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Posted by ブクログ
また新たな部員を獲得したが、その部員との交流や読書感想部としての活動が描かれなくて残念。
そしてまた文章が読みにくい。
情景描写が少ないのと、説明が下手なせいだ。
例を挙げると、事件の手掛かりとなるある店へと向かうシーン。
「薫は(中略)先導する。」という文章の後に会話文が続き、突然「薫は(中略)店へと駆けていく。」という記述へとつながる。
始まりと終わりが書かれているだけなので、道中の記述を見落としたのかと思ってしまう。
道中の街並みやお店の外観を描写するとか、「角を曲がると店が見えてきた」と記述するとか、薫に「あそこがお店よ!」と喋らせるとか、シーンの合間をもっと書くだけでスムーズに読みやすいと思う。
あとは、移動経路を説明するシーン。
「大きな長方形の辺の上を移動しているような感じです、先生。頂点は、北東から順に……(略)」
北東の次が北西なのか南東なのかわからない。
でも、第六話のスガリさんの感想文で作品の時代考証を逆向きに行う試みは面白かった。
つまり、作品の中で描かれている時代はいつなのか推理するというもの。
インドがイギリス植民地の時代だから19世紀以降、ガラスがあるから……この織物があるから……と多岐に渡る分野の知識を使いながら推理していく様子は知的好奇心をくすぐられた。
もっと厚く、もしくは引き伸ばすなりしてもいいシーンだったと思う。
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