エッセイ・紀行作品一覧

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  • 「昔はよかった」病
    3.6
    「昔はよかったね」――日本人はそう言って今を嘆き、過去を懐かしむばかりだ。昔は安全だったのに、子どもは元気だったのに、地域の絆があったのに、みな勤勉だったのに……。しかしそれは間違いだ。捏造された追憶、あるいは新しいものを否定する年長者のボヤキにすぎない。資料を丹念に分析し、シニカルな視点で通説を次々ひっくり返す。「昔はよかった」病への特効薬となる大胆不敵の日本論。
  • 超ホスピタリティ おもてなしのこころが、あなたの人生を変える
    3.6
    1巻1,300円 (税込)
    ホスピタリティとは、おもてなしのこころ。それはつまり、人を大切にするこころでもある。そのこころこそが、生きる上で、また、働く上で最も大切なことである――。本書は、ベストセラー『がんばらない』の著者である、諏訪中央病院名誉院長、鎌田實氏が書いた、初の人生論だ。「超」には二つの意味を込めたという。ひとつは「すごい」という意味、そしてふたつめは、「こえる」という意味。単なるテクニックを超えた「こころがまえ」を重視してほしいという意味だ。この「超ホスピタリティ」を実践すると、あなたの周りが幸せになるのみならず、あなた自身も幸せになれる。つまり、幸せな人生を送るための「魔法の杖」のようなものなのだ。一貫して地域医療に携わってきた医師の立場から語られる、長年の経験に裏づけられた話の数々は、とても説得力があり、示唆に富む。働いている人すべてに読んで欲しい、鎌田流の生き方や仕事の極意が分かる一冊だ。

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  • すぐそばにある「貧困」
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    ふとしたことから路上支援に携わることになった、20代にしてNPO法人「もやい」理事長の著者が、これまで相談にのってきた生活困窮者一人ひとりの人生を通し、日本に蔓延する見えない貧困の実態に迫る。 子どもや女性といったわかりやすいテーマに留まらず、一見自己責任に思えてしまう、だからこそ誰もが陥る可能性のある貧困にスポットを当てた衝撃のノンフィクション!
  • いいことだけが「今」から起きる ももいろ波長の身につけ方
    3.6
    “ももいろ波長”とは? → 花の蜜にミツバチがよってくるように、自然といいことやいい人が集まってくる明るいオーラのこと。 常にわくわくしていて、いいことばかりが次々と起こるような体質のひとには“ももいろ波長”が自然と身についています。 実はこの“ももいろ波長”は簡単に身につけることができるもの。 和田裕美さんの新・陽転思考をベースに、“ももいろ波長”を身につける方法をわかりやすく1冊に。
  • おいしい店とのつきあい方
    3.6
    同じお金を払うのに、なぜかお店に大事にしてもらえる人がいる。その違いは何だろう? 初めてのデートや大事な接待など外食を大切な時間に変えるちょっとしたコツを教える大人のレストラン活用バイブル。
  • 春秋の名君
    3.6
    古代中国の壮大華麗な歴史ロマンを風格ある筆致で描き出し読者を魅了し続ける著者が、鄭の武公・荘公から越の勾践にいたる春秋の名君12人を1人ずつとりあげ語る。さらに、司馬遼太郎さんのこと、『孟嘗君』『重耳』『介子推』から『晏子』に至る創作の秘密まで、宮城谷ワールドの魅力を明かす貴重な随筆集。
  • 草食系男子の恋愛学
    3.6
    優しく、まじめで誠実だけれど、なかなか恋愛に積極的になれない「草食系男子」。そんな草食系男子のために、自らも暗い青春を送り、「恋愛上手とは人間理解が深いこと」と悟った著者が、自らの実体験、また学問的アプローチから、会話やコミュニケーション、正しいエッチの知識などを伝授。草食系男子に恋する女子にも必読の一冊!
  • 「生命力」の行方――変わりゆく世界と分人主義
    3.6
    社会を動かす「生命力」は、どこへ向かうのか?今、自分らしく幸福に生きるとはどういうことか?複雑化する現代に新たな人間観「分人主義」を提示した著者が、AKBからアバター、「英霊」、森山大道、震災まで、同時代と向きあうエッセイおよび各界第一人者との対話を併せて収録。未来を考えるためのエッセイ&対談集。【対談者】=大澤真幸、亀山郁夫、高橋源一郎、田中裕介、中島岳志、古井由吉、三浦雅士、森達也。電子版のみ新原稿大幅増補。
  • 私のギリシャ神話
    3.6
    世界の至る所に浸透し、痕跡を残しているギリシャ神話。特に西洋の文化や芸術を味わうとき、ギリシャ神話を知っていると、10倍は楽しい! 数多くの神々や英雄が活躍する広大な神話の世界を、ゼウス、ヘラクレス、アプロディテ(ヴィーナス)など、馴染み深い神々のエピソードを中心に、巧みに水先案内。
  • バカの瞬発力
    3.6
    「ラビット」を「うずら」と訳す弟、飛行機の中で腕立て伏せを繰り返す父親、車にひかれて「ボスニア!」と叫ぶバアさん、トランシーバーでしか話せない風戸君……人類の最終兵器による脅威の爆笑エピソード。
  • 傷なめクラブ
    3.6
    女性と交際するために潔癖症を克服したい男子高校生、コンビニ店員からの陰口が不安なOL、男友達の作り方がわからない女子中学生、言いづらい名前を改名したい24歳のOL、貧乏でトイレも流さないブランド好きの独身女…。くよくよ悩む相談者を皮肉り、鋭い回答を突き返す。辛い時はみんなで傷をなめあおう。爆笑と共感のお悩み相談エッセイ。
  • ニューヨークの魔法をさがして
    3.6
    ありのままに生きたいから、魔法の一冊は私の“お守り”。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第6弾! スーパーのレジで著者のカゴをのぞき込み、「セール品のオレンジジュースと取り替えてきな」と言うおばさん。列車でクラッカーを食べていると、隣の男性がバッグからペットボトルを取り出し、「どうぞ。喉につかえますよ」と手渡す。ホームレスがバスに乗り込み、あちこちのポケットから小銭をかき集める。ついに運賃に達すると、「やったね!」という運転手の声に乗客たちが拍手を贈る。皆が自由に生きているのに、心が触れ合う街。さりげない優しさに心が軽くなり、人も自分も愛おしくなる。ジョン・レノンが「イマジン」で歌う理想郷は、きっとこの街にある。映画のひとコマのような、著者の撮り下ろしの写真も満載。
  • ウケる日記
    3.6
    『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる』などを代表作に持つ作家、水野敬也がライフワークとして書き続けているブログ。それが、「ウケる日記」です。 2011年、更新が途絶えていた水野のブログは「ある事件」をきっかけに再開。 「アメブロ削除事件」「ポスティング界の島耕作」「かわいそうなチャッピー」など、数々の伝説を生んできた同ブログは、内容のほとんどが下ネタにも関わらず、なぜか女性から支持をウケています。 本書では、読者から特に人気の高かった記事に加筆・修正を加え、さらに、過激すぎて掲載できなかった幻の未公開日記「富士急ハイランド事件」も収録いたしました。
  • 心という不思議 何をやっても癒されない
    3.6
    根拠のない不安感、急に襲う落ち込み……。心の患いから脱出しようと努力をするが、全然気分は晴れてくれない。心という不思議をとらえ、「ポスト癒し時代」を晴れやかに生きるヒントを綴った異色エッセイ。
  • 爆笑問題の戦争論 爆笑問題の日本史原論
    3.6
    日本はなぜ戦争をしたのか? その謎に太田光が挑んだ! 日本が起こし、あるいは巻き込まれた、戦争の歴史を、日清戦争のはじまりから、日露戦争、第一次世界大戦、山東出兵、満州事変、盧溝橋事件、そして太平洋戦争が終わるまで、精妙に追って完全解説。戦争をネタにするというギリギリのレベルで、鋭い舌鋒と破天荒なギャグが炸裂する!!
  • ヒレハレ草
    3.6
    太田光はなぜコメディアンになったのか――太宰治より宮沢賢治に憧れるようになったこと。「エースをねらえ!」に憧れて軟式テニス部に入ったこと。向田邦子、ジェラール・フィリップのことなどなど、初めて明かされるプライベートや裏話、憧れ、夢の数々。徒然なるままにつづられた、常識を超えた面白エッセイ集。短編小説「最低人間」も収録。
  • 偏愛博物館スケッチ
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気画文家が偏愛する場所ーー充実の鉄道博物館から、乙女ゴコロを誘う竹久夢二弥生美術館、世界のカバン博物館など、都内近郊を歩いて色鮮やかに描いたイラストエッセイ。街のお散歩ガイドにも最適。
  • 煩悩カフェ
    3.6
    「てめぇだけスマートでいようったって、そうはいかないッ」と大食い女の「他人を太らせたい」煩悩。笑顔でかわす「今日出た?」「出な~い」。その実、ぬけがけされないよう目を光らせる旅先での「他人のうんちが出なければいいなと思う」煩悩……。男に読まれたら、もはや女を取り繕えない、嫉妬、怠惰、色欲を描いた男子禁読のエッセイ集。
  • 自転車をめぐる冒険
    3.6
    自転車ツーキニスト疋田智と自転車界に突如現れた妻(サイ)クリストドロンジョーヌ恩田による、キャッチボール・エッセイ。自転車好きもそうでなくても自転車ワールドに開眼。

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  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書
    3.6
    毎月ひとりの女性にインタビュー、その女性ならではのエピソードや人となりを作家・柴崎友香さんがエッセイにまとめるハナコウエスト連載の「WEST GIRLS FILE」が1冊の本になりました。リアルな等身大ストーリーが共感をよんでいます。特別書き下ろしとして、登場した女性に改めてインタビューしたその後のストーリーも綴ります。
  • 素直に生きる100の講義
    3.6
    「ひねくれた社会」での、正しい生き方。 「上手くできません、と初心者は言うが、上手いかどうかは二の次。」「空気を読むのは、空気に流されるためではない。」……思い通りでなくても、進み続ける価値がある。素直に「自分」と「世界」の関係を捉え直すための論考100!
  • お話はよく伺っております
    3.6
    サラリーマン大田課長(仮称)とラテン系外国人ガイル君(仮称)のロマンス。40代女性2人組シロ子(仮称)とクロ子(仮称)の友情。小学2年生タケシ(仮称)とマミ(仮称)の淡い恋……。風景に溶け込みきれてない、街にあふれる知らない誰かの知らないドラマを盗み聞き!ファッション誌『Soup.』(インデックス・コミュニケーションズ刊)にて連載のエッセイ「能町みね子と街の声」を加筆修正の上、待望の書籍化! ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを改変しております。※
  • 患者必読
    3.6
    医療の是非は死ぬ時までわからない。本書には自らの選択を後悔しない賢い患者になるために、知っておきたい医療の事実が満載。著者は、マウスにオペラを聴かせるという独創的な手法で「病は気から」を科学的に実証し「イグ・ノーベル賞」を受賞した臨床医。日本初の保険診療によるセカンドオピニオン外来を開設し、西洋医学に飽き足らず漢方を学び、移植免疫学研究の分野でも活躍する著者が、多様な経験から見いだした大前提の事実は「医療は常に“壮大な人体実験”の途中」ということ。何が正しいかは誰にもわからないからこそ、患者は自分にとって最善の選択をしてほしいという思いを込めた1冊。
  • 常識にとらわれない100の講義
    3.6
    人が生きていくうえで、どれだけの「理屈なき常識」に流されているのか? 「常識を疑わない人は、つまり素直でないからできるのである」「ほとんどの人がそのとおりだという言葉には、商品価値はない」……あなたが本当の「正論」を手にするための一冊!
  • 「思考」を育てる100の講義
    3.6
    「遂行というのは、失敗のリカバリィの連続、その積み重ねである」「なにごとも経験、というが、経験は効率が悪すぎる」……「考える」うえで、何を発信し、どう受け止めるのか? 累計1300万部を超える人気作家が説く、思索に「深み」を与えるヒント。
  • さらば国分寺書店のオババ(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    3.6
    椎名誠が衝撃的なデビューを飾ったスーパーエッセイ。ここから作家椎名誠の伝説が始まった。客を叱りつける古書店のオババとの確執を軸に鉄道業界、警察、甲子園への疑問や怒りをぶつける。その文体と流れ、構成などそれまでのエッセイの常識を破壊した作品が電子書籍になって登場。 本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。 <目次> 1 国鉄はいま わしらの眼をまともに見ることができるか 2 日本の“本官”たちはいったい何を話しておるのか 3 死ね! そこいら中の制服関係の皆様 4 うに寿司のジャーナリズム的摂取方法 5 夕陽にむかい背を丸め痛恨のチーズケーキ九六〇円の春 文庫版のためのあとがき 対談 椎名誠×目黒考二 電子書籍版あとがき 椎名誠の人生年表

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  • 銀色ナイフ
    3.6
    嫌うことも心惹かれることもエネルギーだから、そう感じることによって何を得ているのか、その感情がどういう意味を持つのかをいつも考えてしまう。感情は、自分の輪郭を教えてくれる。真剣辛口エッセイ。
  • 残るは食欲
    3.6
    「う、うまい!」――おいしくて楽しい極上の食エッセー 「クロワッサン」誌上で絶大な人気を誇る連載読物をまとめた第一弾、待望の刊行。 蕎麦・トンカツ・ローストビーフから豆腐・玉子、生姜に茗荷、そしてカブにタマネギ、さらにはケーキにスイカ、まだまだあるぞ、ワインにビール、そして革命的なカクテルまで。冷蔵庫に死蔵されたミイラ食材を生き返らせ、孤独なホヤを一人でいただく。食欲全開、今日も幸せ。食欲こそが人生だ。 「先日、久しぶりにローストビーフを焼いたら、これがまことにおいしかった。やっぱり私は料理のセンスがあるんじゃないかと思い直した。焼きたてのローストビーフを包丁で薄く切り、口に入れたとたんに叫んだ。『私は天才かっ!』」 荒井良二の〈おいしい〉カラーさし絵を80点余収録した豪華お買い得エッセー集
  • ババア・ウォーズ 新たなる美貌
    3.6
    マッド高梨の手腕で、見事に若さを手に入れた女王様は27歳のウリセンに恋をした――。新しい恋愛は新しい地獄への道しるべなのか!? うさぎさんの週刊文春連載エッセイ「さすらいの女王」をまとめた一冊。巻末に福岡伸一教授との特別対談「うさぎという生き物」を収録!
  • 海外パックツアーをVIP旅行に変える101の秘訣
    3.6
    この1冊で格安ツアーをVIP旅行にアップグレードできる! 旅行パンフレットの読み方から、旅行代理店の選び方、空港の賢い使い方、飛行機往復路のなかでの過ごし方、滞在ホテルやレストランで特別扱いされる方法、フリータイムの過ごし方、ショッピングで負けない術!など、カリスマ添乗員がこっそり教える海外個人旅行をアップグレードするためのマル秘テクニックの集大成。今、注目の海外クルーズの旅も詳しく紹介しています。格安クルーズツアーの探し方や、高級ツアーの落とし穴、一度体験したらやみつきになるその魅力が体験談に基づいて語られています。あなたにとって、あこがれの旅、不安が多くてなかなか手がのびなかった旅のハードルが、この本で一気に下がります。ボンボヤージュ!
  • 前向き。 93歳、現役。明晰に暮らす吉沢久子の生活術
    3.6
    日々の暮らし、月日の流れの中、50歳を過ぎたあたりからからだや頭のめぐりの衰えを感じ、愕然とします。せわしなく漫然と過ごし、気持ちがざわつくとき、ふと立ち止まって手にしたくなる本、心暖まる、心寄せる言葉の主が吉沢久子さんです。 1月に93歳になられた吉沢久子さん。たくさんの著書、インタビューをとおして、わたしたちにていねいに暮らす生活のひとこまひとこまを伝えてくださいます。まわりの人たちとバランスのいい関係を保ち、ときにサポートを受けながら、年齢を感じさせない自立した生活を自分で作り上げ、新しい出来事や出会いに喜びを見いだす日々。 今もなお現役として仕事をし、明快に生き、元気に暮らす秘訣はいったい何なのだろう。私たちが今の吉沢さんの年齢になったとき、どうしたらその明晰さを失わずにいられるのだろう。憧れの先輩から生活のヒントを得たいと思い、長年、吉沢さんと親しくお付き合いをされている生活研究家の阿部絢子さんに聞き手となっていただき、さまざまな角度から答えを探ってもらいました。 「認知症にならないためには料理。自分を甘やかさず、気を抜かず」「怖い思いも不安も切り抜ける“仕方がない”の効用」「大震災を経験した今こそ、欲望の整理ができるとき」「ものを大切にして生きるのはエコではなくマナー」「おいしいものは何でも食べたい。食べることは生きることだから」「夕食は昔から6時30分が決まり。眠れない夜は朝ごはんの下準備をする」……。 いつの時代も明るく、前向きに生きる吉沢久子さんのパワーは、あなたの来るべき未来のためにきっと役立つはずです。
  • 世界は「使われなかった人生」であふれてる
    3.6
    「使わなかった!」と意識したとき、初めて存在するもうひとつの人生。あのとき、別の決断を下していたら――。去りゆく女性を引き止めることができなかった初老の男、肉親以上に愛情を注いだ弟子に裏切られてしまう中年女性…。透徹した眼差しで作品の本質をつき、そこから浮かび上がる人生の機微を抑制の利いた筆致で描く全三十編の映画評。
  • 美女入門
    3.6
    1~7巻523~544円 (税込)
    『アンアン』の好評連載、待望の単行本化! 女にとっての永遠のテ-マ(美)をあらゆる角度からチェック。やせたい、もてたい、きれいになりたい・・・と、いつも考えている女の子たちへの応援エッセイ。身近なタレントや友人たちの美女ぶり、自身のこれまでの愉快な失敗談なども満載。
  • 入れたり出したり
    3.6
    分類――それはすべての煩悩を生み出す本能的働き。食事、排泄、生死からセックスまで人生は入れるか出すか。携帯電話をかけるか、かけられるかが人気のバロメーター。見られるために大枚をはたいて買う勝負パンツも、大抵の男は見ることがない。この世界の現象を二つに極めれば、人類が抱える屈託ない欲望が見えてくる。盲点をつく発想で世の常、人の常をゆるゆると解き明かした分類エッセイ。「業と煩悩はお友達」という方、これを読んだら、もう「無分別」ではいられない!
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道
    3.6
    【電子版特別カラーイラスト収録】探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。しかしそこには予想を超えた展開が! 奇想爆走ノンフィクション。
  • アロハ魂
    3.6
    マラサダ、フリフリチキン、カバ汁……ロコフードの洗礼。大豪邸の裏庭での幸せなフラ修業。火山でパワーチャージ。同い年のパワフルなガイド・クミコさん。剛毛マイケルのロミロミマッサージ。十二年ぶりに訪れたハワイ島で出会った、いろいろな“アロハ魂”。さりげない発見と驚き、そして温かな笑いに満ちた、ハワイ島をめぐる旅エッセイ。
  • ワタシは最高にツイている
    3.6
    盆栽のように眉毛を育毛。大嫌いな恐怖映画「エクソシスト」に感動。警察の陰謀に違いない免許証のショボい写真。フィンランドのファームでアウェイの焚き火。両親との中国旅行で「小津る」。モノを処分しまくるなまはげ式整理術。地味犬「とび」と散歩するささやかな幸せ……。大殺界の三年間に書きためた、どうにも笑えて味わい深いエッセイ集。
  • 今夜もひとり居酒屋
    3.6
    居酒屋に人一倍したしむようになったのは、「二合半のおじさん」のせいである。三十代初めに出くわして三十年ちかくつき合った。そしていろんなことをおそわった――へんくつだが、心をひらいた者にはこよなくやさしい。そんな居酒屋が、方々の町の片隅で慎ましやかに提灯を掲げている。よく知る店もよし、見知らぬ町の見知らぬ店もよし。ふらりと入れば、酒に食べ物、店主と客が織りなす独特の時間がそこにある。
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記
    3.6
    2007年1月、ある願いをかなえるため著者は愛車キタ2号にまたがりお遍路の旅に出た。あらゆる神仏に祈りつつめざすは日本最南端の島・波照間。参るは、饅頭の祖神、野球塚、たぬき大明神、鯖大師に摩崖クルス、世界遺産の聖地・斎場御獄。四万十川でカヌー、波照間で釣りにも挑戦。それは日々が驚きに満ちた日本再発見の旅。寒風の冷たさが人情の温かさが染みる感動の旅。愉快爽快な55日間の写真日記。
  • グダグダの種
    3.6
    パソコンを前に原稿の構想を練っていたはずが、気がつけば洋服箪笥を開けて一人ファッションショーを始めていたり、おなかが減って台所へ行くとなぜか急にヤカンの汚れが目について、ついつい真剣に磨き始めてしまったり。昼食の後、睡魔が襲うと迷うことなくベッドにゴロン。ああ、寝ている場合じゃないんだけどな…と思いながら、瞼を閉じる瞬間のなんという気持ちよさ。ゆるくてスローなシアワセは、おひとりさまの特権です! 思わず噴き出し深くうなずく痛快無比の本音エッセイ。
  • 吉田観覧車
    3.6
    一見、愛想の良いふりをして、実は「ふつうに怖い」乗り物・観覧車に、高所恐怖症の漫画家が乗り歩いた。今は無き向ヶ丘遊園、日本最古の屋上式イン名古屋、浅草では逆回転に驚き、反時計回りに2時を過ぎたあたりでくらった横風に大量発汗した大阪。イラスト満載の戦車エッセイ集大成。(講談社文庫)
  • 吉田自転車
    3.6
    ゆるゆると疾走する自転車にのった戦車。爽快自転車エッセイ。時にはあてどもなくこきこきと、ある時はがしょがしょと雪を削りながら、俺はペダルをこぐ――愛車・ナイスバイク号にまたがり、『伝染(うつ)るんです。』の人気漫画家が、主に都内近所をゆるゆると疾走する初のエッセイ集。穴場的蕎麦屋へ激走せよ! 燃えよ体脂肪! 暴虐の駐輪場! チャリ文集に、乞うご期待。(講談社文庫)
  • 13歳からの反社会学
    3.6
    常識のウソをぶっとばせ! 世の中の社会や情報を見るためのヒントを、くだらない(とされる)ことをマジメに考える「反社会学」で学ぶ特別講義。表も裏も、裏の裏まで……世界の見方、教えます!!
  • サイバラ式
    3.6
    今や誰も止めることも出来ない暴走ダンプカーと化し、全てをなぎ倒して前進を続けるサイバラ先生。しかし、その過去は「むかし太ってた」「友だちが少ない」「マズしい食卓」など思わず目を覆いたくなる苦難のエピソードの連続だった…。デビューから印税生活までの苦闘、そしてギャンブルにまみれていくまでのりえぞうを描くパーソナル・エッセイ&コミック集。メルヘン的リアリズムのコミックは西原画の原点!
  • うさぎとマツコの往復書簡
    3.6
    「地獄? 結構じゃないのさ。ほら閻魔、かかってこいや!」。浪費、整形etc……女の業をさすらう女王様・中村うさぎと、規格外の存在感で各界を震撼させる「女装渡世」マツコ・デラックス。みずからの魂を売り物にする2人が繰り広げる、天衣無縫のガチバトル! 特別対談「性と差別」ほかも収録。
  • 井上ひさしの日本語相談
    3.6
    日頃何気なく使っていても意外に知らないことばかり。日本語にまつわる珍問・奇問・難問に言葉の達人がお答えします。ニホンとニッポン、どちらが正しい? 形容動詞はなぜ冷遇されるの? 当て字の歴史は? 日本製の漢字(国字)の数は? 日本語の音はいくつ? あらゆる文献を渉猟し国語学者も顔負けの博覧強記ぶりを発揮、著者一流のユーモアも駆使した日本語読本の決定版登場。
  • ばななブレイク
    3.6
    吉本ばななの人生を一変させた人々の言葉や生き方を紹介する「ひきつけられる人々」。 特異な緊張感がみなぎる「海外に向けた仕事」。胸に迫ってくる「心をゆらす様々なできごと」他。大きな気持ちで人生を展開する人々を描き、また、独特の視点で生活と事物を見極める吉本ばなな初のコラム集。
  • 天使突抜367
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ツウザキさんが施主になったら家づくりは事件になり、作品になった。マリンバ奏者にしてエッセイスト、アンティーク着物コレクター通崎睦美がアーティスト達と取り組んだ、京の長屋の驚愕のリノベーション奮闘記。

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  • カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅
    無料あり
    3.6
    9年連れ添った年下のイギリス夫から、突然離婚を迫られ、傷心と勢いで旅立ったスペイン。目指すは聖地・サンティアゴ。失業中のバックパッカーから巡礼オタク、果ては白馬連れの女子まで、国籍も目的も多種多様な旅人達と、ビール&トルティーリャをお供に歩いた44日間。男がなくても、旅がある! 傷心を吹き飛ばす、スペイン横断巡礼エッセイ。
  • お友だちからお願いします
    3.6
    だいたいこんな毎日ですが、こんな私でよかったら──。どこを切ってもミウラシヲンが迸る!本屋大賞に輝く人気作家の極上エッセイ集
  • おひとりさまの老後
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 結婚していようがいまいが、だれでも最後はひとり。「これで安心して死ねるかしら」

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  • 自分の体を好きになりたい つれづれノート(23)
    3.6
    人は、その人の道しか、歩いてはいけない。でも、その人の道だけは、好きなように歩ける。自分が自分の道を歩くことが、人の道を支持することになる――体のことを考えながら奔走する日々。
  • その「正義」があぶない。
    3.6
    原発事故、なでしこ、放射能、風評、暴力団、ジョブズ、嫌韓、八百長、紳助、ぽぽぽぽーん…… 何が正しいのか、わからない世の中だから、この一冊!毎週金曜日に公開されるや否やネットで大議論を巻き起こすコラム「ア・ピース・オブ・警句」。それはまさに数十万人が参加する「オダジマ白熱教室」。原発に、保安院に、なでしこに、石原都知事に、誰もが一言いわなければ気が済まない。眉間にシワを寄せ、鼻の穴をふくらませながら語られる「正義」に水をかけ、時にスベり、時に火だるまになりながらも、前のめりで切り込んでいくコラムニスト、小田嶋隆の真骨頂ここにあり!

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  • FCルルルnovels 西炯子エッセイ集 生きても生きても(イラスト簡略版)
    3.6
    1~2巻440円 (税込)
    人気まんが家・西炯子の初エッセイ集、登場 真摯・赤裸々・刺激的!! 「娚の一生」「姉の結婚」で大人気まんが家・西炯子の初エッセイ集が登場! 今では読めない若き日の辛辣エッセイから、最近の痛快エッセイまで一挙に収録! 日常のあれこれ、エッチめエピソード、いろんな鑑賞日記などを、作者ならではのユニークな視点とユーモアあふれる毒舌で語ります。各誌に掲載された当時の挿絵や、まんが原稿の裏に描いた秘密の落書きも収録。西炯子の魅力満載、爆笑しつつ思わず納得な楽しいエッセイ集! ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はフィーチャーフォンサイズの小さいイラストが収録されています。

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  • ふふふ
    3.6
    苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。(講談社文庫)
  • 禅のいろは
    3.6
    「禅のいろは」というと禅の入門書のようだが、さにあらず。いや、ある意味では入門書と言えるかもしれない。「いろはカルタ」の諺に託して、禅僧にして作家である著者が、禅的な生き方・考え方へのヒントを綴った一冊なのである。「いろはにほへとちりぬるを」で始まり、「あさきゆめみしえひもせす」と終わる「いろは歌」は、同じかなを一度も使わずに、「夜叉説半偈」という「死」についての短いお経を味わい深く翻訳したものだ。江戸の庶民たちは、それに口承された諺を頭文字ごとに一つずつ当てはめることで、「いろはカルタ」を生み出した。「い:犬も歩けば棒に当たる」「ろ:論より証拠」……「京:京の夢大坂の夢」と並んだ四十八句から、フッと肩の力が抜け、ホッとこころ癒されるメッセージが聴こえてくる。仏教にも文学にも造詣が深い著者ならではの諺の“読み筋”が冴えわたっている。人生の様々な局面にあって、臨機応変に歩むための「こころの四十八手」!

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  • 入院しちゃったうつウーマン
    3.6
    閉鎖病棟で過ごした不思議な40日間!体験的コミックエッセイ! 独身女性のフリーライターである「わたし」は、16年来のうつ病もちでした。でも、ついに抗うつ剤が必要ない状態にまで回復! そう、事実上うつ病が治ったのです。 しかし、喜んでいたのもつかの間、こんどは、自分で自分を傷つけるのではないかという妄想がおそってきました。医師の診断は、「双極性障害」。いわゆる「躁うつ病」です。 やっかいなことに、過去のうつ病とはまったく症状が違います。そこで、医師は入院を進言。著者は迷いながらも入院を決断しました。しかも、お見舞いの人が勝手に立ち入ってくるのが煩わしいと、あえて「閉鎖病棟」を選んだのです。 二重扉の向こうにある閉鎖病棟には、さまざまな「掟」がありました。でも、映画や小説で描かれてきた監獄のような世界ではなく、そこは、精神を病んだ人々が「社会から守られている世界」だったのです。 入院中に出会った、さまざまな患者との交流も含め、精神科閉鎖病棟での生活を、明るく正直にえがいた、体験的コミックエッセイ!
  • 中の人 ネット界のトップスター26人の素顔
    3.6
    インタビューにご協力いただいた26人(24サイト)の“中の人”のみなさん。NHK広報局(NHKについてユルく案内)NHK_PR 1号 / カルチャージャパン ダニー・チュー / 大島てる 大島学 / 虚構新聞社 UK / 筋トレ 石井ゆかり / X51.ORG 佐藤 健寿 / ニコニコ仏教講座 蝉丸P / 日本珍スポット100景 五十嵐麻理 / 探検コム 探検コム / やや日刊カルト新聞 藤倉善郎 / @niftyデイリーポータルZ 林雄司 / 安全ちゃんオルグ日記 安全ちゃん / Chikirinの日記 ちきりん / ココロ社 ココロ社 / 僕の見た秩序。 ヨシナガ / ぼくはまちちゃん!(Hatena) はまちや2 / らばQ ぜろんぱ、らば、こうし / ネタフル コグレマサト / アキバBlog geek / 小鳥ピヨピヨ 清田いちる / ザイーガ パルモ / 駄文にゅうす From E / かーずSP かーず / ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ さらしる
  • ポケットに名言を
    3.6
    世に名言、格言集の類は数多いが、本著ほど型破りな名言集は珍しいのではないだろうか。畠山みどりの歌謡曲あり、懐かしい映画の名セリフあり、かと思うとサルトル、エンツェンスベルガー、マルクス、etc.と著者ならではの言葉のつきあいである。しかつめらしく覚えたり、読むのでなく、Tシャツでも着るようにもっと気軽に名言を自分のものにしよう! 思い出にすぎない言葉が、ときには世界全部の言葉の重さと釣合うことがあるのだから……。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • もっと声に出して笑える日本語
    3.6
    ベストセラー『声に出して笑える日本語』がますますパワーアップして登場!「ただいま地震が、地震が揺れています!」「ウチの孫はアメリカにホームレスに行ってるんだ」「あたってくじけろ!」…… アナウンサーや有名人の迷言から、街で拾った言い間違い、そして死ぬほど下らないオヤジギャグまで新ネタを満載。著者渾身の書き下ろし!

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  • いつも異国の空の下
    3.6
    身ひとつで飛び込んだ米国から、第二の故郷ともなるパリへ。欧州各地、ショービジネスの本場ニューヨーク、革命前の狂騒のキューバまで――。大きく変貌してゆく時代と社会のなかで、戦後の占領下に日本を飛び出し、日本人歌手として女ひとりで異国に暮らし、生きるために歌い、契約書一枚で世界を三周した八年間の移動と闘いの日々の記録。

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  • 用もないのに
    3.6
    小説・伊良部シリーズでお馴染み、奥田英朗の爆笑旅エッセイ。担当編集者にそそのかされ、まずは北京五輪の星野ジャパンを生観戦。松井移籍初年のNY、楽天イーグルス地元開幕戦の仙台…愛する野球とあらばどこまでも。珍道中は続き、念願だったフジロック参戦で豪雨の洗礼。灼熱の愛知万博。娯楽の域を超えた富士急ハイランドの絶叫マシン「ええじゃないか」。讃岐うどん食べ歩きのはずがお遍路苦行ルポ…100%脱線するユル~い大人の遠足隊。笑えます!
  • 虫捕る子だけが生き残る 「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか(小学館101新書)
    3.6
    過激派元昆虫少年3人の、井戸端子育て論議 解剖学者として、広い見識を持つ知識人として『バカの壁』をはじめとする数々のベストセラーを送り出している養老孟司。生物学者として、構造主義生物学論にとどまらない環境問題や人間の生き方についての著作でも知られる池田清彦。フランス文学者として、ヨーロッパや日本の文化、そして都市環境への高い関心を持ち、『ファーブル昆虫記』の翻訳も手がけた奥本大三郎。その3人が「虫好き」というたったひとつの共通項をもとに、子どもたちの正しい育て方と、人として生きるべき方向について語り合った。

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  • 妖人奇人館
    3.6
    占星術師や錬金術師、魔術師、サギ師に殺し屋…、世には実に多くの妖人、奇人が存在する。謎めいた仮面を被り、数々の奇行とスキャンダラスな行為で世の中を煙に巻き続けた歴史上の人物たち。彼らの驚くべき生涯を軽妙な語り口で紹介するエッセイ集。ノストラダムスやカリオストロ、パラケルススなど、「超一級」の神秘不可思議な男達が大集合。

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  • せんべろ探偵が行く
    3.6
    「せんべろ」とは、千円でべろべろに酔っぱられる店のひと。酒をこよなく愛する、らも団長を先頭に、酒さえあればご満悦の中年探偵団が居酒屋巡礼の旅に出た。せんべろの聖地・大阪は新世界から始まり、東京、金沢、博多など、安くて気取らず、美味いアテを揃えた店を探して日本全国を駆け巡る。「せんべろ名店」で開催された爆笑座談会を収録。
  • 競馬どんぶり
    値引きあり
    3.6
    「私は本書に語られている通りに馬券を買い続け、競馬とともに生きてきた。書かれていることを体得すれば、おそらく誰にでも、私と同じ競馬人生を約束されるであろう」――競馬歴三十年、競馬の達人はなぜ身を滅ぼさずにすんだのか? 競馬とは何か? 馬券とはいかなるものか? 人生最大のゲームの楽しみ方と醍醐味を指南する必勝エッセイ!
  • 養老孟司の旅する脳
    3.6
    養老先生、大いに語る! 旅と脳の深い関係から虫捕りの効能まで、“養老哲学”が1分でわかる、ワンショット・エッセイ集。人はなぜ旅に出るのか、“嫌う人は嫌われる”の真実、“自分に合った仕事”など幻想である、勝ったほうが生き残るとは限らない、お金とは、所詮は脳がつくり出した約束事、“参勤交代”という業務命令復活の提案、君子“音楽”に近寄らず、“虫捕る体質の魂”百まで……など。こんな時代だから読みたい、軽妙かつ深イイ話64編。JALグループ機内誌『SKYWARD』掲載の人気連載を電子化!

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  • あの空の下で
    3.6
    初めて乗った飛行機で、少年は兄の無事を一心に祈っていた。空は神様に近いぶん、願いが叶う気がして――。機上で、田舎の駅で、恋人が住んでいた町で。ささやかな、けれど忘れられない記憶を描いた12の短編と、東南アジアから北米まで、6つの町での出会いをつづったエッセイの詰め合わせ。ANAグループ機内誌『翼の王国』人気連載をまとめた、懐かしくいとおしい、旅情を誘う作品集。
  • 考えるヒント
    3.6
    「常識を守ることは難かしいのである。文明が、やたらに専門家を要求しているからだ。私達常識人は、専門的知識に、おどかされ通しで、気が弱くなっている。私のように、常識の健全性を、専門家に確めてもらうというような面白くない事にもなる。(中略)生半可な知識でも、ともかく知識である事には変りはないという馬鹿な考えは捨てた方がよい。その点では、現代の知識人の多くが、どうにもならぬ科学軽信家になり下っているように思われる」(本文より)
  • 「リアル」だけが生き延びる
    3.6
    大げさな台詞も、スポットを浴びる役者のエクスタシーもない。劇団「青年団」の舞台は日常の言葉が静かに交錯し物語が進行する。いま、このスタイルが新劇や小劇場のイメージを変え、若手劇団に影響をあたえている。演劇はテーマではなく、作家・演出家の世界観で勝負する。演劇に自覚的であればあるほど、過剰な台詞や感情移入はいらない。平田オリザが求めるものは徹底した演劇の『リアル』だ。表現の形こそ違え、『リアル』こそが国や世代や言葉をやすやすと超えていく。「私とあなたとはこんなに違うけど、一つの共同体がつくれますか」。演劇をつくることは、自己と他者を峻別するこの問いから始まると著者はいう。日本のこれからの社会は、壊れかけたシステムを価値観のバラバラな人間たちでつくり直さなければ滅びてしまう、そこで有効なのも『リアル』なのだ。

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  • ばたばたナース
    3.6
    まだまだ勉強中のかわいい看護婦さんのおもしろエッセイ。心臓へのボスミン注射を「トドメ」と勘違いされたり、少女の頃に遭った露出魔が患者さんで来たり……と思わず笑ってしまう体験談がいっぱい! 看護婦になりたい人もお世話になっている人も読んで楽しい、悪戦苦闘のナースのつぶやき。
  • 大人の見識
    3.6
    かつてはこの国にも確かな見識があった。著者は東大を繰上げ卒業して海軍に入り、中国で終戦。戦後は志賀直哉に師事して、生きる意味を深く問いかける名作や人間味溢れる随筆を数多くしたためてきた。その実体験と読書体験と思索に裏打ちされた、人生の叡智が凝縮された読むほどに味わい深い1冊。

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  • 心がだんだん晴れてくる本
    3.6
    話の間をもたせようと頑張ってしまう……相手の反応が恐くて、自分から誘えない……「印象に残らない自分」がイヤだ……なんだか自分を好きになれない……そんな風に思ったこと、ありませんか? 心がどんよりしてどうしようもない時、そんなにがんばらなくても、むりしなくてもいいのです。たまには「がんばる自分」をお休みしましょう。時に逃げたり避けたりするほうが正しい場合もあるのだから――。むりせず元気になるためのこころの処方箋。

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  • 酒(しゅ)にまじわれば
    3.6
    酒にも色々あるけれど、飲まずにいられないのは皆同じ。今日も酒場を漂流する“あたし”こと、なぎら健壱のおかしさと哀しみに彩られた呑兵衛エッセイ。出会いがしらに「山!」と合言葉を発する見知らぬ男に対し、咄嗟に「川!」と答えると「あのことは万事うまくいった。心配するな」。うまくいったならいいか~と思った次の瞬間「よくねぇよ。あのことって何だよ」。そんなエピソードが満載。アルコールの匂いがムンムンの酒場写真、オリジナル〈蔵出し〉原稿も収録。
  • 死の壁
    3.6
    過去に死ななかった人はいない。人間の死亡率は100%なのだから――。誰もが必ず通る道でありながら、目をそむけてしまう「死」の問題に『バカの壁』の養老先生がズバリ解答! Q.自殺はダメ? A.「どうせ死ぬんだから慌てるんじゃねえ」 Q.生きがいとは何か? A.「そんな問いは暇の産物。トイレに行きたいときに考える?」 Q.なぜ人を殺してはいけないのか? A.「死は回復不能だから」……など、死にまつわるさまざまなテーマを通じて、現代人が生きていくための知恵を考える。逃げず、怖れず、考えた最終解答!
  • タコの丸かじり
    3.6
    獲れたてのタコをがしがしと丸かじりして「いけない……うまいもの食ってると嫉妬される」とおびえながらもついうっとり。フライ一族の中でトンカツの次に偉いのはメンチカツとハムカツのどっち? カレー専門店は明るいのに牛丼屋の雰囲気はなぜ暗い? ヒラメとエビ入りネコ缶の味わいとは? うまくて凄いショージ君の日常は、読むほどにしみじみじんわり、笑いの涙がにじみます……。あくなき探求心と鋭い観察眼が捉えた抱腹絶倒の食べ物エッセイ「丸かじり」シリーズ。
  • ガセネッタ&シモネッタ
    3.6
    もし、あなたが同時通訳者だとして、現場で突然「他人のフンドシで相撲を取る」という表現が出てきたら、どう訳します? 時間はないし、誤訳も困る。同時通訳は、次にどんな言葉が出てくるかわからない、スリル満点ストレス強烈な世界。そのストレス解消のため、国際化社会に欠かせない重職でありながら、同時通訳者の仕事には爆笑がつきもの。国際会議の舞台裏から、ロシアの小話や業界笑い話、柳瀬尚紀・永井愛氏との充実のコトバ対談まで、抱腹絶倒のエッセイ集!
  • アジア「裏」旅行
    3.6
    1巻544円 (税込)
    「明るい、近い、安い、楽しい」というイメージのアジア。しかしそれはアジアの素顔ではない。観光客に見せる「営業用」の顔なのである。「気軽に行けるから」とアジア旅行をあなどってはいけない。旅行中のトラブルの件数は圧倒的にアジアが多いのである。観光客から金を騙し取ろうとする宿のオヤジ、ぼったくることしか考えていないタクシー、性格のひん曲がったインド人、信用できない悪徳警官、ばったもののドラッグ売人、いたるところに「アジアの洗礼」は待ちかまえている。

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  • これからはあるくのだ
    3.6
    目の前で倒れた老人から、とんだぬれぎぬをかけられたり、路上で突然「着物をもらってくれないか」と、声をかけられたり。ラーメン店の店員のネパール人からは「私のセンセイになってくれ」と懇願されたりで、カクタさんの周辺はなかなか事件に満ちている。ひとり旅が好きで、料理が趣味で、「ロシアの貧しい食卓」なんてもてなしを思いつく、ユニークな発想と、自分の住む町で道に迷う方向感覚をあわせもつ不思議少女。そのまま大人になって、こんな日々を生きてます。
  • 私はのんびり生きてきた。 最適化社会が不幸を生む
    3.6
    今、我々は「過剰に頑張ることを強制される社会」に生きていないか?精神科医・香山リカが、成熟社会ニッポンをラクに生き抜く「しがみつかない生活術」について提言。

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  • 森博嗣の道具箱 The Spirits of Tools
    3.6
    道具や手法ではない。工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだ――小説執筆も物作りの一つと語る著者が、その発想法を明らかにする。ソフトをハードに語るエッセィ集。
  • PLATONIC SEX
    3.6
    映画・ドラマ化された衝撃のミリオンセラーがついに電子書籍化!人気タレント飯島愛が赤裸々に綴った自伝的エッセイ。映画・ドラマ化され大反響を呼んだ170万部突破のミリオンセラー。ついに電子書籍で登場!少しでも多くの愛を感じたかったSEX・・・家出・援交・AV出演・中絶など、人気タレント飯島愛が初めて自分と向き合った自伝的エッセイ。私は、寂しいときや悲しいとき、その想いを紙に吐き出す。誰にも見せられない、届かぬ思いをただ綴った。その時々の感情の破片(かけら)を。- 一度吐き出してしまえば、二度と読み返すことのなかったノートをひも解いてみたいと思った。それは彼の白いバスローブがきっかけだった。いつだって、「今日が愉しければいい」と逃げてきた私が、この瞬間(とき)、自分の内面を覗いてみたいと思うようになった。これまで書き散らかしてきたさまざまな想いを、ひとつひとつ拾い集めて紡いでみよう-- (プロローグより)

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  • イタリアンばなな 生活人新書セレクション
    3.6
    イタリアをはじめ各国でベストセラーとなっているよしもとばななの世界を、「家族」「食」「身体」というキーワードを手がかりに、翻訳という異文化体験を通して旅する。作家自身による本邦初公開(イタリアのみで発表)のエッセイ、作品の秘密をめぐる作家と翻訳家の初の対談(語り下ろし)も収載。

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  • 明日いいことが起こる夜の習慣
    3.6
    夜という時間を、“何となく”過ごしてしまっていませんか? 疲れて帰ると、ついダラダラ過ごしがち。でも本当は、今日という日は、まだ終わっていません。夜していることが、あなたをつくるのです。例えば、「“今からでは遅い”ということを、しよう」。寝る前に、「あれをやらなきゃ」と思い出すと、大抵の人は「明日でいいかな」と考えます。しかし、明日になると、時機を逃したり、結局忘れてしまうことが多いもの。人生も同じで、思いついたことをすぐやらないと、先延ばしにする癖ができてしまいます。他にも、「1ページだけ、本を読もう」「“ごめんメール”を、すませよう」「明日の天気を、心配しない」「今、まだ働いている人を、思い浮かべよう」など、今夜からさっそく真似できて、明日からの毎日がハッピーになる、50の習慣を教えます。今日イヤなことがあった人、明日大事な予定がある人、ハッピーに目覚めたい人に、最適な1冊。

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  • 人生気のせい人のせい
    3.6
    「わたしは以前から、考え方も笑いどころも一致するような気の合う人が見当たらず、この世の中にはマトモな人間がいないのかと思っていた。三浦先生と知り合って、やっと気が合う人がいたと思ったら、マトモな人間ではなかった」――。本書はそんな素敵な関係にある、「笑う哲学者」ツチヤ教授と79歳の精神科医三浦医師による夢の(?)対談である。互いに反省と改心を求めるどっちもどっちのやりとりを読んで、あなたは思うだろう。「なんて軽薄でいい加減な人たちなんだろう」。そう思ったあなたは正しい。しかし、そんないい加減な対談だからこそ、あなたの心の重荷が軽くなり、人生が楽になる、かもしれない。<主な内容>「尊敬されない方がいい」「欠点は財産、愛嬌が最高」「心の健康を保つ秘訣」「女とのつきあい方」「プライドを捨てれば楽になる」「成功なんか、しなくていい」他

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  • なぜ彼女にオーラを感じるのか
    3.6
    一緒にいるだけで元気が出る、ツキを呼ぶ、キレイになる、いつもなぜか目が合う、気がついたら、ハッとするほどきれいになっていた……、あなたの周りにそんな人はいませんか? それは「オーラ」の力なのです。ツイてる人、パワーのある人、美しい人にはいったいどうすればそうなれる?夢や希望を大切にしよう、など、相手に好印象を与え「もう一度会いたい」と感じさせるためのヒントが満載!恋も仕事もうまくいく、魅力アップのテキスト。

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  • 寂聴先生が残してくれたもの
    3.5
    育児、先生との思い出、寂庵のこと… 元秘書による寂聴先生没後初めての書き下ろし 瀬戸内寂聴先生からの愛と言葉を未来へつなぐ 「天台寺での『青空法話』」―― 10年間濃い時間をともに過ごしてもまだ足りなくて、 もっともっといっしょにいたかった。 そう考えるだけでいつも涙が出る。 どこに行っても先生を感じる。 先生の笑顔が浮かんでくる。 私はいま、先生との思い出に生かされている。 「京都と寂聴先生」―― 「先生、ここはどういうことですか?」 気軽に聞ける距離感に私はずっといたのに、 当時はあまりそれをせず、 いまとなって先生の姿を追い求めるようにして 作品を読みはじめている。 惜しい気持ちも否めないけれど、 これも不思議なさだめのように思う。 「愛の連鎖」―― 私が受けた無条件の愛情が子どもたちにも伝わり、 そして未来へとつづいていくこと―― それこそが「愛の連鎖」なのだと思う。
  • 失踪願望。 コロナふらふら格闘編
    3.5
    新型コロナ感染後、生死をさまよい退院するも、しつこい後遺症に悩まされる日々。旅には出られず、友と生ビールは遠く、自らと向き合えば今までと何かが違う――。若き頃から抱える“失踪への衝動”を携えてシーナが放つ、パンデミック下のサイアクときどきサイコウの1年の記録。〈WEB-MAGAZINE集英社 学芸の森〉で好評連載中の「失踪願望。」、2021年4月~2022年6月の日記に加え、壮絶書き下ろし「新型コロナ感染記」、盟友・野田知佑氏ら、自らの人生に大きな影響を与えた男たちへ捧ぐ「三人の兄たち」の2編を収録――「自分の日記なのに興味深い・・・・・・浦島太郎的な気分である」(椎名誠)
  • ニャンだかラクになる休み方
    3.5
    1巻1,375円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 雑誌OZmagazineとWEBサイトOZmallからエッセイのレーベル「OZbooks」が新創刊!コンセプトは「よりそう、ぬくもる。」。創刊作品として、シリーズ累計40万部突破『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』の著者Jamによる最新作が登場。ワーカホリックで休み下手だった著者による、心を軽やかに&ラクにする休み方のヒント60!監修は精神科医・名越康文氏。全60項目にネコたちのオモシロ&やわらかくエッセンスを伝える4コマ付き。4コマ+約500字のライトエッセイ見開き完結でサクサク読める!
  • となりのオハコ
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高山なおみさんが、気になる十二人のあの人の、これぞという得意料理「オハコ料理」を教わる旅に出かけました。 あの人を訪ねる道中、料理の手順、味わいを、高山さん独自の視点のエッセイと写真でお伝えします。もちろん、高山さんが整理したレシピもたっぷり掲載。高山さんがつくって食べた感想とアレンジのアイデアも。 これは、神戸から奈良、東京、神奈川、そして沖縄へと、高山さんの二年に渡るオハコの旅の記録、「生きてるレシピの本」です。 最後は「となりのオハコ」は高山さんの最近のオハコ料理をご紹介。遠くて身近な、小さいけれどピカリと輝く発見がある、宝物のような旅をご一緒しませんか? ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 京都の人ってなんであんな感じなんですか?
    3.5
    京都に25年以上暮らしながらも「自分の街」と感じられないわだかまりを抱えた著者が、 京都の地理・歴史・文化とそこに暮らす人たちの気質を読み解くガイド的エッセイ。 京都の人の「都」への思い、京都中心主義、周辺の府県との関係、 観光大国日本の中での立ち位置などを鋭い視点で浮かび上がらせながら、 平安時代~幕末までの歴史的事件や重要人物に関する場所、 難読地名、食文化や言葉なども解説し、京都の魅力と近寄りがたさを多角的に描いています。 32回のフィールドワークで撮影した写真も多数掲載!
  • ひとまず上出来
    3.5
    生きることって永遠の微調整! ベストじゃなくても、ひとまず上出来ならOK! 令和を生きるネオ中年の私たちにジャストサイズな、元気が湧き出るエッセイ集。文庫版ボーナストラックもあるよ! いいことも悪いことにも、私たちは慣れてしまうし、忘れてしまう。人間の順応性の高さに簡単します。だからこそ。ちょっとベターを目指したくはある。 ベストじゃなくても、ひとまず上出来。そうやってこれからも生きていきたいと思います。(文庫版あとがきより) 単行本 2021年12月 文藝春秋刊 文庫版 2025年9月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
  • いそがしいのに豊かな人のずるい習慣88―ていねいな暮らしはできないけれど―
    3.5
    めんどくさがり おおざっぱでもちょっとのアイデアで充実して、ラクに生きられる 仕事、家事、趣味、人づき合い…… とにかくあわただしい毎日。 だからこそ一度、なにを大切にするかを立ち止まって考えた。 それから“無理せず”に“楽しい”“ラクちん”って思えることを優先するようになった。 すると、「いい暮らしをしてますね」「いつも充実してそう」って言われることが増えて。 思いがけず、心も体も、暮らしも豊かになっているのかもって。 そこで見つけた少しだけずるい暮らしの知恵が、あなたのヒントになれば嬉しい。 (本書 帯コメントより)
  • きみを愛ちゃん
    3.5
    大人気詩人・最果タヒが32人の〈キャラクター〉に贈る、最大熱量のラブレター! コミックから宝塚、アニメ、ドラマに童話まで、 古今東西の〈キャラクター〉への「愛」を磨き上げた、 きらめく宝石箱のような最新エッセイです。 【目次】 誰より私が私を信じている――『ガラスの仮面』姫川亜弓 自分を好きな人に、優しくしたい――『らんま1/2』シャンプー 弱さを嫌悪してるのは誰――『呪術廻戦』禪院真希 心って詩のこと――『銀河鉄道の夜』ジョバンニ あなただけがわからない――『エリザベート』ルキーニ 社会のための「心」を持たない――『チェンソーマン』デンジ 友達を「ばか」と思うことについて――『クマのプーさん』クリストファー・ロビンとプー 人が人と生きるのは不自然で、自然で。――『A子さんの恋人』A子 己の価値を見つける――『HiGH&LOW』村山良樹 あなたは太宰治ではない――「桜桃」太宰治 いい人である前に――『ドラえもん』のび太 死に損ないの人の地獄――『ゴールデンカムイ』月島軍曹 天才もただの人――『のだめカンタービレ』千秋真一 愛こそギャグ――『ルナティック雑技団』天湖ゆり子 追悼・葛城ミサト――「エヴァンゲリオンシリーズ」葛城ミサト きみがぼくに愛をくれたから――『ユニコ』ユニコ 器のない指導者――『NEVER SAY GOODBYE』アギラール 友情は愛じゃない――『天使なんかじゃない』麻宮裕子 血の匂いのするヒーロー――『鬼滅の刃』竈門炭治郎 傷ついた人生を抱きしめるには――「夢の音色」さくらももこ 神は人を愛せない。――『封神演義』太公望 正しさのために強くならなくてもいいよ――『クレヨンしんちゃん』風間トオル 頭脳はスペックではない――『DEATH NOTE』L 私があなたを救いたい――『宝石の国』ルチル 誰かの機嫌を誰も取らない――『動物のお医者さん』菱沼聖子 恋は一人の中で咲く――『人魚姫』人魚姫 大人がきみを生贄にする前に――『星の王子さま』星の王子さま 強い人ほど傷だらけになる――『大奥』和宮 愛情と侮り――『それでも町は廻っている』嵐山歩鳥 ぼくはぼくだという、当たり前のこと。――『トーマの心臓』エーリク 青春に切なくならないで。――『けいおん!』田井中律 ルーシーに優しくしたい。――『PEANUTS』ルーシー・ヴァンペルト 【著者略歴】 最果タヒ(さいはて・たひ) 詩人。1986年生まれ。2006年に現代詩手帖賞、07年に『グッドモーニング』で第13回中原中也賞、15年に『死んでしまう系のぼくらに』で第33回現代詩花椿賞、24年に『恋と誤解された夕焼け』で第32回萩原朔太郎賞を受賞。最新刊に小説『恋の収穫期』、エッセイ『ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。』等。
  • わたしの美しい戦場
    3.5
    美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ――。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。
  • 目的をもたない意志 増補版 ――山川方夫エッセイ・コレクション
    3.5
    「『文学』は私にとり、まず私の存在のしかたであり、態度なのだ」。大江健三郎、サルトル、石原慎太郎、若尾文子、日劇、『去年マリエンバートで』、『キングコング対ゴジラ』……文学はもちろん映画や自由、恋愛まで作家がクールな文体で語るエッセイ集。新たな7篇のほか、妻・山川みどりによる作家との出会いや夫婦の生活をめぐるエッセイ4篇を増補した決定版。
  • 暮らしのヒント集 今日はなにを
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『暮しの手帖』の好評連載、「暮らしのヒント集」を書籍化した大人気シリーズ、待望の第4集。日々の暮らしを豊かにする315のヒントに加え、暮しの手帖の愛読者である俳優・市川実日子さんの特別インタビューを収録。本の中には、花森安治のカットを添えています。
  • 運を引き寄せる成功の極意
    3.5
    先行きが不安、不透明な時代には、人間が本来持っているものや「感覚」の重要性が問われているのではないか、という危機意識が本書の根幹。感覚を研ぎ澄まし、麻雀の道を切り拓いてきた著者は、「運と勘を支配する」ことで生き抜いてきた。そうやってたどり着いた「本当の強さ」について、本書で初めて語る。
  • 星の王子さま(きずな出版) 私をつくっている大切なものたち
    3.5
    ☆☆『星の王子さま』から生まれた愛と記憶の12篇☆☆ 好きなことをしているとき、みんなキラキラしてますよね。好きな人がいる、という人もキラキラしてます。人を想い続けている姿は、見ているこちらの胸も熱くなってしまいます。愛はきっと連鎖するのでしょうね。 ――本文「好きだと思うこと」より 女優として幅広く活躍される安田成美さんが、『星の王子さま』の中から印象的な一節を選び抜き、自身の記憶と想いを綴ります。まだ幼い女の子だったころのはなし、女優として歩み始めた頃の戸惑いと希望、そして母として子どもたちと過ごした愛おしい日々……。思い出される大切な記憶と、心に秘めた想いが、ぎゅっと詰まった珠玉の物語が12篇。ページをめくるたび、きっと、心にとどめていた思い出や、大切な何かを見つけるはずです。これまでの人生や、日々の暮らしをそっと見つめたい方に。心を込めて贈ります。
  • 「普通」の結婚が、なぜできないの?
    完結
    3.5
    全1巻1,485円 (税込)
    婚活がうまくいかない人、いい出会いに恵まれない人に、最後の良縁! 婚活分析アドバイザーの著者が、あなたにとって最後の良縁を結んでくれます!

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