華岡青洲の妻

華岡青洲の妻

528円 (税込)

2pt

世界最初の全身麻酔による乳癌手術に成功し、漢方から蘭医学への過渡期に新時代を開いた紀州の外科医華岡青洲。その不朽の業績の陰には、麻酔剤「通仙散」を完成させるために進んで自らを人体実験に捧げた妻と母とがあった――美談の裏にくりひろげられる、青洲の愛を争う二人の女の激越な葛藤を、封建社会における「家」と女とのつながりの中で浮彫りにした女流文学賞受賞の力作。

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華岡青洲の妻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    恐らく中学時代…先輩が書いた読書感想文で本書を知った。
    1804年(文化元年)世界初の全身麻酔による乳ガン手術に成功した華岡青洲。その成功の裏には自ら実験台になることを願い出て失明した妻 加恵の内助の功があった。感想文にあったそんなあらすじを読んで、すぐさま「自己犠牲がテーマか…」と気が進まなくなっ

    0
    2023年11月02日

    Posted by ブクログ

    高校生のとき以来で読み直したら、とてつもなく面白かった!
    世界初、全身麻酔による乳癌手術を成功させた医師とその家族の物語…ときくと何やら高尚で敷居が高そうだが、「バッチバチな嫁姑もの」という普遍的でエンタメ性高いエッセンスをまぶして描くセンスの凄さ!
    有吉佐和子さんは「悪女について」も読み返したい!

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    女という生き物の肚の底にある黒いものを、鏡に映し出すように、ありのまま書き出している。華岡家という特殊な家庭が舞台でありながら、その中で展開される嫁姑関係は、女性なら誰でも共感できる普遍性を持っている。
    男をめぐる嫉妬、決して自分から仕掛けていかない消極的な攻撃性、対外的な建前、本音全てをさらけ出せ

    0
    2020年07月05日

    Posted by ブクログ

    物語そのものよりも、史実からこの物語を描き出す有吉佐和子の洞察力と、その本質である「家」と女ってとこに踏み込む明晰さにビビる
    頭良すぎるのに圧倒される作品だけど、作品としては、一の糸のほうが良い

    0
    2018年11月24日

    Posted by ブクログ

    華岡青洲(はなおか・せいしゅう)を語るには、まず麻酔の歴史を語らねばならない。欧米ではじめて全身麻酔がおこなわれたのは1840年代。アメリカの歯科医モートンがエーテル麻酔による公開手術を成功させ、それまでは泣きさけぶ患者を押さえつけておこなわれていた外科手術に大きな革命をもたらした。以降、麻酔法は欧

    0
    2018年10月31日

    Posted by ブクログ

    物凄い一冊。どの時代においても先駆者と呼ばれる人は苦労と努力を繰り返してきたんだなぁ。結婚に対しても考えさせられた。もっと評価され、取り上げられるべき一冊だと思う。

    0
    2017年09月24日

    Posted by ブクログ

    日本の小説では一番好きな作品かも。

    旦那を立てるという、本来控えめな妻の立場なのに、全然違う。主人公のあの芯と意志の強さに、つくづく感嘆。

    女って、大変だよなぁ…。

    0
    2017年08月25日

    Posted by ブクログ

    切れ味、迫力あり。芝居にもなり有名な作品であるからこそ、だいたいのストーリーもわかっていて読んだ気になっていたが、それはもったいないことだ。きちんとこの文章を読むべきだ。これぞ小説だ。

    0
    2016年09月21日

    Posted by ブクログ

    「生まれてくるのが華岡の家の者というなら、産もうとしている加恵は華岡家ではまだ他人なのか。加恵の歯も舌も胃袋も、華岡家の代継ぎを養うための杵と臼のような道具でしかないというのか。」

    再び有吉佐和子。読むとそうそう、有吉佐和子といえばこれこれと頷くような女の妬みや情念の世界に引き込まれる。

    社会に

    0
    2016年07月09日

    Posted by ブクログ

    とても日本らしい嫁姑関係が主題の作品。
    話の舞台は江戸時代後期、でもこの小説が書かれたのは1960年代くらいだから、2世代・3世代くらい前まではどの家庭でも似たような感じだったんだろうか(今もか)。
    日本が近代化して150年くらい経つけど、家庭レベルではまだまだ日本は封建的だってことだ。

    0
    2024年04月06日

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