新装版 播磨灘物語(2)

新装版 播磨灘物語(2)

小説・文芸
803円 (税込)

4pt

官兵衛は信長に新時代が出現しつつあるというまぶしさを感じていた。「だからこそ織田家をえらんだ」のだ。信長に拝謁した官兵衛は、「播州のことは秀吉に相談せよ」と言われ秀吉に会う。秀吉は官兵衛の才を認め、官兵衛も「この男のために何かせねばなるまい」と感じた。ふたりの濃密な関係が始まった。

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新装版 播磨灘物語 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 新装版 播磨灘物語(1)
    836円 (税込)
    黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。
  • 新装版 播磨灘物語(2)
    803円 (税込)
    官兵衛は信長に新時代が出現しつつあるというまぶしさを感じていた。「だからこそ織田家をえらんだ」のだ。信長に拝謁した官兵衛は、「播州のことは秀吉に相談せよ」と言われ秀吉に会う。秀吉は官兵衛の才を認め、官兵衛も「この男のために何かせねばなるまい」と感じた。ふたりの濃密な関係が始まった。
  • 新装版 播磨灘物語(3)
    858円 (税込)
    官兵衛を信長に取りついでくれた荒木村重が信長に謀反を起こし毛利についた。翻意させるべく伊丹を訪れた官兵衛は囚われてしまう。信長は官兵衛も裏切ったと錯覚し、子の松寿丸を殺せと命じた。竹中半兵衛の策で救われるが、官兵衛が牢を出た時は、半兵衛、既に病死。牢を出てからの官兵衛は身も心も変る。
  • 新装版 播磨灘物語(4)
    803円 (税込)
    信長が殺された。秀吉は「主の仇」光秀を山城山崎で討ち、その2年後には、豊臣政権を確立した。官兵衛は自分の天下構想を秀吉という素材によって、たとえ一部でも描きえたことに満足だっただろう。この戦国の異才が秀吉に隠居を許され、髪をおろし入道し「如水(じょすい)」と号したのは、48歳のときであった。

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新装版 播磨灘物語(2) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    播磨灘物語の2巻目
    少しずつ、名前の知ってる武将も増えてきた。改めて、ドラマにはない武将たちの人物像には面白いと思う。毛利の気質、宇喜多直家の性格、播州侍のプライドみたいなものが、ちゃんと生きてて時代の流れが蠢いているあたり、まさに播磨灘物語と言っていい気がする。逆に、信長がいる安土とかがほどよく報告みたいな感じで出てくるのが、物語の舞台の振れ幅を大きくしている。

    二巻目は荒木村重の始まりで始まり、荒木村重のドラマの始まりで終わる。

    0
    2025年05月01日

    Posted by ブクログ

    After reading this book,I thought about Nobunaga’s character.If he lives in our modern times,how is his existence?He is one of the most popular historical figure.He broke old orders thoroughly,and spread the economy of distribution.But it seemed that he was unpopular extremely those days. when he broke old orders
    ,he made any enemies.He would do anything for his purpose.In a way,he was unscrupulous.

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    播磨平定に奮闘する官兵衛、そして村重による謀反までを描いたもの。
    御着の小寺の殿と、秀吉との間で官兵衛の中間管理職的な苦しみが実にうまく書いてある。
    戦国時代も今も結局はサラリーマン組織なのだなあ。

    0
    2014年09月17日

    Posted by ブクログ

    豊臣秀吉の軍師として名高い、黒田官兵衛の生涯を描いた、司馬遼太郎氏の歴史小説、第二巻。
    いよいよ、織田信長による天下布武の動きが顕わになる。羽柴秀吉との密接なる関係構築、竹中半兵衛との出会い、播磨が大きく動き、その地を取り巻く様々な勢力にも、変化が見られる。

    新興の勢力である織田勢がその勢力範囲を播磨にも広げつつあり、辛うじて揃っていた播磨勢の足並みが徐々に乱れてくる。さらに西を見れば、中国地方の覇者、毛利氏が構えている。毛利元就が亡くなり、その孫である毛利輝元が未熟ながらも当主になったとは言え、その両脇は吉川元春、小早川隆景という、言わば両川の強力な陣が敷かれており、常に戦々恐々の境遇に立たされている。
    新興勢力の織田に就くか、中国の覇者毛利に就くか。しかし、時勢を観察しそのアンテナを広げようともせず、旧態依然の凝り固まった考えしか持たない播磨勢の反応は予想以上に鈍い。加えて織田勢は、延暦寺焼き討ちと言う言わば『仏敵』といっても過言ではない仕打ちを平気ですることから、仏教徒(特に本願寺勢)からは目の敵にされ、一層織田勢に目を向ける者など皆無に等しくなる。キリシタンとの交流において、様々な知識や時勢・情報を取り入れた黒田官兵衛にとって、孤軍奮闘の日々が続きながらも、何とか自分の仕える当主・小寺氏を織田勢へ組み込むように仕向けるが、雲行きは一向に晴れない。どんなに柔軟な思考を持つ黒田官兵衛を以てしても、その考えを十分に周囲に浸透させる、というわけにはいかず、その苦悩が見てとれる。

    羽柴秀吉との関係も、一層深まりつつあるものの、その関係性は表面的には深い絆を感じられつつも、心中は複雑のようだ。黒田官兵衛の度量や才覚は、時折羽柴秀吉を感嘆させるほどであるものの、いつしか彼が自分の座を取って代わられるのでは、と思うには十分すぎる。その上、彼も織田信長の直臣とは言え、本来の身分は小寺家の家老である。直接織田信長の命が下される関係ではない。それ故、自分の才覚を発揮する場の自由さが保障されている。羽柴秀吉が、黒田官兵衛に対して嫉妬してしまうのも無理はないと思う。
    それを、表面に出すか出すまいか、によって、羽柴秀吉その御仁の度量が計られるわけではあるが…

    『武』ではとりわけ才能の無い黒田官兵衛による、知恵者の才覚をふんだんに発揮する場面であるが、それが故に苦悩する面も多くみられる。その一方で、主家を裏切れない一途な思いも、偽りなく官兵衛の中に占められている。この葛藤は、後々黒田官兵衛を大きな運命の渦と関係するに違いない。揺れ動く時勢の中で、ほとんど『独り』の苦しみや辛さを噛み締めながら生きる様は、拝読者としても見守らずにはいられない。

    0
    2013年04月18日

    Posted by ブクログ

    室町時代の社会を引きずっている播州で働く官兵衛のもどかしさ、羽柴秀吉の他人には真似ができない特異の処世術、人を道具としか考えない冷酷さを持っているが、常に斬新な考えと行動ができる織田信長。官兵衛と官兵衛と同時代に生きた武将を鋭く考察し書かれていると感じました。

    0
    2011年02月27日

    Posted by ブクログ

    書くの忘れてたので、3巻と一緒にアップ。
    村重、信長、秀吉、半兵衛など、人物も大勢登場で、いよいよ話が大きく動いてきました。

    0
    2010年02月02日

    Posted by ブクログ

    官兵衛と秀吉が会う。官兵衛は秀吉と信頼関係を築きつつ、秀吉に過ぎたるところは見せない。秀吉も信長に対しては同様。現代にも通じる処世術だな、と感じる。

    0
    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    播磨の状況,というのが実はよく分かってなかったことを認識した。
    山陽道がどこをどう通ってて,どこが宿場町だったのかすら理解してない自分がいる。

    0
    2020年01月06日

    Posted by ブクログ

    だんだん岡田くんの官兵衛に追いついてきた。 これまで国盗物語や真史太閤記読んできたが、そこには出てこなかった信長や秀吉のストーリーがあって、それぞれ興味深かった。 竹中半兵衛、カッコイイ!

    0
    2018年08月18日

    Posted by ブクログ

    第2巻は、官兵衛が小寺家の家老として織田方へ与するべく、その策謀の才と胆力を発揮し、時代の表へと進出する。そして、その才能においてお互いに認め合う秀吉との、心の内を読み合う記述などは、著者ならではの小説の醍醐味となっている。
    著者はさらに、官兵衛になくて、秀吉にあるのが嫉妬心だと
    記す。その相違が、その後の官兵衛に辛苦をもたらす。
    司馬遼太郎の小説に登場する歴史上の人物は、読者にその傍らにいるかのような親近感を抱かせ、歴史上の役割以上の輝かしい存在を与えられる。
    もちろん、歴史に登場する人物は、それぞれひとかどの人物であることは間違いない。司馬は、それらの人物をさらに魅力的に描いて、それが小説の魅力でもあるが。
    『竜馬がゆく』の坂本竜馬など、その典型だろう。司馬の小説以前の竜馬は、幕末の志士の多数の中の一人でしかなかったはず。それが今では、幕末最大のヒーローとなっている。
    本作での、黒田官兵衛もそれに類するといえるかも。

    0
    2017年07月07日

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