杉山響子の作品一覧
「杉山響子」の「憤怒の人 ~母・佐藤愛子のカケラ~」「ぼけていく私」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「杉山響子」の「憤怒の人 ~母・佐藤愛子のカケラ~」「ぼけていく私」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
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Posted by ブクログ
今年亡くなられた佐藤愛子さんの娘さんが書かれた本。
前半は、佐藤先生が、だんだんと認知症が進行して家族の手に負えなくなり、ホ-ムに入るまでのお話し。このままでは、親も子供家族も共倒れだと分かっていても、いざホ-ムに入れるとなると、なんとなく罪悪感を感じてしまうという娘さんの気持ちは、本当に共感した。
後半は、自分勝手で、わがままで、女王様の母親との暮らしをユ-モアたっぷりに綴られている。母親の命令する無理難題に、怒りながらも力を抜いて上手に対処していく娘さん、きっと、机に向かって般若のような形相で必死にペンを運ぶ母さんの背中を見ていたから、愛情と尊敬の気持ちを抱いていたのだろう。
Posted by ブクログ
私にとっては「あの佐藤愛子さんの娘さんが書いたんだ〜」という驚きのような気持ちから読み始めた本だけれど…まず佐藤愛子さんが認知症であったことに驚いた。九十歳シリーズ2冊を読んでいたので、老いてなお愛子節健在な様子にまさかそんなことが起こっているとは、想像できてなかったから。
介護を経験した私には時々刺さる言葉がある。
老人ホームの入居を決めた時の「(キョーコさんの判断は)正しいかもしれない。けれどいく正しくても罪の意識が消えることはない」とか「死は死んでいく者よりも、残った者にとっての試練」だとか「(介護している時は)母親というフィルターを通して自分の中の醜さや身勝手さを突き付けられたのだ」と