無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
12世紀、テムジン(のちのチンギス・カン)は、草原に暮らすモンゴル族のキャト氏に生まれた。10歳のとき、モンゴル族を束ねるはずだった父イェスゲイが、タタル族に殺害されてしまう。テムジンのキャト氏は衰退し、同じモンゴル族のタイチウト氏のタルグダイとトドエン・ギルテが台頭、テムジンたちに敵対し始める。危機的な状況のもとで、テムジンは、ある事情から異母弟ベクテルを討ったのち、独りいったん南へと向かった……。草原の遊牧民として生まれ、のちに世界を震撼させることになる男は、はじめに何を見たのか? 人類史を一変させた男の激動の生涯、そこに関わった人間たちの物語を描く新シリーズ、待望の第一巻!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
モンゴル帝国を築き上げた漢の生涯を圧倒的なスケール感で描く、ハードボイルドな大河小説の序章。
全17巻で毎月1巻ずつ刊行ということで、挑戦。
自身にとっても初の北方謙三作品でしたが、今作は、少々乱暴に言ってしまえば、若い主人公が故郷を出て故郷へ戻るまでの話であるものの、たくさんの登場人物それぞれの意思や世界観に圧倒され、その深みに早くもハマりそうな予感がします。
やたらと出てくる石酪や馬乳酒、馬の扱いなど、
生々しい生が描かれていたのも、印象的でした。
数多の登場人物も、読み終える頃には自然と覚えられました。
他にも読みたい本がたくさんありますが、先が気になるので、時間作って続きも読もうと思います。
Posted by ブクログ
6年待った。
長かった。その間に北方謙三著書レビューは書けないでいた。それでも、著者登録数は51冊でベストワンを保っていた。ただ、マイ本棚には何かが足りない、とずっと感じていた。今年、ベストワンの座を宮部みゆきに譲った。それも多分一瞬だ。これからは、約1年半、毎月文庫本が発刊される。また北方謙三レビューが、マイ本棚を賑わすことになる。
「なあ、ボォルチュ。俺は、自分が死ぬだろうと思っていたが、まだ生きている。天が生きよと言っているのだ。人は、死ぬ時は死ぬ。天が死ねというからだ。天の声は、聞こえはしないが、躰が感じる。いま、俺はなにも感じていない。だから、心配するな」
「テムジン様」
「俺がまだ生きて、やるべきことをやれ、と天が決めたら、俺はなにがあろうとも死なん。自分の生き死について、俺はそれ以上考えるのはやめた」(125p)
後に世界史上で第二位の国土を誇る大帝国、その礎を築く皇帝になるテムジンは、このときまだ14歳。北方に幾つもある部族の1つであるモンゴル族の1つの氏の長子である彼は、他の氏族から生命を狙われている立場である。しかし彼はひとつも恐れてはいない。ひとりからでも起つ。漢(おとこ)はこうでなければならない。
「水滸伝シリーズ」が終わり、金国と南宋と梁山泊の戦いが終結して20年後(おそらく1175年)の、アジア大陸地図が冒頭に掲げられている。金、西夏、西陵は周辺に押しやられ、南宋は姿さえ見せない。この地図がどう変わって行くのか、静観していきたい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸