有吉佐和子の作品一覧
「有吉佐和子」の「青い壺」「夕陽ヵ丘三号館」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「有吉佐和子」の「青い壺」「夕陽ヵ丘三号館」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
なんとこのエッセイ
1968年にニューギニアに行った時のお話し
当時30代と思われるけれど
なんという壮絶な旅でしょう
気軽な気持ちで友人に誘われるまま
ニューギニアへ
有吉さんは幼少期インドネシアで過ごしていたのでその辺りは慣れたものと思いきや
トラブルだらけ、ケガだらけ
山をいくつも越えて
挙げ句の果て意識を失う
豚の丸焼きの如く担がれてようやく辿り着いたのは未開発地帯の村
困り果てたことが山のようにやってくる
早く帰りたくても、場所が場所だけにすぐは帰れない
足が痛くて歩けない
友人である文化人類学者の畑中さんは
何があってもマイペースで
そのうち
「一人になりたい」と愚痴る
いやあ
Posted by ブクログ
とっても楽しかった~!!!
昭和50年代が舞台で、その頃の時代を思い出しながら、
様々な人間模様が入り組んで、時に頷き、時にクスクス笑い、時に爆笑した。
向田邦子の「思い出トランプ」を思い出した。
陶芸家によって産まれた、青い壺ちゃんが、
どんどんいろいろな世界を経験して、
色々な人たちと触れ合って、
どんどん魅力を増し、
海外にまで出かけて行って、
最後は、大冒険の末、すごい大出世をして生みの親の前に現れる。
短編の章が変わるたび、次はどこへいくのか、
ワクワクしながら読んだ。
若者から、昔の若者まで、誰でも楽しめるので、
ぜひぜひ、おすすめ!!!
Posted by ブクログ
とっても面白かったです。500ページ越えの長編だし、結構昔の作品なので、文体とかに癖があって読みづらいかなとか思っていましたが、全くそんなことはなく、あっという間にスラスラと読み進められました。
富小路公子はいかにして、お金、子供、家、地位、名誉を手に入れたのか…あまりにも計算がされ尽くしていて鳥肌が立ちました。
富小路公子への評判が、本当に人によって全く違っていて、それが面白かったし、なにより、本当の悪人というのは、この富小路公子のように人によって評価が180度変わってしまうような人物なのかもしれないなと思わされました。
周りにいるわたしがとっても良い人だと思っている人が実は極悪人…なんてこ