丹野顯のレビュー一覧
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江戸の治安を担った一翼。
定まった役所もなく、まあ何つか、手当ちょっと出すさかい、やってんか、みたいな感じかと感じた。
特に、江戸期の最初は侍落ちというか、仕事にあぶれた人殺ししか手に技のない戦国の荒くれが山ほどいたので、その鎮圧に当てられた。
そう、捕縛とか吟味でなく、鎮圧。
ぶっちゃけ、切り捨てだな。
ので、優秀な戦闘部隊が当てられたわけだ。
萌える。
設立時の護廷十三隊みたいなイメージだわ。
時が降るに至って、分治派みたいな人達も出てくるようだが、中には気狂いみたいな、疑わしきは、疑わしくなくても拷問して死罪みたいな奴らもいたんだね。
いずれにしても江戸期通して、平和と言いなが -
Posted by ブクログ
ネタバレ鬼平、大岡越前、遠山の金さん・・・。時代小説や時代劇で知られる実在した町奉行、勘定奉行、火付盗賊改など名奉行43人の実像とは?「名裁き」から生まれた泣ける人情話から、過酷なる取り調べ、火あぶりの拷問、島流しの実態まで豊富な史料から明らかにします。読めば時代小説がさらに深く楽しめるファン必携の一冊。(親本は2008年刊、2012年文庫化)
・はじめに
・第一章 草創期の幕府を支えた名奉行
・第二章 太平の世に活躍した名奉行
・第三章 幕末動乱に立ち向かった名奉行
・あとがき
取り扱う人物によっては、やや物足りない部分もあるが、よくぞ43人取り上げたものと感心する。とっかかりの本としては良いので