新装版 播磨灘物語(4)
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新装版 播磨灘物語(4)

770円 (税込)

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信長が殺された。秀吉は「主の仇」光秀を山城山崎で討ち、その2年後には、豊臣政権を確立した。官兵衛は自分の天下構想を秀吉という素材によって、たとえ一部でも描きえたことに満足だっただろう。この戦国の異才が秀吉に隠居を許され、髪をおろし入道し「如水(じょすい)」と号したのは、48歳のときであった。

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  • 新装版 播磨灘物語(1)
    759円 (税込)
    黒田官兵衛。戦国時代末期の異才。牢人の子に生まれながらも、22歳にして播州・小寺藩の一番家老になる。だが、「この程度の小天地であくせくして自分は生涯をおわるのか」という倦怠があった。欲のうすい官兵衛だが、「広い世界へ出て、才略ひとつで天下いじりがしてみたい」という気持ちは強かった。
  • 新装版 播磨灘物語(2)
    704円 (税込)
    官兵衛は信長に新時代が出現しつつあるというまぶしさを感じていた。「だからこそ織田家をえらんだ」のだ。信長に拝謁した官兵衛は、「播州のことは秀吉に相談せよ」と言われ秀吉に会う。秀吉は官兵衛の才を認め、官兵衛も「この男のために何かせねばなるまい」と感じた。ふたりの濃密な関係が始まった。
  • 新装版 播磨灘物語(3)
    792円 (税込)
    官兵衛を信長に取りついでくれた荒木村重が信長に謀反を起こし毛利についた。翻意させるべく伊丹を訪れた官兵衛は囚われてしまう。信長は官兵衛も裏切ったと錯覚し、子の松寿丸を殺せと命じた。竹中半兵衛の策で救われるが、官兵衛が牢を出た時は、半兵衛、既に病死。牢を出てからの官兵衛は身も心も変る。
  • 新装版 播磨灘物語(4)
    770円 (税込)
    信長が殺された。秀吉は「主の仇」光秀を山城山崎で討ち、その2年後には、豊臣政権を確立した。官兵衛は自分の天下構想を秀吉という素材によって、たとえ一部でも描きえたことに満足だっただろう。この戦国の異才が秀吉に隠居を許され、髪をおろし入道し「如水(じょすい)」と号したのは、48歳のときであった。

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新装版 播磨灘物語(4) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月25日

    感想を書くのをサボってしまったが、全体を通して星5?の感想だった。

    司馬遼太郎を初めて読んだのは『項羽と劉邦』だったが、それも面白かった。

    他の著者の歴史小説も少し読んだが、司馬遼太郎のは小説という形で物語として進められていくが、所々に著者の見解が示されている点がうまい具合に内容を読みやすくなっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月23日

    20年ぶりくらいに信長の野望も購入し何度目かの戦国ブームが来た。
    小牧長久手や関ヶ原のときの立ち回りにもっと触れるかと思いきや最後のまとめ程度。
    合理さと人としての面白さを持つ稀有な存在。庄屋上がりのような家康を嫌い、それに媚びる息子を馬鹿にするとか人として面白いところがありすぎる。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月05日

    大昔に読んでいたものを、数十年ぶりに再読。
    読んでいて「これ、初読なんじゃないか?思い込んでただけで」と数度思い。
    でも最終的に「あ、これ読んだなやっぱり。数十年前に」となんとなく思った。

    戦国時代に秀吉の下で名を馳せた軍師「黒田官兵衛」の半生を描く長編小説。

    個人的な説ですが、司馬遼太郎さんの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月06日

    もし関ヶ原の戦いがたった1日で決着がつかなかった場合の官兵衛がどうなったのか、日本がどうであったのか見てみたい。
    面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月24日

    官兵衛という男。戦国時代には珍しい合理的な考えができた男。目薬売りから豪族化した彼の経歴によるものと考えられるが、それがもう一人の合理的な男織田信長に惹かれることになり、毛利ではなく織田を播磨へ導いたのであろう。

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月21日

    あっと言う間に読み終わったと言うのが、率直な感想。司馬遼太郎さんの小説はその場の情景が浮かんでくる。
    黒田官兵衛は凄い人である。この人の生き方は今の自分に必要なことを気づきかせてくれた。

    ●策士は人柄が良いというが大切である。仕事をしていると人に動いてもらう必要が多い。その時にこの人が言うことなら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月13日

    様々な黒田官兵衛ものがあるが、さすが司馬遼太郎先生の官兵衛になっていて、膨大な資料を基に描かれていた。
    官兵衛の志しが、グサッと心に染みる感じがした。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月15日

    ついに完結。全編を通して司馬遼太郎さんの官兵衛に対する好感が滲み出ていた。
    あとがきの最後の一文「友人にもつなら、こういう男を持ちたい。」は最高の賛辞ではなかろうか。

    0
    購入済み

    新聞の時とは異なる一興

    2020年06月28日

    この小説は子供の頃新聞の連載小説として読んでいたが、大人になってまとまった小説として読むとさらなる愉悦と欣喜がわいてくるほど面白くなった。黒田官兵衛の描写は上手だ。信仰面までは深く踏み込んでいないようなのが唯一遺憾であった

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月06日

    備中高松城の講和までの流れについて,実はよく理解してなかったことも判明。安国寺恵瓊の立ち位置についての解釈も興味深かった。
    残りのページ数でどこをどうやるのか心配してたら,こう終わるのか。あくまで播磨灘物語なんだな。

    0

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