武王の門(上)

武王の門(上)

968円 (税込)

4pt

3.0

儂は九州をひとつの国にする
――読み継がれる北方歴史文学の原点

叡山を出て六年余、一三四二年のその日、後醍醐天皇の皇子にして十四歳の征西将軍・懐良は、ついに九州の地を踏む。
それは九州全土を南朝の旗の下に統べるという途轍もない戦いの始まりであった。
薩南で島津と対峙していた時、菊池武光という若者が訪ねてきたことから、
懐良の運命は加速する……。

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1~2件目 / 2件
  • 武王の門(上)
    968円 (税込)
    儂は九州をひとつの国にする ――読み継がれる北方歴史文学の原点 叡山を出て六年余、一三四二年のその日、後醍醐天皇の皇子にして十四歳の征西将軍・懐良は、ついに九州の地を踏む。 それは九州全土を南朝の旗の下に統べるという途轍もない戦いの始まりであった。 薩南で島津と対峙していた時、菊池武光という若者が訪ねてきたことから、 懐良の運命は加速する……。
  • 武王の門(下)
    946円 (税込)
    けものが眼を醒ました ――読み継がれ、今なお新しい不朽の北方太平記 「おまえがいるかぎり、敗れるはずがない」 懐良親王と菊池武光はついに悲願の九州統一を果たす。 海の民や山の民、そして高麗との交易を知り、「武士」のあり方をさえ変える「新しい国」を構想する懐良。 そんな折、足利幕府の今川了俊が九州探題に任命される。 自分の星を追う男たちの生を、壮大なスケールで描いた著者初めての歴史小説。

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    Posted by ブクログ

    後醍醐天皇の子で西征大将軍として九州に向かった懐良親王の一代記。建武の新政の失敗以降、九州での南朝勢力拡大を目指し、菊池武光や阿蘇惟時を味方につけ九州で力をつけた。あまり知られていない人物だが軍事的才能に恵まれ九州統一に一時的に迫った男の物語。

    0
    2024年06月15日

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