池上彰さんは二つの顔を持つ男です。こどもニュースのお父さん的な「白池上」と、生放送で政治家を震え上がらせる「黒池上」。本書では、「知ってるつもり」でいる大人たちの化けの皮を剥ぐ、黒池上の側面が味わえます。アベノミクスの副作用、小泉進次郎のプレゼン力、「従軍慰安婦」問題、チャイナリスク――時事問題の盲点をやさしく解説し、考えるヒントを鋭く提示します。週刊文春の人気連載を厳選した一冊!
Posted by ブクログ 2019年08月26日
2019/8/26
あんまりこの本はメジャーじゃないのか、本屋に行っても全然売ってなくて入手が大変でした。
2014年に書かれた本なので、過去のことではありますが、現代の世界の状況と比較したり検証したりする際の材料として非常に役立つ池上さん流の分析、世界の見方が書いてあります。
やはり、アメリカ、韓...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月13日
世界事情から見る日本の抱える課題について、氏一流のわかりやすいかいつまみ型で説明する本。確かにものすごくわかりやすい。ただ、本来はものすごく複雑な課題ばかりで、著者自信も相当の取材をされているはず。それをかいつまみ過ぎて、上っ面を撫でてもいない、ということになりはせんかといらぬ心配も。第1段階で、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月30日
日本のことだけでなく本の後半からは世界の問題も書かれており、日本を含めた今の世界の問題点をざっと知ることができた。本当は難しいだろうことも、とても分かり易い言葉で書かれているのですんなり読むことができた。
ただ、中東の情勢を理解するのが困難だった。あの辺りは宗教がらみの話もあり、最新のニュースだけを...続きを読む