スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち

スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち

小説・文芸
1,629円 (税込)

8pt

夜行の鉄仮面、瞬間移動する引ったくり、謎のチンドン屋――
なりゆきで探偵になったスズムが下町で起きた6つの怪事件に挑む!

不動産販売の営業マンだった黒葛原涼(つづらはら・すずむ)は、会社の倒産後、ひょんなことから東京の下町・町良(まちら)で、探偵事務所を開業する。
ハーバード大卒の美女ネジ子さんを相棒に、下町で起こる6つの怪事件の謎を解く。

第1話「都電の町と鉄仮面」
東京の下町・町良に移り住んだスズムはピカピカ光る鉄仮面が夜な夜な徘徊すると聞き……。

第2話「ネジ子さんが来た」
神出鬼没の連続引ったくり犯“カマイタチ”を捕まえてほしいという依頼を受ける。

第3話「セカイは知らんぷり」
公園で虐待されたノラ猫を助けたスズムが調べを進めると、意外にも犯人は……。

第4話「守り神は失踪中」
“信号揚げ”が名物、タツ子が営むてんぷら屋から大事な守り神が消えた。

第5話「スキマ男のレモン」
町のあちこちで空き缶と一緒に置かれたレモンが見つかった。それは怪しい暗号なのか?

第6話「まぼろし楽隊(ジンタ)」
正式につづはら探偵事務所を立ち上げたスズムは、いきなり謎の“怪人”から挑戦を受ける。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち
  • タイトルID
    :
    632451
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年07月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ひょんなことから私立探偵になった男の元に舞い込むのは下町で起きた怪事件たち!
    全6本の短編集で、登場人物も魅力的で楽しく読むことができました。
    ミステリというよりはドタバタ人情噺のような雰囲気で、テレビドラマを見ているような気分でした。
    時々地の文で挟まる主人公のツッコミが面白かったですw

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    連作短編6編
    昭和の匂いのする町で江戸川乱歩風の味わいのある事件が起こる.ありそうでありえないような不思議な味わいのある小説で,私はとても好きだったのでできたら続きが読みたい.

    0
    2019年12月07日

    Posted by ブクログ

    黒葛原涼(つづらはら すずむ)は、推理作家の父・黒葛原玲に蔵書の管理を任されて、荒川区町良にある三角形のビルに部屋を持つことになる。
    父のファンで大家さんの、翁(おきな)さんは、涼が名探偵になると固く信じている。
    実は、名探偵になりたい、なんて思う子供だったのだ。
    今は…今は?

    少年探偵団!!って感じの表紙イラストが素敵。
    よしよし、そういう本なんだな?と気持ちスタンバイ。
    路面電車の走る町、荒川区(なぜかここは実名)町良(まちら)の世界観を語るための説明がちょっと長い気がするが、町の様子は事件の展開にも大いにかかわってくるので、よ~く思い描いて、頭の中に展開しておきたい。
    いいタイミングで、お散歩番組で「町屋」を訪ねていて、意外にも面白くて変わったお店や施設がたくさんあった。
    素敵な町である。


    いきなり履歴書を持って探偵助手を希望してきた、ネジ子さんには、なんだか秘密がありそうな…
    そして、12年前に海に消えた弟の甘は生きているのか?
    とっても面白くて、でもどこか物悲しい朱川ワールドでした。
    シリーズ化でしょうか?
    各話、江戸川乱歩作品からの引用あり。
    乱歩をきちんと全部読みたくなりました。
    (傑作選しか読んでいないので…)

    第1話 都電の町と鉄仮面
    涼、父の蔵書とともに、町良に住む。
    鉄仮面が出るそうな!

    第2話 ネジ子さんが来た
    涼、立派な一人掛けソファを買う。
    ひったくり“カマイタチ”の追跡。

    第3話 セカイは知らんぷり
    涼、怪我をした猫を保護する。
    教育ママとアメリカ帰りの息子の確執とは?

    第4話 守り神は失踪中
    涼、人形探しを頼まれる。
    昔ながらの天ぷら屋の女将さんと、息子の来し方行く末。

    第5話 スキマ男のレモン
    涼、盗撮容疑で連行さる?!
    心の隙間にはレモンが効く(!?)

    第6話 まぼろし楽隊(ジンタ)
    結局、楽隊の正体は何だったのでしょうか?
    涼の蔵書部屋は、とっても賑やかになりました。

    0
    2019年10月03日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけだとピンとこないが、表紙のイラストが昭和の怪人と探偵のイメージで良い!実際は昭和の雰囲気の町の現代の話なので、そのギャップも気に入った。町の噂の謎を解くうちに、自主的に助手が増えていくのも楽しい。助手が増えるきっかけにもなったいわくありげな椅子が気になる。そんな椅子で読書したい!

    0
    2019年08月30日

    Posted by ブクログ

    楽しかった!
    装丁から、あの時代のお話しかと思えば、思いっきり現代が舞台で、それがより面白くしている。
    巻き込まれ型の探偵?涼に、巻き込んじゃう型の翁さん。
    ナイスすぎるでしょ。
    事件も、殺伐としたものはなくて、いかにも下町な感じ。
    そこから生まれる出会いも温かい。
    作家である涼父の蔵書が、すごく気になるなー。
    それを読めるなら、私も押しかけ助手になるw
    気になる弟甘くんの存在があるので、シリーズ化されることを期待。

    0
    2019年08月11日

    Posted by ブクログ

    推理作家の父の蔵書管理のために訪れた下町で、なんだかんだで探偵事務所を開くことになっちゃった男のお話。

    短編6作品。

    軽快でユーモアと人情味たっぷりの一冊です。
    主人公の流されやすいとことか、父親の気ままさとか。
    下町っぽい登場人物たちとか、読んでてイヤな気分になるところがひとつもない楽しいミステリーものでした。

    0
    2020年02月15日

    Posted by ブクログ

    町のあちこちで空き缶と一緒に置かれたレモンが見つかり…。なりゆきで探偵になった黒葛原涼、通称“スズメ”が、下町で起きた6つの怪事件に挑む。

    東京荒川区町屋?が舞台と思われる物語。殺人事件が起こるわけでもなくいうなれば日常の謎系のストーリー。ただ登場人物のキャラがたっていて映像化しやすそう。弟のミステリーなど、続編への橋渡し的な終わり方だった。
    (Ⅽ)

    0
    2019年12月15日

    Posted by ブクログ

    「オロナミンCのホーロー看板」、「ビタミンCがたっぷり!プラッシー」、「りりぃ:私は泣いてます」・・・、朱川さんですから昭和の舞台は整っています。都電の走る町良(町屋でしょうw)にかまえた「つづらはら探偵事務所」の物語です。6話のうち、前半はまずまず楽しめましたが、後半は「?」でした。朱川さん、頑張って下さい! 「スズメの事ム所」、2019.7発行。

    0
    2019年11月30日

    Posted by ブクログ

    まず、表紙のデザインにピンと来るものがあり(僕らは少年~的な)、興味を持ちました。内容としては、人付き合いの温かさあふれる下町で起こる、ちょっと不思議な事件を解決していく連作もので、主人公はじめ、登場するキャラクターが、皆、個性的で楽しく読むことができました。本格的な推理ものを期待している方には、物足りないと思うかもしれませんが、私は、単純に物語と雰囲気を味わうことで、楽しい時間を過ごせました。こんな町に住んでみたい。続編を期待してます。

    0
    2019年11月10日

    Posted by ブクログ

    初出 2016〜17年「オール讀物」の連続6話

    作者らしいこの世の者ならぬ不思議系のものは登場せず、乱歩へのリスペクトたっぷりの下町人情系ミステリー。

    推理小説作家の息子黒葛原涼(つづらはらすずむ、スズメがあだ名)は勤務先が倒産し、父親が自宅を処分してサ高住に移るために、膨大な蔵書の預け先荒川区町良の喫茶店のあるビルの二階に居着くが、都電が走る昭和のにおいたっぷりの町で鉄仮面目撃情報があり、ネットを駆使して真相を明らかにしたために、父親のファンであるビルのオーナーは彼を「探偵」と認め、口コミで事件を集めてくる。

    購入した一人掛けソファーの縁で美しい才女が無給の助手として書庫兼事務所に来るようになり、ひったくり犯のプロファイルを推理して取り押さえ、傷つけられた猫(ニャントラ星人セカイと呼ばれる)を助け、殺傷能力のある武器で猫を傷つけた小学生の追い詰められた状況を塾の教師に伝える。
    対面販売の小さな天ぷら屋の守り神である人形が行方不明になるが、そのありかを推理して、町に住む人々の生活を理解し、信頼を得ていく。
    夜のビルをボルダリングでよじ登り、関西限定のドリンクの空き缶の上にレモンを置く人物を推理して待ち構える。事件ではないが、下町らしい人の繋がりがどんどん増える。
    謎のチンドン屋が勝手に探偵事務所を宣伝し、同時に「忘れられた町の宝を奪う」と挑戦してくる。

    チンドン屋の正体は直ぐに気付くのだが、最後になって全てが最初から仕組まれたものではないのかという疑念がわく。続編はあるのか?

    0
    2019年10月16日

スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春e-book
  • タイトル
    :
    スズメの事ム所 駆け出し探偵と下町の怪人たち
  • タイトルID
    :
    632451
  • ページ数
    :
    368ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年07月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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