女二人のニューギニア

女二人のニューギニア

小説・文芸
990円 (税込)

4pt

文化人類学者で友人の畑中幸子が滞在する、数年前に発見されたシシミン族のニューギニアの奥地を訪ねた滞在記。想像を絶する出来事の連続と抱腹絶倒の二人の丁々発止。有吉ファン必読。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / 紀行
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    女二人のニューギニア
  • タイトルID
    :
    1430946
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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女二人のニューギニア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    紀行記としても未開地での二人の女性の生活記としても一人の文化人類学者のフィールドワークの記録としても一級の面白さ。また、有吉佐和子の生きる覚悟のようなものが文面に表れていた。
    そして何より二人のお互いを思いやる気持ちがに心打たれた。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    2026年、いやここ10年でのNo.1かもしれないくらいに面白かった。
    未開の地ニューギニア(当時)に友人に誘われてうっかり行ってしまった著者が、足の爪が取れるくらい山を登ったり飲み水がいつも泥水だったり虫に刺されてすぐ化膿したりで、つらいつらいと零しながら生活するという実録だが、読んでいて「これは無理!」という経験ばかりなのに、いつの間にかなんだか羨ましくなってくる不思議。
    日本にいたり普通の海外旅行ではまず絶対できない体験を、読むだけで経験したような気持ちにしてくれる、正に読書の醍醐味でした。
    そしてこの本、出版されたのがなんと1969年。著者がニューギニアに行ったのはその一年前の昭和43年というから驚いた。そんな遥か昔に書かれたのに、読んでいて少しも古臭く感じないのもまた驚きだ。
    おそらく舞台が文明がほとんど発達していない場所であることと、著者の考え方が現代的であるからだと思う。
    だから今の感覚で読んでいたら、出てくる日本の男性のほとんどが戦争体験者だったり、まだ戦争のにおいが今と比べて濃く残っていることで、急に「今」とは違うことに愕然とする。
    そういえば、子供の頃に学級文庫で読んでいた本には当たり前のように戦争のにおいが残っていた。
    主人公の周りの大人たちや著者の後書きから、まだまだ戦争が地続きということが子供心に感じられたことを、この「女二人のニューギニア」を読んでいて、思い出したのだった。

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    めっちゃオススメです!学術的にも貴重な資料になるんじゃないか。でも、とにかく面白い。すごい人だな有吉佐和子さん!

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    2026年9冊目

    約50年前の文章とは思えない軽やかさ
    素晴らしい紀行文で今後も読み継がれるべき一冊
    60年代の未開のニューギニアの描写がわかりやすくて、独自の文化・文明人としての振る舞いも興味深かった

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい紀行文であり、歴史の記録でもある。ニューギニアも今や未開とは言えないが、当時は本当に未開だったことが窺い知れる貴重な記録だ。
    しかし、著者が自ら記したように、ニューギニアについて書くことは文化人類学者の畑中への冒涜であり、畑中と自分を描くことで、紀行文としての価値を高めている。
    畑中幸子氏がとにかく凄い学者と感嘆。強い男性は聞かないが、強い女性は存在する。感服。

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    面白かったー。作家から見たニューギニアの未開?種族と研究者との丁々発止。現代的にはアウトだろう表現もあるけど、有吉さんは差別意識とかではなくてただ冷徹に事実を見て考えている感じ。パンツを履くようになったコックが人が変わったみたいに階級意識を持つようになったのが怖いというか罪深いというか。聖書のイチジクの葉ってこういう意味かという。
    畑中さんってまだお元気らしく、むちゃくちゃご丈夫。適材適所でいろんな生き方があるなあと。
    呉服屋さんの言葉がさらっとしてるけど重かった。

    0
    2026年04月03日

    Posted by ブクログ

    最近、話題になっていて気になっていた本。
    本の冒頭から有吉さんの、「なぜ、ニューギニア行きを誰も止めなかったのか!」と何度も書かれていて、切実さを物語る。
    最後まで読むと、読者としては面白くてスリリングな内容なんだけど、筆者の↑「なぜ、誰も止めなかったのか!」が良くわかる。
    人類学者の畑中さんの探究心には感服します。

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    面白すぎる。笑わせる文体で書いていないのにものすごい文章力だから、するする読める。PNG今もそんなに変わってなさそうでいいね。

    0
    2026年03月31日

    Posted by ブクログ

    表紙のお二人。明らかに後ろ向きな大柄な女性と、叱咤激励する小柄な女性。
    「非色」「青い壺」からなんとなく想像していた有吉さんの人物像と、このイラストのギャップが大きすぎて、即買いしてしまいました。

    当時30代の有吉さんが、50年くらい前に訪れたニューギニアのジャングル。未開の地。
    いまでも、なかなか勇気のいる場所なのに、なんの前情報もなく、「ええところやし、遊びにおいで」の誘いに乗って軽い気持ちで行ってしまったそうで。

    爪は剥がれ、虫に群がられ、茶色い水を飲むしかない。

    都会ですらタクシーにのる私が、なぜいくつもの山を越えた?なぜ虫だらけのこんな場所にいる?なぜ誰も止めてくれなかった?と自問、いや、文句たらたらから始まります。

    そんな飾らない声がリアルで面白くて仕方なくて、本を読みながら(挿絵も見ながら)つい笑ってしまいました。これが文章力かあ!私が書いたらただの愚痴になるだろうに。

    いやー、面白かった。このお二人が大好きになったし、文明化とはなんだろうと考えさせられもした。

    有吉さんの本を読み直してみよう。
    人柄を知って読むとどう変わるだろう?

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    1968年3月。有吉さんは十年来の親交がある同郷の文化人類学者 畑中幸子さんの
    「ニューギニアは、ほんまにええとこやで、あんたも来てみない?歓迎するわよ」
    という誘いに極めて軽い気持ちでのり彼女のフィールドワークの地 ニューギニアに行くことにした。

    その後 何度となくこの選択を後悔することになるとも知らずに…

    面白かった。いや面白いと言ってはいけないのかもしれない。きっと想像を絶する過酷さだったのだろう。
    それでも有吉さんの文章はやっぱり面白いし畑中さんの関西弁も笑える。

    今から57年も前の未開の地に現地の護衛つきとはいえ30代後半の女二人…。
    有吉さんもスゴイけれど本当にスゴイのは普段は一人でその地でフィールドワークをしている畑中さんだ。作中、畑中さんはとてもよく怒っていた。有吉さんにも怒っていた。強くなければ強く見せなければ原住民と女一人渡り合えなかったのだろうと思う。

    本書で個人的に好きだったのは所々に挿まれる挿絵だ。力の抜けたタッチで動きがある。 特に行きに有吉さんが動けなくなってしまい、狩られた獲物のように木の棒にくくりつけられ原住民に運ばれる挿絵は何度見てもイイ。

    0
    2025年08月02日

女二人のニューギニア の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / 紀行
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    女二人のニューギニア
  • タイトルID
    :
    1430946
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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