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情事を楽しみながら出世コースを歩む浅井、夫の心をつなぎとめるため寝室のムード作りに励む妻の道子、浅井の子を生もうとするホステスのマチ子、ヌードスタジオの小娘にうつつをぬかしている小柳老人――楽しいはずの浮気が露見し、あわてふためく男の愚かしさと、愛が憎しみに変貌したときの女のすさまじい執念と復讐を対照させつつ、不信にみちた現代の男女の相剋を描き出す。
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Posted by ブクログ
妻にはないマチ子の淑やかさに浅井は惹かれていく。マチ子は子供を産みたがっていたが、浅井はあくまでも遊びのつもりだった。一方、初老の小柳は未成年の愛人に翻弄されていた。そして、不妊のはずの道子が妊娠した時、すべての歯車が狂い始めるのだった―。浮気が発覚して狼狽する男の愚かしさと、愛が憎しみに変貌した時...続きを読むの女の凄絶な執念。不信にみちた男女の相克を描く長篇小説。 いやー 女性は強い?怖い? 逆に男性は弱い? 心に感じてしまいます!?
大好きな作家さん。 これは、初めて読んだときに、実は下巻から読んだ。 下巻から読んだのに、「早く上巻読みたい」と思うほど、有吉さんの文章は、何度読んでも飽きない。しかも古くない。他の著作もそうだけれど、内容まで古くないのは有吉さんが鋭いのか、人間とは変わらないものなのか、さてさて。
マチ子のように 何もいらない、何も求めませんから みたいに欲のないフリをしている女が一番怖いんだよ。 もっともそれに騙されてる男が一番哀れ。自業自得。 男たち、奥様を大切になさるがいいわ。
夫の不倫を知った妻の復讐話。 全体の四分の三(下巻の前半)までは不倫相手に子どもを産ませたことがバレないので、ハラハラしながら読むことになる。 復讐は見事なほどに容赦ない。 女2人の賢いやり口に斬られる男、って感じ。 ちょっと可哀想かな、とも思ったり。 この本が出版された頃は不倫する男なんて今以...続きを読む上に沢山いただろうし、現実では泣き寝入りする女の方が圧倒的に多かっただろう。 それを思えば、これくらいでも生ぬるいのかもしれない。 昭和40年代の日本は、今とはいろいろ違った部分があって、その点でも楽しめた。
新婚さんや超ラブラブの恋愛中の人は読まないほうがいいのかな? 不倫がばれちゃう瞬間は なんて怖くて楽しいのでしょう。
「お金はいらない、結婚なんて望まない、ただ貴方の子供が欲しい」。銀座のバーで働く小粋なホステス・マチ子に惚れられて『浮気』のつもりが、彼女が妊娠… 化粧も料理もこってりな美人書家の妻・道子は15年の結婚生活でも妊娠したことはなく… マチ子にこっそり子供産ませた後、道子の妊娠発覚… 2人の女...続きを読むを手玉に取ったつもりでいた浅井の運命やいかに…! もう~怖すぎます。 悪いことはいつかバレる… 夫の不貞に激昂する女(赤鬼)より、何があっても取り乱さない冷静な女(青鬼)の方がより怖い…。。
普通そうな”浮気男”に浮気相手の子どもができ、その後、本妻の子どももでき・・・二人の女との狭間でごまかしつつ、また別の”浮気男”に相談しつつ過ごしているとき入院するはめになり、そこで・・・ 女って恐い、恐すぎるって!マチ子も道子も。マユミも。 文子と義道と江美、この子どもたちのその後が気になる。。...続きを読む 解説より・・・「遊心を持つ総ての男の心に響けとばかりに」書かれた、これは世の浮気男(大抵の男は多少ともやましい心を持っている筈である)への警鐘を鳴らしたような作品である。 うん、彼氏や旦那が読んでくれると、浮気心も少しはなくなるんじゃないかな(笑)読ませたい。
上巻を読み、「下巻を読むのを躊躇」したのが08年5月。 それから1年9ヶ月経ち、ようやく下巻を読みました。 相変わらず(ここに出てくる)男が大バカなのは同じだったけど、今回は道子、マチ子、そして小柳老人の奥さんに拍手!! 特に道子とマチ子が2人で話をしたところはおかしくてたまらなかった。 上巻...続きを読むでは(ここに出てくる)男に腹が立って仕方なかったけど、下巻で「あ~、せいせいした。ざまあみろ」という気持ちになりました。
文庫 £1 新品で購入 ______________ (裏表紙より) 妻にはないマチ子の淑やかさに浅井は惹かれていく。マチ子は子供を産みたがっていたが、浅井はあくまでも遊びのつもりだった。一方、初老の小柳は未成年の愛人に翻弄されていた。そし...続きを読むて、不妊のはずの道子が妊娠した時、すべての歯車が狂い始めるのだった―。浮気が発覚して狼狽する男の愚かしさと、愛が憎しみに変貌した時の女の凄絶な執念。不信に満ちた男女の相克と描く長編小説。
妻にはないマチ子の淑やかさに浅井は惹かれていく。マチ子は子供を産みたがっていたが、浅井はあくまでも遊びのつもりだった。一方、初老の小柳は未成年の愛人に翻弄されていた。そして、不妊のはずの道子が妊娠した時、すべての歯車が狂い始めるのだった――。浮気が発覚して狼狽する男の愚かしさと、愛が憎しみに変貌した...続きを読む時の女の凄絶な執念。不信にみちた男女の相克を描く長篇小説。
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