作品一覧

  • 臆病者
    -
    1巻754円 (税込)
    大阪の関西大学二回生の若草涼は、学園闘争に幻滅し、自ら博奕の世界に足を踏み入れた。勝負の軍資金を稼ぐためにキャバレーのボーイとなった涼は、そこでやくざ者、博奕打ち、夜の世界で生きる女たちと出逢い、裏の世界を体験する。そのさなか、中里という凄腕の博奕打ちとの邂逅が涼にかつてないほどの衝撃を与えた。――俺はこんな勝負師になれるのか? 大人気シリーズ「公安捜査」の著者の原点ともいうべき、自伝的青春小説、待望の初文庫化。
  • 汚れた聖女
    5.0
    1巻748円 (税込)
    暴力団組員だった斉藤雅人は、今は足を洗い、神田でホットドッグ屋を開いていた。突然、雅人の店に山口詩音と名乗る女が、男に追われていると逃げ込んできた。事情もわからぬまま匿った雅人だったが、詩音のバッグには多額の現金が入っていた……。一方、それぞれの事情で、ネットカフェ住まいから抜け出せずにいる河合美和と井上真衣。ある日、詩音の荷物を預かった事がきっかけで、美和や真衣までもがヤクザや警察に追われる事になる――。女と男のリアルを描き切る書き下ろし長篇小説。
  • ザ・ヒート
    -
    1巻737円 (税込)
    名簿屋の小泉準也はカネ儲けのためなら何でもやる。小泉が扱う情報は入手元の痕跡を完全に消し去り、犯罪に使う可能性がある相手にもでも売るため、裏社会でも重宝されていた。ある日、地下鉄駅構内で暴行傷害事件が発生した。その事件の犯人を知っているというコンビニ店員の高島秀一と知り合った小泉は、金の匂いを嗅ぎつけ調査を始める。しかし犯人が何者かに殺害され、調査をしていた小泉も容疑者のひとりとなってしまう――。「公安捜査」シリーズの著者が満を持して贈る、傑作ハードボイルド小説。
  • 訣別
    -
    1巻680円 (税込)
    新宿歌舞伎町で〈家出捜索人〉事務所を構える元刑事・賀集保は、代議士・脇坂の娘・薫失踪の捜索依頼を受ける。調査を始めた賀集の前に現れたのは白井龍一、かつて脇坂との癒着が噂された広域指定暴力団・白龍会会長である。白井は、薫と同時に姿を消した青年の行方を追っているというのだが、その青年は脇坂家の書生・南島浩だった。過去の因縁から、両者の接点を探る賀集だったが・・・・・・。傑作ハードボイルド、待望の文庫化。(『裏切りの街』)を改題しました)
  • 桜狼 鹿取警部補
    3.5
    1~4巻737~748円 (税込)
    警視庁捜査一課の鹿取信介。以前は公安部に属し、警察庁警備局長の直轄で「隠れ公安」として動いていた。鹿取は世田谷区宮坂で起きた発砲事件で、所轄の女性刑事・吉田裕美とタッグを組むことになる。うんざりしながらも捜査を進める中、この発砲事件の裏にきな臭いさまざまな影が見えてきた。一方で必要以上にやくざを憎み「心火の敵」とまで言い切る吉田の過去にはいったい何が──。「公安捜査」「隠れ公安」シリーズの鹿取刑事を主人公に描く、新シリーズ第一弾!!
  • 六本木無頼派 麻布署生活安全課 小栗烈
    完結
    4.0
    全4巻737円 (税込)
    麻布署生活安全課の巡査長、小栗烈は警察組織の中で、誰ともツルまない孤高の刑事。その身勝手で破天荒な行動から「万年巡査長」に留まっていた。ある日、六本木のインターネットカフェで、カジノ賭博が行われているとタレコミが入り、小栗は捜査に乗り出した。しかし、捜査線上に浮上してきた容疑者の女が突如何者かに殺害された。警察内部のシマの奪い合い、見え隠れする暴力団の影――。様々な事件が交錯する中、真相を解明することが出来るのか!?手に汗握る待望の新シリーズ、ここに始動!!
  • 捜査一課 警部補 児島要
    完結
    4.0
    全3巻712~733円 (税込)
    桜の花も散った四月。神楽坂の一軒家で殺人事件が発生し、一報を受けた警視庁捜査一課の児島要警部補は現場へ急行した。被害者・岩崎康介の全身には六箇所の刺し傷があり、怨恨の線が疑われた。児島は同僚の立山加奈子巡査部長と捜査にあたることとなり、第一発見者でもある被害者の妻・岩崎桃子への事情聴取へと向かうのだが……。「公安捜査」シリーズの著者が書き下ろしで贈る、迫真の警察小説!
  • 強行犯三係
    3.3
    1巻680円 (税込)
    世田谷区経堂で中学三年生の男子生徒が殺された。警視庁強行犯三係の鹿取信介警部補は、同僚の児島要警部補より連絡を受け、現場へと駆けつけた。殺害の容疑者として浮かんだのは、四方聖人。被害者の同級生・水島友里恵をめぐるトラブルが原因とされたが、元・公安の鹿取の直感は別のものを告げていた。事件の背景にあるものとは果たして何なのか・・・・・・? 鹿取、児島の活躍を描く「公安捜査」シリーズのスピンオフ。(「硝子の絆」を元に新たに書き下ろしました。)
  • 傾国 公安捜査
    -
    1~3巻737円 (税込)
    神奈川県警公安の螢橋正嗣は、警察庁警備局長の田中一郎の指示で、特捜班の一人として動いていた。公安事案の闇を暴いてきた螢橋は、巨大な警察利権と警察の正義の狭間で、田中の指示を完遂することだけを決意した。そのさなか、殺人の捜査で動いていた捜査一課の鹿取信介と一年半ぶりの再会を果たす。二人は、公安事案、殺人事案、それぞれの立場から真の敵に立ち向かっていく。書き下ろしで贈る、ファン待望の「公安捜査」シリーズ、ここに復活!
  • 隠れ公安 S1S強行犯
    完結
    3.3
    全4巻712円 (税込)
    国交省のエリート官僚・伊藤正志が射殺された。現場に駆けつけた強行犯三係の鹿取信介は、そこに公安部の幹部が五人いることに気づく。この事件は、公安事案とつながりがあるのか? 強行犯三係の同僚、児島要とともに捜査に入った鹿取は、消息の分からない公安刑事・螢橋の身を案じながらも、独自のルートで事件を追っていくのだが・・・・・・。『公安捜査』の鹿取刑事を主人公に描く、新シリーズ第1弾!(解説・杉山正人)
  • 新公安捜査
    完結
    3.4
    全3巻680円 (税込)
    都庁で爆発事件が発生。都知事、石橋太郎の檄文を聞き、警視庁の捜査会議は色めき立った。都民の人気は絶大だが、企業や営利団体の反感を買っている都知事。捜査一課強行犯三係の児島要は、鹿取警部補のアドバイスを受けて、都知事との面談に向かう。一方、神奈川県警公安二課の蛍橋政嗣は、かつて捜査対象者だった男の白骨死体の発見で、一人新島を訪れていたのだが・・・・・・。北朝鮮シリーズに次ぐ、待望の書き下ろし新シリーズ第一弾!
  • 公安捜査
    3.5
    1~3巻712~817円 (税込)
    渋谷と川崎で相次いで起こった殺人。被害者は会社社長・松原と渋谷署刑事坂東。詐欺・贈収賄などの疑惑が囁かれていた松原だが、常に追及の手をかわしていた。事件直後警察に届いた、松原と内通していた警察関係者のリストの中には殺された坂東の名が――。北朝鮮への不正送金疑惑に関連して松原に接触していた公安刑事・螢橋は事件の背後関係に迫るのだが・・・・・・。警察内部の腐敗と不正送金問題に鋭くメスを入れる、迫真の警察小説。 (解説・関口苑生)
  • 捌き屋 行って来い
    4.5
    1巻742円 (税込)
    大阪での仕事を完遂して僅か二週間、企業交渉人・鶴谷康のもとへ盟友の白岩が新たな捌きを持ち込んだ。依頼人は鶴谷が駆け出しの頃世話になった人物。万博工事の一方的な契約解除を取り消してほしいという。白岩はそのトラブルの原因が鶴谷の捌いた先の案件にあると言い、鶴谷も自身への遺恨と察する。はたして二人が炙りだした驚愕の真相とは?
  • 捌き屋 伸るか反るか
    4.0
    1巻742円 (税込)
    東和地所の専務から企業交渉人・鶴谷康に持 ち込まれた相談は、関西の大京電鉄が社運を 賭ける夢 ゆめしま 洲開発事業を巡るトラブル処理。万 博会場に決まり、カジノ誘致も噂される夢洲 は、鶴谷の盟友、極道の白岩光義に言わせれ ば「税金の墓場が大阪の金庫に化けよる」宝の 山。仕事を請けた鶴谷もいつしか血で血を洗 う利権争いの渦中に巻き込まれていた……。
  • 捌き屋 一天地六
    4.0
    1巻679円 (税込)
    企業交渉人・鶴谷康に舞い込んだ新たな依頼 は、横浜市で持ち上がったカジノ(IR)誘 致事業への参画を突如取り消されたアミュー ズメント会社の権利回復。分の悪い仕事を鶴 谷は男気で請けるが、政官財と裏社会の利権 が複雑に絡み合う交渉は、想像を絶する事態 を招いた……。欲望の渦に揉まれる「捌き 屋」に活路は!?  人気シリーズ最新作!
  • 捌き屋 罠
    3.0
    1巻679円 (税込)
    企業間に起きた問題を、秘密裏に解決する鶴谷康。半年前の土地トラブルで銃撃された傷が癒えぬ中、入院先の理事長から病院開設を巡る土地買収の処理を頼まれる。一度は仮契約まで進んだ話だが、売主が約束を反故にし、行方を晦ましているらしい。その裏では関西のヤクザによる跡目争いが絡み――。捌き屋稼業引退の危機!? 鶴谷に秘策はあるのか。
  • 捌き屋 盟友
    5.0
    1巻679円 (税込)
    企業間に起きた問題を、秘密裏に解決する鶴谷康。そんな彼に、不動産大手の東和地所から土地売買を巡るトラブル処理の依頼が届く。東京五輪開催を前に、再開発事業を進める西新宿の二つの土地。その背景に、関西のある大物ヤクザの暗躍があった。政治家や警察官僚を巻き込んだ利権と癒着の巣窟を前に、命を狙われる鶴谷の運命は? シリーズ新章開幕。
  • 烏合
    -
    1巻721円 (税込)
    昭和51年、神戸で起きた≪神侠会≫若頭の射殺事件を皮切りに、神侠会から離脱した者たちが≪一神会≫なる組織をつくり分裂した。多くの死傷者を出す抗争劇が幕を開け、一神会若頭の美山勝治は、その火種を消すべく命を懸けるが……。血で血を洗う抗争の渦はもう誰にも止められないのか? 非道を極めた男たちの壮絶な権力闘争を描く、極道小説。
  • 禁忌
    5.0
    1巻763円 (税込)
    元刑事で今は人材派遣会社の調査員として働く星村真一はある日、厄介な交渉役を頼まれた。銀座のクラブへ派遣した女が自殺し、クラブ側から損害賠償を要求されているという。早速、自殺の真相を探る星村だが、接触したホステスが何者かに射殺され、自身も襲われてしまう――。何故、女は非業の死を遂げたのか?人間の欲と業を炙り出した傑作長篇。
  • 胆斗の如し 捌き屋 鶴谷康
    4.0
    1巻596円 (税込)
    企業の争いを裏で解決する鶴谷は難題を覆す凄腕で名を馳せてきた。そんな彼に築地再開発を巡るトラブル処理の依頼が入る。東京五輪決定後、移転が進む築地市場。その跡地利用が大手不動産だけでなく、政治家や官僚も群がる巨大利権の種となっていた。殺人も辞さずに平成最大の利権を貪る政官財の陰謀を阻止できるのか? 傑作エンタテインメント。
  • 義友 男の詩
    -
    1巻717円 (税込)
    神侠会前会長の法要の仕切りを巡り、会長代行の松原と若頭の青田が衝突。松原を慕う事務局長の美山が仲立ちに入る。だが青田は自らの会長就任を睨み、会の仇敵と縁談話を進め、勢力を伸ばそうとしていた。美山は組織崩壊を防ぐため青田を殺そうとする……。世間に恐れられ、煙たがられるほどに強くなる極道の絆を描いた日本版ゴッドファーザー。
  • 若頭補佐 白岩光義 南へ
    4.0
    1巻627円 (税込)
    一成会次期会長の座を巡り対立する若頭補佐の白岩と事務局長の門野。門野が秘密裏に勢力を九州まで伸ばす中、白岩は大学時代の級友の招きで福岡を訪れた。農家を営む級友は暴力団絡みの問題を抱えていた。白岩は後ろだてになることを決めるが、そこに門野の陰謀が……。恩と義理人情のためなら命も惜しまない男が躍動する傑作エンタテインメント。
  • 破道 男の詩
    -
    1巻677円 (税込)
    暴力団殲滅に向け兵庫県警の動きが活発化する中、神侠会では会長の跡目争いが激化していた。中堅の美山や藤堂が組織結束へ立ち上がるも、藤堂の腹心が射殺される。藤堂は美山に近い幹部の犯行と睨み、復讐に走る。だが全ては神侠会瓦解を狙う県警本部長の策略だった……。極道と警察、各々の世界で貪欲に出世を目指す男たちが疾走する傑作長編。
  • 若頭補佐 白岩光義 北へ
    4.0
    1巻627円 (税込)
    花房組組長、本家一成会の若頭補佐・白岩は、先代組長の盟友で現在は堅気の成田に頼まれ、震災後の仙台で彼の義姉とかつての乾分に会う。すると二人の周辺に高齢者を狙う訪問販売業者や地元暴力団が現れた。きな臭さから調べ始めた白岩は、復興を食い物にする政治家や企業の存在を知る。頑なに筋目を通す男が躍動する傑作エンターテインメント!
  • 若頭補佐 白岩光義 東へ、西へ
    4.0
    1巻677円 (税込)
    弱きを助け、強きをくじく生粋の浪花極道、白岩光義。東京で若い女が男に拉致される場面に遭遇し、助け出した。だが、女は現場から消え、自身が警察に拘束されるはめに。それでも気になる白岩が調べると、彼女がマレーシア人だったことが判明。東南アジアからの留学生を食い物にするNPOと暴力団が浮かび上がる……。痛快エンタテインメント小説!
  • 捌き屋 企業交渉人 鶴谷康
    4.0
    1~3巻596円 (税込)
    企業間のトラブル処理を極秘裏に請負う人間を、関西では「捌き屋」と呼ぶ。鶴谷康は絶対不可能と言われた難題を、あらゆる情報網を駆使しながら土壇場でひっくり返すことで有名な凄腕の捌き屋だ。今回彼に舞い込んだのは、神奈川県の下水処理場にまつわる政財界を巻き込んだ受注トラブルの処理。一匹狼の彼は、難攻不落の壁を突き破れるのか?
  • 青狼 男の詩
    3.0
    1巻677円 (税込)
    殺人の罪で服役後、幼少期から慕ってきた神侠会の美山勝治を頼りに、同会の松原宏和が率いる組に入った村上義一。栄達をひたすら目指すが、松原と美山の対立が起こり、微妙な立場に立たされる。守るべきは、組織の筋目か、己の義理か――。二つの道理の間で揺れながらも、極道の世界でまっすぐに生きようとする男を鮮烈に描いた、傑作長編小説!
  • とっぱくれ
    3.0
    1巻600円 (税込)
    喧嘩に明け暮れ、若くして極道の世界に飛び込んだ“とっぱくれ”(はねっ返り者)村上ギイチ。組織内でひたすらてっぺんを目指すが、自分を拾ってくれた兄貴分の美山と「親」である松原の極道者としての生き方に隔たりが見えはじめ、二人の間で微妙な立場に立たされる。「極道者がのしあがっていくのに必要なのはゼニと力。せやけど一番大事なのはハートや。男の気骨を大事にせえ」。正念場でギイチが選んだ道は…! 不器用だがまっすぐに生きる、一人の極道者を描く!
  • 捌き屋 盟友

    Posted by ブクログ

    関西の元極道が多額の利益を求め、手放さない西新宿の再開発予定地の捌きを請け負った主人公鶴谷。

    手足となって動く探偵の木村、関西での情報収集を買って出る盟友白岩の活躍で交渉の糸口を見つけ、関係者を宥め、威して、ゴールを目指す道中は、現実にもあり得そうなリアリティを持ち、緊張感を持続しながら最後まで読みきった。

    シリーズに共通する特徴だが、現実世界でも起きそうな欲を求める人の生臭さのリアリティと、主人公鶴谷の仲間と共に動くが、最後の危ない橋は自分以外は渡らせずに、突き放す事で護ろうとする人間性、そのぶっきらぼうな性格を慕う仲間たちの関係性が面白い。

    0
    2023年01月19日
  • 捌き屋 行って来い

    Posted by ブクログ

    相変わらずドキドキしっぱなし!!
    鶴谷に協力する面々が鶴谷に惚れてるっつうのがカッコイイし、白岩と坂本のやりとりもカッコイイ!!
    話は小難しいけど、捌きが上手く行くか一気に毎回読んでしまいます。
    早く次が読みたいよ~~~

    菜衣と鶴谷が、ずっと同じ距離で
    そろそろ少し2人にもドキドキしたいです。

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    2021年01月12日
  • 新公安捜査

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神奈川県警と警視庁と警察庁、公安と捜査刑事、警察族議員、公安調査庁、内調、IR誘致。。。このシリーズは、事件のバックボーンに複雑な関係があり、微妙なバランスの利害関係も読み進めるうえで見えてくる。主人公は蛍橋でもなく鹿取でもなく児島でもなく、3人のせめぎ合いの渦によって展開していく。そして今回は腹を探り合う蛍橋と鹿取の横で、児島の攻めっ気が捜査を解決に向けて好転させていくところが面白かった。

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    2020年02月22日
  • 国姿 公安捜査

    Posted by ブクログ

    完結...。
    公安ものとしては、ZEROが良かったけれど、この公安捜査シリーズもまた違ったかたちで良かった。

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    2017年05月24日
  • 闇の水脈 麻布署生活安全課 小栗烈Ⅲ

    Posted by ブクログ

    今回は、有名俳優の麻薬の一件と麻薬取締官の活動、群馬県での女性殺害、流れ者のヤクザである城之内の関係等が絡まり、小栗は近藤や岩屋と手を携える。他方、小栗の友人と呼び得る存在の、若かった頃には六本木の“半グレ”のリーダー格だったが、現在は企業経営者として一定の成功を収めている男、石井の様子からも目が離せない…

    独自の価値観で、独自のやり方で筋目を通す、「誰にも頼らない」を原則に行動する「実は熱い」という刑事の小栗…最近、かなり気に入っている小説の劇中人物である…

    0
    2017年02月06日

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