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Posted by ブクログ 2014年07月04日
短編集 8作品中3作品は新潮文庫の「果心居士の幻術」と被る。ペルシャの幻術師、コビの匈奴、兜率天の巡礼、下請忍者、外法仏は初。
磯貝勝太郎氏の解説で、またまた改めて知る司馬遼太郎さんがありました。外語大のモンゴル語、何で? 以前から疑問でした。司馬氏が生まれたのは、奈良県北葛城郡當麻町竹内。磯貝氏...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月16日
年取って説教ばかりになった司馬遼太郎だが、さすがにデビュー作ともなるといい意味で生硬というか、あまり”らしさ”が感じられない。かといって、最盛期の人物表現の上手さ(秀吉など他の作家の物を読むと、性格が違うだろうと考えてしまうほど、遼太郎の描く人物像が定着してしまう)も無い。
特に飛びぬけたものも無...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月12日
『兜率天の巡礼』ではキリスト教の異端として、5世紀東ローマ帝国の首都コンスタンチノーブルを東に逃れる一派についての記載がある。彼らは、ペルシャを経てインドへ入り、インド東岸から陸路で中国沿岸をつたいつつ東海の比奈ノ浦へ流れ着いた。兵庫県赤穂郡比奈ノ浦には大避(ダビデ)神社現存する。仏教よりはやく古代...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月14日
「ペルシャの幻術師」
外大で蒙古語を学んだというモンゴルびいきのモンゴル小説が読めるのかと思いきや、ナンの目から見たモンゴル人の描写が容赦なくてこう、いたたまれなくなってくる。ちびで粗野で、かっこいいはずの騎馬での戦闘もナンから見れば野蛮なだけで、殺すことしか楽しみを持たない幼稚な馬鹿。その上、色恋...続きを読む
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