憤怒の人 ~母・佐藤愛子のカケラ~

憤怒の人 ~母・佐藤愛子のカケラ~

小説・文芸
1,683円 (税込)

8pt

愛子先生の現在と過去を綴る傑作エッセイ集。

◎阿川佐和子さん、大笑いして大絶賛!
「どうして文士とは、総じてワガママで変人なのか。そして、文士の子どもがこれほど酷い目に遭っているというのに、どうしてみんな笑うのか! まことに不可解!」

185万部突破ベストセラー『九十歳。何がめでたい』の作家・佐藤愛子さん。「憤怒の人」「怒りの佐藤」と呼ばれた愛子センセイの娘で、一つ屋根の下に長く暮らす杉山響子さんが、現在102歳となり、衰え記憶を失っていく母の今と、自身の記憶の中にある母との濃密な思い出を、愛情と哀切たっぷりに綴った傑作エッセイ集の誕生。

≪かなわん人だった。うるさい人だった。何度クソババア、と思ったかわからない。
けれどこうして母との思い出をたどっていくと、冷えて固まった火山岩のところどころにキラキラ瞬いているカケラを見つけるのだ。それは雲母のようで水晶のようで私はしばし見入ってしまう。するとみるみる遠い昔に引き戻され、忘れていたいろいろが色鮮やかによみがえってくる。≫(「グルグル歩道橋」より)

(底本 2026年1月発売作品)

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

憤怒の人 ~母・佐藤愛子のカケラ~ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     今年亡くなられた佐藤愛子さんの娘さんが書かれた本。
     前半は、佐藤先生が、だんだんと認知症が進行して家族の手に負えなくなり、ホ-ムに入るまでのお話し。このままでは、親も子供家族も共倒れだと分かっていても、いざホ-ムに入れるとなると、なんとなく罪悪感を感じてしまうという娘さんの気持ちは、本当に共感し

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    本当は怖くて‥‥読むのをやめよう・・‥と何度も思いました。
    私にはすぐそこに見えてる未来に思えて…
    自分の知らないところで、変化するって怖いでしょう…
    ある程度の年寄りは読むのをやめた方が‥
    最後の方は昔の思い出(まだ若いころの)なので、ほっとしましたが、辛いです‥‥
    くれぐれも老人は読まないように

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    私にとっては「あの佐藤愛子さんの娘さんが書いたんだ〜」という驚きのような気持ちから読み始めた本だけれど…まず佐藤愛子さんが認知症であったことに驚いた。九十歳シリーズ2冊を読んでいたので、老いてなお愛子節健在な様子にまさかそんなことが起こっているとは、想像できてなかったから。
    介護を経験した私には時々

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    私はこの本を、母として、娘として、そして孫として読んだ。それぞれの立場から思い浮かぶ記憶があり、そのたびに見える景色が変わった。今回の読書は、自分自身の人生と家族関係を見つめ直す、非常に密度の濃い体験だった。

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    この本で、佐藤愛子という人がエネルギーの
    塊り(憤怒の)ということが分かった。
    佐藤愛子の本を少なからず読んで来たが、
    これで最終。母・佐藤愛子のカケラの娘さんの
    杉山響子さん、お疲れ様でした!

    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    佐藤愛子さんのエッセイ「娘と私の部屋」が「non-no」に連載されている頃、毎月、発売が楽しみだった。
    エッセイを読むためにファッション誌を購読していたのである。
    母と娘の、対等(に見えた)な丁々発止がとてつもなく面白く、その母娘関係がうらやましかった。
    なんと言っても、「怒る佐藤愛子」にスカッとし

    0
    2026年03月30日

    Posted by ブクログ

    かつて、ひょんなことから佐藤愛子氏のお嬢さんである杉山響子さんの『物の怪と龍神さんが教えてくれた大事なこと』を読んだ。その関連で、響子さんがお母さんのことを書いた本ということで手に取る。とてもよかった。そして私ごときがエラソーに言うのもなんだが、その筆力に感心した。
    年取った母親を持つ身として時に共

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    かつて佐藤愛子のエッセイを続けて読んでいたことがある。

    そのキョーコさんのエッセイ!
    愛子先生の「今」は、そうなんだ…と、
    時の流れを感じた。

    本書は、そうした愛子先生の今に奮闘される
    キョーコさんのエッセイかと読み進めると
    かつて読んだ「娘と私」の
    キョーコさん目線からのお話。

    いやいや、キ

    0
    2026年02月17日

    Posted by ブクログ

    母、佐藤愛子さんの様子を書き下ろした作品。
    認知症になって大変な生活を送っていたこと、昔の楽しい思い出などユーモラスに書かれていて、でもやっぱり親への想いは胸が痛くなるほど····
    私も義両親、実両親4人見送り、まだまだ生きていて欲しかった、あんなこともしてあげたかった、と思うこともしばしば。
    でも

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    佐藤愛子さんが亡くなられた
    102歳!
    これは生前に長女杉山愛子さんが書かれたエッセイ

    お仲間に入れていただいている同人の
    指導をずっと続けてこられた佐藤愛子さん
    その厳しさと優しさを漏れ聞いていた
    天寿を全うされたがやはりサビシイ

    それにしてもキョーコさんのエッセイ
    なかなか巧み
    さすがだなあ

    0
    2026年07月26日

憤怒の人 ~母・佐藤愛子のカケラ~ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

杉山響子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す