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叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに激怒した項羽は、一気に関中になだれこみ、劉邦を鴻門に呼びつけて殺そうとするが……。勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦さ下手だがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか?
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Posted by ブクログ
新たな参謀・張良が登場した。そして、有名な「鴻門の会」の場面へと進む。しかし、劉邦の劣勢を思うと、この伝説は一味違った視座が与えられた。中巻では、やがて項羽の天下とはならないことが判っていても、劉邦軍の潰走・敗走に気が沈む。劉邦を慕うが故に身代わりとなった紀信とその友・周苛の最期が凄まじい! 劉邦は...続きを読むつくづく良い家臣に恵まれた、天が選んだ逸材なのだと感じた。
逃げてばかりの劉邦。 恐ろしい項羽。 面白い。 たくさんでてくる将たちの人間性たちも面白い。 そして紀信と周苛・・すごい。
いよいよ、劉邦たつ! 集う仲間たちとその死を乗り越えて、下巻に続く! この巻では、エピソードを入れながら、いろんな武将が出てくるよ。張良、韓信をはじめとして、陳平の某策、黥布裏切りのお話と紀信の身代わりのお話など、劉邦を取り巻く、個性豊かな人物が紹介されていきます。
生きるために、食物を得るために、戦って領土を拡げるしかなかった時代。 たくさんの登場人物が出てきますけど、その誰もが惹きこまれる個性を持っています。もし、この時代に生きていたら自分はどの人のように振舞っていただろう?と考えさせられました。
堯・瞬・夏・殷・周・秦・漢・三国・晋・南北朝・隋・唐・五代・宋・元・明・清・中華民国・中華人民共和国。 ぎょう・しゅん・か・いん・しゅう・しん・かん・さんごく・しん・なんぼくちょう・ずい・とう・ごだい・そう・げん・みん・しん・ちゅうかみんこく・ちゅうかじんみんきょうわこく。 今年95歳になる祖母が、...続きを読む「こうやって自分は中国の歴史を覚えた」という、呪文のようなお経のような、丸暗記文句です。 祖母がこれを覚えたのは女学校の時代のはずなので、その頃には「中華民国」で終わってたんでしょうけれど。 この判じ文句で言うと、かなり前半。秦と漢の間の激動の時期が物語の舞台です。 漢の初代皇帝になった劉邦。日本で言えば豊臣秀吉のような、氏素性の知れないド庶民の出身。知恵も度胸も武勇も無いが、なんだか人望だけはある。 事実上、秦の軍隊を滅亡させた、つまり秦帝国を滅ぼした項羽。楚というかつての王国の貴族の血を引き、度胸も武勇も超人的。だが、微妙に人望だけは欠ける。 中巻は、とうとう秦の都に項羽・劉邦が突入。偉大なる秦帝国が滅ぶ。 それとともに、項羽と劉邦の対立が始まる。両雄並び立たず。 適わないから、膝を屈して許しを請う劉邦。殺せばいいのに生かしちゃう項羽。 その後。 適わぬまでも挙兵する劉邦。劉邦軍を何度も撃破する項羽。 そんなこんなの合間に、張良、韓信と言ったわくわくするような天才的な男たちが、蛾が集まるように劉邦陣営に集まってくる…。 巨大な秦帝国が崩壊するそのカオスな快感と、とうとう項羽vs劉邦が始まるワクワク感。 イッキに下巻に向けて。
これまで長い時間をかけて、上巻、中巻と読み進めてきたが、ここにきてやっと大好きだと、もっと知りたいと思えるキャラクターに出会った。 彼の名は「紀信」という。 周りの人間、もちろん味方や同郷の者を罵倒し、批判する。劉邦もその例外ではない。 しかしながら、彼は劉邦だけを愛し、劉邦のために劉邦となる道を選...続きを読むんだ。 究極のツンデレがここにはある。
上巻より中巻の方が話が進み、面白かった!有名な鴻門の会も出てくるし。にしても項羽と劉邦は人間性が対極である。勇猛果敢だけれど若さゆえ突っ走りがちな項羽、知恵が回るけれど臆病、怖がりすぎな劉邦。敗走する際に我が子を何度も馬車から突き落とすって、その子らの親だろ!と。こんな臆病で怖がりな劉邦がこの後、ど...続きを読むうやって漢帝国の開祖になるのか続きが楽しみ。因みに劉邦に降ってきた韓信、なかなかイケメンです!(笑)
上巻から変わって、かなり劉邦寄りに、かなりの頭脳戦になってきた中巻。 陳平の策がどうなるのか気になって、章が変わるページまで読み飛ばしてやろうか、と思ってしまったけれど、我慢してゆっくり読むことで人物像や范増や鍾離昩、竜且に周殷の不遇、楚の名を重んじる慣習などが伝わった。 2人と劉邦の子供たち、家臣...続きを読むたちがどうなるか(世界史で習ったはずだけど)ネットで調べたいけれど、もったいないような気がして、下巻を読みすすめている。
中巻は劉邦の陣営の話しが主で、張良、蕭何、韓信が登場します。どの場面も面白いけれど、「鴻門の会」「劉邦の遁走」が特に緊張感あって面白かった。劉邦の負けっぶりもいいし、不思議な魅力の持ち主。
ゆっくり読んで、やっと中が読み終わった。。長いけど、面白く、記憶に残るエピソードが多い。劉邦の運、勘、寛容力が人を魅了させ、付いてくる周りに助けられた劉邦。今の時代だと劉邦はどうなるんだろうなぁと想像するのも楽しい。劉邦を取り巻く人物のそれぞれの描写が細かく、自分の周りの人間を重ねてしまうのも楽しい...続きを読むところ。下はいつになったら読み終わるだろう。笑
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