梯久美子の一覧

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文藝春秋2019年5月号

作品一覧

2019/04/10更新

ユーザーレビュー

  • 原民喜 死と愛と孤独の肖像
    原民喜の存在感と遠藤周作の存在感。
    自死を選びながらも、残された人や未来に明るい希望を確信し託した原民喜。
    原民喜として、その生を全うしたのだと思います。
    イエスがイエスの生を生き、十字架にかかったように。

    久しぶりに一気読みした一冊。
    余計な解釈を加える事なく、最後に

    「現在の世相と安易に重ね...続きを読む
  • 原民喜 死と愛と孤独の肖像
    原民喜と遠藤周作の交流について知ることができ、興味深く読んだ。遠藤周作の描いたイエス像と原民喜の姿の重なり合いについての指摘にはなるほどと思わされた。
    「うん、見ようかね」と、少女が差し出した絵を長い間じっと見つめる、ありし日の原民喜の姿。その姿を回想する遠藤周作。
    また、喫茶店でのエピソード。
  • 愛の顛末 恋と死と文学と
    超有名どころから、知る人ぞ知るという人まで、
    様々だが、どの文学者も強烈な生き様で
    圧倒される。

    それぞれの作品への興味もかき立てられた。

    吉野せい、宮柊二など、ぜひ読もうと
    思った。
  • 原民喜 死と愛と孤独の肖像
    原民喜がここまで極端な個性の人だとは知らずにいた。あと、宮澤賢治以外で「透きとほった」って書くだけで清澄な空気があるんだって感じさせる筆力がある人がまだいるってことを知った。被爆後一時期南馬込の、多分谷中の集会所のある辺りに寄宿していたことも知れた。埴谷雄高、遠藤周作はいずれも北杜夫の随筆で知った作...続きを読む
  • 原民喜 死と愛と孤独の肖像
    本当に著者作品ははずれがない。またも素晴らしい作品。ノンフィクションとしての出来もよいが、やはり原民喜の作品が凄い。特に「夏の花」というより作品「原子爆弾」のベースとなる被爆メモは圧巻だ。原民喜はこのメモを残すためにこの世に生を受けたのではないかとさえ思わせるものだ。偶然73年後のこの時期に読んだが...続きを読む