文藝春秋の検索結果

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  • 勝つ経営
    3.0
    ソニー、ホンダ、富士フイルム――。なぜ、これら三社は異例の飛躍をつづけることができるのか。組織と人間の関わりを長年にわたり考察した著者が、該当企業のトップとじかに向き合い、彼らの本音を引き出し、経営の舵取りを問うた連続インタビュー。ほか文藝春秋読者賞を受賞した「本田宗一郎は泣いている」、「朝風を運ぶ人々――日本人が失ったもの」を収録。金融不祥事が長引くなど闇の深い日本経済界に、光明をもたらす企業人たちの言葉は世代を超えて心に響く力がある。
  • ガダルカナル
    3.0
    米も食わずに戦って ぼろぼろになって死んだ仲間達 遠い遠い雲の涯に たばにして捨てられた青春よ 今尚太洋を彷徨する魂よ──飢餓と疾病の地獄から生還した詩人はこのように記した。ガダルカナルの戦いでは、日本軍の作戦遂行上の特徴的な欠陥が端的に表われていた。その犠牲となったのは数万の前線兵士であった。無謀な作戦、遅すぎた決断、愚かな上層部のツケは常に前線の将兵たちの生命で支払われる……怒りをこめて語りつぐべき悲惨な大戦の真実。
  • 油断!
    3.0
    ある日、突然、中東からの石油が断たれた! エネルギー源の多くを石油に頼り、その石油のほとんどを輸入に頼る日本は、なすすべもなく崩壊してゆく……。日本のたどる道を生々しく描写してセンセーションを巻き起こした本書は、現実の政府プロジェクトによる調査レポートの結果を踏まえて書かれている。今でもわが国のエネルギー供給構造は当時と変わらず、石油が政治的にも地域的にも著しく偏在した資源であることにも変わりはない。……欠乏の恐怖は依然として身近にある。
  • 私の部屋に水がある理由
    3.0
    今どき、好きな男に「好き」って言えない女なんているの? 意地を張らないで「欲しいものは欲しい」って言うのって大切なことよね。そういう人のところに、いろんなものが吸い寄せられていくんだわ。恋とセックス、友人関係、仕事、漫画、好きな動物たち、音楽……。著者の初めての小説「ファザーファッカー」が出される前に書かれたさまざまなエッセイをここに集大成。これ一冊でわかる、メニイ・サイド・オブ・内田春菊。自筆イラスト31点も併せて収録。
  • 瀬戸内少年野球団
    3.0
    1~2巻495~550円 (税込)
    戦争が8月に終った。日本は負けた。ぼく、足柄竜太は八歳。国民学校の三年生――貧しかったけれど、日本が猥雑な活気に満ちあふれていたあの頃。ぼくたちの生き甲斐と楽しみは、野球と流行歌と映画だった。淡路島の少年少女たちが、ボールもバットもミットもないところから、オンナ先生の指導で野球チームを結成して大活躍。敗戦期を野球に夢を託してすごした子供たちと担任の女教師の心のふれあいを、売れっ子作詞家が熱い思いをこめて描く、感動の長篇野球小説。
  • 題未定 怪奇SF
    3.0
    〈読者各位──「題未定」は「題」ではありません。いつも作品の題には大変苦しみ、書き上げてからつけるのですが、今度は、締切りが来ても、どうにも適当な題が思いつけず、とうとう題未定のままに〉はじまるという前代未聞の幕開き。そこまで行き詰まっているのか、と思いきや、そこは「日本沈没」の著者。またもやどえらいことを企んで……。未来の自分から手紙が届き、作家・小松左京みずからが時間と空間をドタバタかけめぐる長篇怪奇ユーモアSF、電子書籍で待望の復刊!
  • トヨタ・GM 巨人たちの握手
    3.0
    1980年代の初め、日米貿易摩擦の緊張が高まるなか、トヨタは決断を迫られていた。日本のローカルメーカーで終わるか? 米国に進出するか? 世界一の自動車メーカー、GMも、小型車の開発で頭を痛めていた。トヨタとGMが生き残る道は、合従連衡しかない。私心を捨て、極秘で動くひとりの男。トヨタは、GMをパートナーに選び、米国で小型車の共同生産を決断した。そして、それは「トヨタ一人勝ち」の始まりだった。ビジネス・ノンフィクションの傑作。
  • みにくいあひる
    3.0
    郷里をはなれ、好景気に沸く東京で暮らすことを選んだヒロインたち。仕事で成功すればビッチと噂され、妻子ある男との恋に傷つきながらもつい貢いでしまい、流行の車やバッグを頻繁に買い替える。華やかな日々の果てに、自分は何を求めているのか分からなくなり、ついにはすこやかな身体まで失っていく。母とは違う生き方をめざしたのに、「賢い女」になれなかった自分。それでもやがて、母親となる日が訪れ……。精一杯生きる女性たちに贈る傑作恋愛短篇集。
  • 食後のライスは大盛りで
    3.0
    いつでも、どこでも、笑いが必要な方、もしくはそれほどでもない方、とにかくみなさまに薦めたし。“オムライス歴訪の旅十日間ぐらいコース・都内名店三店ぐらいめぐり”、うわさの8センチシークレットブーツをあばくツーハン的快楽の希求、居酒屋料理の英語化実践、下駄文化への熱きアイジョウ、熱海へ行って正しい「温泉旅行道」を究める……。激動の世の中に疲れてしまった大衆諸君にやすらぎを与える唯一の書。このタイトルの意味については、深く考え込まないでください。
  • ショージ君のぐうたら旅行
    3.0
    いつのまにか旅から哀愁とロマンが失われ、ただ騒々しい団体さんの移動となり下ってしまった。これではあんまり旅が可哀そうだ。このような世の風潮を嘆きつつ、ショージ君がホンバモノの旅を求めて、日本最北端の地で涙と鼻水をたらし、信濃路でタヌキ汁を賞味し、はるばる小笠原で昼寝をし、下町でバアチャンと芝居を見てまいりました。ついでに川上宗薫センセイに“モテ方”をたずね、五木寛之センパイに金沢を案内してもらうショージ君の抱腹絶倒の旅。
  • ショージ君のにっぽん拝見
    3.0
    ストリップに身をわななかすかと思えば、エサのない針を悠然と海に垂らし、美人がいるときけば秋田くんだりまで飛んで行く。またある時は碩学岡潔センセイの前に端座して頭をたれ、チリ紙交換の車に同乗して「毎度おなじみ……」をやり、はたまた競輪学校へ入学し、あげくのはては日本のプロ野球に八つ当たりするという、融通ムゲというべきか、ゆき当りバッタリというべきか、当代人気漫画家・東海林さだおの身を挺しての爆笑ルポ。名作『助けてください』も収録。
  • 鬼平犯科帳の人生論
    3.0
    『鬼平犯科帳』は最良の人生指南書だ! 苛烈に見えるが人望を集める鬼平の流儀とは何か。秘策はあるのか? 『鬼平犯科帳の真髄』の著者であり、池波正太郎ファンを自認する河合塾英語講師が金言至言の数々を作品から掘り起こす。有効なカネの使い方、持つべし悪友、モテルための秘訣、中傷をどうさばくか、かけひきの常套手段に用心せよ、運に見放されたとき、恋に勝利する方法、ウマの合わない人間とつき合う法など、今すぐ役立つ目からうろこの八十二話。
  • 妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる
    3.0
    大ヒット作『ゲゲゲの鬼太郎』を描いた漫画家。ラバウル島の戦闘で負傷し、隻腕となった水木上等兵。意外にも別荘評論家の水木さん。アシスタントや一族を養う経営者。世界中の妖怪を研究したいと情熱を迸らせる大正生まれ。「水木しげるという人はいつどこにいても自分の心を楽しませるものを即座に見つけだすことができる、だから幸せ」。アメリカへ、故郷・境港へ、パプアニューギニアへ、二年間の密着取材で、手塚治虫と並ぶ巨匠の実像を描く傑作ノンフィクション!
  • 恐怖の海 東尋坊
    3.0
    「私は殺されました。恨みます──」家の留守番電話に連日、吹き込まれていたメッセージ。しかし、その女はもう殺されていた。死者からのメッセージの謎を解くため、日下刑事は単身、東尋坊にとんだ。表題作以下、毒殺された鯉が釣れる富士西湖、自殺が相次ぐ昇仙峡、幽霊を見にいった客が溺れる繋温泉……名勝をめぐる、傑作トラベル・ミステリー全4篇を収録。おなじみの十津川警部と同僚の刑事たちが難事件に挑み、鋭い推理が展開される。
  • 愛と悲しみの墓標
    3.0
    独身の実業家・五十嵐が殺された。容疑は男が生前つきあっていた三人の女に向けられる。さつき──身長175センチ、モデル。友美──和服が似合う銀座のクラブのママ。知恵──十九歳のテレビタレント。捜査がおよび、たがいに疑心暗鬼に陥る三人。莫大な遺産を巡って第二、第三の悲劇が起こる。十津川警部は、事件の裏で糸を引く狡猾な真犯人の存在を察知。美女たちの疑惑をめぐり、会津と日光を舞台に展開する傑作長篇トラベル・ミステリー。
  • 特急ゆふいんの森殺人事件
    3.0
    暗い過去を持つ元刑事の私立探偵のもとに、失踪人捜査の依頼があった。雇っていた女が男といっしょに会社の金を持ち逃げしたというのだ。彼らの足取りを追って九州へ向かう私立探偵を待ち受けていたのは、十津川警部が担当している殺人事件だった。かつて、十津川のもとで腕利きの刑事として働いていた探偵は、温泉地由布院から熊本へと移動したいきさつを語りだす……。風光明媚な土地を舞台に、ふたつの怪事件が交叉して意外な展開を見せる。長篇推理小説の傑作。
  • 寝台特急「ゆうづる」の女
    3.0
    青森行特急「ゆうづる5号」の2人用個室寝台で、下段の女が刺殺された。同室の上段で寝ていた新井は、死体を見つけ、怖くなってその場を逃げ出す。しかし、ニュースを見て驚いた。殺された女は「笠井麻美」と名乗った同室の女でなく、新井の知り合いだったのだ。笠井という女に、俺はハメられたのか? 新井のまわりでは殺人が続き、報道陣の非難の矢面に立たされた十津川警部は絶体絶命。しかし、一連の殺人事件の闇の向こうに、まったく別の新たな事件が見えてきた――。
  • ミニ急行「ノサップ」殺人事件
    3.0
    北海道の根室本線を走る、たった2両編成のミニ急行「ノサップ」が、広大な根釧原野のまんなかで拳銃を持った列車強盗に襲われた。しかしシーズンオフで乗客は少なく、犯人の奪った金額は拍子ぬけするほど僅かなものだった──。しかも、乗り合わせた乗客が、焼身自殺! 事件で片目の視力を失っていたというが……今どきめずらしい列車強盗事件の裏には何が隠されているのか? 意外な犯意をご存知、十津川警部が解明する、大好評のトラベル・ミステリー。
  • みちのく殺意の旅
    3.0
    はじまりは、大学時代の仲間との久しぶりの親睦、それだけだったのに……同人誌仲間・阿部からの誘いに応じ、矢代と妻の由紀、原田とそのフィアンセは、五年ぶりに水戸を訪れた。阿部は、やはり同人だった木下みどりと結婚していた。東北の温泉めぐりを兼ねた六人の旅が飯坂、天童とすすむにつれ、妻が、そして仲間たちが次々に殺されてゆく。犯人は知っている人間のはずだ。しかし、誰が? なぜ殺人は止まらないのか? 十津川警部は、もつれた過去の因縁の糸を丹念に解きほぐす。
  • 人間通と世間通 “古典の英知”は今も輝く
    3.0
    「この一冊は、欲の深い人のために書いた本である。つまり、何かを読むのに貴重な手間をかけた以上は、必ず効果(もと)をとらねばならない、と考えておられる方々に向けた本である。すなわち、人生の持ち時間をできるだけ有効に使いたい、と願っておられる方々を、念頭においた本である」(まえがき)。複雑怪奇な「人」の正体を鋭くも温かく洞察、人間関係のエキスパートがほどよく噛み砕いた文章で即効力のある本を読み解く。
  • オール・アバウト・セックス
    3.0
    フランス文学者・鹿島教授が“エロスの総合図書館”に集めたエッチ本は百数十冊! 欲望のためならゲロも食いたい? 江戸時代はセックスが健康法で、男色はフツウのこと? 「短」か「長」かは関係ない? 人々の欲望を映し出すエロス本を読み解くことで、日本のセックスの実状が浮かびあがる。官能劇画、フーゾク、SM、AV、フェティシズム……教授が教えてくれる「あんなこと」や「こんなこと」が、あなたのエッチ観を変えてしまうかも!?
  • 発想力
    3.0
    なんだろう、このパワー……この忙しいのに、齋藤先生は楽しそう。「いやあ、またしても思いついてしまった」の毎日なのだ。井上陽水のトークを聞いてはそのコメント力に脱帽し、就職難に「おみそシステム」導入を訴える。「どんなブランドものを着ても、量販店ものに見せてしまう」その実力。効果がなくて身体にわるい、先生考案「人間電気ポットダイエット法」に、効果があっておすすめの「足指ガチョーン」。読めばつられて、あなたの脳がぐんぐん活性化するコラム。
  • 屁タレどもよ!
    3.0
    私達は「悪口」が大好きな生き物だ。自分の短所を高い棚に上げ、他人をコキおろしているときの昂揚感といったら……。カフェやホモバーで大好物の悪口を言いまくっていた女王様が、愛と毒にまみれた著名人の悪口を、愉快痛快なエッセイに。和田アキ子、広末涼子、田村亮子、中村江里子、今井美樹、久本雅美ほか著名人42人を力いっぱいメッタ斬り。過激さゆえにお蔵入りの危機にあった本書だが、潔い文章で民草のメラメラ嫉妬をさっぱりと流しさる、溜飲のさがる1冊。
  • 独りで学べる英会話
    3.0
    国際的に働きたい、海外旅行を楽しみたい。でも英語が……というあなたへ。国際派ジャーナリスト、塩谷紘はごく普通の英語教育を受けた少年に過ぎなかった。ただ人と違うのは、自ら編み出した独習法で英語を学び続けたこと。活用したのは、なんと子供向け英英辞典。英語圏の幼稚園児が母国語を覚えるように、基本単語を自在に使える力を鍛えるトレーニング。ニューヨーカーが電話で使う単語はたった500語、それを話せて聞きとれれば、あなたも英語には困りません!
  • あなたの知らない精子競争 BCな世界へようこそ
    3.0
    浮気、売春、同性愛、女のダイエット、ペニスのふしぎな形状。これらはみんな「精子競争」の末に進化した、BC(=生物学的に正しい)なもの。信じられないかもしれないが、生き残りのための必然なのだ。ええっ、なぜ同性愛が遺伝子の生き残りに役立つの? と思ったら、ご一読を。あなたの人生の悩みを解消してくれるかもしれません。ヒトの、そして動物すべての真実に迫る、痛快科学エッセイ。『BC!な話──あなたの知らない精子競争』を改題・加筆した新装版。
  • 美容整形 「美しさ」から「変身」へ
    3.0
    この10年間で美容外科の数は倍増した。人気の一方で、患者と病院との術後のトラブルはいっこうになくならない。シワ取り、シミ取り、二重まぶた、隆鼻、豊胸、脱毛、脂肪除去……。「お化粧感覚できれいになれる」「簡単に若返る」という甘い言葉は本当なのか? どんな手術が安全で、どんな病院が危険なのか? 日本の美容整形の歴史とは? これからの美容整形はどうなっていくのか? メスを入れるのは、これを読んだ後でも遅くない!
  • てなもんやOL転職記
    3.0
    アポなし、コネなし、コワイモノなし! 東京はコワイとこ、と育てられてきた大阪商社のお嬢OLが、書き上げた原稿をいきなり出版社に持ち込んで作家デビュー。それが映画化された『中国てなもんや商社』だが、華麗なる転身の陰に小心でド根性な日々の努力があった。3姉妹の末っ子として、観察眼も磨きまくった。今のままじゃだめ、でもどうしたらいいの? そんな気持ちに「しあわせは歩いてこない。だから、こっちから行くのよ!?」と活をいれる爽快エッセイ集!
  • 世界極悪人大全 「野心」と「渇望」と「狂気」の果て
    3.0
    ドラキュラ公、ピョートル大帝から毛沢東、スターリン、フセイン大統領まで、世界に悪名を残した暴君たち。彼らは欲望を満たすためなら、手段を選ばず国中を処刑場とした…例えば1972年頃マルコス政権下のフィリピンでは、鼠の死骸を口に押し込む、囚人の耳を削いで本人に食べさせる、性器に電気ショックを与えるなどの拷問が日常的に行われていた。その“狂鬼”が目覚めたきっかけは何なのか? 生い立ちから最期まで、極悪人26人の<教科書にのらない世界史>。
  • 女が嫌いな女
    3.0
    週刊文春の名物企画「1000人アンケート」は、全国津々浦々から寄せられた<率直すぎるご意見>が炸裂し「スカッとする」と好評だ。なかでも人気の企画が『女が嫌いな女』。圧倒的な<嫌われ女王>のあの人にライバル出現! 女が嫌いな「イケメン」「女子アナ」とターゲットを拡げ、女も男も嫌いな「大学」「県民」へとヒートアップ! そのほか嫁vs姑、教師vs親、店員vs客など皆さんの手厳しいコメントの数々は、まさに身も凍るホンネばかり。痛快な対決実話集!
  • スパムメール大賞
    3.0
    受信フォルダを埋め尽くす、迷惑なスパムメール。でも、じっくり読むと、ソコには奇想天外な面白さが! スパム有名人・藁科美智子って? 「禁煙中で口寂しいからフ×ラしたい」「あなたは30億円で落札されました」「大きい動物が希望」など抱腹絶倒のスパムメールに、激しいツッコミを入れる、爆笑必至の奇書。メールならではの怪しい煩悩の世界に魅せられた著者は、ついに禁断の“スパムへの返信”、そして相手との“文通”へと突入! さあ、何が起こる?
  • お受験
    3.0
    わが子を名門小学校へ! 5歳の秋のワンチャンスをモノにするため、個人塾通いに精を出す“お受験”ママ達。●腹筋50回、鉄棒ぶら下がり10分で根性を養う●自分の洗濯物を洗って干して畳ませる●童話を20話スラスラ説明できるよう記憶させる…など母子一体となって戦闘態勢の「まっしぐら組」。一方、親子代々私立校通い、ほかの選択肢はありえない「老舗組」も…。お受験失敗組の著者が、親たち・塾関係者40人の実態を徹底取材。“お受験”の世界をあぶり出す!
  • 鎌倉の秘めごと
    3.0
    大学教授の夫とは没交渉、官能の歓びを知らない翻訳家の奈子。彼女は、とあるパーティでささやかれた声が耳から離れないでいた──「感じそうな体だ。後ろから入れてみたい」。ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌの貴重な回想録を探していた奈子は、持ち主の自宅を訪ねることになった。その男こそ声の主、サド研究家の今泉だった。鎌倉の洋館で秘かに始まった今泉の“レッスン”。この淫らな姿は研究のためか、愛のためか…。奈子の内で次第に強い欲望が芽生えていた。
  • うつから帰って参りました
    3.0
    映画「彼女が水着にきがえたら」「病院へ行こう」などのヒット作で、若くして売れっ子脚本家になった著者。時代はバブル真っ盛り。ハイ状態で仕事をこなす日々。しかしその一方で、漠然とした不安や締切のプレッシャーから精神的に追いつめられ、市販薬の過剰摂取で気分を紛らわす方法を思いつく。薬物依存は次第にエスカレート。生活が荒み、奇行が目立ちはじめ…医者が下した診断は<うつ病>。発症から克服までをユーモラスに描く、笑いと涙のうつ病生還エッセイ!
  • 元刑務官が明かす刑務所のすべて
    3.0
    『元刑務官が明かす死刑のすべて』の著者が、こんどは刑務所をご案内。衣食住から医療・作業・差入れ…すべてがキッチリ規則で決められた生活とはどんなものか。大の男が音を上げる、地獄の新人教育とは? 刑務所帰りがかかってしまう“ムショ後遺症”って? 服役者には超実用的な、そうじゃない方には興味つきない教養書。2007年改正の新法下での逮捕・拘留、判決、刑の執行、仮釈放の流れについても詳しく解説。身近になってきた裁判の「その先」が分かる!
  • 慰謝料法廷 男と女のトラブルファイル
    3.0
    ナンパで知り合って婚約した彼女が、かつて風俗嬢! しかも暴力団員の男友達が服役中と知り、男はびっくり仰天。別れたいが、彼女のお腹には赤ちゃんが…どうしたらいい? おつきあい解消にあたり、大会社社長が元銀座ホステスに支払う手切れ金の額は? 外科医の夫が看護婦と不倫して離婚を希望、さて妻はどうする? 慰謝料5億円の裁判バトルの一部始終とは。弁護士が見た、現代日本人の赤裸々な素顔! 慰謝料の決め方と弁護士費用も、よく分かる1冊。
  • 大修院長ジュスティーヌ
    3.0
    「童貞を守る必要はないと思います。私は、性行為を不浄だとは思いません。それは、人間らしいことです。もっと言えば聖職者にも、人間として性を楽しむ権利があると思います」(本文より)。性愛を肯定する異端の女子修道院長は、聖女か淫蕩の魔女か? フランス革命下に生きた3人の豪胆な女たち…大修院長ジュスティーヌ、侯爵夫人ドニッサン、娼婦ティティーヌ。美貌を駆使し、熱狂と快楽と陶酔の波をどう切り抜けてゆくのか。エロティシズム溢れる歴史ロマン官能3篇!
  • とっぱくれ
    3.0
    喧嘩に明け暮れ、若くして極道の世界に飛び込んだ“とっぱくれ”(はねっ返り者)村上ギイチ。組織内でひたすらてっぺんを目指すが、自分を拾ってくれた兄貴分の美山と「親」である松原の極道者としての生き方に隔たりが見えはじめ、二人の間で微妙な立場に立たされる。「極道者がのしあがっていくのに必要なのはゼニと力。せやけど一番大事なのはハートや。男の気骨を大事にせえ」。正念場でギイチが選んだ道は…! 不器用だがまっすぐに生きる、一人の極道者を描く!
  • 死霊大名 くノ一秘録1
    2.9
    伊賀国最強のくノ一・青蛾が育てた娘・蛍――。16歳の若きくノ一は千宗易(千利休)の意を受け、父とともに戦国最大の悪漢・松永久秀を探る。そこで目にしたのは「死と戯れる」秘技だった――。死霊が増殖する動乱の世で、蛍は父を助けるため悲壮な闘いに挑む。気宇壮大なスケールで描かれる「くノ一秘録」シリーズ、ついに始動!
  • 風の殺意・おわら風の盆
    2.8
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! 沖縄で起きた写真家殺害事件を捜査する十津川警部。失踪した女友達の行方を追うカメラマンの田村。奇しくも二人は、どちらの事件も富山県八尾で行なわれる祭「おわら風の盆」に絡むことを発見する。胡弓の音が響く町を訪れた二人の前で、三年前に起きた悲しい事件の秘密と、沖縄と八尾を結ぶ謎が徐々に明かされていく。
  • 極楽行最終列車
    2.8
    深夜の遠出を思い立ったカメラマンは、上野発急行「妙高」に乗り込んだ。気ままな旅行になるはずだったが、乗り合わせた奇妙な団体が気になって仕方ない。年齢、服装ともにバラバラで重苦しい雰囲気がただよっている。好奇心も手伝い、カメラマンはそっと彼らに向けてシャッターを切った。しかし、その行為をはげしく見とがめる視線が……。まもなくして、列車から女性の絞殺死体がみつかる。不気味な一行は事件と関係があるのか? 十津川警部の推理が光る表題作ほか、名場面三篇。
  • オレアザラシの食う寝るにゃんこ 無料試し読み版
    無料あり
    2.7
    Twitterで累計120万いいね! 働く社会人アザラシ、ふわふわっと楽しく生きてます。 イラストレーター・フナカワが描く「オレアザラシ」は、睡眠とごはんと猫が大好き。 休日の朝のライフハック、何もしなかった日に食べるピザ、引き取った保護猫2匹との生活…。 一切遠出不要、半径5mで得られるささやかな幸せが詰まった一冊です。 オールカラー+マンガを200本以上収録。 描きおろしエピソード「あざらしの限界ダイエット」も必読です! ※こちらは無料試し読み版です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。

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  • 神のふたつの貌
    2.7
    ――神の声が聞きたい。 牧師の息子に生まれ、一途に神の存在を求める少年・早乙女。 彼が歩む神へと到る道は、同時におのれの手を血に染める殺人者への道だった。 三幕の殺人劇の結末で明かされる驚愕の真相とは? 巧緻な仕掛けを駆使し、“神の沈黙”という壮大なテーマに挑んだ、21世紀の「罪と罰」。 ※この電子書籍は2004年に刊行された文春文庫を、新装版で刊行したものを底本としています。単行本は2001年9月に文藝春秋より刊行されています。
  • アメリカ炎上通信 言霊USA XXL
    2.7
    教科書に載ってないアメリカ最新の名言・失言を現地から報告! お馴染み週刊文春大人気連載コラムの最新単行本が登場! 今回はなんと当社比1・5倍の288ページ69本、サイズもビッグになった超お得版。もちろん澤井画伯の爆笑イラストも完全収録。 ★緊張してるわ。まるでポルノ女優がトランプとセックスする時みたいに(ホワイトハウス記者クラブ晩餐会でミシェル・ウルフが) ★過去の失敗はいちばん辛い。なら、自分で笑っちゃうのがいちばんだよ(俳優のライアン・レイノルズ) ★現実に人は傷を残す。美しい傷を(自殺した著名シェフ、アンソニー・ボーディン) ★(トランプが本を)書くなんて無理さ。1冊の本も読み通せない男だよ(『トランプ自伝』の共著者トニー・シュウォーツ) ★投票しようね!(テイラー・スウィフト) ★ボクシング映画でパンチドランカーになったんじゃね?(トランプがロバート・デ・ニーロについて) ★いったいどうしたらいいの? あのタトゥーをしたのは日本が好きで、理解したいからですよ(アリアナ・グランデ) ★7歳の子どもの口にだよ(マイケル・ジャクソンに性的虐待を受けたと告白したウェイド・ロブソン)
  • キャンパスクイーンコレクション―あの大学の、気になるあの子たち―【文春e-Books】
    2.7
    女子アナ、キャスター、タレントの登竜門ともいえる、ミスキャンパスコンテスト。本作は、ミスキャンパス、ファイナリストからなる女子大生たち「キャンパスクイーン」13名の初写真集です。爽やかな魅力が溢れる、完全撮り下ろし!!さらに、個別インタビューページでは、彼女たちの大学生活の様子や恋愛観を取材。3名の貴重な水着ショットも含む、お宝必至、デジタル限定本格写真集です。
  • 合本 ダブル・ファンタジー【文春e-Books】
    2.7
    奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ――。 もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら――、そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。 「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」
  • 中国食品を見破れ スーパー・外食メニュー徹底ガイド
    2.7
    大反響を呼んだ『週刊文春』の中国食品告発キャンペーンを一冊にまとめて緊急出版! 巷に溢れる中国産食品の実態を明らかにすべく、食材68品目、外食87店をリストアップ。スーパーに並ぶあの野菜、某ファストフードでお馴染みのあのメニューも実は中国産だった! 何が安全で何が安全でないのか、食品を選ぶ目を養わなければ生きていけないこれからの時代に必携の一冊です。
  • 悪いのはあなたです 1 無料試し読み版
    無料あり
    2.6
    1~2巻0円 (税込)
    貯金残高8万円、フリーター彼氏と同棲中の派遣社員・リコ(29)。 突然のクビ宣告で崖っぷちに立たされた彼女は、帰り道にハイスぺイケメン・ツトムとぶつかってしまう。ツトムに押し切られる形で一緒に食事をとり、流されるままホテルへ。でも、彼の本性は不倫常習&盗撮マニアの最低男だった――。落ちたら最後、怒涛の勢いで「不倫沼」にハマりこんでいく超破滅的恋愛譚。 電子版には限定でおまけ漫画が収録されています。 ※こちらは無料試し読み版です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。

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  • 日米中アジア開戦
    2.6
    もし日米中が戦争したら? アメリカに亡命中の中国民主化運動家が、尖閣諸島、防空識別圏など最新情勢を踏まえ、香港・台湾でベストセラーとなった『仮如中美開戦』を日本向けにバージョンアップ。東シナ海、南シナ海に迫りくる危機、中国膨張の内幕を明かします。「軍国主義は日本ではなく中国だ」「文革世代、習近平の弱点」「開戦、そのとき中国の同盟国は?」「米中サイバー大戦」など、日本にはなかなか伝わってこない事実を鋭く分析。平和と中国民主化を願う著者からの、日本の読者へのメッセージが詰まっています。
  • S・キング50周年たっぷり試し読み 『ビリー・サマーズ』ガイドブック
    無料あり
    2.5
    【大容量試し読み+読みどころ紹介対談の無料ガイドブック!】 2024年に作家デビュー50周年を迎えたスティーヴン・キング。4月8日発売予定の最新長編小説は、ハードボイルドやノワールなどの小説好きにも刺さる一作『ビリー・サマーズ』です。凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!? キングの世界をしっかり味わえる2章分のたっぷりした試し読みとともに、巨匠の企みに満ちたクライム・ノベルの読みどころを、長年の翻訳者・白石朗さんと担当編集者で徹底解剖します! ■目次より ◎訳者×担当編集者対談 変化球と思わせて、最後はどストライクな感動作! ◎新作長編試し読み『ビリー・サマーズ』(第一章、第二章) ◎文藝春秋のスティーヴン・キングの本 *本書は、電子書籍オリジナル編集です。 *新作『ビリー・サマーズ(上・下)』は文藝春秋より2024年4月8日発売予定です。
  • 理系クンの日々アップデート育児
    2.5
    育児のいろいろな疑問にN島クンが「理系思考」で挑戦。 楽しくて役に立つ、育児マンガの決定版! 日々残業に追われる理系夫のN島クンと、ザ・文系のマンガ家・高世えり子夫婦は結婚12年目でこどもが二人。長女は9歳で長男が5歳。 「こどものインターネット利用はどこまでOK?」 「赤ちゃん連れ海外旅行の必勝法とは?」 「究極の朝ごはん作りに挑戦」などなど 育児のいろいろな疑問にN島クンが「理系思考」で挑みます。 cakesに連載された短篇マンガに小学館DAKKOなどで連載された四コマ漫画「怒涛のにゅーじ★ヨージ」を合体させた豪華二章立ての電子書籍オリジナルです。 理系夫と文系妻の出会いから結婚、出産、子育てを描いた「理系クン」シリーズの最新作。
  • 「出る杭」は伸ばせ! なぜ日本からグーグルは生まれないのか?
    2.5
    ソニー、グーグルで活躍したビジネスパーソンが「出る杭」たちへ送る熱いメッセージ! 週刊文春の好評連載を書籍化。 著者はソニーで井深大、盛田昭夫、大賀典雄らの薫陶をうけ、パソコン「VAIO」やDVDレコーダー「スゴ録」など大ヒット商品の立役者だ。ソニー退社後はグーグル日本法人社長をつとめ、現在は自身が起業した会社を経営している。 著者のいう「出る杭」とは、打たれても打たれてもへこたれず、自分の信じる道を貫いて必ず結果を出すような知力とバイタリティの持ち主のこと。ただ生意気で傲慢なだけの人ではない。イノベーションは、たいてい「出る杭」から生まれる。会社の危機を救うのも大概はそう。 これからの歴史的大変化の時代、必要なのは秀でた個人、「出る杭」たちだ。 シンギュラリティ、AI、フィンテック、オムニチャネルといったビジネスのキーワード、イーロン・マスク、アンディ・グローブ、ラリー・ペイジといったキーパーソン、そしてグーグル、アップル、インテル、ヤフー、ウーバー、テスラ、アマゾン、アリババ、ホンハイといった主要プレイヤーたちの動向を示しながら、わが道をいく人たちへエールを送る。「想定通りになんかいかないからこそ人生は楽しく面白い」「所詮人生は冒険だ」と開き直れば、自分が本当に生きたい人生を生きる勇気が湧いてくる。(本文より) 【目次】 第1章 世界一の「出る杭」企業、グーグルが見る未来 第2章 私が出会った「出る杭」なリーダーたち 第3章 「出る杭」がいない組織は衰退する 第4章 次々に登場する「出る杭」ビジネス 第5章 「出る杭」企業が世界を変える
  • 奇祭の果て 鍋かむり祭の殺人
    2.5
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! 六本木のホテルで殺された人気女優の顔には鉄製の鍋、目黒のマンションで死体で発見された有名クラブのママの顔には紙製の釜が被せられていた。2人の共通項は30代の美人で資産家、離婚歴そして派手な男付き合い。芸能界、政財界を巻き込んだ巨大スキャンダルには多すぎる容疑者が。十津川警部・「祭り」シリーズ第7弾。
  • 十津川警部、海峡をわたる 春香伝物語
    2.5
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! 胸に刺さったサバイバルナイフと死体の顔に描かれた赤い小さな二重丸。「蒼き狩人」と名乗る犯人は、祭を訪れる若い女性に次々と襲いかかる。「ボクもそうでしたから、ハンニンの気持ちはよくわかりますよ」。捜査本部に届いた謎の手紙。差出人の無期懲役囚と対面した十津川警部は、韓国を目指す。「祭り」シリーズ第6弾!
  • 青森ねぶた殺人事件
    2.5
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! 化粧をほどこされた美女の死体が、ねぶた祭りの大太鼓の中から発見された。青森県警が逮捕した容疑者に、十津川警部は首を傾げる。公判では若い女性弁護士が「真犯人は別にいる」と追及したが、審理は難航。そしてねぶた祭りの夜に起きる第3の殺人事件! すべてを操った本当の犯人は誰か? その恐るべき動機は何か?
  • 鎌倉・流鏑馬神事の殺人
    2.5
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! 京都の旅館で中年女性が殺され、その知人が東京で殺された。双方の現場に残されていた「陰陽」の墨文字。連続殺人の狙いは何か? 容疑者には、鉄壁のアリバイがある。そして、容疑者が参加した鎌倉・鶴岡八幡宮の流鏑馬神事で、「陰陽」のかけ声とともに起る驚くべき事件。十津川警部が大活躍する「祭り」シリーズ第4弾。
  • 祭りの果て、郡上八幡
    2.5
    十津川警部「祭り」シリーズ、遂に電子化! ダムの底から発見されたカメラマンとミス・郡上八幡の死体。男性の衣服からは覚醒剤が見つかり、しかも彼は現・警視総監の息子だった。十津川警部の必死の捜査により、事件は4年前の血塗られた連続女性殺人事件へと繋がってゆく。真相究明を目指す十津川と、スキャンダルを恐れる警視庁上層部の確執を描くサスペンス長篇。
  • 恨みの三保羽衣伝説
    2.5
    ごったがえす新宿駅構内で、見知らぬ和服美人から警視庁捜査一課の西本刑事に手渡された一通の手紙。そこには「ミス羽衣」を名乗る女、竹田幸美の謎のメッセージがしるされていた。事件のにおいを嗅ぎとった西本は、さっそく三保の松原を訪れたが、幸美はすでに死亡しており、西本に脅迫状、そして凶悪な犯人の魔の手が迫る! 表題作ほか、箱根仙石原、芦ノ湖、浜松を舞台に十津川警部と仲間たちが活躍するトラベルミステリー3篇。
  • 愛と憎しみの高山本線
    2.5
    〈次の月曜日に、Aを爆破する K〉予告状が警視庁に送られた直後、成田空港のロビーで爆破事件が起きた。AとはAirportのことだったのか。では署名のKとは誰なのか? 愉快犯による犯行、と思われた事件だが、B、Cと犯行が進むにつれ、別の可能性が……一連の犯行は何のため? 本部長の意向に背いて、十津川警部は相棒・亀井と独自捜査に取り組む。表題作ほかトラベル・ミステリーの傑作、全4篇。日本各地の鉄道を舞台に、愛の果てに起きた犯罪を十津川警部が追う!
  • 浅草偏奇館の殺人
    2.5
    エロ・グロ・ナンセンスが一世を風靡する昭和7年の浅草六区。秋月が脚本を書いている劇場・浅草偏奇館の踊り子の京子が殺され、隅田川に浮かんでいるのが発見された。先輩脚本家の中原は皆の反対を押し切り、「踊り子殺人事件」として舞台化し大成功をおさめるが、劇場の活気とは裏腹に、踊り子ふたりが次々と惨殺されてしまう。事件の真相を尋ねて、秋月は50年ぶりに浅草を訪れる……。戦争の跫音(あしおと)が次第に近づく日本社会を、巧みに作品にとりこんだ異色作。
  • これでもがん治療を続けますか
    2.3
    日本のがん検診・治療は患者ではなく、医者のために行なわれている――。これが著者の最終結論。“最新療法”に騙されてはいけない。命と健康を守るには、断片的な情報にすがるより、がんの基本的なしくみを理解する方がはるかに大事だとわかりやすく説く1冊!
  • 2022文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    2.0
    2022年、もっともよく読まれている作品は? 文藝春秋の電子書籍約5800点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。 2022年の1位は、収録されている短篇が映画化され、国際的にも話題になったあの短篇集。2位は2016年の発売以来、7年連続でベスト3入りしている小説、3位はスポーツノンフィクション作品です。 また文藝春秋コミックベスト100のほうは、文春らしからぬ(?)あのコミックが3位まで独占。新刊中心のフレッシュなランキングとなりました。 読書計画にも役立ていただける内容です!
  • 合本 悼む人【文春e-Books】
    2.0
    1巻1,223円 (税込)
    善と悪、愛と憎しみ、生と死が交錯する直木賞受賞作! 著者が切望した、「いま世界に一番いて欲しい人」とは? 不慮の死を遂げた人々を“悼む”ため、全国を放浪する若者・坂築静人。静人の行動に戸惑いと疑念を覚え、その身辺を調べ始める雑誌記者・蒔野。末期がんに冒され、家族とともに最後の時間を過ごしながら、静人を案じる母・巡子。そして、自らが手にかけた夫の亡霊に取りつかれた女・奈義倖世。 静人の姿が3つの視線から描かれ、その3つのドラマが、やがて1つの大きな物語の奔流となる。「この方は生前、誰を愛し、誰に愛され、どんなことで人から感謝されてでしょう?」静人の問いかけは、彼を巡る人々の心を、少しずつ動かしていく。 家族との確執、死別の悲しみ、自らを縛りつける呪縛との対決。そして避けられぬ死の傍らで、新たな命が――。静かな感動が心に満ちる感動の巨編!
  • アメリカの壁 小松左京e-booksセレクション【文春e-Books】
    2.0
    アメリカにトランプ大統領が誕生して以来、「いま読むべき作品」「現実がSFに近づいた」と改めて注目を浴びている作品。 ときは冷戦時代。ベトナム戦争以降のアメリカは国外問題への関心を急速に失いつつあった。「輝けるアメリカ」「美しいアメリカ」というスローガンを掲げて当選した大統領は、国内問題には熱心だが、対外政策はどこか投げやり。 そんなとき、アメリカは突然、出現した「壁」に囲まれ、外部との交通、通信が一切、遮断されてしまう。 しかし、なぜか大規模なパニックは発生せず、「アメリカは生きつづけるだろう」と語る大統領のもと、アメリカ国民は意外に落ち着いていた。 「どう考えたって・・・・・・これはおかしい」 アメリカ国内に閉じ込められた日本人ライターは、そんな状況を不審に感じて調査を始める。 「アメリカは、“外”の世界に、ひどくいやな形で傷つき、萎縮(シュリンク)しはじめた。そいつは認めるだろ? 今の大統領は、その方向をさらに強め、妙な具合にカーブさせた。彼は“幸福な新天地時代”のアメリカのノスタルジイに訴え、そこからの再出発を考えているみたいだった」 「たしかにアメリカにとっては、“すてきな孤立”だ」 そして男がたどりついた真相とは・・・・・・。 1982年に文春文庫から発売された短編集『アメリカの壁』から、表題作「アメリカの壁」だけを取り出し、電子書籍オリジナルとして発売!
  • アメリカ人もキラキラ★ネームがお好き USA語録2
    2.0
    週刊文春大人気連載シリーズ第2弾! M・ロムニーは、たった二つの失言で、20億ドルを注ぎ込んだ大統領選をしくじった。言葉を制する者はアメリカを制す。言葉を知ればアメリカがわかる。マンスプレイン、ドーマ、メサイア……日々、かの国で生まれる新語・名言・迷言を現地から毎週レポート。解説 モーリー・ロバートソン ※本書は、単行本『知ってても偉くないUSA語録』を文庫化にあたって改題したものです。
  • 週刊文春が報じた ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの独白5時間【文春e-Books】
    2.0
    SMAP分裂騒動のすべては週刊文春のスクープから始まった!  突如、浮上した人気アイドルグループSMAPの分裂問題。ジャニーズ事務所も、「一部メンバーの独立問題」などが生じていることを公式に認めた。  多くのメディアが指摘しているように、全ての発端は2015年1月に週刊文春が掲載したジャニーズ事務所の副社長メリー喜多川氏の独占インタビューだった。  5時間にもおよんだ取材の途中、メリー氏はSMAPの担当マネージャーを取材現場に呼び出して、叱責した。 緊張感あふれる両者のやり取りを、こと細かく報じたこの記事は、芸能関係者はもちろんのこと、SMAPメンバーにも衝撃を与えたという。 はたしてSMAPは分裂するのか? 今回の騒動の背景には何があるのか。 その鍵となる記事を、電子書籍で一挙公開。 ※この電子書籍は、週刊文春2015年1月29日号に掲載された「ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの告白5時間」の記事を電子書籍化したものです
  • 恋する音川家
    2.0
    1巻1,222円 (税込)
    横浜いちダンディなおじいちゃんが、22歳にタイムスリップ!? つられてやってきた恋の季節に、家族みんなで、大騒ぎ。この恋はもう、止められない、止まらない! 最強ストーリーテラーが紡ぐ、ノンストップラブコメディ!!! 俺はゲイなのか? 思い悩む父と、かつての恋人に再会し心ざわめかせる母。そんなときに一本の電話。じいちゃんが、ストーカー容疑で逮捕された――!? 真相がつかめぬまま、ビッチな娘は年上男に本気の恋。そして息子は、パン屋のあの娘をめぐってじいちゃんと恋のさや当てだ? どうなる、音川家!!
  • 崖(上)

    2.0
    1~2巻880円 (税込)
    男は自分の体がゆるやかに、しかし、全く無抵抗な感じで、傾斜面をすべり出したのを知った。が、そうした感じは極く一瞬のことで、あとは落下という言葉がふさわしいすべり落ち方であった。街の灯が光の帯でも流れるように、いっせいに彼をめがけて突進して来た。何ものかが、それも彼にとって極めて大切なことが、幾つも幾つも、同時に男の脳裡をつんざき横切った。……元新聞記者の山代大五がこの事故で失った三年間の記憶。その空白の部分に浮彫りされる人生とは?
  • 地の果ての獄(上)
    2.0
    1~2巻495円 (税込)
    明治十九年秋、薩摩出身の有馬四郎助が看守として赴任した北海道月形の樺戸集治監。石狩川のほとりにあるこの監獄は、十二年以上の受刑者ばかりを集めた、まさに悪党どもが年貢を納めるにふさわしい地の果ての牢獄だった。正義感あふれる青年看守がそこで見た奇怪な事件と、牢屋小僧、五寸釘の寅吉といった受刑者たちの数奇な過去の数々。使い捨ての労働力として受刑者を使役し、道路建設や炭鉱開発にあたった薩長閥政府の功罪を抉り、北海道開拓の裏面史を描いた歴史長篇。
  • 夜に忍びこむもの
    2.0
    42歳の実業家・滝沢秀樹は、愛人の雑誌編集者・東子(とうこ)と密会を重ねていたある日、突然妊娠を告げられる。うろたえる秀樹を尻目に、平然と出産の準備をすすめる東子。それどころか、マタニティードレス姿の写真を自宅に送りつけるなど、嫌がらせとも思える不気味な行動をみせ始めた。抜きさしならない事態に焦る秀樹だったが、彼女の周辺を探るうち衝撃的な秘密を知ることに…。すれ違う男と女の思惑からあぶり出される“現代の病巣”とは。渡辺不倫文学の傑作!
  • 謎と殺意の田沢湖線
    1.5
    東京・国立市の豪邸で謎の殺人事件が起きた。現場で捜査を進める十津川警部は、邸宅の庭に造られた奇妙な形の池に注目する。ゆがんだ周縁をもち、青さを強調した深い池。やがて殺された夫婦が田沢湖近くの寒村の出身者で、ダム開発によって水没した故郷から東京へ移住してきたことがわかる。大きく変化してゆく運命の果てに起きた村民たちの悲劇を、おなじみ十津川警部が解明する表題作ほか、トラベル・ミステリーの傑作を3篇収録。
  • 【分冊版】13番目の転移者、異世界で神を目指す スキル【アイテム増殖】を手に入れた僕は最強装備片手に異世界を満喫する(1)
    1.0
    1~10巻165円 (税込)
    平凡男子高校生、コピー能力で異世界を満喫!? 男子高校生の藤堂直哉は、「13人の神候補」のひとりとして異世界に召喚されてしまう。 しかし、直哉は神になることに興味がなかった。 退屈だった現実世界とおさらばしたなら、異世界生活を満喫するしかない!!! 魅力的なヒロインたちとおくる、ドタバタ人生やり直し冒険譚、開幕ーー!! ※この電子書籍は『13番目の転移者、異世界で神を目指す1  スキル【アイテム増殖】を手に入れた僕は最強装備片手に異世界を満喫する』の分冊版です
  • 反日種族主義 「慰安婦問題」最終結論
    1.0
    1巻2,400円 (税込)
    「慰安婦神話」を実証的に論破する! 韓国、日本、そして世界は、真実に基づかない運動に騙されてきた―― 【エピローグより】今まで慰安婦運動グループの研究者や運動家たちが主張してきたものは、架空の作り話というしかない。(略)彼らは、道を歩いて至り村の井戸で水を汲んでいたりした少女を、いきなり現れた官憲が父母も知らないうちに捕まえ連れていったと主張する。(略)しかし、そうしたことは、本書で論じてきたように全て事実ではない。 慰安婦は20万人いた? 幼い少女も動員? 官憲による強制連行? 慰安所では無報酬だった? 慰安婦を虐待、虐殺……? こうした「主張」は、全て事実ではない。
  • 2021文藝春秋電子書籍ベスト100【文春e-Books】
    無料あり
    1.0
    2021年、もっともよく読まれている作品は? 文藝春秋の電子書籍約5200点のダウンロード数を元に集計した、電子書籍ベスト100です。 2021年の1位は、映画化もされたあの小説。 今年もバラエティに富んだランキングになりました。 また今年から文藝春秋コミックベスト20を掲載。「こんなコミックが文春から!?」と驚かれるタイトルもありますので、こちらもお楽しみに!

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  • 嵐・松本潤裏切りの“4年恋人”【文春e-Books】
    1.0
    「なんでオレこんなに会いたくなっちゃうんだろう」――。SMAP解散後のジャニーズを担う超人気グループ「嵐」。メンバーの松本の自宅に、毎週のように深夜に通っていたのは、世間公認の恋人・あの女性ではなかった。いまや芸能界の頂点に立つアイドルの“禁じられた恋”の相手とは? 衝撃のスクープと、その後の関係者たちの反応は……。週刊文春2017年1月5・12日号、1月19日号の記事を再構成した電子書籍オリジナルコンテンツ。※本文中に登場する人物の年齢・肩書き等は初出時のものです。※本文中に人物写真は収録されておりません
  • グリーンスムージーをはじめよう 新装決定版
    1.0
    テレビや女性誌でも取り上げられ大きな話題になったグリーンスムージー公式本がパワーアップ! 大流行したグリーンスムージーの入門書に、提唱者ブーテンコ氏のインタビューと最新10レシピを追加した決定版。
  • きずな 藤圭子と私
    1.0
    追悼・藤圭子。育ての親が綴った幻の名著、緊急復刊! 巻末解説/水道橋博士 2013年8月22日にこの世を去った怨歌の女・藤圭子。昭和40年代に「新宿の女」「圭子の夢は夜ひらく」などの大ヒットで時代を作った彼女を発掘し、育て上げたのが本書の著者であり、作詞家の石坂まさをである。親に連れられて来た藤圭子との衝撃的な出会いから、大ヒットの裏側、結婚と離婚、十数年を経ての再会と娘・宇多田ヒカルとの新たな出会いまで。藤圭子母娘三世代の壮絶な人生の軌跡が、赤裸々に綴られる! 著者は2013年3月9日、闘病の末、死去。藤圭子は「石坂まさをを偲ぶ会」の前日、この世を去った。時代を駆け抜けたふたりのきずなとは何だったのか? 衝撃の1冊
  • 十津川警部 京都から愛をこめて
    -
    平安時代の公卿、小野篁。現世と霊界を自由に行き来したという彼の予言書には「京都に災いが起こる」と記されていた。その予言書の持ち主・高田が十津川のもとを訪れ、忌まわしい来歴について語り、調査を依頼。そして高田は忽然と行方を絶った――。京都で次々と発生する怪事件。予言書との関連は? 悲劇をくい止めるべく、十津川は京都に向かう!
  • 心に残る人々
    -
    坪内逍遙、菊池寛、久米正雄、横光利一、正宗白鳥、吉川英治、林芙美子、島木健作……といった作家から、片山哲などの政治家、あるいは市井のコロッケ屋のおやじさんに至るまで、人生の折々で心の琴線にふれた人々の想い出を情味ゆたかに綴って、大正末期から戦後二十数年までの自画像を浮き立たせる好エッセイ「心に残る人々」。習作時代から芥川賞受賞を経て、作家として安定した地位が与えられるまでの文学的経歴を綴った「出世作のころ」も同時収録。
  • 光と影
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    将来を嘱望された陸軍大尉の小武は右腕負傷の憂き目にあう。偶然にも同じ傷で同期の寺内と病院で一緒になるが、小武は切断、寺内は腕を残した施術となった。廃兵となった小武はしだいに転落の気分を味わうが、いっぽうの寺内は……。カルテの順番という小さな偶然がわけた人生の光と影を、的確なタッチで構築した直木賞受賞作に、人間の皮肉を巧みに描き出した「宣告」「猿の抵抗」、若く美しい女に潜む戦慄をあつかった「薔薇連想」の三篇を加えた卓抜な作品集。
  • インテリジェンス関ヶ原
    NEW
    -
    「天下分け目の戦い」の定説、新説を徹底考察! 本郷戦国史の決定版 ●徳川家康は合戦前から天下人だった? ●“エリート官僚”石田三成の勘違い ●西軍最大の裏切り者は小早川秀秋なのか? わずか半日で決着がついた、日本史上稀な決戦「関ヶ原の戦い」。 実は合戦以前に繰り広げられた外交戦、情報戦こそが天下を動かす上で大きな意味を持っていた。 天下分け目の戦いにおける「失敗の本質」を人気教授が徹底考察。 勝負は決戦前についていた ・「朝鮮出兵の恨み」だけが石田三成襲撃事件の原因か? ・家康は、秀吉子飼いの古参家臣を「婚姻外交」で取り込んだ ・前田利長は加賀征伐の発端「家康暗殺計画」に関与したのか? ・「無血」という政治的な解決は、結果的に高くつく ・家康は“プリンス”宇喜多秀家と小早川秀秋の弱みにつけ込んだ ・ケチな家康が、決戦前に伊達政宗や細川忠興へ大盤振る舞い ・宇喜多家、前田家、上杉家の中枢に居座ったスパイ「本多政重」 ・安国寺恵瓊は家康を討つために毛利輝元を担いだ? ・「東西二分」を狙った三成vs「豊臣家の屈服」を目指した家康 目次 第一話 天下人の死 第二話 秀吉政権の光と影 第三話 亀裂 第四話 利家vs家康 第五話 三成失脚 第六話 「加賀征伐」の謎 第七話 プリンスたちへの工作 第八話 「無血」というコスト 第九話 会津征伐へ 第十話 三成のクーデター 第十一話 内府ちがいの条々 第十二話 三成の「東西二分の計」 第十三話 家康、逆襲体制を整える 第十四話 本気の西軍、消極的な西軍 第十六話 九月十五日 第十七話 敗者たちの運命 第十八話 東北の「関ヶ原」 第十九話 九州の「関ヶ原」 第二十話 「論功行賞」の論理 最終話 新しい天下のかたち
  • ミッドウェイ海戦
    NEW
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    戦史研究の第一人者が日米の世紀の決戦を描く 今、もっとも読みたい軍事史の第一人者、『独ソ戦』『天才作戦家マンシュタイン』の著者、大木毅による初の語り下ろし作品! 太平洋戦争のターニングポイントとなった「運命の海戦」をあらゆる角度から語り尽くす。 圧倒的に有利だった戦いで無残な敗北を喫したのはなぜか。 生き残った海軍士官たちによる周到な「隠蔽工作」によって「神話化」され、真実からほど遠いところで論じられてきたミッドウェイ海戦を、内外のさまざまな史料を駆使し、何がわかっていて、何がわかっていないのか、その研究の最前線を紹介する。 真珠湾攻撃の巨大な勝利によって、“勝利病”――驕りと慢心――に蝕まれた機動部隊司令部は、危機を示唆するあらゆる兆候を無視し、握りつぶしたまま戦場へと突入した。虎の子の四空母を失うという「すべてが失敗した」海戦は、いつの間にか人間の力を超えた「運命」によって負けたという話にすり替えられていった。 澤地久枝氏の孤軍奮闘によって明らかにされた「運命の五分間」の欺瞞も、海外の最新研究が明かした事実を交えて再検証。 「現代のマハン」と呼ばれる米海軍大学の名教授が「離心的(エキセントリック)」と批判する、目的が分散していく作戦構想の欠陥など、今、わかるミッドウェイ海戦のすべてがここにある!
  • 元祖スキャンダリスト黒岩涙香
    NEW
    -
    明治の世に炸裂した『萬朝報』砲の真実! 有力者の女性問題、旧大名家の御家騒動、淫祠邪教の内幕、政界大物とのバトルを連発。明治を駆け抜けたスキャンダル紙、萬朝報。 愛人、二号を囲っている著名人を、執拗な取材で片っ端から実名暴露していく『蓄妾の実例』で知られる萬朝報だが、その一方で、内村鑑三、幸徳秋水、堺利彦ら左翼・リベラルの論客、斎藤緑雨などの文人も抱える硬派な論説紙でもあり、相撲、都都逸、連珠などの娯楽の普及にもつとめ、紙面で宝さがしもおこなうエンタメ・メディアでもあった。 その創始者にして、時のベストセラー作家、さらには「探偵小説の祖」とも称される黒岩涙香とは何者か? 梁山泊と呼ばれた朝報社に集った記者、作家たちの埋もれた仕事を発掘、宮武外骨をはじめしばしば牢屋とシャバを行き来した同時代のライバル、さらには森鴎外(「畜妾の実例」で愛人を暴かれている)、夏目漱石、二葉亭四迷といった文豪たちとの意外なかかわりも明らかにしていく。 「偉いやつらの秘部を暴く」というスキャンダリズムに、興味本位と勧善懲悪的な社会正義、大衆に真実を知らせるというジャーナリズム精神、さらには謎解きの持つエンタテインメントの魅力までが渾然一体となった涙香ワールドに侵入する、異色の評伝。
  • 見えない戦争 インテリジェンス・勢力圏・経済安全保障の地政学
    NEW
    -
    1巻1,200円 (税込)
    ビジネスエリート必読の最新地政学講義! 激化する米中対立、AI・スマホが戦場に――。 元国家安全保障局長・北村滋氏の最新作は、インテリジェンスの核心に迫ったビジネスエリート必読の1冊です。 ●第1章 「見えない戦争」――インテリジェンスが戦争を決める 《現実を直視する第一歩として、先ずは現代の戦場で何が生起しているのかを明らかにしなければならない。火力の応酬などのキネティック(物理的、動力学的)な戦闘に先立ち、勝敗を決しているのは「知」の攻防である。本章では、ウクライナ、ベネズエラ、ガザ、そしてイランにおける最新の戦訓からインテリジェンスが現代戦をいかに駆動しているかを描き出す。》 ●第2章 勢力圏思想の復活――米中大国間競争の本質 《インテリジェンスによる「見えない戦争」における優位は、単なる戦術的勝利にとどまらない。それは国家自らの生存空間、すなわち勢力圏を確保し、維持するための前提と言える。本章では、大国間競争の深層に踏み込み、スパイクマン的リアリズムへ回帰した米中両国による勢力圏再編の力学を分析する。》 ●第3章 経済安全保障と企業インテリジェンス 《我が国が戦後最も厳しい安全保障環境に直面する中、有事と平時の境界は曖昧となり、安全保障の主体は国家から民間へと拡大している。世界経済がグローバリゼーションからデリスキング経済へと移行することに伴い、国家の安全保障政策はミクロ経済の主体である企業にまで深く浸透しつつある。本章では、このマクロの構造転換が、企業の構造や行動に具体的に如何なるインパクトを与えるのかという現代的課題について、企業とインテリジェンス、グリーン経済安全保障、M&Aという多角的視点から論ずる。》 ●第4章 テクノロジーと主権――決定の自律性 《企業がインテリジェンス能力を涵養すべき対象は、M&Aやサプライチェーン領域に限定されない。国家と企業の意思決定を根底から支え、一方において最大の脆弱性をもたらしかねないのが、サイバー空間とAIである。本章では、我々の掌にあるからスマートフォンから国家中枢を与るガバメントクラウドに至るまで、テクノロジーがいかに「主権」概念を再定義しているかを説き明かす。》 ●最終章 日本はこの大競争の時代をどう生き延びるか――レアルポリティークと我が国に求められる戦略性 《インテリジェンス、勢力圏、企業防衛、そしてAI。これら「見えない戦争」の全貌を俯瞰したとき、我が国に突きつけられているのは、決定の自律性という「主権」をいかに維持するかという重い問いである。本章では、これまでの議論を総括するとともに、「縁辺部(リムランド)における紛争の時代」に我が国が「戦略国家」として生き残るための道筋を呈示したい。》 この「見えない戦争」の時代を、いかに戦略的に生き抜くか。本書はその羅針盤となるはずです。
  • 【分冊版】夫に圏外扱いされてます 1
    続巻入荷
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    1~18巻83円 (税込)
    うちの夫は、承認欲求の塊かもしれないーー。家族の日常写真がバズったことをきっかけに、SNSにのめりこむようになった夫。いつしか、家族には目もくれないようになっていって…。
  • 【分冊版】慰謝料きっちりいただきます 1
    続巻入荷
    -
    1~15巻132円 (税込)
    文春オンラインで話題沸騰!不倫狂いのモラ夫に、サレ妻は制裁を与えられるか―― 誠実さに惹かれてひと回り年上・バツイチの結城鳴海と結婚したつむぎ。 だが鳴海の正体は、産後に育児でヘトヘトなつむぎに暴言を吐きまくるとんだモラ夫だった! さらに次々と鳴海の不倫が発覚。 当初はうろたえるばかりのつむぎだったが、親友の夏や絹子の力を借りて、 子ども達ふたりのためにモラ夫・鳴海や愛人と闘うべく立ち上がる! 【第1話収録】
  • 【分冊版】悪役令嬢のお嫁さま 1
    無料あり
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    1~13巻0~165円 (税込)
    王妃としての将来を約束されていた令嬢・カリナは ある日突然、婚約破棄を言い渡される。 カリナを流刑に処す王子の傍らには、実の妹・アウロラの姿があった。 魔物が棲むと言われる極北の地に追放されたカリナは、 不穏な音の正体を調べに飛び出た雪原で運命的な出会いを果たし――? 復讐を誓う令嬢と、愛を求める少女。 追放から始まる、極寒の“共犯”ファンタジー! 【第1話収録】
  • シャーロック+アカデミー 1
    無料あり
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    急増する凶悪犯罪に対抗するため、「探偵」が職業として重要になった世界。 日本の探偵養成学校「真理峰探偵学園」に入学した不実崎未咲は一人の美少女と出会う。 <探偵王女>の二つ名を持つ彼女、詩亜・E・ヘーゼルダインは不崎咲とただならぬ因縁を持つ相手だった。 宿命に導かれるかのように二人はやがて、互いの魂を懸けて「真実」を競い合うことになる。
  • ぼくは青くて透明で 1
    無料あり
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    1巻0~790円 (税込)
    高校1年の羽田海(はだ・かい)。 コロナ禍の夏、血の繋がらない母・美佐子と二人で地方へと引っ越してきた。 マスク越しの学生生活。誰に深入りすることもなく空気のように過ごしていこう―― そう考えていたはずなのに。 地元の名士の息子でHR委員長で、絵にかいたような優等生、 自分とは関わることはないだろうと思っていた クラスメイトの長岡忍に、惹かれてしまうなんて。 絵にかいたような優等生の君と、空気みたいなぼく。 交わることはないと思っていたのに―― 想いが零れるボーイズストーリー、第1巻!
  • 週刊文春 2026年6月18日号
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    ■■■高市首相「中傷動画」動画作成者新証言&未公開LINE 森山前幹事長が小誌に「独裁政治の始まり」第6弾■■■ 「面識はない」「秘書を信じる」「音声に違和感」。中傷動画問題を巡り、国会の場で強弁に次ぐ強弁を重ねる高市首相。しかし、そんな首相の言葉こそ全く信用できない。なぜならば、小誌にはこれだけの証拠があるのだ! ■■■民間人となった元女性皇族8人はどんな暮らしをしているの? 皇室典範の改正で再注目■■■ 女性皇族が、結婚後も皇族身分を保持する案が検討されている。首相は今国会での成立を急ぐが、現行の典範で育った女性たちには、戸惑いもあるのではないか。そこで戦後、皇籍を離れた元女性皇族たちの生活を追った。 [W杯特集] ●森保一“逆転監督”の「仏と鬼」 中学卒業式に金髪、退部して夜遊び、美人妻…… 木崎伸也 ●“最強”日本代表4つの落とし穴 久保がボヤキ「W杯レベルに達していない」 ■■■実録ルポ「令和の美人局」「不同意性交等罪」新設のウラで激増 奥窪優木■■■ 23年の刑法改正で不同意性交等罪が新設され、被害者たちは性被害に対し声を上げやすくなった。だが――。今、法改正を悪用した令和型の美人局が急増しているという。男性たちはいかにして加害者とされてしまったのか。 ■■■由美かおる「ミニスカ健康法」と「最後の恋」■■■ 今年、デビュー60周年を迎えた由美かおる。75歳の今もミニスカートを穿きこなし、新たな恋に心躍らせている。健康の秘訣に加え、石原裕次郎との共演秘話や、「水戸黄門」での入浴シーンの舞台裏まで語り尽くした。 ■■■アナタの知らない「ご当地スーパー」の世界 稚内の食パン、松江のプリン……日本一決定!■■■ いま、ご当地スーパーがアツい。一定の地域のみで展開し、地元発祥で、地元産食品を多く販売する店のことだ。毎年、アワードも開かれており、今年で5回目。グランプリを受賞したのは、北海道と島根県のスーパーだった。 ■■神奈川、中国地方……二宮和也が買い漁る「高級不動産の嵐」■■ ■■ギネス記録 笑点・山田くんの笑えない「誹謗中傷トラブル」■■ ■■チームみらい幹事長「台風でも対面要求」デジタル化の二枚舌■■ ■■白内障の進行を防ぐ 文春女性外来(23) 久保江理■■ ■■シワ&ガサガサ解消 うるツヤの若見え手肌に 「マイナス7歳に見える」文春美容講座(14) 小塚美香■■ ■■歯周病は独力で戦うな 49歳からの認知症予防(12) 内野勝行■■ ●新・家の履歴書 藤井 恵(料理研究家) ●阿川佐和子のこの人に会いたい 笠原将弘(料理人) グラビア ●原色美女図鑑 香椎由宇 撮影:末長 真 ●原色美女図鑑Mini 横田真子 撮影:熊谷 貫 ●舘ひろし×黒川想矢 60歳差の2人の“切磋琢磨” ●おいしい!私の取り寄せ便 ホリ(ものまね芸人) 好評連載 林真理子/池上彰/小野一光/杉本昌隆/中丸雄一/三宅香帆/土屋賢二/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/能町みね子/平松洋子/藤田晋/春風亭一之輔/津田健次郎/山崎努/大久保佳代子/鷲田康/鈴ノ木ユウ/村山由佳/益田ミリ/桜玉吉/伊藤理佐ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されていない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年創刊。多くの人気連載、名物グラビア企画に加えて、政治、経済、スポーツ、芸能とあらゆる分野のスクープ記事が満載。発行部数No.1の総合週刊誌です。

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  • Number(ナンバー) 1145・1146・1147号
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    SPECIAL FEATURES 北中米W杯プレビュー 日本代表悲願への論点。 Canada,Mexico,USA [指揮官が明かす勝利の鍵] 森保一「サイドを制圧せよ」 [覚醒までの軌跡] 上田綺世「自信はあります」 [新リーダーに] 久保建英「ナンバーワンの証明」 [決定率0.728] 中村敬斗「左の翼と左の影」 [プレミア2年間の進化] 鎌田大地「ピッチの支配者として」 [仕事人の流儀] 佐野海舟「ハンターは演技派でこそ」 [出陣インタビュー] 冨安健洋「全て意味があったと言えるように」 [先輩・西川周作が語る] 鈴木彩艶「僕らは解決法を知っている」 [シンデレラボーイの激白] 塩貝健人「人生を拓いた12分間」 [カメラマンが見た開催地] ダラス&モンテレイってどんなところ? [識者座談会] 北條聡×木崎伸也×二宮寿朗「ナンバー技術委員会が占う今大会」 [必携保存版] 出場48カ国選手名鑑 [短期集中連載] JI BLUEの最高の景色が見たい! #4 スタッフの準備を知ろう! ゲスト 山本昌邦 與那城奨/白岩瑠姫/池崎理人 ◎ウラ表紙から 「最高の景色を2026」 オフィシャルアンバサダー JI BLUE大特集 オリジナルフォトカード 12人インタビュー「サッカーという宝物」 4v4レポート ・・・・・・・・・・・・・・ [日米2つの快挙に寄せて] 大谷翔平「二刀流で勝つための時間の使い方」 [日本人女性騎手初のG1制覇] 今村聖奈「現実は想像を超えて」 [緊急独占インタビュー] エディー・ジョーンズ「ロッドマンを覚えていますか?」 ・・・・・・・・・・・・・・ REGULARS [対談新連載] 浜田雅功 Next Step アスリートはどう生きるか 「暑苦しいだけじゃないと確信しました」 第3回ゲスト 松岡修造 [徹底解説] 二所ノ関親方「相撲、この技、この力士」 第40回 熱海富士 ・・・・・・・・・・・・・・ FACE 高橋侑花(スピードスケート) BEYOND THE GAME 「阿部慎之助の“涙とケジメ”」文●鷲田康 SCORE CARD INTERVIEW 浅田大翔(横浜F・マリノス)/宇野昌磨&本田真凜(フィギュアスケート)/西谷誠(競馬)/タイガーマスク(プロレス) ※紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載のないページがある場合がございます。
  • 文藝春秋 2026年7月号
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    ■■■高市早苗研究 第2回■■■ ◎高市早苗「書かれざる履歴書」「空白の一年」と外交官試験の謎 甚野博則&本誌取材班 ◎最側近官僚は「公費で不倫出張」常習犯 本誌編集部 【高市政権と皇室典範】 ◎天皇が漏らされた“ご懸念” 本誌編集部 ◎養子案、旧宮家の本音を明かしましょう 久邇朝宏 ◎「拙速改正で日本を分断するな」 御厨貴×林真理子×野田佳彦 ◎高市首相が主導した「性差医療」とは 小宮ひろみ 【特集 かんたん長生き体操】 ◎「心が辛いときこそ整えます」 岩下志麻85歳のマイ体操 ◎体操で「筋肉」と「柔軟性」を守る! 中村徹 ◎あつまれ!「ご当地体操」47都道府県ベスト3決定! 佐藤弘道×武井正子×鳥飼秀彦 【新連載スタート】 ◎国税が暴いた関西“闇”マネー第1回 川崎重工に寄生した海上自衛隊 市田隆 ◎忘れ得ぬ「昭和人」第2回 後藤田正晴の逡巡(中編)保阪正康 ◎同級生対談 中小企業を救え! 岸田文雄×関根正裕 ◎みんな忘れちゃいないか、バッター長嶋茂雄の凄さを 権藤博×外木場義郎×平松政次 ◎物語は台所で生まれる 原田ひ香×嶋津輝 ◎ホンダ三部社長降ろし全内幕 井上久男 ◎株主資本主義の末路 H.U.最高責任者が全員辞任! 大西康之 ◎京都男児殺害事件 現場記者が書けなかったこと 村岡正浩 ◎“世界を壊す男”ネタニヤフの正体 曽我太一 ◎嵐・大野くんは命の恩人です 蝉谷めぐ実 ◎細木数子、私たちの“地獄体験” 宇都宮直子 ◎郷ひろみ 「母の叱咤が僕を作った」 ◎佐藤愛子先生とのスペイン旅行 佐伯泰英 ◎日本の顔インタビュー 家康型“第二の人生”を目指します 本郷和人 ◎第57回 大宅壮一ノンフィクション賞発表&選評 【連載】 ◎〔新連載 第3回〕ラファエルの羅針 柚月裕子 ◎「戦後」の正体4 辻田真佐憲 ◎古風堂々86 藤原正彦 ◎日本人へ273 塩野七生 ◎ベストセラーで読む日本の近現代史154 佐藤優 ◎言霊のもちぐされ21 山田詠美 ◎ゴルフ春秋17 ◎地図を持たない旅人27 大栗博司 ◎有働由美子対談 90 川田翔子(八幡市長)/高島崚輔(芦屋市長) 「市長が一番社会を変えられる」  ……ほか

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  • フルコース がんと私と家族の日々
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    本当に伝えたかったこと ≪≪ 乳がんになって、私はやっと生きがいを見つけた ≫≫ 2年前に乳がんを公表し、乗りこえるまで―― そこには“アンナ流”の覚悟と選択があった。 波乱万丈の芸能人生、父・梅宮辰夫との思い出、 母に対する葛藤、娘への感謝、 そして電撃再婚の真相を赤裸々に綴る 〈本音を言うと、芸能界は私の身の丈に合っていなかった。毎日が楽しくなかったし、毎日がすごく空虚だった。人がやっていないこと、自分にしかできないことは何なのか。それを見つけるために必死にもがいていた。でも、今なら胸を張って言える。がん闘病の経験を、世の中の人、後に続く人たちに残すこと。そのために記録することが、私の役割だって。〉(第1章より) 【概要】 タレントの梅宮アンナさんが、2024年8月に乳がんのステージ3Aであること公表し、世間に波紋を広げた。以来、梅宮さんは免疫療法や民間療法に一切頼らずに、抗がん剤、手術、放射線治療という「標準治療」でがんと闘うことを決意する。本書は、翌年にがんを乗りこえるまでの赤裸々な闘病記。さらに“昭和のスター”だった父・梅宮辰夫の知られざる晩年の様子や思い出、母・クラウディアに対する葛藤、娘・百々果への感謝の気持ち、そして昨年「出会って10日婚」として話題になった電撃再婚に至るまでの内幕も明かしている。
  • 柚子の花咲く
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    先生の死は、不面目なものだったのか? ひとはなぜ傷つけあうのだろう。 どうしてなのですか。先生──。 一人の武士の遺骸が河岸で発見された。 殺されたのは村塾の教師・梶与五郎。 村塾とは、武士、町人、農民が一緒に勉強する、郷学と言われる場。 与五郎は貧しい子どもに自分の弁当を与えて、いつも自分はお腹を鳴らしているような男だった。 しかし、無惨な遺体で発見された後、なぜか急に梶にまつわる悪い噂がささやかれるようになり、汚名を着せられてしまう。 恩師の死は、本当に不面目なものだったのか? かつての教え子、日坂藩士の筒井恭平は、死の真相を探るべく鵜ノ島藩に決死の潜入を試みる。 胸震わせる傑作時代小説! 解説・江上剛 「先生がよく言っておられたことを覚えているか」 「なんだ」 「桃栗三年、柿八年──」 「柚子は九年で花が咲く、か」 「梨の大馬鹿十八年とも言われたぞ」          ──本文より 単行本   2010年6月 朝日新聞出版刊  一次文庫 2013年10月 朝日文庫刊 この電子書籍は2026年6月刊 文春文庫版を底本としています。
  • 幽霊健診日
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    「幽霊」シリーズ、記念すべき30作目も宇野に大ピンチ!? 男やもめの敏腕刑事・宇野喬一は、女子大生の彼女・永井夕子とのディナーデート中に貧血で倒れてしまう。 運ばれた病院には、「当直の医師に恨まれている。殺される前に病院を変えてほしい!」と医者に詰め寄るカップルがいた。 翌日、案の定起こった殺人事件。だが、殺されたのは全く関係のないはずの女性医師で……。 悲しいピアノの旋律が呼び起こす、事件の真相とは。 人に追われる中学3年生の少女と寄宿制学校の謎を解く「壁を越えて」、絵の中に描かれた“死んだはずの女”を探す「展覧会の絵」など、ユーモアあふれる7編。 赤川次郎ミステリーの最先端を味わえる1冊! 〈収録作〉 幸福への設計図/展覧会の絵/お化け屋敷に雪が降る/壁を越えて/ 歪んだ散歩道/幽霊健診日/昨日、今日、あさって
  • 永遠と横道世之介 上
    続巻入荷
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    1~2巻880円 (税込)
    横道世之介39歳、この一年もきっと愛しい 『国宝』をはじめ、数々の名作を世に送り出してきた著者による、もう一つの代表作「横道世之介」シリーズの三作目。 39歳になった横道世之介は、カメラマンとして生計を立てている。 世之介が暮らす「ドーミー吉祥寺の南」には、元芸者の祖母が始めた下宿を切り盛りするあけみちゃん、最古参の住人である元芸人の営業マン・礼二さん、書店員の大福さんに、大学生の谷尻くんが暮らしている。ゆるやかで、ありふれた毎日の中に突如現れたのが、世之介の知り合いのベテラン教師・ムーさんの引きこもりの息子、一歩。 個性豊かな住人たちと騒がしく暮らす日々には、見逃してしまいそうなほどに何気ないきらめきが満ちている。季節は少しずつ移り、世之介は最愛の人を思い出す。 カメラマンになっても、39歳になっても、世之介は、やっぱり世之介だ。 誰の人生にもあたたかな光を灯す、永遠の傑作。 (本書からお読みいただいてもお楽しみいただけます。) 単行本 2023年5月 毎日新聞出版刊 文庫版 2026年6月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 時を旅する
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    ここでしか読めない、ファン必読の一冊 「三国志」「孔丘」「太公望」「夏姫春秋」── 数々の名作を生んできた中国歴史小説の大家の傘寿記念に私家版としてつくられ、 限られた人にしか読む機会のなかった貴重な一冊を文庫化。 作家や舞台人との交友や透徹した文学観、不可思議な体験…… 宮城谷文学の原点と未来が交錯する珠玉の作品集。 クラシックファン垂唾のCD批評、歯に衣着せぬ毒舌と愛が炸裂する「私が選ぶベートーヴェン『運命』の名盤」も必読! 「夜明け前がもっとも暗い、とはよくいったものである。 たぶんそのころ、私の顔には精神的な暗黒がそのまま出ていたであろう──」 宮城谷文学の原点と未来、そして創作の秘密。 「盛岡行き」──鈴木彦次郎 「朔太郎詣で」──萩原朔太郎 「文芸時評」──川端康成 「頁をめくると答えが」──白川静 「不朽の司馬文学」──司馬遼太郎 「指の間の闇」──藤沢周平 ほか 単行本 傘寿記念 2024年11月 文藝春秋企画出版 文庫版 2026年6月 文春文庫版 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • 横浜元町洋菓子譚 春といちごのホームメイド
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    甘酸っぱくてちょっとビターな連作短編集! 「ホテルクラシカル猫番館」「若旦那さんの『をかし』な甘味手帖」シリーズで大人気の著者が、文春文庫に初登場! 祖父の洋菓子店を引き継ぎ、パティシエとして店を守ってきた花丘春。 経営が厳しくなり、激務がたたって体を壊してしまう。 これから来るクリスマス期を乗り切れるか悩んでいたところに、かつて共に修業した有沢壱悟が突然現れる。 よく似た顔立ちの女の子・璃々花を連れて…。 ショートケーキ・バタークリームケーキ・いちごのタルト・ シュークリーム・コーヒーゼリー… 様々な思い出がつまった、懐かしの洋菓子が続々登場。 山手にあるあのホテルもちらっと出てくるかも…!? 横浜の元町を舞台に、人々を笑顔にするケーキ作りに 奮闘する春と、 何やら事情を抱えた壱悟と璃々花が織りなす、 甘酸っぱくてちょっとビターな連作短篇集。
  • 見参! 寒月霞斬り 密命(一)決定版
    続巻入荷
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    すべてはここから始まった! ふぬけと呼ばれる豊後相良藩の下級武士が、若き藩主の密命に剣を振るう。 740万部突破、伝説の時代小説デビュー作を決定版で復刊。 【電子版特典】『完本 密命』電子書籍版の表紙画像を収録 初出 祥伝社文庫 この電子書籍は、『完本 密命』(文春e-Books 2021年4月刊行)に、著者が加筆修正を施した文春文庫「決定版」(2025年6月刊)を底本としています。
  • 文學界 2026年7月号
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    ■目次より 【創作】 筒井康隆「サム・スペードによろしく」 探偵・犬丸が今度は父・乙彦とタッグを組み連続殺人事件に挑む。ハードボイルド・ミステリ第二弾! 小林エリカ「流星」 石沢麻依「青の瞼」(連作2) 【特集】ファッションと文学 again ・対談 小川洋子×朝藤りむ(pays des fees)「誰かのために拝む作品」 デザイナーの熱望により実現した初対談。ふたりの作品作りの共通点が次々と明らかに! 魚豊×大月壮士(SOSHIOTSUKI)「都市を生きる服と漫画」 おしゃれとは、売れる漫画とは? 垣根を越え明かされるクリエイターの頭の中 ・往復書簡 島田雅彦×飯野麟太郎(rintaro iino) 先生と教え子は、変化と不変の10年を経て、手紙の中で再び出会う ・ルポ「金原ひとみとコナリミサト、109に行く」 ・映像・舞台×ファッション 伊賀大介「言葉から衣装を立ち上げる」 ・インタビュー 北村道子「作家の感情なんて読みたくない」 ・エッセイ 紅甘「楽しくて平和な遊び」 伊藤亜和「虚業」 ・レポート 津野青嵐「ムンクの上に浮かぶ―メトロポリタン美術館での作品展示について」 ・ロングエッセイ 吉田圭佑「分裂を抱いて」 ・アンケート「あなたにとって、ミューズとは?」 舟山瑛美(FETICO)/辻野伽凜(KARIN TSUJINO/村上亮太(pillings)/大野陽平(YOHEI OHNO)/島根由祈(YUKI SHIMANE)/石田萌(HOUGA)/具志堅幸太(Kota Gushiken)/納所友梨/横澤琴葉(kotohayokozawa)/田中大資(tanakadaisuke) ・創作 佐原愛美「私はエミリー・ディキンソン」 ・グッズ 文學界×STOF コラボグッズ STOFデザイナー・谷田浩インタビュー 【批評】矢野利裕「スキャンダリズムとヒューマン・インタレスト――ルポルタージュ文学論(1)」 【対談】濱口竜介×國分功一郎「応答する身体を取り戻す」 【新連載】下西風澄「計算(アルゴリズム)と霊性(スピリチュアリティ)」 【漫画】ひうち棚「じんせい」 【遺稿】篠原勝之「痰譚」 逝去の2時間前に編集者へ届いた、自らの闘病を綴る最後の小説 ・追悼 山田詠美「「ダチ」と呼ばれて」 麿 赤兒「解脱の色気」 南伸坊「クマさんは深沢七郎さんを尊敬していた」 篠原純子「離陸」 【窓辺より】西岡紗那「場を盛り下げる」 【今月のエッセイ】千木良悠子「地上の星たちに――橋本治短編集『輝ける星の下に』の編者をして」 【詩歌】依光陽子「人の影」 【文學界図書室】筒井康隆『筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記』(モブ・ノリオ)/松浦理英子『今度は異性愛』(岩川ありさ)/島田雅彦『Ifの総て』(矢口貢大) 【強力連載陣】コナリミサト/濱野ちひろ/三好愛/上田岳弘/斧屋/町屋良平/鈴木涼美/藤野可織/渡辺祐真/王谷晶/松浦寿輝/犬山紙子/竹永知弘/武内佳代 表紙画=守山友一朗 「Garden on a dress II」 /2020, Oil on canvas, 116.7 ×91cm, 個人蔵 (C)Yuichiro Moriyama 詩歌・目次写真=深野未季 詩歌・目次デザイン=佐野久美子 アートディレクション=中川真吾 (C)BUNGEISHUNJU LTD. 2026 ※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
  • CREA Due 2026年夏号 JI BLUE 西洸人・河野純喜・佐藤景瑚・池﨑理人/やっぱり、ハワイ
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    「JI BLUE 西洸人・河野純喜・佐藤景瑚・池崎理人/やっぱり、ハワイ!」 『CREA夏号』には、表紙の写真と一部内容が異なる通常版/特別版があります。 ★この商品は特別版です。 特別版:JI BLUE 西洸人・河野純喜・佐藤景瑚・池崎理人「個性と共鳴。僕らのチーム論」(表紙+中面6ページ) 通常版:JI BLUE 西洸人・河野純喜・佐藤景瑚・池崎理人「世界を知り、僕らになる」(中面6ページ) ※通常版と特別版では写真とインタビュー内容が異なります。SPECIAL PIN-UPも写真違いでお楽しみいただけます。 ・・・・・・・・・ 【特集】海も山もグルメも。人生最高の旅へ やっぱり、ハワイ! 「クアロア ランチ」の水辺に行く 名門ホテルの風景 最旬のひと皿 知られざるハワイの絶景 一度は本格ステーキを 名作パンケーキ アサイーボウル大研究 アイスクリームとシェイブアイス ハワイのポケがおいしい理由 絶品テイクアウトと特等席ベンチへ 懐かしい“ほっとする味” ベトナミーズでソムタムを! ノースショアで過ごす1日 ハワイでトレッキング パラカ図鑑 ヴィンテージショップ ホテルのハッピーアワー ハワイの味をつくりたい カカアコの歩き方 ハワイのクラフトビール カカアコ ファーマーズ マーケット 大人気スーパーマーケットで おこもりしたくなるホテル プールで選ぶホテル 憧れホテルグッズをおみやげに FMラジオ「KTUH」を訪問 抹茶ドリンクが大ブーム 「レナーズ」が空港近くに登場 生ハチミツを持ち帰る --------------------------------------------- 【STORY】  午後は優雅に、あのホテルで。アフタヌーンティー物語 ハワイ王国時代に想いを馳せる。 伝説の王妃のドレス 大自然とレトロが共存する ハワイ島へショートトリップ オアフ島 & ハワイ島詳細MAP 【Special Interview】 JI BLUE 西洸人・河野純喜・佐藤景瑚・池崎理人「個性と共鳴。僕らのチーム論」 SPECIAL PIN-UP 〇おいしくて、体も喜ぶ 夏の贈りもの・お取り寄せ 〇夏旅のベスト”ZIP“コスメ ※電子版では紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合がございます。ポラプレゼントには応募できません。

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