チンギス紀 五 絶影

歴史・時代 11位

チンギス紀 五 絶影

小説・文芸
869円 (税込)

4pt

同じモンゴル族のタイチウト氏との戦いに挑むテムジン。疾駆するテムジンの軍が、敵の長・タルグダイの隊に届くと思われたとき、新たな旗が現れる。そこには、草原最強の男・玄翁が、テムジンを待ち構えていた。玄翁の自在に動く50騎と、テムジンの隊との凄絶な戦いが始まる。テムジンは配下の槍の達人ジェルメ、強弓のクビライ・ノヤンとともに玄翁軍とあたり、草原を血に染めていく。結着がつかないなかで、玄翁はテムジンに驚くべき提案をする。それを聞いたテムジンは・・・・・・。衝撃の展開が待ち受ける、好評第五巻!

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チンギス紀 の一覧

1~17巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~17件目 / 17件
  • チンギス紀 一 火眼
    869円 (税込)
    12世紀、テムジン(のちのチンギス・カン)は、草原に暮らすモンゴル族のキャト氏に生まれた。10歳のとき、モンゴル族を束ねるはずだった父イェスゲイが、タタル族に殺害されてしまう。テムジンのキャト氏は衰退し、同じモンゴル族のタイチウト氏のタルグダイとトドエン・ギルテが台頭、テムジンたちに敵対し始める。危機的な状況のもとで、テムジンは、ある事情から異母弟ベクテルを討ったのち、独りいったん南へと向かった……。草原の遊牧民として生まれ、のちに世界を震撼させることになる男は、はじめに何を見たのか? 人類史を一変させた男の激動の生涯、そこに関わった人間たちの物語を描く新シリーズ、待望の第一巻!
  • チンギス紀 二 鳴動
    869円 (税込)
    同じモンゴル族のタイチウト氏がテムジンを狙っていた。南の地で蕭源基と出会って『史記』に触れ、ボオルチュという従者を得たテムジンは、それを知りつつ父祖の地に戻る。そして、モンゴル族をひとつにまとめるために旗を掲げ、自らの存在を知らしめるために、ボオルチュに加えて、槍の達人ジェルメ、弟のカサルを連れて、4騎で草原を疾駆することを決意した。だがある日、テムジンたちの行く手を塞ごうとする20騎が現れる・・・・・・。一方、モンゴル族ジャンダラン氏の血気盛んなジャムカは、北方のメルキト族と対立していた。ジャムカはテムジンと同年齢で、同じくモンゴル族としての誇りを持っていた。ますます目が離せない展開が続く第二巻。
  • チンギス紀 三 虹暈
    869円 (税込)
    モンゴル族の覇権をめぐり、テムジンのキャト氏とタイチウト氏の対立は激しさを増しつつあった。タイチウト氏の長のひとりであるトドエン・ギルテは、軍師役のオルジャの提言で、テムジンとの戦いに助勢させるため、玄翁と呼ばれる老人のもとを訪れる。コンギラト族の領内に住む玄翁は圧倒的な気をまとっており、自在に動く強力な五十騎の精鋭を率いていた。玄翁はトドエン・ギルテの依頼を受け、羊百頭分の働きをすることを約束する。テムジンと、ジャンダラン氏のジャムカは、タイチウト氏との戦いで、玄翁が率いる五十騎の恐るべき力を目の当たりにすることに・・・・・・。
  • チンギス紀 四 遠雷
    869円 (税込)
    チンギス・カン。その波乱に満ちた生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、第四巻。テムジンは、メルキト族に殺害された部下の仇を討つため、一千騎を率いて出陣。盟友ジャムカも同数の騎馬兵を率い、共に戦う。メルキト族の長トクトアは三千騎を集めたが、テムジンらの猛攻に敗北。その後、ジャムカはケレイト王家の姪フフーを娶り、テムジンのもとには南から蕭源基が訪れる。一方、槍の達人ジェルメは、テムジンを斬った玄翁の秘密を明かす。そして、トオリル・カンが二万騎を召集し、テムジンとジャムカも合流。彼らは先鋒となり、森を背にした強大な敵との決戦に挑む!
  • チンギス紀 五 絶影
    869円 (税込)
    同じモンゴル族のタイチウト氏との戦いに挑むテムジン。疾駆するテムジンの軍が、敵の長・タルグダイの隊に届くと思われたとき、新たな旗が現れる。そこには、草原最強の男・玄翁が、テムジンを待ち構えていた。玄翁の自在に動く50騎と、テムジンの隊との凄絶な戦いが始まる。テムジンは配下の槍の達人ジェルメ、強弓のクビライ・ノヤンとともに玄翁軍とあたり、草原を血に染めていく。結着がつかないなかで、玄翁はテムジンに驚くべき提案をする。それを聞いたテムジンは・・・・・・。衝撃の展開が待ち受ける、好評第五巻!
  • チンギス紀 六 断金
    869円 (税込)
    完顔襄が率いる金国の大軍四万がタタル族討伐のために動き出した。父イェスゲイをタタル族に暗殺されたモンゴル族のテムジンは、金国の要請に応じて三千騎の出兵を決意する。ケレイト王国のトオリル・カンもまた金国の側に立ち、一万五千騎の陣容を整えた。一方、盟友のジャムカは、金国とタタル族の双方を草原の民の敵とみなし、要請に応じない。草原の部族で金国と連合したのは、テムジンとトオリル・カンのみだった。ウルジャ河付近でタタル族と戦闘中の金軍に加わったテムジンは、メグジン・セウルトが率いるタタル族の大軍に突撃する――。モンゴルの草原に大きな流れが生じ、それがテムジンとジャムカの運命を変えていく分水嶺となる第六巻。
  • チンギス紀 七 虎落
    869円 (税込)
    ジャムカはテムジンの部将を討ちとった際に深傷を負ったが、それも癒えつつあった。テムジンはケレイト王国のトオリル・カンと結んでおり、ジャムカ、タルグダイ、アインガは、それぞれ単独では対抗できない。タルグダイの妻ラシャーンはタルグダイの意向をふまえ、ジャムカと二人きりで密かに話す機会を得る。タルグダイはすでにアインガとは会っていた。あとは、ジャムカ、タルグダイ、アインガの三者が出会い、共通の敵について語ることができるかにかかっていた――。モンゴル族の各氏族、メルキト族、ケレイト王国が二つに割れ、草原の覇者をめぐる一大決戦の幕が開ける、好評第七巻。
  • チンギス紀 八 杳冥
    869円 (税込)
    モンゴル族の統一をかけた大きな戦いに結着がつくも、敗れた者たちはそれぞれに生き延びる。その中には、命ある限りテムジンの首を狙い続ける者もいた。テムジンはモンゴル族統一後も、遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。軍の南の拠点となるダイルの城砦を訪れ、さらに大同府へと向かう。大同府には、かつて一時期を過ごした蕭源基の妓楼があった。そこでテムジンは轟交賈の男と出会う。しかし、そのような状況下、草原を生きる者たちに激震をもたらす出来事が、ふたたびテムジンを待ち受けていた。好評第八巻。
  • チンギス紀 九 日輪
    869円 (税込)
    モンゴル族を統一し、さらにケレイト王国を滅ぼしたテムジン。弟のカサル、テムゲ、長男ジョチらに出動を命じ、タヤン・カンが統べるナイマン王国との戦いを進める。そのナイマン王国の大軍の中に、ジャムカの千五百騎が、ホーロイ、サーラルとともに潜んでいた。崩れたナイマン軍を見届けて馬首を回したテムジンは、眼前にあるはずのない旗を見る。ジャムカ! とっさに吹毛剣を抜いたテムジンだが、すさまじい斬撃を受けて落馬する・・・・・・。――モンゴル族を統一したテムジンは、ついに〈チンギス・カン〉を名乗る。一方、ジャムカとの因縁も決着、さらなる統一へ向かうことを決意する衝撃の第9巻!
  • チンギス紀 十 星芒
    869円 (税込)
    草原の覇者チンギス・カンは、従来の騎馬隊に加えて、ボレウに歩兵部隊を、ナルスに工兵部隊を整備させていた。陰山の陽山寨を拠点に、騎馬隊と合流させ、まずは西夏の城郭へと軍を動かそうとする。ジャムカの息子マルガーシは、流れついたトクトアのもとで苛烈な修業を積み、次なる道へと動き出していた。ホラズム・シャー国の皇子、ジャラールッディーンは10歳で、護衛のテムル・メリクと共に旅に出る。予期せぬ邂逅が、二人を待ち受けていた。新たな幕開けの予感をもたらす第10巻。
  • チンギス紀 十一 黙示
    869円 (税込)
    チンギス・カンは、弟や息子たちと共に金国に大軍で遠征し、攻城戦をおこなっていく。対する金国は、定薛を総帥とする防衛軍を組織し、福興が軍監に就く。ホラズムの皇子ジャラールッディーンは、ジャムカの息子マルガーシらと共にサマルカンドに戻る。マルガーシはアラーウッディーンに謁見を果たした。そしてチンギスは任城に進軍した際、旗を出さずにある場所へと向かう。そこにはかつて漢たちが集まった湖寨があった。好評第11巻。
  • チンギス紀 十二 不羈
    869円 (税込)
    モンゴル国の鎮海城をあずかるダイルは、三千の守備兵を組織し、三つの砦に配置した。領土は拡がり、チンギス率いる十万の遠征軍は鎮海城とは逆の方角(東)に出撃している。チンギスが滅ぼしたナイマン王国の元王子グチュルクは逃亡し、モンゴル国の西に位置する西遼の帝位を簒奪していた。西遼が数万の兵を動員できると考えるダイルは、その懸念を雷光隊を率いるムカリに話す。一方、モンゴル国の侵攻を受けている金国では、完顔遠理が精強な五万の騎馬隊を整えた。また、先の戦いでモンゴル軍の兵站のいくつかを切ることに成功した耶律楚材が、政事の立て直しに力を注ぐ。南の潮州で暮らすタルグダイとラシャーンは、かつての部下ソルガフの遺児トーリオを息子として扱い、自分たちの商いについて学ばせようとしていた。治めるべき領土は急激に大きくなり、守るべき国境線も広がっている。チンギスはボオルチュと、戦の状況や物流など、国のありようについて話す。強き者たちに異変が生じる十二巻。
  • チンギス紀 十三 陽炎
    869円 (税込)
    ホラズム・シャー国の皇子ジャラールッディーンは、ゴール朝との闘いに参加した。チンギス・カンの孫ヤルダムは、スブタイの指揮下に入ることを命じられる。礼忠館を継ぐかたちになったトーリオは甘蔗糖を商うために南の国へと向かうが、その際、部下の呂顕が岳都で育ったことを知る。西遼を殲滅するために進軍したジェベは、先に鎮海城を襲撃した獰綺夷と対峙した。ダライ・ノールでひと冬を過ごしたチンギス・カンは、返礼としてホラズム国に大規模な使節団を派遣する。彼らはホラズム国のオトラルを経て、サマルカンドに向かおうとしていた・・・・・・。運命を分かつ事件が起きる、好評第十三巻。
  • チンギス紀 十四 萬里
    869円 (税込)
    チンギス・カンは、息子たちや将軍を率い、ホラズム・シャー国に大軍で進軍する。長男ジョチはシル河下流の制圧に向かい、次男チャガタイ、三男ウゲディはオトラル攻略を任された。攻城戦をおこなうため、ボレウとジンの歩兵部隊、ナルスの工兵隊も投入されている。チンギスは、四男トルイ、将軍ジェベと共にブハラを目指す。モンゴル軍を迎え撃つのは、帝アラーウッディーンと皇子ジャラールッディーン、イナルチュク、テムル・メリク、そしてマルガーシたちだった。ホラズム国に遠征するチンギス・カンを、十分な兵力を持つ軍隊が待ち受けていた。好評第14巻。
  • チンギス紀 十五 子午
    869円 (税込)
    モンゴル軍がオトラルを攻囲して半年以上が過ぎた。モンゴル軍の兵站に乱れはみられず、オトラルを守るイナルチュクの予想を超えた事態が生じる。スブタイとジェベはブハラを押さえ、サマルカンドを牽制していた。アラーウッディーンは、皇子ジャラールッディーンの副官テムル・メリクにある任務を与え、トルケン太后は三百騎を率いる女隊長・華蓮にチンギスの首を奪るよう命ずる。マルガーシが所属する皇子軍、テルゲノが率いる遊軍、華蓮の軍のそれぞれが、チンギスの命を狙っていた――。ついにチンギス本隊とホラズム軍があいまみえる、好評第15巻。
  • チンギス紀 十六 蒼氓
    869円 (税込)
    カラ・クム砂漠の戦場からホラズム軍が離脱する。チンギス・カンは、スブタイとジェベ、バラ・チェルビの三人の将軍にその追討を命じた。ホラズム国の帝は西へと退却しながらも、モンゴル軍との戦を継続する。スブタイらは敵の誘いに乗ることを決断した。一方、ホラズム国の皇子ジャラールッディーンは、南の地で二万騎の指揮を任された。モンゴル国の将軍シギ・クトクがその討伐に向かう。皇子は原野に本営を置き、ジャムカの息子マルガーシもそこにいた。皇子が初めて大軍を率いてモンゴル軍との戦いに挑む。大国との戦いがついに最終局面をむかえる、好評第16巻!
  • チンギス紀 十七 天地
    869円 (税込)
    チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。圧巻の最終章! 「チンギス紀」全十七巻、ついに完結!!

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チンギス紀 五 絶影 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    衝撃の事実…でもなぜか納得。
    なんか重苦しい流れの中、最後のジャムカが爽やか過ぎて好きになってしまう。
    変わらないで欲しいので、5巻で一旦、小休憩します。

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    継承や、父と子、といったテーマがより強く。
    テムジンがモンゴル帝国の偉大なる父となるまで物語が続くとしたら、その壮大な物語の第一部クライマックス、という感じだった。

    ボオルチュの活躍が多くて嬉しい。
    トクトアのソロキャンプシリーズも結構好き。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    いよいよ第5巻でテムジンと玄翁の意外な関係が明らかに。草原の争いは何度か動くものの、大勢に影響はなし。
    いよいよ次巻はテムジンが大きく打って出るのか? 早く読みたい‼️

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    玄翁が登場した時から、その名の響きは否が応でもあの男を思い起こさずにはいられなかったけれども、こういうふうに繋がったかぁ。
    こうなると、水滸伝より前の物語群も読まねばやんね。
    (まだ読んでなかった人)

    0
    2025年02月28日

    Posted by ブクログ

    テムジン、ついに因縁の玄翁を破る。しかし最期に剣を交える中で、彼はテムジンの実父だったことがわかる。後日、側近を通じて託された吹毛剣の歴史を辿ると、玄翁は金国の王家の血筋で、梁山泊に身を置いた胡土児という人物だったことがわかる。実父の胡土児、養父のイェスゲイ、2人の伝説的な人物を父に持つテムジンが作る更なる伝説に期待。
    草原の様子はさらに加熱し、テムジン、タイチウト、ジャランダン、メルキト、ケレイト、タタル、コンギラト、そして金国の戦が頻発。テムジン陣営が仕込んできた鉄や馬といった技術力、生産量が優位性の源泉になってきた。次巻の展開に期待。
    北方謙三の筆にようやく慣れてきた気がする。自然の描写に溶けるような素朴な心情の描写が癖になる。
    黒い雲が星を喰らう、星は美味いか、と思わず語りかけそうになる。
    みたいな、夜の高揚感が詰まったフレーズなど。そしてトクトアのソロキャンプが始まると毎回安心する。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    宿敵、玄翁との決戦から始まり、テムジンの出生の秘密、受け継がれる剣と、序盤の集大成的な物語が過去作とも交わり展開する、シリーズ6作目。

    相変わらず、トクトアと狼の雪山サバイバル生活に、殿への愛が大きすぎるボオルチュ(今回は、殿の排泄物まで愛しています)のエピソードなどが盛り込まれており、新旧大勢のキャラが躍動します。
    あと、肉を焼いたり煮たり石酪を口に入れたり。

    少しずつ代替りが起き始め、金国との関わりなど、
    部族同士の争いから次なる展開へと移っていき、今後の展開が気になるところ。

    水滸伝や楊令伝からチンギス紀まで世界が続いていたと知り、過去作にも俄然興味が湧いた1作でした。チンギスの旅の話も良かったです。

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    いきなりのクライマックス、強敵・玄翁との激闘で幕を開け、仇敵・タタル族との新たな戦いを匂わせて終わる巻。テムジン出生の秘密が明かされ、「大水滸伝」と繋がるエピソードが読みどころ。楊令伝以降を後回しにしたことをちょっと後悔。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    玄翁こと胡土児は
    精鋭の麾下50騎を従え西に駆けていた
    思えば戦(いくさ)に憑かれた人生だった
    むかし幻王という名で金国で恐れられた
    梁山泊の頭領となった楊令を実父に持ち
    金国の大将兀朮(うじゅ)を養父に持ち
    梁山泊と金国の最後の決戦を前に
    「お前を戦に出せば、俺は人間ですら無くなるのだ」と養父に言われて
    泣く泣く匈奴の地を放浪した胡土児は
    戦で死ぬべき場所を数十年間探していた
    極限迄に強くなっても戦で勝てないことは
    実父や養父の人生で教わっていた
    俺はどうすればいいのか
    漢はどう生きれば見事に死ねるのか
    玄翁は駆けていた
    タイチウト軍との決戦が
    実は玄翁との決戦だと知っている
    息子テムジンのもとへ
    2度の戦で2度テムジンを
    死の一歩間際迄に追い詰めた
    その度にテムジンは大きくなり
    今や互角かそれ以上だ
    もう殺されても良いと思っていた
    絶影⸺影を留めない程の速さで駈ける
    モンゴルの草原は母のように優しく
    モンゴルの天は父のように大らかだ
    モンゴルの息子に玄翁は会いに行く

    此の巻で吸毛剣は
    テムジンに渡った
    父殺しを成すのは
    古来英雄の条件也
    吸毛剣シリーズは
    重要人物亡き後の
    5巻目常に転回す
    さあ物語が始まる



    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    すでにテムジンの人格と能力は完成されているような書きぶりだが、これから先は、まだまだ長いはずである。版図と配下が増えていくこと、統率者として他国と相対すること等、それによりテムジンの深みと凄みがどのように増していくのかが描かれていくのであろう、と想像する。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    玄翁との決戦巻で凄まじい戦い。どれだけ斬られても少し死んでも?隊列を崩さない50名の集団は怖い。玄翁との関係は前触れもあったけどなんか切ないとうとう楊明との関係が明らかになり、大モンゴル伝としてのシリーズ性が明確になる巻。水滸伝と楊明伝(途中まで)は読んだけど、この円環はすごい。

    0
    2025年05月13日

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