不信のとき(上)

不信のとき(上)

671円 (税込)

3pt

大手商社の宣伝部に勤める浅井義雄は結婚して15年。だが、妻・道子との間に子供はなかった。過去二度も、浅井に浮気された経験を持つ道子は、夫の愛情をつなぎとめようと必死だった。そんな折、取引業者の小柳と銀座で飲み歩くうち、浅井はマチ子というホステスに誘われるまま一夜を共にした。それが自滅へ至る第一歩だとも知らずに――。男の浮気に対する女の非情な復讐を描いた問題作。

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不信のとき のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 不信のとき(上)
    671円 (税込)
    大手商社の宣伝部に勤める浅井義雄は結婚して15年。だが、妻・道子との間に子供はなかった。過去二度も、浅井に浮気された経験を持つ道子は、夫の愛情をつなぎとめようと必死だった。そんな折、取引業者の小柳と銀座で飲み歩くうち、浅井はマチ子というホステスに誘われるまま一夜を共にした。それが自滅へ至る第一歩だとも知らずに――。男の浮気に対する女の非情な復讐を描いた問題作。
  • 不信のとき(下)
    715円 (税込)
    情事を楽しみながら出世コースを歩む浅井、夫の心をつなぎとめるため寝室のムード作りに励む妻の道子、浅井の子を生もうとするホステスのマチ子、ヌードスタジオの小娘にうつつをぬかしている小柳老人――楽しいはずの浮気が露見し、あわてふためく男の愚かしさと、愛が憎しみに変貌したときの女のすさまじい執念と復讐を対照させつつ、不信にみちた現代の男女の相剋を描き出す。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

不信のとき(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かったー!昔の話だから女の人に感情移入はできないかと思ったんだけど、浮気されても泣きすがるわけではなく、「私は一人でも生きられるがお前はどうなのか」と夫に問いただす女性二人がかっこいい。44年前の話だけど、いまでも十分に通じる話。有吉作品は二作品めだけど、完全にハマりました!次は「非色」を読む予

    0
    2012年09月02日

    Posted by ブクログ

    大手商社の宣伝部に勤める浅井義雄は結婚して15年。だが、妻・道子との間に子供はなかった。過去二度も浅井に浮気された経験を持つ道子は夫の愛情をつなぎとめようと必死だった。そんな折、取引業者の小柳と銀座で飲み歩くうち、浅井はマチ子というホステスに誘われるまま一夜を共にした。それが自滅へ至る第一歩だとも知

    0
    2010年02月09日

    Posted by ブクログ

    ドラマではあまりにもきれいごとのように描かれていて非常につまらなくなってしまいました。やっぱり原作の方が面白いです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    上巻のハイライトは「あのとき離婚しなくて本当によかったわ。私のいまの幸せは、あなたが卑怯だったお陰で掴めたのだと思っているのよ、浅井さん」という千鶴子の台詞。こんな復讐の台詞、機会があったら言ってみたいものです!そして下巻は、なんといっても道子&マチ子鉢合わせシーン!怖いです、怖すぎです!マチ子「そ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     今年は有吉佐和子(1931-1984)さんの生誕90年であります。若くしての病死でしたが、「笑っていいとも」での奇行から僅か二か月後の訃報に、当時は死因が色色取沙汰されたものです。

     ここで登場する『不信のとき』は、1967(昭和42)年に日本経済新聞にて連載されたもの。主人公の浅井義雄くんは、

    0
    2021年07月22日

    Posted by ブクログ

    この本は社会人になったころに先輩からいただいたものだけど
    恋愛まっただ中の私は読もうとしていなかった
    30になり、久しぶりにこの本を開いてみて
    今この本を読んで良かったと思った。
    最近じゃ「昼顔」とか主婦の不倫をネタにしたドラマもやってるけど
    昔に書かれたものなのに、今にも通じるな~と作品の力に感動

    0
    2014年08月14日

    Posted by ブクログ

    「男の浮気に対する女の非常な復讐を描いた問題作」

    女ってこえぇ~、と思わず言ってしまう
    状況も年齢も異なる2人の浮気男と、それにかかわる4人の女性が描かれている

    「女は怖い」と思いつつ
    子ども生んだ強さと、腹を据えたときの怖いほどの潔さは、どの女性もみな持っているものではないだろうか

    0
    2013年08月02日

    Posted by ブクログ

    これはドラマにもなった有吉佐和子の名本ですな。

    不倫話ですが、ただの不倫話ではござりませぬ。
    この人の文章は本当にぐいぐい引っ張られていきますわ。
    この本も例外ではありませぬぞ。

    男性にも女性にもおすすめですな!

    最後の大曇天返しは予想の斜め上を行くものでしたわ!

    しかし、ちょっとモヤっと感

    0
    2010年06月08日

    Posted by ブクログ

    男の浮気に対する女の非情な復讐を描いた問題作。
    昼ドラみたいにドロドロしていて、男と女の恐ろしい怖さを知った。

    0
    2010年01月30日

    Posted by ブクログ

    2月14日付日経新聞土曜日夕刊の文学周遊で、本書がとりあげられていたのと、「悪女について」が面白く、引き続き有吉佐和子の本が読みたかったので読んでみた。
    「悪女について」でも書いたが、有吉佐和子は社会派のイメージがあったので、本作も華やかな銀座や、アンダーグランドな匂いのする新宿2丁目などを舞台とし

    0
    2009年10月07日

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