坂の上の雲(一)

坂の上の雲(一)

作者名 :
通常価格 712円 (648円+税)
紙の本 [参考] 803円 (税込)
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作品内容

維新で賊軍とされた伊予・松山に、三人の若者がいた。貧乏士族の長男で風呂焚きまでした信さん(後の秋山好古)、弟で札付きのガキ大将の淳さん(真之)、その竹馬の友で怖がりの升さん(正岡子規)である。三人はやがて、固陋なる故郷を離れ、学問・天下を目指して東京に向かう。しかし、誰が彼らの将来を予見できただろうか。一人は日本陸軍の騎兵の礎をつくり、一人は日本海大海戦を勝利にみちびき、さらに一人は日本の文学に革命を起こすことになるのである。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
歴史・時代 / 歴史・時代小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
シリーズ
坂の上の雲シリーズ
ページ数
351ページ
電子版発売日
2016年01月01日
紙の本の発売
1999年01月
サイズ(目安)
1MB

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坂の上の雲(一) のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月26日

    ドラマを観て読んだ、初司馬遼太郎作品。愛媛という土地にすごく興味が湧いて、一度旅行へも行きました。本の中で流れるのんびりとした空気感が現実にもありました。時代は違えど地域の風土って変わらなくて、その空気感が表現されているのが心地よい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月12日

    司馬遼太郎記念館調べ。読みたい小説1位。原作もドラマも良かった。この本を持って、大連・旅順に行きました!

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    Posted by ブクログ 2022年06月10日

    秋山好古、真之、正岡子規の3人の視点から物語が描かれておりそれぞれの個性がわかりやすい。歴史的な言葉が多く読みずらいところもあるが長編小説ならではの読み進めて行かないとまだよく分からない

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    Posted by ブクログ 2022年05月29日

    あまりにも有名な作品。司馬遼太郎の代表作全8巻。明治の世。日本が上り坂を、登っていた頃。伊予は松山出身の秋山兄弟と正岡子規を中心に描かれる。

    何度目かの再読。何度読んでも面白い。伊予の風俗というか文化が良い味を出している。好古、真之の兄弟と正岡子規。

    日本を代表する長編小説と言っても過言ではない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月26日

    古い本なので構えていたけど面白くてどんどん読み進んだ。ちょうど授業で東アジア史を学んだばかりだったのでその知識ともリンクしていて面白かった。故郷の伊予にいる時にはそれほど大した少年のように書かれていなかった主人公たちが故郷を出るとどんどん成長していき、それがさも当然のように書かれているのも不思議な感...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    約10年ぶりに読み直してみた。やはり面白く、あっという間に1巻を読み終えた。
    当時の時代の若者の考えかたが、明治維新の新時代だからこそ今とは全く違う。先駆者がいない分野がいくつもあり、自分こそがその分野を作りあげようという意識を持っている。

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    Posted by ブクログ 2021年05月04日

    幕末から明治維新を経て、日清戦争・日露戦争へ向かう日本の中で、当時の若者が大志を抱いて文明開化と富国強兵の時代を駆け抜ける様を克明に描いている。
    中心人物は、日本の軍事史に名を遺す秋山兄弟と明治を代表する俳人の正岡子規であり、この3名の半生を追うことで、当時の日本を取り巻く軍事・外交情勢や世相、文化...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月23日

    司馬遼太郎は過去に「燃えよ剣」と「新選組血風録」を読んで以来。8巻までという長編ということを理由にこれまで敬遠してたことを悔やむ。秋山兄弟については全く知らず、正岡子規についても教科書で見た程度の知識であったが、すぐに引き込まれた。3人とも魅力的に描かれている。幕末〜明治期の知ってる名前が次々に登場...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月14日

    「坂の上の雲」は、日露戦争をテーマに描いた小説であり、司馬遼太郎を語るときには、必ずと言っていいほど挙げられる本です。この小説が日本の高度成長期に団塊の世代の人達に読まれ、日本人としての誇りと勇気を与えたという話も聞くことがあります。
    私が気に入っているのは、この小説の主人公である秋山真之と正岡子規...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月20日

    明治初期の大学や軍隊ができあがるタイミングの物語。試行錯誤具合がおもしろい。
    令和の現在のコロナ禍の中での教育現場のてんやわんや具合と重ね合わせて読みすすめています。
    おもしろい。

    0

坂の上の雲 のシリーズ作品 1~8巻配信中

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1~8件目 / 8件
  • 坂の上の雲(一)
    712円(税込)
    維新で賊軍とされた伊予・松山に、三人の若者がいた。貧乏士族の長男で風呂焚きまでした信さん(後の秋山好古)、弟で札付きのガキ大将の淳さん(真之)、その竹馬の友で怖がりの升さん(正岡子規)である。三人はやがて、固陋なる故郷を離れ、学問・天下を目指して東京に向かう。しかし、誰が彼らの将来を予見できただろうか。一人は日本陸軍の騎兵の礎をつくり、一人は日本海大海戦を勝利にみちびき、さらに一人は日本の文学に革命を起こすことになるのである。
  • 坂の上の雲(二)
    712円(税込)
    戦争が勃発した……。世界を吹き荒れる帝国主義の嵐は、維新からわずか二十数年の小国を根底からゆさぶり、日本は朝鮮をめぐって大国・清と交戦状態に突入する。陸軍少佐・秋山好古は騎兵を率い、海軍少尉・真之も洋上に出撃した。一方、正岡子規は胸を病みながらも近代短歌・俳句を確立しようと、旧弊な勢力との対決を決意する。
  • 坂の上の雲(三)
    712円(税込)
    日清戦争から十年──じりじりと南下する巨大な軍事国家ロシアの脅威に、日本は恐れおののいた。「戦争はありえない。なぜならば私が欲しないから」とロシア皇帝ニコライ二世はいった。しかし、両国の激突はもはや避けえない。病の床で数々の偉業をなしとげた正岡子規は、戦争の足音を聞きながら。燃えつきるようにして逝った。
  • 坂の上の雲(四)
    712円(税込)
    明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ戦費もろくに調達できぬ小国……。秋山好古陸軍少将の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また、連合艦隊の参謀・秋山真之少佐も、堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。
  • 坂の上の雲(五)
    712円(税込)
    強靭な旅順要塞の攻撃を担当した第三軍は、鉄壁を正面から攻めておびただしい血を流しつづけた。一方、ロシアの大艦隊が、東洋に向かってヨーロッパを発航した。これが日本近海に姿を現わせば、いま旅順港深く息をひそめている敵艦隊も再び勢いをえるだろう。それはこの国の滅亡を意味する。だが、要塞は依然として陥ちない。
  • 坂の上の雲(六)
    712円(税込)
    作戦の転換が功を奏して、旅順は陥落した。だが兵力の消耗は日々深刻であった。北で警鐘が鳴る。満州の野でかろうじて持ちこたえ冬ごもりしている日本軍に対し、凍てつく大地をとどろかせ、ロシアの攻勢が始まった。左翼を守備する秋山好古支隊に巨大な圧力がのしかかった。やせ細った防御陣地は蹂躙され、壊滅の危機が迫った。
  • 坂の上の雲(七)
    712円(税込)
    各地の会戦できわどい勝利を得はしたものの、日本の戦闘能力は目にみえて衰えていった。補充すべき兵は底をついている。乏しい兵力をかき集めて、ロシア軍が腰をすえる奉天を包囲撃滅しようと、日本軍は捨て身の大攻勢に転じた。だが、果然、逆襲され、日本軍は処々で寸断され、敗走する苦境に陥った。
  • 坂の上の雲(八)
    712円(税込)
    「本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」。明治三十八年五月二十七日早朝、日本海の朝靄の中にロシア帝国の威信をかけたバルチック大艦隊がついにその姿を現わした。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。大海戦の火ぶたが今まさに切られようとしている。感動の完結篇。

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