あらすじ
チンギス・カンは、弟や息子たちと共に金国に大軍で遠征し、攻城戦をおこなっていく。対する金国は、定薛を総帥とする防衛軍を組織し、福興が軍監に就く。ホラズムの皇子ジャラールッディーンは、ジャムカの息子マルガーシらと共にサマルカンドに戻る。マルガーシはアラーウッディーンに謁見を果たした。そしてチンギスは任城に進軍した際、旗を出さずにある場所へと向かう。そこにはかつて漢たちが集まった湖寨があった。好評第11巻。
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
チンギスが金国に本格的に攻め入る回。
抑圧された女真族から阿骨打が起こした金国も熟しすぎて根本が腐りゆく国に成り果てているのは過去作から見ていると盛者必衰を感じずにはいられません。
間をおいて読んでいるとチンギスの弟なのか息子なのかよく分からなくなってきましたが、偉大な父/兄を持つ家臣たちの心労と成長が伺えます。