新装版 和宮様御留

新装版 和宮様御留

1,012円 (税込)

5pt

攘夷か開国かで二分された国論を調停するために、皇妹・和宮は徳川将軍家に降嫁せよと勅命を受ける。彼女の身代りとされた少女フキは何も知らされないまま江戸へ向かう輿に乗せられる――。大義によって人生を翻弄された女たちの矜持を描き、犠牲になった者への思いをこめた、有吉文学を代表する不朽の名作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新装版 和宮様御留 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    TVドラマ化されたものはずっと昔にちらっと見た記憶がある。フキの役を大竹しのぶが演じていた。

    NHKの「100分de名著」に影響されて「青い壺」「恍惚の人」に続いて読む有吉佐和子作品。

    最初は公家言葉に不慣れなためと章ごとに視点が変わるので読み進めるのに時間がかっかたが、途中からは面白さに一気に

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    視点がコロコロ変わる系で、途中まで読むのに時間かかった。けど後半一気に読めてめちゃめちゃ面白かった。

    なぜ替え玉をしたのか。
    主謀者の思いは?

    なんてことは一切書かれず、想像するしかない面白さ。

    距離が近くなるとイライラしてくる人間関係。
    相手を軽んじているのが如実に伝わる感じ。
    誰々があなた

    0
    2024年10月22日

    Posted by ブクログ

    有吉佐和子さんの時代もの大好き!
    若い頃に読んで、衝撃でした。そんな身代わりのさせ方ある?さらにその身代わり?
    和宮様に仕立てられる様子がかわいそうで、おかしくなってしまった時に悲しかったです。理由も教えてくれなかったらおかしくもなります。
    フィクションとはいえ、現実味を感じさせる話でした。

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    NHK「大奥2」の岸井ゆきの演じる和宮を観て興味が湧いた。幕末を舞台にした大河ドラマでちょくちょく見かけてはいたのだが、たいていはサブ的な位置づけで印象派薄い人物だった。
    一方でNHK大奥2の和宮はほぼ主役と言ってもよいインパクトを残した。男装の和宮と女将軍の家持。完全にフィクションなのだが、画面に

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    40年くらい前に大竹しのぶさんが演じたドラマがありました。子供でしたがゾクゾクするほど面白く内容も鮮明に覚えていて、原作を読みたくなり読みました。有吉佐和子さんの取材力がすごく、和宮様は本当に偽物だったのではと思わせます。御所言葉など馴染みのない言葉が使われていますが全く飽きさせず一気に読めてしまう

    0
    2022年10月09日

    Posted by ブクログ

    ずいぶん久しぶりに読み返そうと思ったのだが、持っている文庫本はあまりにフォントが小さくて、とてもじゃないが読めない(トホホ…昔の文庫を見るたびに本当にこれ読んでたのかと思ってしまう)。ちょっとためらったけれど、とっても面白かった記憶に押されて新装版を購入。いやあ、これは大正解!もう夢中になって一気に

    0
    2021年08月04日

    Posted by ブクログ

    失礼なことですが、一方的に和宮に同情して作られた小説だと思っていました。政治の道具として利用された可愛そうなお姫さま、という短絡なイメージ。
    それでも、和宮以上に道具とされたフキの有様に哀れみと悲しみ感じつつ読み進んで、入れ替わりなったときには、歴史小説ならではのおもしろさ、と唸っていたわけですが。

    0
    2014年09月16日

    Posted by ブクログ

    入れ替わりの発想がすごいな、って思った。
    ふきが最初はただの女子(おなご)からいきなり、宮さんになって内心すごく怖かったろうな…。いきなり、「あんたはお上の妹君の和宮様におなりなしゃいまし」なんて言われたら、は?ってなっちゃうよ。戸惑うよね…。
    最後に、宮様が徳川家の正室の中でただ一人、夫の隣に墓を

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    江戸時代末期、外国から開国を迫られ、開国派の幕府と攘夷派の天皇と意見が分かれていた。
    幕府と天皇との仲立ち(公武合体)のために徳川幕府14代将軍家茂に嫁ぐ天皇の子・和宮様の話。

    最初は公家の言葉に慣れずなかなかページが進まなかったが、途中からおもしろくてどんどん読んでいってしまった。
    和宮様が替え

    0
    2024年10月22日

    Posted by ブクログ

    「和宮様は私の家の蔵で縊死なすったのです。お身代わりになったのは私の大伯母でした。増上寺のお墓に納っているのは和宮様ではありません」そんなことを言う女が現れ半信半疑でなんとなく気をつけていると、身代わりを裏付けるような情報に目が止まるようになる。どうやら和宮様は、跋(びっこ)→健康体→左手首なし、と

    0
    2024年09月07日

新装版 和宮様御留 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

有吉佐和子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す