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探偵稼業、始めました。ただし、週末限定
瀧川一紀は、大学時代の友人・湯野原海に誘われて、
男ふたりで探偵事務所を開業することに。
「あれって、なんだったんだろう?」と不思議に思いつつも、
そのままになってしまうような「ささやかな謎」の真相を解き明かしていく。
「最初の事件」、「桜水の謎」、「月と帽子とひったくり」、
「探偵たちの雪遊び」、「夏の蝉」、「ちょっと変わった依頼人」の6つの事件簿。
10万部突破『夜の床屋』の著者による最新長編!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
たまたま見つけた放置機関車を事務所に、週末だけの探偵業を始めた青年二人。
無料で請け負う代わりに二人が気に入った、面白い事件のみを扱う、週末だけの探偵業なので明白な犯罪は扱えない、などなどの条件がある。
まずは事務所にすることになった放置機関車の謎。
オーナーである事業家の父は、なぜ機関車を住宅街に置いたのか。
そして桜の木が周辺にない川になぜ桜の花びらが流れてくるのか。
女性ものの大きなつばの帽子を抱えたひったくり犯の行動の謎。
毎朝新聞受けにセミの死骸が置かれている謎…。
いわゆる日常系の軽いミステリーかと思っていたら、その結末は意外にもシリアスだったりするものもある。
雪の日に公園で探偵二人が雪だるまを作って遊んでいるのに参加した小学生の男の子。
ミステリーとも言えないほど呆気ない謎解きかと思いきや、そういう結末だったとは。
この子と今後もいい関係を築いてほしいと思った。
終盤は急にサスペンスタッチ。しかし他のレビュアーさんも書かれているが、この犯人の言動にはどうにも一貫性が感じられず響いてくるものがなかったのが残念。
出来れば日常系のままで終わらせて欲しかった。
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