娘が読んでたので、面白そうと思ってわたしも借りた。
想像とは全然違う内容で(いい意味で)、ぶっちゃけると、スガリさんの感想文はそこまで斜め上でもない。笑
いやいや、すんごい面白い感想文やったよ! 「なるほどなあ」ってニヤニヤしながら読んだ。その感想文と、直山先生の日常の謎がリンクしてる構成はめっち
...続きを読むゃ面白かった!
分類でいうと、児童書になるのねえ。5分シリーズって、何それ? って思ったらそういうことか~。
いやいや、カドカワ文庫くらいで出てほしい。感想文の内容も作中の出来事も、ほんまによく書き込まれてるよ!
「読書感想部」っていうたら奇想天外かもしれへんけど、いうたら「ビブリオクラブ」じゃないかな、これ。
でも、この本を通して、本を好きに読んで、好きにその感想を言い合うっていう楽しみ方もあるんやで! ていうのを、小中学生に伝えられるなら、いいね。
学校の宿題の読書感想文は「だいたいこういうことを書いておけばいい」みたいなテンプレートがあるやん。
実際、夏休みの宿題用の読書感想文の書き方みたいな本も売られてるんやもんな。
でも実際はそういうのんとちゃうよ。スガリさんみたく、楽しく(?)書けばいい。お前何様やねんってぐらい、偉そうに作者のことを言うてもいいよ。(特大のブーメラン)
読み手が、色々なことを考えるってくらいの引き金を引けたら、本としてはすごい面白いってことなんちゃうんかな。
人気があるからって自分にとって面白い内容かどうかもわからんし、ほんま、本を読むってことにハードルをあげてるのは大人やと思う。
わたしは子どものころから本を読んでるけど勉強はできひんし、こんな風にアホやし、35年ぐらい読書感想文を書いてるけどやっぱりアホやし、文章力もそんなにないし。
でも、本を読むことも、それに対してこうしてなんやかや言うのも、めっちゃ楽しい。ってことを、知ってる。
だから、ええねん。