新装版 播磨灘物語(2)

新装版 播磨灘物語(2)

704円 (税込)

3pt

官兵衛は信長に新時代が出現しつつあるというまぶしさを感じていた。「だからこそ織田家をえらんだ」のだ。信長に拝謁した官兵衛は、「播州のことは秀吉に相談せよ」と言われ秀吉に会う。秀吉は官兵衛の才を認め、官兵衛も「この男のために何かせねばなるまい」と感じた。ふたりの濃密な関係が始まった。

...続きを読む

新装版 播磨灘物語 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 新装版 播磨灘物語(1)
    759円 (税込)
    黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。
  • 新装版 播磨灘物語(2)
    704円 (税込)
    官兵衛は信長に新時代が出現しつつあるというまぶしさを感じていた。「だからこそ織田家をえらんだ」のだ。信長に拝謁した官兵衛は、「播州のことは秀吉に相談せよ」と言われ秀吉に会う。秀吉は官兵衛の才を認め、官兵衛も「この男のために何かせねばなるまい」と感じた。ふたりの濃密な関係が始まった。
  • 新装版 播磨灘物語(3)
    792円 (税込)
    官兵衛を信長に取りついでくれた荒木村重が信長に謀反を起こし毛利についた。翻意させるべく伊丹を訪れた官兵衛は囚われてしまう。信長は官兵衛も裏切ったと錯覚し、子の松寿丸を殺せと命じた。竹中半兵衛の策で救われるが、官兵衛が牢を出た時は、半兵衛、既に病死。牢を出てからの官兵衛は身も心も変る。
  • 新装版 播磨灘物語(4)
    770円 (税込)
    信長が殺された。秀吉は「主の仇」光秀を山城山崎で討ち、その2年後には、豊臣政権を確立した。官兵衛は自分の天下構想を秀吉という素材によって、たとえ一部でも描きえたことに満足だっただろう。この戦国の異才が秀吉に隠居を許され、髪をおろし入道し「如水(じょすい)」と号したのは、48歳のときであった。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

新装版 播磨灘物語(2) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年09月17日

    播磨平定に奮闘する官兵衛、そして村重による謀反までを描いたもの。
    御着の小寺の殿と、秀吉との間で官兵衛の中間管理職的な苦しみが実にうまく書いてある。
    戦国時代も今も結局はサラリーマン組織なのだなあ。

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月18日

    豊臣秀吉の軍師として名高い、黒田官兵衛の生涯を描いた、司馬遼太郎氏の歴史小説、第二巻。
    いよいよ、織田信長による天下布武の動きが顕わになる。羽柴秀吉との密接なる関係構築、竹中半兵衛との出会い、播磨が大きく動き、その地を取り巻く様々な勢力にも、変化が見られる。

    新興の勢力である織田勢がその勢力範囲を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月27日

    室町時代の社会を引きずっている播州で働く官兵衛のもどかしさ、羽柴秀吉の他人には真似ができない特異の処世術、人を道具としか考えない冷酷さを持っているが、常に斬新な考えと行動ができる織田信長。官兵衛と官兵衛と同時代に生きた武将を鋭く考察し書かれていると感じました。

    0

    Posted by ブクログ 2010年02月02日

    書くの忘れてたので、3巻と一緒にアップ。
    村重、信長、秀吉、半兵衛など、人物も大勢登場で、いよいよ話が大きく動いてきました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    官兵衛と秀吉が会う。官兵衛は秀吉と信頼関係を築きつつ、秀吉に過ぎたるところは見せない。秀吉も信長に対しては同様。現代にも通じる処世術だな、と感じる。

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月06日

    播磨の状況,というのが実はよく分かってなかったことを認識した。
    山陽道がどこをどう通ってて,どこが宿場町だったのかすら理解してない自分がいる。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月18日

    だんだん岡田くんの官兵衛に追いついてきた。 これまで国盗物語や真史太閤記読んできたが、そこには出てこなかった信長や秀吉のストーリーがあって、それぞれ興味深かった。 竹中半兵衛、カッコイイ!

    0

    Posted by ブクログ 2017年07月07日

    第2巻は、官兵衛が小寺家の家老として織田方へ与するべく、その策謀の才と胆力を発揮し、時代の表へと進出する。そして、その才能においてお互いに認め合う秀吉との、心の内を読み合う記述などは、著者ならではの小説の醍醐味となっている。
    著者はさらに、官兵衛になくて、秀吉にあるのが嫉妬心だと
    記す。その相違が、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年07月28日

    羽柴秀吉の播磨入りから荒木村重の謀反までを描いた第二巻。官兵衛や秀吉、信長の心情などを細かく書いているので読み易く面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2014年05月15日

    荒木村重の謀反は起きるべくして起こったことだと思う。
    本にも書かれていたけど、信長は新しい世の中を切り開く力はあっても、それを維持する仁徳はなかった。

    家族にまで手をかけ、延暦寺焼き討ちや石山本願寺攻め、そして上月城を見捨てるなど、未来の天下布武のためとはいえめちゃくちゃである。
    後に光秀にも裏切...続きを読む

    0

新装版 播磨灘物語(2) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

新装版 播磨灘物語 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

司馬遼太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す