梯久美子の作品一覧
「梯久美子」の「やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく」「硫黄島 栗林中将の最期」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「梯久美子」の「やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく」「硫黄島 栗林中将の最期」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
今、連続テレビ小説のアンパンを読んでいるが、よりドラマも楽しめる内容だった。
そして何より、やなせたかしの人生と人となりが知ることができ、ドラマ以上の心がこもった人なのだなということがよく分かった。
「手のひらを太陽に」の作詞が42歳、アンパンマンのアニメ開始が69歳。
人間、いつ才能が世間に認められるのか、開花するのかも分からないものなのだと思った。いくつになっても希望を捨ててはならないと思う。
素敵だった詩を引用。
絶望のとなりに
だれかが
そっと腰かけた
絶望は
となりのひとに聞いた
「あなたはいったい
誰ですか」
となりのひとは
ほほえんだ
「私の名前は
希望です」
夜は明けたと
Posted by ブクログ
やなせたかしの生涯という題名のとおり、丁寧にまっすぐにやなせたかしさんの人生が綴られている。『おとうとものがたり』の詩も、エピソードとともに何篇か取り上げられているので、そちらの詩を読んでみたい人にもおすすめ。
前半のエピソードは、朝ドラ「あんぱん」で観たものとかなり重なるのだけど、すごく丁寧にドラマ化されていて感動する。後半は、高知新聞社に勤めてから雑誌の編集にかかわり、夢を諦めずに東京に出て、その後アンパンマンでの成功をおさめるまでが描かれている。
東京に出てからは、漫画家としてはあまり芽が出ず、さまざまな仕事をしている。どんな仕事も手を抜かず一生懸命に取り組むやなせさんのもとには、い