「梯久美子」おすすめ作品一覧

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文藝春秋2018年11月号

作品一覧

2018/10/10更新

ユーザーレビュー

  • 原民喜 死と愛と孤独の肖像
    原民喜がここまで極端な個性の人だとは知らずにいた。あと、宮澤賢治以外で「透きとほった」って書くだけで清澄な空気があるんだって感じさせる筆力がある人がまだいるってことを知った。被爆後一時期南馬込の、多分谷中の集会所のある辺りに寄宿していたことも知れた。埴谷雄高、遠藤周作はいずれも北杜夫の随筆で知った作...続きを読む
  • 原民喜 死と愛と孤独の肖像
    本当に著者作品ははずれがない。またも素晴らしい作品。ノンフィクションとしての出来もよいが、やはり原民喜の作品が凄い。特に「夏の花」というより作品「原子爆弾」のベースとなる被爆メモは圧巻だ。原民喜はこのメモを残すためにこの世に生を受けたのではないかとさえ思わせるものだ。偶然73年後のこの時期に読んだが...続きを読む
  • 狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ―
    恥ずかしながら、死の棘を読むのを挫折したのちにこちらを読みました。
    この時代の作家の作品をあまり読んだことがないので、「太宰治って自分のこと書いてるんだな」くらいの知識しかなかったんだけど、こんなに自分の身を削って作品を生み出してる人が他にもいることを知って、まず驚いてしまった。
    あらすじを知って...続きを読む
  • 狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ―
    あまりのぶ厚さに手を出しかねていたが、読み出したらやめられなかった。これは労作にして傑作。「死の棘」の妻島尾ミホの人物像に迫ることで、従来の作品観に敢然と異議を申し立てている。筆者の論は、長期にわたる地道で粘り強い取材に裏打ちされていて、圧倒的な説得力がある。

    「死の棘」が他の私小説から抜きんでた...続きを読む
  • 狂うひと―「死の棘」の妻・島尾ミホ―
    序章 「死の棘」の妻の場合
    「戦時下の恋」「二人の父」「終戦まで」「結婚」「夫の愛人」「審判の日」「対決」「精神病棟にて」「奄美へ」「書く女」「死別」「最期」
    島尾敏雄とミホ夫婦についてなんの予備知識なしに読み始めたせいか、最初からふたりの生い立ち、ドラマチックな出会い、結婚生活、その成り行き...続きを読む