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Posted by ブクログ
わりと長い時間をかけて11巻を読みました。
読んでる間にモンゴルにも行き、チンギス紀を思って胸が熱くなりました。
別の本も読んでいましたが、モンゴルにこれ程焦がれるのは、北方謙三先生のかく草原が自分を惹きつけるからだと感じます。
チンギスの草原は広く大きくなって、
モンゴルから帰国した私は、モンゴルだけでなく(いつかまたモンゴルにももう一度行こうと思います)、中国や他の中央アジア、中東まで行かなければと感じています。
読んでいて、こんなに自分の頭の中で世界が広がっていく本はなかった…。
そんなふうに思いながら、また明日、12巻を読み始めたいと思いました。
Posted by ブクログ
2026/3/22
チンギス紀11 黙示 を読んだ。
ついにチンギス率いるモンゴル国が金国との本格的な戦に突入し、登場人物含め物語が明確に新たな章に至ったことを感じさせる1巻だった。
以前、チンギスがテムジンとしてキャト氏統一・モンゴル統一を目指していた頃のような内部の人間関係の入り組み、交錯による謎解き的考察要素はないが、ダイナミックかつ繊細に描かれる登場人物達の成長ぶりを楽しめた。
・長男のジョチの成長が著しい。冒頭、初めてジョチという男の苦労がジョチ視点で描かれた。後半に至るにつれ、四男トルイと共に大きく将軍として成長した姿を見せ始め、今後モンゴル軍の大きな部分を担うのだろう。
・チンカイの築城がかなりつぶさに描かれていた。史実を詳しく知らないのであまり楽しめなかったが、どうやらチンカイはモンゴルが西へ至るために非常に重要な役割を担っていたらしい。ホルムズシャー国との争い・連携に役立ってくるのだろうか。
・ホルムズシャー国では、皇太子のジャラールッディーンが戦人として、ジャムカの息子マルガーシの特訓によって成長している。ジャラールッディーンはいつか必ずモンゴル国の前に立ちはだかると思う。その時チンギスは、かつての盟友でありライバルだったジャムカの影を見るのだろう。この展開は、ジャムカファンの私にとっても大きな期待。
・チンギスは、ついに山東半島へ到達した。彼の旅路と共に、私たち読者の知る地図も大きく広がっており、共に旅をしている気分になる。また、彼にとって山東半島は自身の血筋と深い繋がりのある地でもあり、何か大きな示唆を受けたような描写もあった。
・かつて草原の覇を争ったタルグダイ、その養子トーリオが船乗りとしての人生を歩み始めた。そして「誰も見たことの無い遠い海へ漕ぎ出してみたい」と示唆していた。これが、後のモンゴル国による日本攻め(海越え)に繋がると考えるのは先走りすぎか。いずれにしても、かつてのライバルタルグダイの影響を持つ人物が、大陸を超え海を知ることは、今後チンギスが大陸を完全に制覇し海へ漕ぎ出す布石となっていると感じた
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