新装版 播磨灘物語(1)

新装版 播磨灘物語(1)

759円 (税込)

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黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。

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  • 新装版 播磨灘物語(1)
    759円 (税込)
    黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。
  • 新装版 播磨灘物語(2)
    704円 (税込)
    官兵衛は信長に新時代が出現しつつあるというまぶしさを感じていた。「だからこそ織田家をえらんだ」のだ。信長に拝謁した官兵衛は、「播州のことは秀吉に相談せよ」と言われ秀吉に会う。秀吉は官兵衛の才を認め、官兵衛も「この男のために何かせねばなるまい」と感じた。ふたりの濃密な関係が始まった。
  • 新装版 播磨灘物語(3)
    792円 (税込)
    官兵衛を信長に取りついでくれた荒木村重が信長に謀反を起こし毛利についた。翻意させるべく伊丹を訪れた官兵衛は囚われてしまう。信長は官兵衛も裏切ったと錯覚し、子の松寿丸を殺せと命じた。竹中半兵衛の策で救われるが、官兵衛が牢を出た時は、半兵衛、既に病死。牢を出てからの官兵衛は身も心も変る。
  • 新装版 播磨灘物語(4)
    770円 (税込)
    信長が殺された。秀吉は「主の仇」光秀を山城山崎で討ち、その2年後には、豊臣政権を確立した。官兵衛は自分の天下構想を秀吉という素材によって、たとえ一部でも描きえたことに満足だっただろう。この戦国の異才が秀吉に隠居を許され、髪をおろし入道し「如水(じょすい)」と号したのは、48歳のときであった。

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新装版 播磨灘物語(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年08月14日

    黒田官兵衛 こういう人になりたいなと思う。
    織田信長、豊臣秀吉もいいけど、こういう脇役が戦国時代を支えてたんだなと思う!

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    Posted by ブクログ 2014年09月21日

    本のタイトルからはわかりにくいが、現在、大河ドラマで取り上げられている「黒田勘兵衛」を取り上げた小説。今回で読むのは三回目だが、ドラマを見た後で読むと、色々な発見があって更に面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月29日

    祖母に貰ってこの本を読みました。最初は退屈していましたが、その後は面白く読めました。やはり官兵衛は魅力的な偉人ですね。終盤の荒木村重と官兵衛の出会いは、米澤穂信氏の「黒牢城」を思い出させました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月22日

    久しぶりの司馬遼太郎だった。

    最近戦国時代に今更ながら凝っており、手を出してみた訳だがかなり面白かった。

    個人的な感想だが、何となくでもある程度の知識があると、著者の考え方や歴史の見方が見えて一層面白いのだなと感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月01日

    良い。
    流石、司馬遼太郎。綿密な調査。
    身近な地域が出て来て、かつてあった出来事を想像するみた。
    戦国時代に私欲乏しかった黒田官兵衛、カッコいい。播磨の人らしい。

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    Posted by ブクログ 2018年12月09日

    ・彼は自分に勇気があるとは思っておらず、勇気のなさを補うには着実に事をやる以外ないと思っていた。
    ・竹中半兵衛のような男がでてきたということ自体、戦国乱世ということが、ただ単に欲望がむらがり衝突する世界というのではなく、欲望が蒸留されて一個の文化現象のようなものが出はじめていることを証拠立てているの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月05日

    数年前の大河ドラマが頭にあり、いずれ読み返そうと思っていた本作を、三十数年ぶりに再読(初読は単行本)。
    黒田官兵衛の祖先の成り立ちから、随想風に書き起こす司馬節を久しぶりに味わう。
    膨大な史料蒐集と想像力で、稀代の謀略家官兵衛の生涯を綴る著者及び彼の博識に改めて畏敬の念を抱く。
    この巻は、本来は歌詠...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月17日

    大河ドラマが急に面白くなってきたので、見始めたところ、書店でたまたま見つけた作品。

    室町という中世的な旧体制が少しずつ壊されていく過程。それは、キリスト教と茶の湯に代弁されている身分の相対化が物語っている。そして、その象徴ともいえるのが信長だったのだろう。門閥に囚われない、人物徴用。これに魅了され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月12日

    官兵衛がまだ世に知られる前のはなし。くすぶっている様子がよく伝わってくる。世の中の変化をみている点は参考になる。

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    Posted by ブクログ 2014年08月06日

    2年前に読んだものをもう一度・・家もなく薬売りだった家からなぜ小寺家に仕えるようにまでなったのか祖父の時代から詳しく書いてあります。
    そして官兵衛が荒木村重に出会うまでを描いたもの。
    物語がかなり回り道をすることもありサクサク読み進められず前回も1巻で断念。今回大河が面白いのでもういちど1から読んで...続きを読む

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