ガンダムと日本人

ガンダムと日本人

815円 (税込)

4pt

われわれは何故このロボットの虜になったのか?

“夢”を次々と“現実”へと変えていった小さな国が30年前に見た、今なお手の届かないとてつもない空想にして万感の思いが込められた産物。戦後日本の歩みが『機動戦士ガンダム』という一点に収束した過程を追っていくことで、この国の過去と未来への扉を開く。

目次
第1章 ジオン公国と大東亜共栄圏
第2章 「ザク=零戦」「ガンダム=戦艦大和」か?
第3章 スペースコロニーと宇宙への夢
第4章 二人のシャア――富野由悠季と小沢一郎

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ガンダムと日本人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初著者はジオン軍をナチスドイツに例えようとします。
    確かに服装的には似て非なるものを感じますが何か違う。
    そこで日本軍と重ねてみると大東亜共栄圏とスペースノイドが重なって来ます。
    コロニーの解放と亜細亜の解放が重なるように思います。

    ジム対ザク
    量産機対決で言えばジオン軍はドムやゲルググ等の後継

    0
    2017年02月16日

    Posted by ブクログ

     タイトルとは裏腹に,議論の中身はかなり深いです.キーワードは,第二次世界大戦,冷戦,55年体制,小沢一郎,あたりでしょうか?旧体制の破壊を目論む小沢は,赤い彗星のシャアなのだそうです.さすがに,アニメと実物とではイケメン度にかなりの開きが・・・.(笑)

     しかし,改めて作品の世界観を味わってみる

    0
    2011年06月26日

    Posted by ブクログ

    大学指定されたので読みました。私はこれを読むためにガンダムファーストを一通り視聴しましたが、視聴しなくとも読めると思います。参考までに^^

    0
    2012年06月17日

    Posted by ブクログ

    小沢一郎とシャアの章からつまらなくなった。その前までは、結構面白く読めた。万人受けはしない本だが、ファーストガンダムと世界史の知識がないと面白くないと思う。

    0
    2011年06月04日

    Posted by ブクログ

    ファーストガンダム評論は数あれど、近頃の最大公約数的な評価でよく見るのは「ジオン=大日本帝国」「連邦=日本国」という流れ。
    本著は明示的にそれを言わないまでも、十分にそれを意識した内容になっている。
    戦艦大和の建造をビグザムに重ねてみたり、
    零戦の改良をザクのバリエーションに重ねてみたり、
    ワシント

    0
    2011年05月08日

    Posted by ブクログ

    「ガンダム」の持つ様々な要素を日本人の精神や現代史に結び付けて論じた本。こういう本が出ること自体が、いかに「ガンダム」が存在感があるかを示している。特に第2次大戦の戦艦大和やゼロ戦、そこから生まれる生産の概念と、ザクとガンダムを結びつけた2章はなかなか面白い。全体的にテーマのためにこじつけた感が漂う

    0
    2011年01月17日

    Posted by ブクログ

    冷めた感じで読み始めたのですが^^;予想以上に面白かった。
    まあ、強引さやこじつけはあるにせよそれはそれで著者の見方だ。

    ホント、ガンダム一つでこういう本が山ほど出せるんだからやはり「ガンダムはスゴイ」(^^;)

    0
    2017年11月02日

    Posted by ブクログ

    ガンダムの根底には現代史がある。
    よって、成長し、教養が増すにつれ、共感も増す。
    序盤は世界史をきれいに当てはめていくが、日本戦後史あたりからちょっと怪しくなり、小沢=シャアに至ってはスッと冷めてしまう。
    ガンダムを語って、そこに実歴史を当てはめればよいのに、途中から、戦後日本政治史を語り始めてしま

    0
    2010年12月29日

    Posted by ブクログ

    ザクが零戦、というあたりは、なるほどね、と納得できたんだが、かなりこじつけっぽい内容も多かった。
    特に最後の章。
    小沢一郎はシャアである、なんて、やはりこじつけだろう。こじつけじゃなかったとしても、感覚的に受け入れられないよ!
    それに、小沢一郎がシャアだとするなら、「僕がいちばん小選挙区制をう

    0
    2010年12月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本はガンダムシリーズを論じている物でも、キャラクターとしてのガンダムを論じている物でもない。機動戦士ガンダムというひとつの作品と、それに関わった富野由悠季という人物を掘り下げているものである。

    第二次世界大戦から高度経済成長期にいたるまでの社会情勢がどのような変遷へて、この作品に対して影響を与

    0
    2011年01月11日

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