芸
    3.3
    1巻580円 (税込)
    四谷大木戸の水門に竜が現る!? 田安徳川家の四谷の下屋敷で、奇っ怪な出来事が頻発しているという。八本足の犬から腹切り大根まで、難事件に根岸肥前守が挑む!
  • 探偵映画
    小説・文芸
    3.3
    1巻682円 (税込)
    新本格の雄、初期の傑作! 新作の撮影中に謎の失踪を遂げた鬼才映画監督、大柳登志蔵。すでにラッシュは完成、予告篇も流れているが、実はこの時点で作品の結末を知るのは監督のみ。残されたスタッフは、撮影済みのシーンからスクリーン上の「犯人」を推理しようとするが……。『探偵映画』というタイトルの映画をめぐる本格推理小説。
  • クロノ・モザイク
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,527円 (税込)
    中学生の上条友介は突然、時間を飛び越える現象に見舞われるようになる。五年後に恋人の菱村美沙緒が惨殺されることを知った友介は、現在と未来を行き来しながら、恐怖の運命を変えるべく知力と体力の限りを尽くす――。スーパーエンタテインメント小説登場!
  • デズデモーナの不貞
    小説・文芸
    3.3
    1巻499円 (税込)
    池袋のバー〈まりえ〉の客は曲者ぞろい。「私はアクマのもの」と言いはる美女。女から女に渡り歩く手配師。ああ、こんなことならと人妻の素行調査に頭をかかえる元刑事。絶体絶命のピンチに追いこまれながらも、へこたれないつわものが今宵もカウンターに陣どって……。笑いと戦慄に満ちた超サイコ・ミステリ!
  • 星のしるし
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,017円 (税込)
    世界はしるしに満ちていて、もろく、美しい――。『春の庭』で第151回(2014年上期)芥川賞を受賞した柴崎友香の傑作! 30歳を目前にした会社員・果絵と、その恋人、友人、同僚、居候らが大阪の街を舞台に織りなすゆったりとしたドラマ。祖父の死、占い、ヒーリング、UFO、宇宙人……。日常の中にごくあたりまえにあるいくつもの見えない「しるし」が、最後に果絵にひとつの啓示をもたらす。繊細で緻密な描写力によって、世界全体を小説に包みこむ方法を模索してきた、純文学の世界で最も注目される作家の集大成的作品です。
  • 本が多すぎる
    小説・文芸
    3.3
    1巻968円 (税込)
    女子の心理、家族関係、下ネタに旅に歌舞伎に母と娘――。世相を的確に捉える「現代の清少納言」酒井さんにしか書けない、読み応えたっぷりの極上エッセイ集です。「週刊文春」に現在も連載中の名物読書エッセイ79編をオリジナル文庫化。酒井さんの心に響いた本たちの話題は、そのまま私たちのただならぬ共感と爽快感を呼びおこしてくれます。損はさせない一冊です!
  • 福沢諭吉の真実
    小説・文芸
    3.3
    1巻784円 (税込)
    福沢諭吉はアジア蔑視の侵略主義者である――左翼論壇の一部からはこんな主張が絶えません。確かに『福沢諭吉全集』(岩波書店)には清国や朝鮮を下品な言葉で批判した文章がたくさん収録されています。しかし、それを書いたのは実は福沢ではなく、ある人物が福沢が書いたと偽って全集にもぐりこませたのだとしたら……? 一体、誰がそんなまねをしたのか。その目的は何だったのか。前代未聞の「思想犯罪」の謎を解明する、推理小説のように面白い画期的労作!
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014
    小説誌の雄『オール讀物』編集部がお贈りする、文藝とエロスの豪華絢爛コラボレーション! 近年オール讀物が掲載した、性とエロスの香り漂う創作や特集記事を再編集し、一冊にまとめたのがこの『エロスの記憶』です。まずは創作。小池真理子、桐野夏生、村山由佳、桜木紫乃、林真理子さんの女性作家陣が妍を競う一方で、野坂昭如、勝目梓、石田衣良、山田風太郎という重量級の男性作家陣も、練達の筆でときに熱く、ときにねちっこく性を描きます。 特集記事は、女優の岸惠子さん、サッカー元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏、池田満寿夫・佐藤陽子夫妻といったバラエティ豊かな人選。渡辺淳一×弘兼憲史、東海林さだお×鹿島茂など対談も充実。「飛田新地の『写真屋』」(井上理津子)、「『フランス書院』の秘密」(北尾トロ)など、性の深淵に肉薄するルポものも満載です。 かつて小説雑誌が全盛だった昭和40年代、その一翼を担ったのが他ならぬ官能特集でした。それから半世紀近く経ちましたが、いかなる世であっても男女の仲に秘められた情理を描くのが小説の真髄。本書には、歴代オール讀物編集部がエロスの深淵を追求してきた、その熱気が横溢しています。『エロスの記憶』、どうぞお楽しみください!
  • ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44
    池上彰さんは二つの顔を持つ男です。こどもニュースのお父さん的な「白池上」と、生放送で政治家を震え上がらせる「黒池上」。本書では、「知ってるつもり」でいる大人たちの化けの皮を剥ぐ、黒池上の側面が味わえます。アベノミクスの副作用、小泉進次郎のプレゼン力、「従軍慰安婦」問題、チャイナリスク――時事問題の盲点をやさしく解説し、考えるヒントを鋭く提示します。週刊文春の人気連載を厳選した一冊!
  • 散歩が仕事
    小説・文芸
    3.3
    1巻611円 (税込)
    大イビキをかく愛犬チョビ、モンチャンというあだ名の奥さん……定年後やることがないと思っていた日々は思いのほか楽しい。「ヌカ味噌くさい女房のくせにヌカ味噌はへただね」と憎まれ口を叩きながらも、その生活からは小さな幸福が零れ落ちてくる。洒落たユーモアの中に昭和の記憶が香り立つ名エッセイ。「こんなふうに“声”のある文章を書けるひとが、いまどのくらいいるのだろう」と江國香織さんが賛辞を惜しまない、隠れた名エッセイスト、初の文庫化!
  • 泥ぞつもりて
    小説・文芸
    3.3
    1巻682円 (税込)
    「余はこれから何人の女を抱かねばならぬのだろう」――時は平安。清和、陽成、宇多、若くして即位した天皇たちはそれぞれに孤独な屈託を抱えていた。そして、後宮の女たちは、そんな主上のお訪いを来る夜も来る夜もただひたすら待つのだった。 入内できぬ女の思い。后になっても叶わぬ恋。報われることのない帝の愛。いつの世も変わらぬ、身を滅ぼさんばかりの物狂おしい恋情を描いた時代絵巻。新進気鋭の女性官能作家による平安恋物語誕生!
  • 強き蟻
    小説・文芸
    3.3
    1巻815円 (税込)
    あんたが、わたしの身体をこんなふうにしたのよ。 遺産目当てに結婚した三十歳年上の夫に隠れ、不貞を働く伊佐子。彼女のまわりには欲にまみれた男女が、蟻のごとくうごめいている――。二度にわたりテレビドラマ化(伊佐子役はそれぞれ浜木綿子、若村麻由美)された松本清張のスリラー長篇!
  • 耳袋秘帖 妖談うつろ舟
    小説・文芸
    3.3
    1巻600円 (税込)
    曲亭馬琴も書き残した江戸版UFO遭遇事件と目される「うつろ舟」伝説。海辺に流れ着いた異国風の女の裏には何があるのか。幽霊を食った男、深川の白蛇、牢から忽然と消えた男……さまざまな怪奇が入り乱れる中、闇の者たちとバテレンさんじゅあんの謎を根岸肥前守はついに解き明かすのか? 大人気妖談シリーズ、堂々完結篇!
  • 耳袋秘帖 妖談ひときり傘
    小説・文芸
    3.3
    1巻597円 (税込)
    雨の中あでやかな傘の群れが舞うと、死体がひとつ――「ひときり傘」が引き起こす連続殺人事件が江戸の町を震撼させる。一方、明日の天気を奇妙なほどぴたりとあてる女おせんが誘拐されて……。毛の雨が降り、川が血の色に染まり、雷の糞が取りざたされる江戸の天変地異に根岸肥前守が挑む! 書き下ろし妖談シリーズ第6弾!
  • 伸びる女優、消える女優
    小説・文芸
    3.3
    1巻611円 (税込)
    伸びる女優と消える女優、何が両者を分けるのか。「九十パーセントは当たる自信がある」という著者ならではの“女優論”に、映画評論家・品田雄吉氏との対談「現代女優名鑑」も特別収録。さらに冷やし中華の起源に迫り、谷啓の死を悼み、気になる日本語を俎上にあげる。鮮やかに時代を切り取る「週刊文春」連載の名物コラム、第13集!
  • 平成経済事件の怪物たち
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻889円 (税込)
    日本経済が絶頂期を迎えたのち、バブルの崩壊によって一転、奈落の底に突き落とされた――。そんな平成時代を象徴する経済事件の主役たちを、ジャーナリストの森功氏が独自の取材資料・情報源に基づき描き尽くした列伝。金丸信(佐川急便事件)、許永中(イトマン事件)、小沢一郎(陸山会事件)、高橋治則(イ・アイ・イ事件)、田谷廣明&中島義雄(大蔵省接待汚職)、田淵節也(野村証券損失補填事件)、磯田一郎(イトマン事件)、尾上縫(巨額詐欺)、江副浩正(リクルート事件)、早坂太吉(最上恒産事件)、佐佐木吉之助(桃源社事件)、末野謙一(末野興産事件)、武井保雄(武富士電気通信事業法違反)、村上世彰(村上ファンド事件)。この15人の怪物を通して、平成日本の暗部を浮き彫りにします。
  • 秋山久蔵御用控 口封じ
    小説・文芸
    3.3
    1巻722円 (税込)
    「相手は薄汚ねえ盗賊だ。情け容赦は無用だぜ」。江戸の悪を“剃刀久蔵”が斬る!  錺職(かざりしょく)の男が鎌倉河岸で死体となって浮かんだ。北町奉行所の調べでは溺死と判断されたが、頭には殴られた跡があり、客ともめていたのを見た者がいた。客が注文したのは丸に揚羽の蝶の銀簪。男の女房に真相究明をたくされた久蔵は、”丸に揚羽蝶”の家紋を手がかりに、背後に蠢く悪に迫る。久蔵の、心形刀流が炸裂する! 三編の読切り時代小説を収録。 好評シリーズ第13弾!
  • ブック・ジャングル
    小説・文芸
    3.3
    1巻693円 (税込)
    逃げろ!! 凶暴ヘリから。獰猛な殺意から。閉鎖された市立図書館が戦場と化した――。 沖野国明は昆虫学のフィールドワークからの帰国後、思い出の場所、市立図書館が閉鎖されたことを知る。見納めのため友人と深夜の図書館に忍び込み、高校を卒業したての女子三人組に出会う。そして彼ら不法侵入者達にとって予期せぬ苛酷な一夜が幕を開けた――。姿を見せぬ襲撃者の目的は何なのか? 閉鎖状況に追い込まれた人間達の心理を描いて秀逸な書き手が、“真夜中の図書館”という閉鎖空間に挑戦。恐怖と緊迫感が炸裂する強力長編!
  • ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言(上)
    本書の著者、フィリップ・シノンが勤務するニューヨーク・タイムズのオフィスの電話が鳴った。「委員会のものだが、話を聞いてもらいたい」。当時、シノンは調査報道記者として、9・11テロを調査した超党派の委員会「9・11委員会」がなぜ真相に到達できなかったかを書いた『委員会』を出版したばかりだった。だが、電話をかけてきた相手は「委員会」は「委員会」でももうひとつの歴史的委員会、ケネディ暗殺の真相を調査した「ウォーレン委員会」の人間だった――。ウォーレン委員会の元スタッフ全面協力のもと、シノンが暗殺事件を徹底的に再調査。50年の時を経て初めて明かされるケネディ暗殺の真相!
  • 行方不明者
    小説・文芸
    3.3
    1巻733円 (税込)
    一家惨殺事件、通り魔殺人、身元不明死体……憎悪の連鎖を止めるのは誰か!? 折原マジックが冴える、大人気「――者」シリーズ! 埼玉県蓮田(はすだ)市、黒沼の畔(ほとり)に建つ2つの名家で起きた一家惨殺事件と失踪事件。ライターの五十嵐みどりは取材を通じて4人家族の闇を浮き彫りにしていく。一方、戸田市では謎の連続通り魔事件が発生。売れない推理作家の「僕」は、小説の取材にと容疑者の尾行を開始する。2つの事件が交錯する驚愕のサスペンス。
  • お徳用 愛子の詰め合わせ
    小説・文芸
    3.3
    1巻660円 (税込)
    生来の「面白中毒」ともいうべき性癖ゆえ、自ら災難に突進し、波乱の人生を歩んできた作家・佐藤愛子。なればこそ書ける、真に心に染みる幸福論、皇室と愛子さまに寄せる思い、旅や家族についてのエッセイ。そして津村節子さん、小沢昭一さん、藤原正彦さん、北杜夫さんら親友・珍友との縦横無尽な語り合い。歯に衣は着せぬが涙もろい暴れ猪・佐藤愛子の多彩な魅力が満載!
  • 森繁さんの長い影
    小説・文芸
    3.3
    1巻611円 (税込)
    『週刊文春』看板連載エッセイ「本音を申せば」。本書にまとめられているのは2009年掲載分です。政権交代がなされ、新型インフルエンザが世を騒がせ、そして森繁久彌が亡くなったあの年。『グラン・トリノ』『ディア・ドクター』といった話題の映画を語ったと思えば、ときにアイドル論を繰り広げ、大新聞にもビシッと物申す小林さん。決して明るくはない時代、それでも楽しいことを探そう――。その時代を観察し続ける目は、一層輝きを増しています。
  • 遺伝子が解く! 美人の身体(からだ)
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻680円 (税込)
    女が恋に非日常的高揚感を求めるのはなぜか。男が女の顔を厳しく選ぶ理由は。遠洋漁業の船員が少ない子作りのチャンスをモノにできるワケは。あまたの側室を持ちながら、豊臣秀吉に晩年まで子ができなかったのはなぜなのか。愛と性に迷う男女のギモンに、おなじみタケウチさんが動物行動学でズバッと答えます。「遺伝子が解く!」シリーズ最終第7弾。
  • 養生所見廻り同心 神代新吾事件覚  指切り
    小説・文芸
    3.3
    1~5巻680~722円 (税込)
    書き下ろし時代小説、神代新吾事件覚シリーズ第1弾! 北町奉行所小石川養生所見廻り同心、神代新吾。南蛮一品流捕縛術を修行する、若く、未熟だが、熱い心を持つ同心である。新吾が、幼馴染みの養生所医師小川良哲、臨時廻り同心白縫半兵衛、手妻の浅吉らと共に、様々な事件にぶつかり、悩みながらも成長していく姿を描く。
  • いいんだか悪いんだか
    小説・文芸
    3.3
    1巻523円 (税込)
    ペットショップの売れ残り犬をつい購入、輸送費も省みず高知の友人にプレゼント。時間もお金もたっぷり使って見合いの場をセッティング……お節介はもはや病気の域に達する一方、イタリアでオペラ鑑賞、ついには自ら舞台でヒロインに。時代の最先端と変わらぬ人情を両立させながら、仕事に遊びにフル稼働! 美を追求しつつ、ときには世間をチクリと批評するマリコの爆笑ダイアリー! 「週刊文春」大人気エッセイ集、第23弾。
  • 海辺の扉(上)
    小説・文芸
    3.3
    1~2巻513円 (税込)
    宮本さんの長篇にはヨーロッパを舞台にした作品が。『ドナウの旅人』(ドイツ・東欧)『オレンジの壺』(フランス)『睡蓮の長いまどろみ』(イタリア)……。この小説はギリシャを舞台にした作品です。観光地でもリゾートでもなく、苦い現実をはらんだギリシャ。子供を事故で死なせた宇野は、そこでガイドとして働いています。ギリシャ女性・エフィーとの新しい恋。しかし、不気味な影が二人に忍び寄る……。宮本さんの傑作ロマンを堪能してください。
  • 江戸の名奉行 43人の実録列伝
    小説・文芸
    3.3
    1巻733円 (税込)
    鬼平、大岡越前、遠山の金さん……。時代小説や時代劇で知られる実在した町奉行、勘定奉行、火付盗賊改など名奉行43人の実像とは? 「名裁き」から生まれた泣ける人情話から、厳酷なる取り調べ、火あぶりの拷問、島流しの実態まで、豊富な史料から明らかにする。読めばさらに深く楽しめる、時代小説ファン必携の1冊。
  • 桃色東京塔
    小説・文芸
    3.3
    1巻785円 (税込)
    警視庁捜査一課に配属されながら、事件で失敗し出世の道を閉ざされた黒田岳彦。一方、過疎の村にあるI県警上野山署捜査課係長の小倉日菜子は警官の夫を職務中に亡くしていた。捜査を通じて心を通わせてゆくが、いくつかの事件がふたりの距離を変えはじめる。悩み、葛藤する男女を描く「遠距離恋愛」警察小説。
  • 棄霊島(きれいじま)上
    小説・文芸
    3.3
    1~2巻639円 (税込)
    九州へと向かうフェリーで、光彦と出会った元刑事の後口が、静岡の御前崎の海岸で死体となって発見された。彼は、30年前に、長崎・軍艦島で起きた連続変死事件を追っていた。光彦は、後口の足跡を辿るうち、娘が暮らす長野の松代で出会った人物に興味を抱いていたことを知った。浅見光彦、100番目の事件は、手ごわすぎる。
  • ヒカル いろがさね裏源氏
    小説・文芸
    3.3
    1~2巻733円 (税込)
    ただそこにいるだけで、女をその気にさせる男──財界の大立者・大壺魁太(おおつぼ・かいた)の妾腹である原田ヒカルは、容姿、財力、性技、すべてを備えた若きエリートである。好色の血を受け継ぐヒカルは、性の自由を認めあうパートナーとして、令嬢・檜枝岐葵(ひのえまた・あおい)を娶(めと)るが、秘密クラブでの性戯をきっかけに、思わぬ運命をたどってゆく……。現代に甦った光源氏の妖しくも哀しいセックスロマン。
  • 海峡の南
    小説・文芸
    3.3
    1巻576円 (税込)
    祖父の危篤の報せを受け、僕は海をわたり北へと向かった。辿りついたのは父が捨てた町・紋別。そこで伯父から失踪した父を探すように言われた僕は、記憶をたどるうち「北海道とナイチ(内地)」で父が見せた全く別の面を強く意識しだす。海峡を越えて何を得、何を失ったのか、居場所はあったのか。それは30を過ぎても足場の定まらない自身への問いかけへと重なってゆき……。関西に生まれ育ったナイチ2世の僕が、家族と自らの存在に向き合う傑作長篇。
  • 自立日記
    小説・文芸
    3.3
    1巻576円 (税込)
    漫画家、コラムニストとして大活躍の辛酸なめ子。その1999年から2001年まで、25歳から27歳までの「実録日記」をまとめた1冊。恐怖の大魔王が約束を破った1999年。インターネット関係のトラブルが相次いだ2000年。台風、火事、テロ、狂牛病など恐ろしいニュースに襲われた2001年。仕事をこなしつつ、親から独立して一人暮らしを始めるまでを赤裸々に綴ります。
  • 廃墟に乞う
    小説・文芸
    3.3
    1巻672円 (税込)
    仙道孝司は北海道警・捜査一課の敏腕刑事だったが、任務がもとで罹ったPTSDのため、休職を命じられている。ようやく回復してきた頃、かつて札幌で起きた殺人事件と同じ手口で、千葉でデリヘル嬢が殺された。これは13年前のあいつの犯行か? その矢先に犯人から接触された仙道は、旧炭鉱町へ向かう(表題作)。リゾート村、札幌の倉庫、競走馬生産牧場…を舞台に、警察手帳も銃も持たない休職刑事が事件に新たな光と闇を見出す、連作警察小説。直木賞受賞作。
  • 嫉妬事件
    小説・文芸
    3.3
    1巻569円 (税込)
    城林大学ミステリ研究会で開催される「犯人当てイベント」。これは部員の書いた小説を推理しあう、年末の伝統行事だ。イベント当日、部員たちは部室に入るなり“悪臭”に気づく。漂う臭いの元には、その名を口にするのも憚られる“ある物体”が! 密室状態の部室で、犯行が可能だったのは誰か、動機は何か、そもそも何でこんなモノが…。信じられないような実話をモデルに書かれた予測不能の推理合戦、驚愕の結末とは!? 作中の犯人当てイベント用小説を特別併録。
  • 尋ね人の時間
    小説・文芸
    3.3
    1巻440円 (税込)
    第九十九回芥川賞受賞作。「ある日、気がつくと、自分の内部に昔はたしかにあった筈の主体としての<われ>が失われていたのだ。わが心のうちなる岡にのぼって、いくら自分の名を呼んでみても、いたずらにただ山彦がかえってくるばかり。<われ>に置き去りにされて抜け殻になった<われ>のがらんどうの中を、うそ寒い風が通り過ぎて行くばかり。そうは思いませんか。小説“尋ね人の時間”とは、自分捜しの物語なのかもしれない」(あとがきより)
  • あたしが海に還るまで
    小説・文芸
    3.3
    1巻499円 (税込)
    「もう、父親にやられてんの、いやんなっちゃったし」性暴力を続ける義父と、見て見ぬふりをする実母にうんざりして、16歳で家を出た静子の凄絶な青春時代。逃避行、東京への出奔、セックス、中絶、旅館の住み込みからスナックのホステスとなり、マンガ家や歌手への夢を抱いて再び上京、レーサー崩れの男との結婚・破局まで、激流のような、辛苦と希望が交錯する日々。映画化された話題沸騰作『ファザーファッカー』とともに、内田春菊の原点を描く傑作小説。
  • 熟れてゆく夏
    小説・文芸
    3.3
    1巻440円 (税込)
    夏。北海道。瀟洒なリゾート・ホテル。共通の“女主人”を、それぞれの思いで待ち受ける、美しく不安な若い男女。ときに反発しあい、ときには狎れあいながら、たゆたゆと待つ日々が過ぎてゆく。女主人の望みはいったい何なのか? 愛と性のかかわりの背後にうごめくエゴイズムや孤独感、焦躁感、そして混沌とした愛欲の世界をあざやかに描いた表題作は、第100回直木賞受賞作。藤堂作品の原型がここにある。他に「鳥、とんだ」「三月の兎」の二篇を収録する。
  • てんのじ村
    小説・文芸
    3.3
    1巻447円 (税込)
    大阪は通天閣の下に、漫才師、奇術師、浪曲師といった芸人たちがあつまり住む一郭“てんのじ村”があった。戦前、戦後、そして高度経済成長期と、大阪芸人の活躍の場が、寄席からラジオ、テレビへと移りゆくなか、時代の波にとり残された八十二歳と五十五歳の漫才コンビ。しかし、その二人に、たった一度だけ華やかなテレビのスポット・ライトが当てられる日が来たのだが──。身を寄せあって生きていく善意の人々の哀歓を、しみじみと描いた第91回直木賞受賞作。
  • 蒼い記憶
    小説・文芸
    3.3
    1巻519円 (税込)
    オゾンの匂いがきっかけで、脳裏に蘇った幼馴染みの面影。幼少の一時期をすごしたあの小さな村で、私の唯一の遊び相手だった女の子。やがて家の火事で両親は焼死、私は村を離れた──。記憶に導かれ、村を訪れた男が見たものは!?(「蒼い記憶」)。いい大人のくせに、私はなぜか床屋が怖い。剃刀も、頭を洗われるのも……旅先で仕方なく入った床屋の椅子で、古ぼけた鏡の中に写った風景が、何十年ぶりの記憶を呼び起こした──(「鏡の記憶」)ほか、粒揃いのホラー12篇!
  • パーク・ライフ
    小説・文芸
    3.3
    1巻710円 (税込)
    昼間の公園のベンチにひとりで座っていると、あなたは何が見えますか? スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。『東京湾景』の吉田修一が、日比谷公園を舞台に男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。役者をめざす妻と上京し働き始めた僕が、職場で出会った奇妙な魅力をもつ男を描く「flowers」も収録。
  • 女学生の友
    小説・文芸
    3.3
    1巻488円 (税込)
    群れから孤立しないため、友達とのキリのないおしゃべりに耐えながら(ウチは家庭崩壊しそうだし、援助交際しなくちゃかも)と悩む女子高生。不仲な息子夫婦と同居しながら、退職後の膨大なヒマと厭世観をもてあます老人。孤独なココロの二人が出会い、共謀して巻き起こした恐喝事件のゆくえは……。ほかに、衝撃の小学生集団レイプを描いた「少年倶楽部」を併録。学校・塾・コンビニにゲーセンに子ども部屋、息苦しい世界に耐える小学生たちの逆襲!
  • 黒焦げ美人
    小説・文芸
    3.3
    1巻437円 (税込)
    大正初年の岡山。妾稼業をして両親と妹を養っている珠枝は、金回りのいい旦那から与えられた家で気ままに暮らしている。そこに近在の高等遊民たちが集い、優雅なサロンのような様相を呈していた。しかし大晦日の夜、珠枝は惨殺されてしまう。家ごと焼かれ、後ろ頭の髪の毛と右の耳以外は黒焦げの姿で。「近年稀な大事件」として広がる波紋、妹を通して語られる意外な犯人像。仄暗い場所から語りかけてくるものとは……。岡山で実際に起きた猟奇事件に取材した力作長篇。
  • 犬と話をつけるには
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻550円 (税込)
    犬の考えてることが知りたい、「やっちゃいけないこと」を犬に分かってほしい、そんな愛犬家の気持ちに応えます。著者は、盲導犬クイールを育てた訓練士。魔術師のように、犬に話をつけ、動かしますが、仕事を始めた頃は、盲導犬の育て方も確立されておらず、山ほどの失敗を重ねました。犬と人、そして犬ごとの違いを尊重し、犬が人間を尊敬できるよう、「犬語の正しい話し方」を伝授。そして第3章には「我が家の愛犬にはただの親バカ」な著者のたのしい写真日記を収録!
  • 恐怖
    小説・文芸
    3.3
    1巻488円 (税込)
    おれは殺される! 次に殺される! でも誰に? 静かで文化的な姥坂市で起きた連続殺人事件。閨秀画家の絞殺にはじまった殺人犯の狙いはどうやら、町に住む文化人を皆殺しにすることらしい。作家の村田勘市は、臆病な性格が災いして、次第に半狂乱に追い詰められていく。犯人は何者か? 何のために殺すのか? 謎解きのサスペンスにくわえ、「恐怖とは何か?」という人間心理の奥底に鬼才・筒井康隆がせまる異色傑作ミステリー! 不気味な目次も必見です。
  • ラスト・レース 1986冬物語
    小説・文芸
    3.3
    1巻652円 (税込)
    バブル期の東京。社内恋愛に破れ、最悪な気分のOL・秋穂は、宝石店で客が置き忘れたガーネットの指輪を持ち帰ってしまった。その夜、二人組の男に押し入られレイプされてしまう。なぜ私が? あれは何者? 翌日、近所で殺人事件が発生。被害者は秋穂と同年齢の女性で、マンション名もそっくり。これは単なる偶然ではない! 目くるめく事件の波に巻き込まれていく秋穂が、最後に手にしたものとは…。時代の波に乗り損ねた男女のラヴ&クライム・ノヴェル。
  • もし顔を見るのも嫌な人間が上司になったら
    ビジネス・実用
    3.3
    1巻660円 (税込)
    手柄を上司に横取りされた/部下を説教したらメンタル系の病気に/セクハラの噂を流された/ボーナスカットで住宅ローンが払えません/上司から不祥事の隠蔽工作を指示された/会社が潰れました/健康診断でガン発見/上司に社内不倫がばれた/妻が不倫中/子供が事件を起こして警察に逮捕された…仕事にも人生にも、リスクと挫折はつきもの。そこからあなたが立ち直る具体的方法を、第一勧銀の総会屋利益供与事件(1997年)で修羅場をくぐった著者が教えます!
  • 仁義なき回収、堕ちていった女たち
    トイチ(10日で1割の利子)なんて安すぎる、基本はトゴ! 年利2000%にのぼる、驚きの金利。それでも借りて、踏み倒そうとする客はいる。借りたことをボケて忘れる客、「アタシじゃない」と咆えるオバハン。警官も自衛官もご来店。返せないとどうなる? 男なら海岸に首出しで埋められて“スイカ割り”の恐怖におののき、マグロ漁船行きや腎臓売買へ。主婦は公園でマワされ、風俗へ堕とされ、AV女優へ。都市伝説じゃなかった取立ての手口を、元闇金業者が大告白!
  • PINK
    小説・文芸
    3.3
    1巻733円 (税込)
    『そろそろ時間切れです。心の準備をして下さい』。メイに奇妙なメールが届いてから、夫がまるで別人のように変わってしまった。しかも夫はその後、殺人容疑で逮捕。芦屋マダムで新興宗教の教祖・奈津実の占いには「ピンクのものに気をつけて」と出た。そんな最中、アイドルの“PINK”が歌うヒット曲を作ったのが義妹の婚約者と判り…。次々と現れては解けていく“ピンク”の謎。浮かび上がった驚愕の真実とは! 震災後の神戸を舞台に喪失と再生を描く、極上ミステリ。
  • 希望
    小説・文芸
    3.3
    1巻1,018円 (税込)
    3人の老婦人が連続して殺された。死体は丸坊主にされ、腕には「たいへんよくできました」のスタンプが押されていた。大騒ぎの末、捕まった犯人はたった14歳の美少年。その5年後、少年院を出た彼は何者かに襲われ、被害者として再び注目される。殺人犯の息子を恐れる母、淡々とふるまう妹、母親を担当する女性カウンセラー、事件に関わりつづける刑事と雑誌記者、そして少年と同世代の3人の被害者の孫たち……事件周辺の人々の心の闇が生んだ、慟哭のミステリー。
  • 陰謀論百物語
    小説・文芸
    3.2
    1巻2,200円 (税込)
    「陰謀論」が現実になる世がここに―― 一国の大統領が突然、近隣国によって連れ去られ、裁かれる。 国家間ではミサイルが飛び交い、他国への攻撃を想定した大規模演習が行われる……。 かつてなら、まさかまさか、と笑い飛ばされていたような出来事が次々に現実になる世の中で、もはや陰謀論は「陰謀論」では済まされなくなっているのかもしれません。 何が本当で、何が嘘なのか。 収録作「陰謀論百物語」では、ろうそくを前にずらりと座った高名な”陰謀論者”たちが百物語を繰り広げます。 曰く、ロシアのウクライナ侵攻には、ホワイトハウスの地下に存在すると言われる「ブラックハウス」が関係している。曰く、スマホの自撮りで顔が長く写るのは、女性に美しくあらねばという意識を植え付ける「ルッキズム推進勢力」(通称:ルキ推)の策略によるものだ。曰く、「人類の月面着陸成功は陰謀である」という陰謀論は、陰謀である……。 嘘のような陰謀論はしかし、似非陰謀論を広め、世界を混乱させて支配しようとする影の組織が故意に広めているものらしい。それこそが陰謀なのだ、と主張する男まで現れ―― その他、突如厳しくなったコンプラに戸惑う刑務所帰りのヤクザに、「忖度」を合言葉として村おこしに励む村議会の面々、マスク拒否男改め「ゴネラ」とマスク警察改め「モンクコング」の真剣勝負まで……。 コロナ禍を前後して書き紡がれた粒ぞろいの全7編、とくとお楽しみください。
  • 女の子の背骨
    小説・文芸
    3.2
    1巻1,800円 (税込)
    『ハンチバック』を超える衝撃の第二小説集 芥川賞受賞作『ハンチバック』を超える衝撃の第二小説集! 「何でもいいから何かを撃ち殺したい」 難病と生きる身体から放たれる言葉が現代を撃つ。 「おねえちゃまへ。元気ですか」 筋肉の難病を患う主人公ガゼルと、同じ病気を持つ姉との関係を描く表題作に、性差別主義的な哲学者を信奉する女子大学院生が三島由紀夫原作のAVに出ようとする「オフィーリア23号」を併録。
  • 初瀬屋の客 狸穴屋お始末日記
    小説・文芸
    3.2
    1巻1,700円 (税込)
    断ち切れぬ相手への想い。繋がる縁もわかれ縁も―― 人情時代小説の名手が描く江戸の離婚模様 〈離婚調停のスペシャリスト〉たちが営む公事宿、狸穴屋。 自らも亭主に三下り半を突きつけた絵乃が立ち向かう次なる難題は――? ◎収録作品 祭りぎらい…浅草三社祭りが離縁の種に!? 三見の三義人…200年前、質に入れられたのは「海」だった 身代わり…訴えられたのはなんと、評定所のお偉方 夏椿…離縁を承知しない夫に嗅がせた妙薬とは? 初瀬屋の客…公事師の娘の頼みは、「客の後をつける」こと 証しの騙し絵…30年前に別れた夫が町へ戻ってきたらしい。狙いは?
  • さらば故里よ 助太刀稼業(一)
    小説・文芸
    3.2
    1~3巻880円 (税込)
    毛利藩を飛び出した武士コンビの冒険! 新シリーズ 時代は文化文政。 豊後毛利家の徒士並・神石嘉一郎は貧しい生活を強いられていたが、三神流の遣い手として、武士の勤めを果たしていた。しかしある日、身に覚えのない罪を着せられて脱藩を余儀なくされてしまう。 豊後を離れて、大阪へ向かう船で嘉一郎を待ち構えていたのは、豊後毛利藩の三男で、藩では「控え」「もどき若様」などと軽んじられていた毛利助八郎。この助八郎が家宝の刀を持って藩から抜けようとしたことで、 騒ぎは大きくなっていき―― なぜか旅をともにすることになったものの、カネもない、伝手もない。 果たしてこの「負け組コンビ」に未来はあるのか? 待望の新シリーズ始動!
  • 神隠し 新・酔いどれ小籐次(一)
    小説・文芸
    3.2
    1~26巻680~850円 (税込)
    背は低く額は禿げ上がった老侍で、なにより無類の大酒飲み。だが、ひとたび剣を抜けば来島水軍流の達人である赤目小籐次が、次々に難敵を打ち破る痛快シリーズ登場。
  • 問いのない答え
    小説・文芸
    3.2
    1巻850円 (税込)
    会ったことはないのに、つながっている。 さまざまなひとたちをつなぐ、ささやかな絆。 何をしていましたか? ツイッターに投げられた質問に思い思いの答えを返す人たち。 問いの全文が知らされるのは答えが出揃ってから―― 小説家のネムオが震災後に始めたそんな言葉遊びが、 さまざまな男女の人生を丸くつないでゆく。 この著者にしか書けない、静かだけれど力強い長編小説。 解説=藤野可織 ※この電子書籍は2013年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • チャットGPTvs.人類
    「人間」と「機械」を区別できなくなる? 子供(教育)から大人(ビジネス)まで、我々の日常生活を根底から変えるテクノロジーの「すごさ」と「危険性」を知るための必読書。 はじめに──「人間」と「機械」が見分けられなくなる 1 愛を告白する 2 チャットGPTとは何か? 3 学校が戸惑う 4 「もっともらしいデタラメ」が広がる 5 メディアがAIに頼る 6 6割が見分けられない 7 AIがメディアを評価する 8 「犯罪者」を捏造する 9 備えるべき5大リスク 10 「悪の凡庸さ」と「知性」 11 「頭脳」をつくるデータの正体 12 AIは「意識」を持つのか 13 日本と世界、社会とAI 終章 100年後からの視線
  • 高倉健、最後の季節。
    「僕のこと、書き残してね」―― 2014年正月。いつも、出された食事を残さないことを心がけている「剛さま」(貴月は高倉健のことをそう呼んでいた)が、珍しく食事を残した。 2月、風邪のような症状を訴え、急速に体調が悪化していく。 病院に行きたがらない高倉を、泣き落としで無理やり連れていき、さまざまな検査を行う。 下された診断は「悪性リンパ腫」。 高倉は尋ねた。「何もしないとどうなるんでしょうか」。医師の答えは、「死にます」。 そこから、高倉と貴月、二人三脚での闘病が始まった――。 同年11月に死去するまで、何があったのか。二人の間で、どのようなやり取りが交わされていたのか。 そして、最後の一年を書ききるために、なぜ8年の歳月が必要だったのか。 人知れず、稀代の俳優に17年寄り添った女性が綴る手記。 ◇目次◇ コロナ禍をみつめて まえがき 第一章 冬うらら 第二章 花曇り 第三章 青時雨 第四章 夏の霜 第五章 山眠る あとがき 高倉健、最後の手記 スペシャル寄稿 編集部からの10の質問に高倉健自らが筆をとった高倉健一問一答 高倉健 没後の活動記録 2014~2023
  • 音楽が鳴りやんだら
    小説・文芸
    3.2
    1巻2,000円 (税込)
    作詞・作曲の天賦の才に恵まれた、福田葵。彼が幼馴染と組んだバンド「Thursday Night Music Club」、通称サーズデイが、とうとう大手レコード会社の目に留まった。デビューの条件は、ベーシストを入れ替えること。 「君には音楽の才がある。代償を恐れて自分で才能の芽を潰すことは、音楽への裏切りにもならないか」 プロデューサーの中田の言葉を受け入れ、メジャーデビューを決断した葵は次第に変貌し――。 芥川賞作家の新境地、圧巻のバンド小説。
  • 戦国名臣列伝
    小説・文芸
    3.2
    1巻730円 (税込)
    戦国の七大国が、秦によって統一されるまで 越の范蠡、秦の商鞅、燕の楽毅、楚の屈原など、中国四千年の歴史の中で、本当に自由な発想が許された戦国時代の名臣たちの生涯
  • 隠し女小春
    小説・文芸
    3.2
    1巻1,700円 (税込)
    大手出版社で校閲者として働く矢野聡には、秘密があった。横浜・黄金町のギャラリーで出会ったハンガリー製のラブドールを小春と名づけ、一緒に暮らしているのだ。毎晩、ベッドで小春のからだを弄びながら話しかけ、返事を聞き、愛撫されつつ眠りにつく日々。女性バーテンダー・鵜飼千賀子の部屋で快楽に耽るだけでは得られぬ安らぎを、小春はもたらしてくれたのだ。 そんな聡の人生に、1人の良い女が登場する。千賀子の店で出会った映像翻訳者の茜屋恭子は、知的な魅力の持ち主だった。 「これまで会ったことのないタイプだな。時々胸の鼓動が速くなった」と小春に話してしまったことから、聡の周辺でさまざまな事件が起こり始めて―― 戦慄の長篇サスペンス!
  • 創意に生きる 中京財界史
    ビジネス・実用
    3.2
    1巻880円 (税込)
    「豊田織機」、「トヨタ自動車」の豊田佐吉、喜一郎父子。 「ノリタケ」、「TOTO」、「INAX」、「日本ガイシ」など世界的セラミックス企業集団の源流となった日本陶器の森村市左衛門。 日本のバイオリンを世界品質に高めた「鈴木バイオリン」の鈴木政吉。 呉服業から「松坂屋」で知られる百貨店へと発展させた織田信長の小姓、蘭丸の子孫・伊藤家の伊藤守松。 味噌・醤油製造から財を築き、紡績、鉄道車両、電気、ガスと次々と事業を拡げた、「名古屋の渋沢栄一」こと奥田正香。 木曽川に日本初のダム式発電所「大井発電所」を建設し、大規模な水力発電開発を進めて「電力王」となった福沢桃介……。 江戸期以来の豪商と外来の商人が混ざり、特異な経済発展を遂げてきた名古屋を中心とする中京圏を舞台に、幕末から昭和初期にかけて、日本の実業界を創った男たちの物語。 本名の杉浦英一名義で1956年に刊行された幻のデビュー作新装版 目次 序  ●第一章 慶応年間 ●第二章 明治初年代  ●第三章 明治十年代前半  ●第四章 明治十年代後半  ●第五章 明治二十年代前半 ●第六章 明治二十年代後半  ●第七章 明治三十年代前半  ●第八章 明治三十年代後半 ●第九章 明治四十年代 ●第十章 大正元年―三年間 ●第十一章 大正四年―八年間 ●第十二章 大正九年―十五年間  ●第十三章 昭和二年―七年間  ●第十四章 結びに代えて その後の発展/中京財界の特色 あとがき/文庫版のためのあとがき/解説 楠木 建
  • プリンセス刑事
    小説・文芸
    3.2
    1~3巻719~800円 (税込)
    化学ミステリー「化学探偵 Mr.キュリー」シリーズで人気を博す著者が文春文庫に初登場! 美少女プリンセス×刑事ミステリー! 女王が国を統べる日本というパラレルワールドを舞台に、王位継承権を持つお姫様が刑事となって大活躍! 彼女を支える若手刑事とのバディものとしても楽しめる、とびきりキュートなミステリー。 憧れの刑事になった青年・芦原直人。 同じ課に配属された新人刑事は、なんと王女様!? 美しく気高いプリンセス刑事・白桜院日奈子だった。 直人は、あまりにも立場の違う王女とのコンビに戸惑いながらも、共通の話題を見つけ、また彼女の刑事という職業への真摯な思いに触発され、自らも変わっていく。 ふたりが挑むのは、凶悪な連続殺人犯ヴァンパイア。 ふたりは、さまざまな試練を乗り越え、事件を解決することができるのか――!? ふたりの“バディ”をとりまく、個性豊かな身辺警護役の刑事や、妹思いが過ぎる兄王子、などなど濃いキャラクターにも要注目です!
  • 刑事学校
    小説・文芸
    3.2
    1~3巻690~723円 (税込)
    100万部突破の「もぐら」シリーズの著者による警察アクション小説が、文春文庫初登場! 畑中圭介の現職は、大分県警刑事研修所、通称「刑事学校」の教官。 「刑事学校」とは、新たに刑事となる若手警察官に、操作術と刑事魂を実地で教え込む場である。 6名の新米刑事を生徒にして教育中に畑中は、地元の殺人事件の捜査に生徒たちを率いて参加する。 温泉都市・別府市の郊外で、立石健吾が他殺体で発見された。 立石は畑中の小中学校時代の同級生で、当時から名うての問題児だった。 数年前東京から別府に戻ってきたが、高校進学からの数年間、人生の空白期間があった。畑中は刑事学校の生徒たちに探らせる一方、独自のルートで事件の背景を探る。 やがて事件の背後に、IR(統合型リゾート・カジノ)新設利権に絡む政治と裏社会の癒着が見えてきた……。 文庫オリジナルの痛快警察アクション!
  • 半グレと芸能人
    小説・文芸
    3.2
    1巻880円 (税込)
    市川海老蔵、宮迫博之、田村亮……。 なぜ芸能人は半グレ=反社会的勢力と接点を持ってしまうのか? 『週刊文春』の特派記者として15年のキャリアを積んだ筆者が、あまり報じられることのない取材の裏側を明かしつつ、芸能人と半グレたちの“夜の生息域”に迫る! ・関東連合を芸能人や起業家らと結びつけた“黒幕”の正体 ・市川海老蔵事件の取材で厄介だった関東連合の情報操作 ・芸能人、スポーツ選手、政治家が集った「西麻布迎賓館」の実態 ・金塊強奪犯は、なぜ芸能人と写真を撮れたのか? 第1章 関東連合を六本木に連れてきた男 第2章 折口雅博が築いた西麻布の“城” 第3章 市川海老蔵事件と関東連合崩壊の予兆 第4章 六本木フラワー襲撃事件 第5章 西麻布迎賓館事件 第6章 半グレ最新事情と金塊強奪犯
  • 「あと5キロ」をやっつけろ!! 池田のダイエット大作戦
    少女・女性マンガ
    3.2
    1巻880円 (税込)
    アラフォーでもお金をかけずに痩せられる! 運動嫌い&甘いもの大好きなイラストレーターが-7キロを達成した作戦を大公開。 ある時、雑誌に載った自身の写真を見て「わ、私こんなに丸かった……!?」と大ショック! 確かに常にインドア生活の運動ギライ。加えて白いお米と甘いものが大好物。 三十路も終盤を迎え、ここ数年の体重は間違いなく高め安定だけど、 写真の中の自分が、自分の思っている形とこんなに違っているなんて……。 更に、整体の先生から「形がオバサンになってきてるよ」と追い討ちをかけられ、 人生何度目かわからないダイエット大作戦をスタート!  ”人生立て直し系”コミックエッセイで人気の池田暁子さんが、 こんにゃく料理、ストレッチ、フラフープなどプロに学びながら なかなか落ちない「あと5キロ」を退治する、リアルダイエット記録。
  • はんぶんのユウジと
    小説・文芸
    3.2
    1巻1,300円 (税込)
    絶妙な毒とユーモアで贈る、待望の連作短編小説 新婚早々見合い結婚した夫を亡くし、悲劇の未亡人というレッテルを貼られたイオリ。悲しむこともできず、夫の遺骨と暮らし始めるが。
  • ガン入院オロオロ日記
    小説・文芸
    3.2
    1巻710円 (税込)
    ある日、肝細胞がんなる病名を突然告げられ、がーんとなった東海林さん。 約40日間にわたる「初体験入院日記」。手術に、病院生活、その後の治療などを振り返る。 ほか、「粉もん大好き」「ミリメシはおいしい」「流行語大研究」 「初詣はおねだりである」「そうだ、蕎麦食いに行こう」「ガングロを揚げる」など。 新井平伊医師(認知症専門医)との対談「認知症時代の“明るい老人哲学”」、 南伸坊氏・伊藤理佐氏との座談会「雑誌って面白い!」、 岸本佐知子氏(翻訳家)との対談「オリンピック撲滅派宣言『スポーツって、醜いよね?』」 の3本も収録。 解説は池内紀氏(ドイツ文学者・エッセイスト)。 『オール讀物』連載〈男の分別学〉を改題。 ※この電子書籍は2017年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • お騒がせロボット営業部!
    小説・文芸
    3.2
    1巻723円 (税込)
    失踪→詐欺→殺人!? 病院で銀行で、残念ロボット・パティが事件を巻き起こす 社会人二年生、ITシステム開発中小会社に勤める外崎朝香は、「ロボット開発課」に異動になる。 社運をかけて開発された身長80センチの人型ロボット『パティ』を売るために東奔西走するが、下がり眉の公家顔というダサい外見と実用性の低さで、大手競合他社の有名ロボットには太刀打ちできない。 トホホな日々が続く中、取引先から「パティが事件を起こした」と衝撃の連絡が!! 「パティにそんな能力はない」と絶対の自信(?)を持つ朝香と人間よりロボットを愛するイケメン・内藤怜央のコンビは、パティを守るために事件の真相を暴こうと奮闘するが!? 元ロボット事業部勤務の著者によるリアル満載のお仕事小説&軽快ユーモアミステリー!
  • 声のお仕事
    小説・文芸
    3.2
    1巻815円 (税込)
    二十代後半、目立った実績もなく崖っぷち声優だった結城勇樹に、人気野球マンガ『センターライン』アニメ化のオーディション参加という大きなチャンスが訪れた。しかし、射止めた役は犬!? 収録では毎回リテイク、カフェでバイトもしながらだが、自らの信念「声で世界を変える」べく奮闘する。 アニメの収録現場、声優たちの競争をリアルに描いた熱血成長物語。 解説・池澤春菜(声優)
  • 死仮面
    小説・文芸
    3.2
    1巻896円 (税込)
    亡くなった夫はいったい何者だったのか? 奇妙な小説の世界と現実の事件が共鳴する、折原ワールド全開の長篇ミステリー! かつてDVによる離婚を経験した秋月雅代。 週末だけ同棲していた内縁の夫・十津根麻里夫が突然病死した。 葬式を出すために夫の身元を調べるが免許証も保険証もなく、勤務先をあたるが、そんな人物は存在しないと否定されてしまう。 数少ない遺品の中に大学ノートがあり、そこに記されていたのは『マリオネット』という奇妙な小説だった。 そこには、埼玉県北部のある町で連続少年失踪事件が起こり、死体を発見した中学三年の「僕」が犯人を追って謎の館を訪ねる冒険を描かれていた。 この小説に手掛かりがあると直感した彼女は、夫が何者なのかを探る旅を始める。 だが、彼女自身もストーカー化した前夫につきまとわれ、命の危険にさらされるのだった。 彼女と「僕」の並行する二つの物語が重なった時、事件は意外な展開を見せる! 解説・末國善己
  • メンチカツの丸かじり
    小説・文芸
    3.2
    1巻723円 (税込)
    メンチカツ、すき焼き、昆布茶……シリーズ第三十八弾! コロモで囲まれ、油で揚げられ、団結を深めた肉たちのミッシリ感。 あのサイズには、意地と面子がかかっていた! 今回も大満腹! メンチカツはコロッケよりも立場が弱い。 不公平だと思う。 メンチカツ一個をほぐしたら何十個分のコロッケが作れると思ってんのかッ―― 真面目なメンチカツの報われなさを嘆き、 健康の敵として疎まれる角砂糖への恋心を募らせ、 見栄でラーメンスープをちょい残しする自分に煩悶。 大好評の食エッセイ第38弾! 解説・小宮山雄飛
  • 注文の多い美術館 美術探偵・神永美有
    小説・文芸
    3.2
    1巻896円 (税込)
    人気の美術ミステリー、シリーズ第3弾! 舌に感じる味覚で美術品の真贋を見分ける美術コンサルタントの神永美有と美大の准教授・佐々木昭友、佐々木の元教え子で芸術家の卵・イヴォンヌのトリオが大活躍。 函館戦争で戦死した先祖を悼んで榎本武揚から贈られた、隕石を鍛えなおして作られたというサーベル。刀身の成分を調べてみると、隕石に含まれていたはずのニッケルが検出されず、偽の流星刀と断定された。だが、サーベルを前にした神永の舌はこの刀の意外な部分に甘みを感知していた(「流星刀、五稜郭にあり」)。 佐々木が密かに思いを寄せていた教え子・琴乃が結婚。いやいやながら結婚式に出席した佐々木の前で、琴乃は嫁ぎ先の家宝、支倉常長が持ち帰ったというローマ法王の肖像画を偽物と断じた。真贋の判定を託された佐々木は?(「B級偉人」)。 そのほか、志賀島の金印と同時代の「銀印」が京都から出土した。果たして本物か?(「銀印も出土した」)。北海道の農家から見つかったモザイク画は、本当にカエサルの時代のものなのか?(「モザイクで、やーらしい」)。ペリーが日本に持ち込み、将軍に披露したという蒸気機関車の模型は本物か。鍵を握るのはスケッチブックに残された「sen.T」の署名(「汽車とアスパラガス」)。神永が味覚で美術本の真贋を見極めるきっかけが明かされる青春記(「春のもみじ秋のさくら」)。
  • 極悪鳥になる夢を見る
    小説・文芸
    3.2
    1巻733円 (税込)
    これを読まずして貴志祐介は語れない! 『黒い家』『悪の教典』『新世界より』『鍵のかかった部屋』……あの緻密な作品群を生み出した知性の意外な素顔とは。 ホラー、ミステリ、SFなど幅広いジャンルにわたって、挑戦的な作品を書き続けている著者による、デビュー以来の全エッセイから精選したエッセイ集。 作家としての思索や社会への提言のみならず、ある時は、小説もびっくりのホラーな出来事を、ある時はブラックなユーモアを、ある時は謎の日常生活を、ある時は溢れる野球愛を、絶妙な文章で綴っています。 謎多き“エンターテインメントの革新者”を、より知るための一冊。 文庫特別収録として、韓国での講演会の原稿「文学におけるヒューマニズムと悪について」収録。エンターテイメント作品という立ち位置の中で、なぜ大量殺戮などを描くのかが、明晰に述べられた名講演です。 【目次】 悪役の特権/なぜ緑色の哺乳類はいないのか/なぜ、エスパーは、少女でなければならないか/偽ドキュメンタリーの真実/極悪鳥/私は監視されている/スッポンの首/チェスボクシング/下品なスーパーヒーロー/台湾の夜市/思い出の『エクソシスト』/異形のまなざし 等
  • 平蔵の首
    小説・文芸
    3.2
    1巻611円 (税込)
    まったく新しい「鬼平」。ハードボイルド時代小説! 「平蔵の顔を見た者は、だれもいねぇのよ」。 盗賊・黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼む(「平蔵の顔」)。 両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件に巻き込まれる(「繭玉おりん」)。 火付盗賊改・長谷川平蔵のまったく新しい魅力を引き出した六編。 特別対談・佐々木譲 挿絵・中一弥 【目次】 「平蔵の顔」 「平蔵の首」 「お役者菊松」 「繭玉おりん」 「風雷小僧」 「野火止」
  • 国語、数学、理科、誘拐
    小説・文芸
    3.2
    1巻733円 (税込)
    勉強すると、人に優しくできるんだって――。 『浜村渚の計算ノート』シリーズの著者がおくる、愛と感動の“塾”ミステリー! 舞台は、小中学生を対象にした「JSS進学塾」。ある日、塾の公式アドレスに「おたくの塾生、山下愛子を誘拐した」との脅迫メールが届いた。犯人の要求する身代金額は、なんと五千円。しかもすべて一円玉で用意し、千円ずつにわけて五人の学生講師がファミレスに持参せよ、という驚きの内容だった。ファミレスに集まった五人は、犯人によって一人ずつ順番に呼び出されるのだが、彼らを待っていたのは、それぞれが得意とする科目の難問、奇問。「こんな悪ふざけをするのは、あいつしかいない!」――五人は、塾に恨みをもつ元講師を疑うのだが、誘拐事件は、やがて意外な展開を見せる……。五人の講師たちは、少女を、塾を、救うことができるのか? いま塾に通っているみんなも、かつて通っていたお父さんお母さんも、一緒になって楽しめて、「読むと、勉強したくなる」(ここ重要!)、世界初の塾ミステリー。
  • キャンパスクイーンコレクション 晴れ着スペシャル【文春e-Books】
    無料あり
    慶應義塾大学、お茶の水女子大学、成蹊大学、白百合女子大学、東洋英和女学院大学、中央大学etc. ミスキャンパス、ファイナリストで構成された女子大生たちのユニット「キャンパスクイーン」のオリジナル写真集第二弾は無料配信! 今回は「晴れ着スペシャル」と題してお贈りします。 第一弾にはいなかった、2015年のミスキャンパス4名も含む12名の爽やかで艶やかな晴れ着姿を特写。 未来の女子アナ、タレントはここから生まれる!? フレッシュな魅力満載。お宝必至のデジタル写真集です。

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  • ルポ 老人地獄
    絶望の老人社会を告発する、硬骨の社会派ノンフィクション! 近い将来3人に1人が高齢者となる日本では、老人をめぐる状況が凄まじい勢いで悪化している。それも貧困層ばかりか、中流層も「地獄」へ引き込まれようとしているのだ。 たとえば…… ・全国各地に「無届け老人ホーム」が増加。古い空き家で、同じ部屋に男女を雑魚寝させる「お泊りデイ」施設も。排泄物の臭気が充満する不衛生な環境で、ノロウイルスが蔓延したり、転んでケガするケースが続出。それでも「安い料金」が魅力となり、入居させたい家族は後を絶たない。 ・北海道には「老人下宿」なるものが増えている。狭い部屋が与えられ食事が出るが、経営者が逃げてしまい、入居者が突然放り出される例も。 ・特別養護老人ホーム(特養)を経営する社会福祉法人のなかには、濡れ手で粟のボロ儲けをし、まさに「老人食い」で肥え太っているものもある。政治家の介在が見え隠れするケースも。 ・介護計画を立てるのはケアマネージャー(ケアマネ)。ところが、ケアマネが特定の施設にカネが落ちるよう誘導し、入居者が無意味に高い料金を払わされるケースも多発。 ・未婚率の上昇とシングルマザーの増加により、低所得の独居高齢者は激増。年金をきちんと払っていても、年金基金が破綻し、実質無収入となる老人も増えている。 ・国民健康保険が払えない低所得の老人たちから、無慈悲な「強制徴収」に踏み切っている自治体も 団塊世代が後期高齢者入りする2025年以降は、もっと悲惨な現実が待ち受けている。はたしてわれわれは自分を守るためにどうすべきか? そのヒントが本書にある。
  • 水も過ぎれば毒になる 新・養生訓
    ビジネス・実用
    3.2
    1巻693円 (税込)
    「日本人十万人を十年以上かけて調べた結果、わかったことはみな、『養生訓』に書いてあったとは……」 こんな名医のつぶやきを聞いた著者は、江戸時代を代表する儒学者、本草(薬、博物)学者である貝原益軒が三百年前に書いた『養生訓』をひもといた。すると、いまも通じるその知恵にビックリ! 本書では、がん予防、肥満、睡眠、糖尿病、高血圧からセックスレスといった現代人の健康の悩みについて、『養生訓』の教え紹介し、それを現代医学の最新情報で裏付けた。 これを読んで、85歳で亡くなるまで生涯現役だった貝原益軒にあやかろう。
  • 幻影の星
    小説・文芸
    3.2
    1巻559円 (税込)
    この世はすべて幻影? 震災後の生と死を鋭く問う、白石一文の問題作! 酒造メーカーに勤める熊沢武夫。彼が東京で買ったネーム入りのコートが、故郷・長崎で発見された。だが武夫の部屋のクローゼットには新品のコートがかかったまま――。なぜ、まったく同じコートがこの世に二つ存在するのか? 謎を追いかける武夫の前に、ある女性の存在が浮かび上がる。3・11後の世界を舞台に「生きること」の実相を描く。
  • 美は乱調にあり
    完結
    少女・女性マンガ
    3.2
    全1巻1,017円 (税込)
    大正期最大のアナーキストにして、危うい魅力を放ち幾多の女性と浮名を流した大杉栄。彼の妻となり、共に甘粕事件で虐殺された「青鞜」最後の編集者伊藤野枝。女性の自立を志し、大いなる愛と情熱を胸に時代を駆け抜けた野枝と「青鞜」の女たちに刺激を受けて「『東京ラブストーリー』の赤名リカのキャラクターを考えた」と言う柴門ふみさんが、瀬戸内寂聴さんの原作を漫画化。大胆で情熱的で野性的な女たちが、時を超えていきいきと描かれます。
  • 遭難者
    小説・文芸
    3.2
    1巻611円 (税込)
    残雪の北アルプスで、若手会社員・笹村雪彦は所属する山岳サークルの登山行で足を踏み外し、滑落死を遂げた。だが山を愛した彼に捧げた追悼集は、死因に疑いをもった母親の行動によって、予想外な内容に……。登山届、現地地図、死体検案書など、詳細な記録を収録した2分冊の追悼集に込められた惨劇の謎とは何か? 大人気「――者」ミステリーシリーズ。鬼才の手腕が冴える傑作(2分冊組)を、1冊本に再編集して復刊!

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