項羽と劉邦(上)

項羽と劉邦(上)

825円 (税込)

4pt

紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望”とは何かをきわめつくした物語である。

...続きを読む

項羽と劉邦 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 項羽と劉邦(上)
    825円 (税込)
    紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望”とは何かをきわめつくした物語である。
  • 項羽と劉邦(中)
    737円 (税込)
    叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに激怒した項羽は、一気に関中になだれこみ、劉邦を鴻門に呼びつけて殺そうとするが……。勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦さ下手だがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか?
  • 項羽と劉邦(下)
    737円 (税込)
    楚漢の天下争いは勝負がつかない。圧倒的な項羽軍の前に、穀倉のある山にのぼってこれと対峙する劉邦軍。やがて和議成って故郷に帰る項羽軍を劉邦は追撃し垓下に囲む。ある夜、包囲軍の中から楚の国の歌が湧き上がるのを聞いた項羽は、楚人はことごとく漢に降伏したかと嘆き、天が我を滅ぼしたことを知る。あらゆる人物の典型を描出しながら、絢爛たる史記の世界を甦らせた歴史大作。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

項羽と劉邦(上) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    登場人物全員、キャラがいいんだよなあ。。。
    劉邦のダメっぷりもいい(笑)
    ちっぽけな自我を捨てられたら、少しは器が大きくなれるかなあ~

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月19日

    歴史には疎く、歴史書を読むことは少なかったのだが、先日中国の西安・成都に観光に行って興味が湧いたことをきっかけに、司馬遼太郎の項羽と劉邦を読むことにした。上・中・下の三巻からなり、それぞれ約500ページもある書で、まだ上が終わったばかりだが、非常に面白い。

    項羽と劉邦だけではなく、周りの人物像もこ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月28日

    キングダムにハマり、中国の歴史に興味を持ち読み始めました。 どの視点で物語を見るかによって感じ方も大きく変わりますね。 司馬遼太郎さんの歴史小説は面白く、次に進みたくなりますね!

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月19日

    この書を読んで、人間とは、政治や宗教で生きているのではなく、食を繋げるために生きていること、歴史上の大動乱は飢餓が産み出していることに納得した。

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月12日

    おもしろい!項羽も項梁も劉邦も章邯もみんなみんな性格が違うし、色々なことが起こりすぎてドラマを見ているようだった!

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月17日

    始皇帝が中国全土を初めて統一したという業績の裏に、彼一人が法を超越した独裁者であったが故に、その死後に人民の反乱を招いたことを再認識。陳勝呉広の乱は、遥か昔の教科書の記憶か? 項羽と劉邦の生い立ち・性質の違いや、彼らの参謀となる人物が、著者の筆致で生き生きと伝わってくる。

    0

    Posted by ブクログ 2018年07月22日

    キングダムで中国について少し興味を持てたのでやっとこの本に手を出して見た。
    ちらっとキングダムにも出てきた趙高がこれほどの悪いヤツだったとは!!!
    今後の展開が楽しみ!

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月08日

    久しぶりの再読です。
    上巻を読んだあたりで、違和感が。もっとダイナミックな話だったはずなのに、なんだか鳥瞰図が多く、妙に客観的な感じがします。しかし、振り返ってみれば上巻時点では主人公の劉邦はまだちらちら顔見せするくらいです。
    中巻に入ったくらいから、いよいよ物語が地上に降りてきたようです。劉邦...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月21日

    テストの漢文対策で読み始めた本。
    しかし読んでいくとなかなかに面白い!
    最後のほうは、漢文対策のことなど忘れて読みふけっていました。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    個人的には読み進めるほど、章邯と司馬欣に魅力を感じて持っていかれました笑
    現代日本人の私たちでは感覚が掴みづらい当時の風習や世界観を端的にわかり易く説明しながら、キャラクターにしっかり血が通っているのが感じ取れる物語の展開の仕方が凄かった。
    司馬遼太郎先生の作品を初めて読み終えたけど、頭が混乱しない...続きを読む

    0

項羽と劉邦(上) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

項羽と劉邦 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

司馬遼太郎 のこれもおすすめ

項羽と劉邦 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す