丹野顯の作品一覧 「丹野顯」の「江戸の色ごと仕置帳」「江戸の名奉行 43人の実録列伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 江戸の色ごと仕置帳 3.7 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻671円 (税込) 名奉行が輩出した江戸時代。彼らによって残された大量の裁判記録の中から、男女間の性的な事件・犯罪に対する仕置をまとめたのが本書である。粋な町民文化の象徴と思われがちな「色ごと」だが、不義密通はもちろん、婚前交際ですら、奉行所で一旦裁きにかかると、死刑や追放といった厳しい刑罰が待っていた。おおらかに性を楽しんでいたように見える江戸庶民。しかし実際は、身分差別や儒教による秩序原理によって縛られ、恋愛においても殆ど自由がない生活を強いられていたことが、この「色ごと仕置帳」から見えてくる。【目次】まえがき/第一章 江戸の罪と罰/第二章 密通いたせし者は/第三章 手込めの儀につき/第四章 春をひさぐ女/第五章 心中は恋の終わりか/第六章 女犯(にょぼん)せし僧は/第七章 殴る亭主/あとがき/主要参考文献/【別表】江戸時代の刑罰と対応する罪 試し読み フォロー 「火附盗賊改」の正体――幕府と盗賊の三百年戦争 4.0 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻748円 (税込) 「火附盗賊改」と言えば、“鬼の長谷川平蔵”の名が挙がる。否、正確には長谷川平蔵の名しか挙がらない、とも言える。実際、彼らは町奉行に比べ日陰の立場にあった。だが、強盗・放火といった凶悪犯罪が多発した百万都市・江戸で、火附盗賊改ほど頼りにされた組織はなかった。謎多き存在感と相まって、町人はもちろん武士たちも、畏怖と同時に畏敬の念を抱いたという。本著では、凶悪な盗賊一味との対決を軸に、その誕生から変遷、彼らならではの捕り物、苛烈な詮議の様子、幕臣の中での位置づけ、人情味あふれる素顔まで、豊富な資料をもとに、旗本の中でも武闘派の猛者ぞろいだった火盗改の実像に迫る。【目次】はじめに/第一章 戦国の争乱から「徳川の平和(パクス・トクガワーナ)」へ/第二章 最初の火附盗賊改/第三章 将軍吉宗の江戸/第四章 日本左衛門vs.徳山五兵衛/第五章 二人の長谷川平蔵/第六章 火附盗賊改の行く末/第七章 最後の火附盗賊改/おわりに 試し読み フォロー 読めなければ恥ずかしい!小学校漢字1006字 - 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学 1巻470円 (税込) ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学校で習う漢字1006字のみを使った漢字クイズ本。誰もが読めると思っているはずが、熟語になると意外に答えられずビックリ!? 1年生だけの漢字を使った学年別クイズやパズル形式など、多彩な出題形式で楽しみながら、言葉の豊かさに気づく1冊。 試し読み フォロー 江戸の名奉行 43人の実録列伝 3.3 ノンフィクション / 人物評伝 1巻733円 (税込) 鬼平、大岡越前、遠山の金さん……。時代小説や時代劇で知られる実在した町奉行、勘定奉行、火付盗賊改など名奉行43人の実像とは? 「名裁き」から生まれた泣ける人情話から、厳酷なる取り調べ、火あぶりの拷問、島流しの実態まで、豊富な史料から明らかにする。読めばさらに深く楽しめる、時代小説ファン必携の1冊。 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 丹野顯の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 「火附盗賊改」の正体――幕府と盗賊の三百年戦争 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 書影についている帯はイカれているけど、本の中身は案外ちゃんとしていた。 江戸時代を通じた火附盗賊改の歴史的変遷と全体像がだいたい網羅されている。 戦国時代の名残りだった敗残浪人の野盗化への対応として始まり、幕末には不良旗本や討幕派が盗賊になったが幕府の力ではもはや対応できなくなっていることまで。 長谷川平蔵宜以(鬼平)が長期間にわたって在任したのは松平定信との感情的な対立で出世を止められていたからいうのは「ああ、やっぱり」と思った。 0 2019年11月15日 江戸の名奉行 43人の実録列伝 ノンフィクション / 人物評伝 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 必ずしも名奉行ばかりではないが、江戸幕府の要職である寺社、勘定、町奉行などで特徴のある人物を紹介した本書はなかなか興味深い。時代小説で熱中した鬼平、時代劇で有名な遠山(金四郎)の意外な一面も伺えたが、それよりも私の知らない奉行、例えば矢部定謙の名裁きのような逸話を知ると、落語の政談を聞いたようで気持ちが良い。中には鳥居忠耀のような鼻持ちならない奉行が、高い役職に就いているのもまた事実ということに暗然となった。 0 2017年08月28日 「火附盗賊改」の正体――幕府と盗賊の三百年戦争 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.0 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 火付盗賊改といえば鬼平=長谷川平蔵くらいしか知らないが、本書は江戸初期から末期に至る歴史を、かいつまんで語ってくれる。 最近江戸時代を懐古する論調をしばしば見るが、本書を読むと、江戸時代の関東近辺は予想外に治安が悪かったことがわかる。 鬼平は確かに名火盗改であったようだが、鬼平に匹敵する存在もいた。ダメダメな人もいて、そこはいつの世でも同じらしい。 0 2016年12月15日 江戸の色ごと仕置帳 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 世に男と女あらば、そこに色事がらみの問題が起こるのは、今も昔も人の世の常。しかしそれをどう裁くのかには、時代の特徴が反映されて興味深い。江戸時代の色ごと仕置きがどのような考え方でなされていたかを、資料に基づく豊富な実例に沿って考察してゆく。 0 2011年09月28日 江戸の色ごと仕置帳 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 厳しい刑罰が待っていた、江戸の色恋沙汰。つい読みふけってしまいました…江戸時代って、ホントに男性社会だったんですねー。法律が男の味方。レイプの刑罰なんて噴飯もの。自由恋愛も不義密通が発覚したら死刑だし。ちょっと何だかなーな気分になりました。それでも面白かったのですが(笑) 0 2009年10月04日