ゴーストマンシリーズ第2作。1作目が結構オモロかったので、翻訳出て比較的早く(俺にしては)読んでみた。名前は偽名以外一切名乗らない主人公が、相変わらずカッチョ良い。名前も名乗らない癖に、行動の説明がいちいち細かくナルシスティックなんがカッチョ良い。実際にこんなん聴いたらきっとカッチョ良くないはずなん
...続きを読むだけど、アクションハードボイルド小説にはとてもよくマッチする。
アクションも壮絶、敵もなかなかに規模がでかかったり、主人公に負けないくらいナルシストだったりで良い。美学に溺れて最後ヤラカすのはお笑いだが(あそこは銃撃やろ…とか)
ヒロインとの再邂逅も期待できる次回作…と思ったら、なんと作者急逝により、本シリーズはここまでだとか。こんだけ読ませるアクションシリーズがたったとは2作勿体ない。しかも、作者の死因が「急性薬物中毒」だとか。創作に集中するあまりヤクに頼り過ぎたのか、はたまたヤバい筋に盛られたか…。そんなことまで気になるが、とにかく残念。