エッセイ・紀行作品一覧

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  • 日本語の冒険
    3.7
    デジタル時代だからこそ、よい日本語を身につけたい。コミュニケーションの齟齬を防ぎたい。作家・阿刀田高が、文章を読み、書くことの大原則をユーモアたっぷりに綴る、教養と実用のエッセイ集。 ■江戸いろはガルタと上方いろはガルタはどう違う? タは「旅は道連れ」(江戸)「立板に水」(上方) ツは「月夜に釜を抜く」(江戸・上方とも同じ) 果たして「月夜に釜を抜く」とは……?■「一日ひとつ得をした」日記を書く。日本語を身につけるいちばんの早道は毎日日記をつけること。■百人百詩 歌謡曲や百人一首、百人百様の、日本の心の一詩を読み解く。■クロスワードパズル 難しい日本語で、言葉遊び。■翻訳 意味を移すということ ■落語とストーリー ■小説の一行目はどう書くか? ■いい日本語とは何か?様々な角度から日本語に迫り、ユーモアの中に日本語の上手な使い方を解く。
  • あっというまに
    3.7
    51歳になった、現役ミステリーハンター竹内海南江がおくる最新エッセイ! 1987年の初登場から約30年間「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターとして活躍し、 訪れた国は世界100カ国以上、人生の半分以上を旅で過ごし、1年の半分以上を取材に費やしてきた竹内さん。 さまざまなロケや旅ではたとえどんなに過酷な状況でも、笑顔を絶やさないこと。 臨機応変に、時には大きな決断をくだし、時には流れに委ねてみること。 新しいことを吸収するため、常にリセットした新鮮な気持ちでいること。 などなど、さまざまなことを旅から学んできたといいます。 あっというまに51歳、けれどもまだまだこれから旅を楽しみたい!という彼女の言葉から、 同年代の方はもちろん、多くの方々が1歩踏み出すエネルギーが受け取れる1冊です。
  • デラックスじゃない
    3.7
    8年にわたり時事とともに「いまのマツコ」を作った出来事を激語り。 「この業界に飛び込んでみて、自分がなんてつまらない人間なのかと愕然とした」など自身のこれまでを顧みたり、フェイスブックやツイッターへの悪ふざけ投稿が起これば「負のパワーはネットに吐き出さず、自分のためにぶつけてほしいわ」と社会への違和感を語る。さらに、現在、自らを電波芸者と名乗るマツコが、なぜテレビの住人になったのか、その意地と覚悟も赤裸々に! そんなストイックな姿の一方、マツコB面ともいうべきプライベートは超自堕落!「ビールを飲んでももう全く酔わない」など、知られざるマツコの姿も収録。極端なほどにふりきれた、「デラックスじゃない」刹那的なマツコの過去・現在・未来からは、8年を経て「変わらないマツコと変わるマツコ」の姿が見えてくる。文庫化に際して、2016年現在のマツコの思いも加筆収録。
  • 一年有半
    値引きあり
    3.7
    喉頭がんで「余命一年半」の宣告を受けた兆民による闘病記、死に直面したからこそ語れる人性論という性格を併せ持つ、明治時代の大ベストセラーです。同時代の政治・経済・社会について歯に衣着せぬ批判を浴びせる「理念の人」兆民は、同時に、文化・芸能、ことに人形浄瑠璃への熱愛を示す「情の人」でもありました。「いかに死ぬべきか」を問う、現代人に贈る処方箋です!
  • 言葉が鍛えられる場所
    3.7
    言葉はあまりにも便利で、そして、あまりにも無力である。何としても伝えたい想いが言葉を鍛える。 「言葉が何かを明らかにするよりは、何かを隠蔽することもあるのです。」
  • 世界中で迷子になって
    3.7
    旅&日常を愛する角田エッセイ待望の電子化。 ●アジアは水で、ヨーロッパは石なのだ●旅の疲れは移動の疲れと言うよりも、野生の本能を始終使っている疲れなんだろう●7月のあたまにセールなんてするなら、金輪際、5月6月に夏物なんて買わないからな!●じつは若いときからずっとサザエの母、磯野フネに憧れていた。●毎日仕事中、ほとんど負け戦ながらチョコ衝動と闘い続けている。・・・・いずれも本文より。 「旅」と「モノ」について、作者ならではの視点、本音が満載の1冊。読み進めていくと「どうして私の気持ちがここにあるんだろう」とびっくりするほど共感するとともに、新鮮な奥深い視点をそこかしこに感じます。そして読後は、心がほっこり癒されます。 --年齢とともに変えざるを得なくなるものが多くある。変えたくなくても変わってしまうこともあるし、進んで自分から変えることもある。そうした変化を私がもっともおそれていたのは、旅においてである。・・・・・から始まる文庫書き下ろしエッセイ「2016年未来の旅」では、歳を重ねたからこそ感じる旅の変化とその想いを共感溢れる言葉で切々と綴っています。 懐かしいのに新しい。そんな魅力溢れるエッセイが電子版で登場。
  • 居酒屋道楽
    3.7
    全国の居酒屋を制覇した達人・太田和彦が、もっと贅沢な居酒屋の愉しみを求めて再び旅立つ――。東京から東北へ、横浜から大阪へ、訪ね歩いた古き良き居酒屋には、人を酔わせる歴史があり、歌があり、物語があった。さらに創業八十周年を迎えた「シンスケ」始め名居酒屋ひしめく東京下町では、伝統を受け継ぐ若手が育っている。文庫書き下ろしエッセイも入った上級者向け居酒屋案内。
  • [よりぬき]あたらしいあたりまえ。BEST101
    3.7
    人とのつながり方、モノとのつきあい方、具体的な考え方――松浦弥太郎が大切にしているルールがこの1冊に。ベストセラー『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』に『しあわせを生む小さな種』を加えた4冊の本のなかから、選び抜いた101のエッセイを再編集しました。人生の地図は、常に一定ではありません。そのときどきによって変化します。だから、地図帳へのメモも常に更新しておかなくてはならないのです。著者・松浦弥太郎が苦労して見つけた現時点でのBESTルールをお教えします。大切なことだからこそ、家族や同僚、知り合いだけでなく、もっと遠くの誰かにも伝えたい、届けたい。そんな思いのつまった本です。

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  • 猫、ただいま留守番中
    3.7
    「留守中、うちの猫はどうしているかしら?」留守を世話する“キャットシッター”がその疑問にお答えします。姿を見せない隠れ猫、会うなりお腹を見せるおねだり猫、襲いかかる凶暴猫、飲まず食わずのハンスト猫……。知れば知るほど猫との暮らしが楽しくなる。これで我が家の猫も留守番上手に!? 読めば納得のお役立ち猫エッセイ。
  • サイバースペースはなぜそう呼ばれるか+
    3.7
    これまでの情報社会論を大幅に書き換えた「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」を中心に、九〇年代に東浩紀が切り開いた情報論の核となる論考をはじめ、斎藤環、村上隆、法月綸太郎との対談を収録。ポストモダン社会の思想的可能性は、すべてここに詰まっている!
  • 純粋ツチヤ批判
    3.7
    新天地・幼稚園にあこがれて失望した子供時代から、結婚生活、学問、と失望を繰り返してきた。数え切れない夢が破れ、今ではわずかに「大哲学者として尊敬を集めながら名ジャズピアニストとしても活躍する武術の達人」になる夢しか抱いていない。笑う哲学者ツチヤ教授が初めて語る、爆笑の失敗人生記。
  • 寂聴生きる知恵 法句経を読む
    3.7
    こんなに分かりやすいお経があったとは! 法句経は、釈迦が折にふれて口にされた話を、弟子たちが短い詩のかたちに書き起こした「釈迦のことばのエッセンス」。生と死、愛と欲に関するものをはじめ、57の詩を、リズミカルな寂聴訳で紹介し、私たちの身の周りの問題に当てはめて語る。生きてゆくための心のあり方を示す法話エッセイ。
  • 偉くない「私」が一番自由
    3.7
    佐藤優が選ぶ、よりぬき米原万里 ロシア語会議通訳、作家、エッセイストとして活躍した米原万里の作品を、激動のロシアで親交を結んだ盟友・佐藤優がよりぬいた傑作選。 メインディッシュは、初公開の東京外語大学卒業論文、詩人ネクラーソフの生涯。 ロシア、食、言葉をめぐる傑作エッセイ、単行本未収録作品などをロシア料理のフルコースに見立て、佐藤シェフの解説付きで紹介する。 没後10年米原万里を偲ぶオリジナル文庫。
  • お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人
    3.7
    買えないモノは欲しがらない。お金を出さずにあるモノで、心豊かな節約生活を送るフランス人。子育て、貯金、マイホームから、バカンス、冠婚葬祭まで、20年間パリで暮らした著者が、肌で感じたフランス人の知恵。本当に大切なものを見極め、自分の価値観で人生を充実させる、楽しくおトクなエッセイ集。
  • 40代からの住まいリセット術 人生が変わる家、3つの法則
    3.7
    自分でできる住まいのリセットが成功するコツは、3つの法則に従うこと。  法則(1) 「短い動線」  法則(2) 「適所適量の収納」  法則(3) 「自分らしいインテリア」 これだけで、驚くほど暮らしやすく、気持ちのいい家になる。 リフォームで何百人もの生活を劇的に変えてきた女性一級建築士が、その秘密を公開。
  • 愛をひっかけるための釘
    3.7
    早く、一秒でもいいから早く大人になりたい。少年たちは理不尽な叱られ方をする度に怒りを一種のホルモンに変えて成長していく――。空を飛ぶ夢ばかり見た少年時代、よこしまな初恋、金縛りから始まる恐怖体験、さまざまな別れと出会い、とことん睦み合った酒の正体、煙草呑みの言いわけ。薄闇の路地裏に見え隠れする、喜びと悲しみと羞じらいに満ちた遠い日の記憶。
  • 家系図カッター
    3.7
    4歳まで難聴を気づかれないほどの崩壊家庭。大人を欺き世の中を冷めた目で見ていた増田少年がつかんだ小さな小さな光。現在はカワイイ文化の発信者として世界的活動を続ける著者が、破滅的半生を赤裸々に明かす!
  • 西方冗土 カンサイ帝国の栄光と衰退
    3.7
    「ヤクザ、アキンド、ヨシモト」マスコミに描かれる関西人は三つの人種のみで、かれらは「けつねうどん」と「たこやき」を主食にしており「わやでんがな」などの、奇妙な言葉を操りつつ「がめつい奴」を演じている――という、恐るべきカンサイ人の朝昼夜。街角の看板、張り紙。試験に出る関西弁を縦横無尽、奇想天外に考察し、関西人にエールを贈り、ヨタを飛ばすエッセイ集。浪速はこれ一冊でわかります。
  • ひとりでも生きられる
    3.7
    愛がなくては生きていけない、そして滅びることのない愛もまた存在しない。純粋さゆえに、より多く愛しより多く傷ついた著者の半生を振り返り、生きること、愛することの意味をすべての女性に向けて優しく説く永遠の名著。妻とは夫とは、人を愛することとはなど、男と女の本質に迫る数々の名言や、ジャンルを問わない交友関係のエピソードも満載。恋や人生に悩む今どきの女子たちとの赤裸々人生相談を新たに収録。
  • 『資本論』も読む
    3.7
    「せめて『資本論』を読んでから死にたい!」。憧れの気持ちは強くとも、歴史的大著の前では常に挫折の繰り返し。人生数度目の挑戦でも、長い序文が、他の原稿が、演劇の公演が、日常の雑事が、またも行く手を阻む。果たして今回は読み終わるのか――。「わからない。わからない」とつぶやきながら『資本論』と格闘する日々を綴る異色の七転八倒エッセイ。
  • 一生、遊んで暮らしたい
    3.7
    フェリーの風呂場でイチモツをひけらかし、物々交換でイレズミを請け負い、嬉々として“ルイ・びとん”のゴム長を履き……。カオルちゃん、イサミちゃんをはじめとする岸和田少年愚連隊でお馴染みの面子が続々登場!あるときは石鹸を重ねて使う女にほろりとし、ろくでなしの親父のために体を売る女に情を寄せる、作家・中場利一の全人格の発露! ともいえるくだらなくも凄さみなぎるエッセイ集。
  • 添乗員奮戦記
    3.7
    海外旅行専門の添乗員・岡崎大五は、きょうもきょうとてツアー客を引き連れて、世界中を東奔西走。お客さまのためなら、たとえ火のなか、水のなか、世界中どこまでもお供します。盗難、迷子、詐欺に奇病、あげくはハリケーンとさまざまなトラブルにへこたれず、旅行を楽しむお客さまのご要望(ワガママ)に応えるため、悪戦苦闘!イタリア、タイ、カリブ、カナダ、インドにサハラ砂漠。世界各地で日本人観光客が巻き起こすハチャメチャ・トラベル・コメディ第2弾!
  • かわいい子には旅をさせるな
    3.7
    鷺沢さんの旅はどこへ行ってもトラブルばかり。事前に目的地の正確な位置を調べなかったために、10メートル先も見えない霧の峠道で「はとバス」を反対車線から無理に追い抜くことになってしまったり、安いチケットを追求したために複雑な経由の便になってしまい、ロスト・バゲージのためシカゴの空港で6時間もひたすら待つことになったり――。だけど、やっぱり、旅立たずにはいられないのでした。笑って泣ける珠玉のエッセイ集。
  • 検疫官 ウイルスを水際で食い止める女医の物語
    3.7
    新型インフルエンザ対策の第一人者・岩崎惠美子。その最前線の攻防を描いた本格医学ノンフィクション! 日本人で初めてエボラ出血熱を間近で治療した惠美子。50歳を過ぎて熱帯医学を志し、安穏な医師生活を捨て去ってウガンダやインド、タイ、パラグアイなどで現場治療にあたる。日本検疫史上初の女性検疫所長とまでなった彼女は、生物・化学テロ、感染症、ウイルスの脅威から日本を守ってきた。その活躍を大宅賞作家が描く。
  • 下に見る人
    3.7
    人が集えば必ず生まれる序列に区別、差別にいじめ。時代で被害者像と加害者像は変化しても、「他人を下に見たい」という欲求が必ずそこにはある。自らの体験と差別的感情を露わにし、社会の闇と人々の本音を暴く。
  • 芸人生活
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「だから芸人は裏で泣くしかないんだ」 現役お笑い芸人コンビ「チャーミング」のツッコミ・井上二郎が描く、あまりにリアルな芸人の日々。 笑いあり、涙あり、理不尽あり、奇跡あり、の芸人生活をあなたも垣間見てみませんか!?
  • できるやんか!――人間って欠けているから伸びるんや
    3.7
    丁稚奉公から身を起こし、一介のお好み焼き屋から今日の地位を築き上げた秘訣は、ひとりの人間を徹して大事にすることだった――。

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  • “一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき
    3.7
    1巻1,500円 (税込)
    朝日新聞の「ボンマルシェ」の大人気連載、待望の書籍化。カリスマ美容エッセイストが提案する、女性が美しくあり続けるための“108の気づき”を収める。また著者が実践する「アンチエイジングの習慣」も特別大公開!
  • 3652―伊坂幸太郎エッセイ集―
    3.7
    エッセイが得意ではありません――。自らはそう語る伊坂幸太郎がデビュー以来ぽつぽつと発表した106編のエッセイ。愛する小説、映画、音楽のこと。これまた苦手なスピーチのこと。憧れのヒーローのこと。趣味を語る中にも脈々と流れる伊坂的思考と、日常を鮮やかに切り取る文体。15年間の軌跡を辿った、初のエッセイ集。裏話満載のインタビュー脚注に加え、幻の掌編2編を収録。
  • 煩悩フリーの働き方。
    3.7
    私たちが抱えるストレスの多くは仕事に原因があります。職場の人間関係や課せられるノルマ、その仕事自体のつまらなさ……悩めるあなたに若き僧侶が精神的手習いを語ります。「明日がイヤだ」と言う前に。
  • 男だけど、
    3.7
    「カワイイ」が大好きで、何が悪い! パフェ、星占い、出雲大社、猫、アジアン雑貨……。 ぼくの中の「女の子」を満たす旅に出た。 男だけど、スイーツが好き。 男だけど、パワースポット依存症。 男だけど、カワイイ雑貨や文房具が好き。 男だけど、道端で猫を見かけると追いかけてしまう。 ――といった、男だけど、女性が好みそうなカワイイもの・ことが好きな著者が、 自分の内面にいる“女の子ちゃん”と一緒に、 国内外のパワースポット、占い、雑貨などの、カワイイを巡る旅について記した、共感を呼ぶ抱腹絶倒の旅エッセイ。
  • 蛭子の論語 自由に生きるためのヒント
    3.7
    前著『ひとりぼっちを笑うな』が大きな反響を呼んだ蛭子能収。新作のテーマはなんと「論語」。孔子が残した言葉の数々を見て、蛭子は何を思い、語るのか。息が詰まるような現代で自由に生きるためのヒントが満載。
  • 伊藤計劃記録 I
    3.7
    メタルギアソリッド、リドリー・スコット、押井守、そしてウィリアム・ギブスン――個人ブログ「伊藤計劃:第弐位相」を中心に、SF、映画、ゲーム、さらに自らの病について綴られた数々の文章。その独特の語りと、冷静かつユーモアを湛えた世界への視線で、作家デビュー以前から類いまれな才能をうかがわせた2001~2005年までの文章を収録する全記録第1弾。
  • 知的生産の技術
    3.7
    学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。

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  • 望遠ニッポン見聞録
    3.7
    中国大陸の東の海上1500マイルに浮かぶ、小さな島国――ニッポン。そこは、巨乳とアイドルをこよなく愛し、世界一お尻を清潔に保ち、とにかく争いが嫌いで我慢強い、幸せな民が暮らす国だった。海外生活歴十数年の著者が、近くて遠い故郷を、溢れんばかりの愛と驚くべき冷静さでツッコミまくる、目からウロコの新ニッポン論。アッパレ、ニッポン!
  • マンボウ 恐妻記
    3.7
    文学を志し、家庭は顧みず、結構モテて、わがまま放題。そんな夫にも優しく尽くす、十歳年下の若い妻。ハンブルクで出会って結ばれた二人の新婚生活は、圧倒的な亭主関白モードで始まる。しかし躁病をきっかけにエスカレートした夫の蛮行には妻もブチ切れ、ついに大逆襲に――。淑やかだった妻を鍛えた、壮絶なる四十年の結婚生活を回顧する、愛情エッセイ。『マンボウ愛妻記』改題。
  • ホーム スイート ホーム 暮らしを彩るかれんな物がたり
    値引きあり
    3.7
    桐島かれんが世界各地で見つけてきた手仕事や工芸品、日々愛用する生活雑貨、そして希少なアンティーク。物が導く、旅、暮らし、家族の思い出を凝縮した一冊。電子版限定で写真点数を大幅に増やし、可能なものはすべてカラーで紹介。さらに「ブーツ」「スーツケース」の項目も特別収録!! ――「カワイイもの」「ステキなもの」との出合いを求める私の旅は、秘境の密林を探索するようにスリリングです。パリの蚤の市で見つけた年代物のレース、インドのベルボーイが着ていたのを5ドルで譲ってもらった可愛い制服、タイの骨董屋の片隅で埃まみれになっていた仏像、あわや大喧嘩というところまで粘って値切りまくったモロッコの絨毯、ベトナムの朝市に並ぶチープでキュートな台所用品……。  一つひとつは大したものではありませんが、あっとひと目惚れして断固手に入れ持ち帰ったものは、それだけでも自分にとってはミュージアム・ピースのように価値があるのです。そして、そんな宝が一つずつ集まって来て、私の暮らしをより豊かに彩ってくれています。好きなものだけに囲まれて生きるほど幸せなことはありません。 ――(はじめに)より
  • 音楽という<真実>
    3.7
    1巻1,144円 (税込)
    元ゴーストライターが語る音楽への愛。 2014年2月、佐村河内守氏の「ゴーストライター」であることを告白し、日本中に衝撃を与えた作曲家、新垣隆氏は、幼少のころから天才少年と呼ばれ、日本の現代音楽界で最も期待されてきた人物だ。クラシック、現代音楽、歌謡曲、ジャズ、アニメソングなど、さまざまな音楽を愛し、自分の糧としてきた新垣氏は、騒動の後も音楽の力を信じ、音楽に救われて新たな人生をスタートした。幼少期から現在までに出会ったさまざまな音楽と恩師や音楽仲間とのエピソードを紹介し、佐村河内事件の顛末を振り返りつつ、人間を救う「音楽」の力を語る。
  • 受け入れない
    3.7
    1巻1,210円 (税込)
    『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『みんな!エスパーだよ!』と公開ラッシュが続く鬼才園子温監督のエッセイ!
  • 小説以外
    3.7
    本好きが嵩じて作家となった著者は、これまでどのような作品を愛読してきたのか? ミステリー、ファンタジー、ホラー、SF、少女漫画、日本文学……あらゆるジャンルを越境する読書の秘密に迫る。さらに偏愛する料理、食べ物、映画、音楽にまつわる話、転校が多かった少女時代の思い出などデビューから14年間の全エッセイを収録。本に愛され、本を愛する作家の世界を一望する解体全書。
  • がんばれ自炊くん! ビギナー編
    3.7
    憧れの一人暮らし。1DKアパートの小さなキッチンがシェフのステージ。基本的な道具の使い方から、意外に誰も教えてくれないご飯の炊き方のイロハまで、自炊博士と読者投稿がおいしい裏技を伝授。 ※本書は二〇〇一年九月刊、小社単行本「がんばれ自炊くん!」を二分冊にし、改題・加筆・修正して文庫化したものが底本です。
  • 死にたいままで生きています。
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    アルコール依存の父から「失敗作」と怒鳴られ続け、私は「世界一いらない人間」だと思っていた――。 高校時代に家出、年を偽り風俗、自殺衝動、ついにはメンタルクリニック難民に。 生きる意味を見出せない真っ暗闇からの「生還」を綴った、感動の告白エッセイ!
  • あやしい探検隊 アフリカ乱入
    3.7
    マサイ族の正しい雄姿をこの目で見たい、と過激に果敢にアフリカ入りした、椎名隊長率いるあやしい探検隊の五人の面々。万事、出たとこ勝負、気分はポレポレ。サファリを歩き、野獣と遊び、マサイと話し、キリマンジャロの頂に雪を見るというような至福の日々に、思いもかけない“災い”も待っていた―。大胆不敵でありながら、哀愁にみちた「あやしい探検隊記」の第五弾、ますます楽しい熱風草原の巻。
  • アタマ八分目、ココロ八分目
    3.7
    人生、意地になったらはじまらない。ムカついたら終わりです。アタマ八分目、ココロ八分目……これが幸せのコツ!何事もナットクが一番。ゼータクを求めるから欲がでる。両手を広げてスイスイと気楽に行こう。大好きな車の話から趣味のことなどすべて教えちゃう、所さんのスーパー・エッセイの決定版。
  • 東京100発ガール
    3.7
    三十歳ともなれば、酸いも甘いもかみ分けたクールでイカしたオトナの女、のはずが、彼の誕生日に花ドロボーになり、禁断のエステで新たな快楽に目覚め、通販でいらない物を買いまくり、新品のスニーカーで、犬のウンコを踏みしだく……。マダム小林が結婚直前に二匹の猫と過ごした、気ままな中にも笑える事件続出の日々を綴るエッセイ集。
  • 美女の七光り
    3.7
    最近、どんなダイエットをやってもうまくいかないマリコが最後に活路を求めたのは……そう、専門クリニックであった。徹底的な食事指導とサプリメントの効果はてきめん。診療ごとに体重は3キロ、また3キロと面白いように減っていく。痩せるにつれ、おしゃれゴコロもハイテンションに。キレイ度ますますアップ。ついにダイエットに完全勝利し、国民的美人作家の称号復活か!? an・an看板連載「美女入門」パート10、待望の文庫化!
  • 太平洋ひとりぼっち
    3.7
    1巻1,257円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1962年、19フィートの〈マーメイド〉で日本人初の単独太平洋横断航海に成功した堀江謙一氏が著した体験記。一人の青年が夢をかたちにするまでの航跡は、ヨットによる海外渡航が認められなかった時代における「挑戦」の記でもある。
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、あなたの人生を変えてしまうような、二度と忘れられないすばらしい旅を厳選してご提案する旅行ガイドです。ナショナル ジオグラフィックならではの美しい写真とユニークな視点で、あなたを世界の500名所に誘います。 海、山、丘や谷、村や都会など多彩な目的地でいかに楽しむか。いかに冒険的に過ごすか――。本書で紹介するのは、世界でも指折りの場所ばかり。どこも愛すべき魅力にあふれています。ぜひ、ご自身の“一生に一度だけの旅”を見つけてください。
  • 鍋釜天幕団フライパン戦記 あやしい探検隊青春篇
    3.7
    まだ“旅”があった時代、彼らは夜行列車に乗り込み、行き当たりばったりの冒険に出た。第一回遠征・琵琶湖合宿をはじめ、初期「あやしい探検隊」(東ケト会)を、椎名誠と沢野ひとしが写真とともに振り返る。
  • パリ、この愛しい人たち
    3.7
    彼と彼女が教えてくれた、タフでしなやかな生き方。パリ暮らし15年目のエッセイ。二児の母となり奮闘する日々。パリの日常で出会う、忘れ得ぬ情景(シーン)。たくましく美しい女性の生き方、いつまでも艶やかな男女の関係、健気で切ない子どもたち。そんな街と人々から学んだ大切なこと。
  • 携帯の無い青春
    3.7
    黒電話の前で、「彼」からの電話を待つ。そんな、今の若者には信じられないであろう、青春時代の思い出を持つ「バブル」世代。女子大生ブーム、ワンレン、ディスコ、竹の子族、カフェバー、アメカジ、ぶりっ子など、振り返ると、あの頃は、恥ずかしかった……。でも、「良い青春時代だった」とも、思えるのです。イタくもしみじみするエッセイ。
  • メコン・黄金水道をゆく
    3.7
    「メコンの旅は贅沢だった。自然と人間のからんだ地球規模的な歴史の絵巻物をかいま見たようなときめきがふんだんにあった」(あとがきより)。インドシナ半島を縦断するアジア第三番目の大河、メコン。45日間、4500キロ。ラオスでの濃厚ビールを皮切りに、カンボジア、ベトナム、そして南シナ海へ。たくましく力強く大河に生きる人々を追いかけてずんずんくだった、シーナ待望の写真紀行。ラオス、カンボジア、ベトナム──。豊饒の大河とともに生きるいのちを追って濁流4500キロ!
  • パイプのけむり選集 食
    3.7
    1~4巻616~682円 (税込)
    あの人気シリーズから「食」の名随筆を厳選 童謡「ぞうさん」「花の街」、オペラ「ひかりごけ」「夕鶴」など多くの名曲を世に出した大作曲家のもう1つの顔は森羅万象を鮮やかな切り口で料理する名随筆家。1964年、東京オリンピックの年に雑誌連載で始まった『パイプのけむり』シリーズは37年の長きに渡って書き続けられた。日本はもちろんアジア、欧州、中東まで、幅広いエリアを舞台にした作品はまさに珠玉。本書はその中から「食」に関するものだけを厳選。「河豚」「螺汁」「ステュード・ビーフ」「北京ダック」「海軍カレー」など。解説の壇ふみさんも絶賛する美味しいエッセイをぜひご賞味あれ!

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  • ツチヤの貧格
    3.7
    この本を手に取っている人は幸運である。世界に目を向ければ、何十億人という人がこの本を手に取れないでいるのだ――。「お金に無関心な生き方」「総グルメ化最後の防波堤」「年をとると敏感になる」「わたしはどんな失敗をしたのか?」など、彫琢(ちょうたく)されたユーモアエッセイの数々。読めば品位と勇気が湧いてくる! 週刊文春長寿連載「ツチヤの口車」シリーズ第4弾。
  • 貧相ですが、何か?
    3.7
    「本書を書店で手に取っている人は、おそらく本書を買うかどうかという問題に直面しているにちがいない。/しかし、本書を買うかどうかを問題にしてはいけない。問題にしたら最後、十中八九、買わないという常識的結論が出るに決まっている。これでは、いつまでたっても自分の殻を破ることはできない」(「まえがき」より)。気弱で痩せたツチヤ先生にお恵みあれ! 週刊文春長寿連載「ツチヤの口車」シリーズ第2弾。
  • 沖縄やぎ地獄
    3.7
    沖縄はリゾートだけじゃない。いや、リゾートこそおまけだ。「おいしいものだらけ」の沖縄で食べまくらないでどうする! ゴーヤー・チャンプルー、タコライス、豆腐よう……。極私的沖縄食べまくりエッセイ。
  • 生きることは愛すること
    3.7
    「偽りの愛と、真実の愛の違いは?」「運を引き寄せるためには、どうしたらいいですか」「人は死んだらどこに行くのですか」故郷・徳島で若者たちの悩みや素朴な疑問に耳を傾け、未来への不安も語りあった。真摯で率直で愉快な質疑応答集に、母校の高校で行われた講演もあわせて収録。瀬戸内寂聴が贈る勇気と希望の言葉。
  • ダメージ―そこからはじまるもの―
    3.7
    「まず、傷ついている自分を認める。どんなに好きな人であっても、傷ついて泣いている自分を受け容れること――」。女性の心理を書かせたらピカイチの著者が、あなたを慰め、叱り、元気づける。20代の女性なら誰もが抱える恋愛や友情、人生の悩みに、乃南さんが真摯に向き合って語りました。エッセイのようにも小説のようにも読める、そんな深い味わいが魅力の傑作モノローグ集。
  • 秘密のミャンマー
    3.7
    旅の作家、椎名誠の不思議の国わけ入り紀行。 あなたは、ミャンマーのことをどれだけ知っているだろうか? 軍事政権下の鎖国状態のこと? アウン・サン・スーチー氏の民主化運動? 世界最貧国等々。そこには、忘れられたアジアのほほえみが、いまだ残っていた。見る物、聞く物すべてが、初めて体験する超俗の不思議風景であった。「慌ただしく世界のいろんなニュースに翻弄されている私たちのような国に生きている者より、静かに心から仏様に対峙しているこの国の人々の方がよほどシアワセなのではないか」(著者あとがきより) 【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • こぐれひでこのおいしい画帳
    3.7
    読売新聞の大好評連載を、リクエストにこたえて電子書籍化!こぐれひでこが食べて、つくっておいしかった料理が満載。連載時より、イラスト大幅加筆。

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  • かつをぶしの時代なのだ
    3.7
    かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。
  • 外国人だけが知っている美しい日本
    3.7
    京都美山の茅葺き屋根の家、SF映画のような長崎軍艦島、大雪山の雄大な紅葉…月間1000万PVを誇る「ジャパンガイド」の運営者として、「ビジット・ジャパン大使」として、日本を愛するスイス人の著者が語る、日本人の知らない日本の魅力。
  • 文明の憂鬱
    3.7
    AIBO、皇太子妃ご懐妊報道、略字体、口蹄疫、ピッキング、大リーグ、臓器移植、世界同時多発テロ、加工食品……。私たちを取り囲んでいるモノ、技術、現象、事件、情報……そうした文明のちっぽけなしっぽの一端から、巨大な憂鬱が見えてくる。明晰な論理と非凡な視点、そして鋭い感覚で日常に潜む微細な欺瞞をも見抜いてゆく。単行本未収録の24編を加えた全49編の文明批評エッセイ。※文庫版に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
  • 明日は味方。―ぼくの愉快な自転車操業人生論
    3.7
    直木賞作家が初めて語る「人生峠」を越える応援歌! 氏は言う。「ぼくの人生は自転車操業でした。しかし漕ぎつづければいい。それを忘れた時、人は倒れるんです」。含蓄に富んだ体験的人生論。著者初のビジネス書。
  • 世界クッキー
    3.7
    丈夫な剛毛に思い悩んだ顛末を綴る「髪の思春期」、受賞するのかしないのか、決定を待つあいだのこたえる感じ「芥川賞のパーン。」、憂鬱に臨んだクリスマスが涙とともに一変した「母とクリスマス」……。“とくべつな色合いをもつとくべつな瞬きであった”2年間に発表された、きらきらしい58篇のエッセイを収録。
  • 向き合う力
    3.7
    親との葛藤、仕事、結婚と離婚、子育て、大事故とその後遺症、終活……。誰しも、忘れてしまいたい「過去」、思い出したくもない「経験」の1つや2つはあるものです。でも、目を背けてばかりいては進めない「未来」もあるのではないでしょうか。いいことも、悪いことも、すべての経験には「意味」がある――。デビュー40年の女優が、生きづらさを抱えるみなさんに贈る、示唆に富んだ珠玉の一冊。(講談社現代新書)
  • あやしい探検隊アフリカ乱入(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    3.7
    1巻555円 (税込)
    「あやしい探検隊」シリーズの第5弾が電子書籍で登場。「マサイ族の正しい雄姿をこの目で見たい!」とアフリカ入りした椎名誠隊長率いるあやしい探検隊。ライオンやカバ、シマウマなどが生息するサファリを行く。そして、一行はキリマンジャロ山頂を目指す! 本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。 <目次> 第一章 熱風草原でライオンに笑われる バカたちは西へ向かった ボンベイで卑屈化する カルピス青年はナニワ訛りだった ワニ眼画伯、心の父と会う ハーレムの雄ライオンは眠たげだった 色っぽいシマウマのケツ マサイはアフリカの又三郎だった カバがみんなでカバカバ笑う 旅の空で日本の女を語る 第二章 キリマンジャロでたとこ勝負 共産マサイの国へ コンバット・カメラツアー なんのなんのとマンダラ小屋へ 第二キャンプでダメ化する 酸素パーティの夜はふける ナイロビの闇に絶叫が走った 第三章 インド洋でスルメを焼いた 迷惑な便所サンダル男 真昼のスルメ・パーティ 戦いはまだ終わらない さらばバカデカ大陸 単行本あとがき 対談 椎名誠×目黒考二 電子書籍版あとがき

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  • こういう男になりたい
    3.7
    男が元気がないといわれて久しい。バブル崩壊後は無残でさえある。失業不安にさらされ、やたらと元気な女たちからはやりこめられ、子どもに遠慮し、どこにも居場所がない。かつての「男らしさ」とは何だったのか。―こうした男受難の状況の下、生き方のありようとしての“中間”を、結果としてではなく、積極的に選び取っていくことこそが根源的で普遍的であるという独自の理論を立ち上げ、このどん詰まりの中から、ふたたび男として生きることの意味を展開しなおす、現代男性必読の一冊。
  • ようこそポルトガル食堂へ
    3.7
    フルっとした食感にほんのりミルクが香る絶品チーズ、細かく柔らかな泡が喉に心地よい緑のワイン、艶やかな飴色に焼きあがった、あつあつの仔豚の丸焼き......。素朴で飾り気のない、でもほっとする料理の数々。ポルトガルは、どこか懐かしくて美味しい国だ。各家庭のキッチンやレストランを訪ね歩き、旅の旨みをぎゅっと詰め込んだ食旅エッセイ。
  • 楽しい古事記
    3.7
    イザナギ・イザナミの国造り、アマテラスの岩戸隠れ、八俣の大蛇。伝説の主役たちが、嫉妬に狂い、わがままを言い、ご機嫌をとる――。神々と歴代の天皇が織りなす武勇伝や色恋の数々は、壮大にして奇抜、そして破天荒。古代、日本の神様はとっても人間的だった! 「殺して」「歌って」「まぐわって」物語と歴史が渾然一体となっていた時代、その痕跡をたどり旅した小説家・阿刀田高が目にしたものは!? 古事記の伝承の表と裏をやさしく読み解いた一冊!
  • 君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい
    3.7
    「本を読むより外で遊べ」と説教され、「まさか小説家になろうとしているわけじゃなかろうな」と非難された少年時代。生き別れた母を想い、ともに暮らす家族に尽くし、週末ごとの競馬を傍らに全身全霊で小説の神様に向き合ってきた人気作家が、胸熱くする人生の景色を、深く洒脱に紡ぐ。名人の筆に酔いしれる傑作エッセイ集!
  • 蒐集物語
    3.7
    「蒐集はものへの情愛である」「愚かなものを蒐集してはならない」「高い代価なるが故にものを誇るのは浅はかな趣味である」……。民藝運動の創始者であり、日本民藝館の創立者である著者が、真にものを愛する心と、蒐集の心得の真髄を、豊富な体験にまつわるエピソードをまじえて解き明かす名エッセイ。解説・柳 宗理
  • 村岡花子エッセイ集 腹心の友たちへ
    3.7
    「赤毛のアン」の翻訳家・村岡花子が全国の「腹心の友」に贈る、珠玉のエッセイ集。村岡花子の波瀾に満ちた生涯と、その心の軌跡をたどる!
  • さみしい男
    3.7
    いま、日本の男たちは、本当に元気がない。中年男の多くは、家庭ではうっとうしがられ、会社では上司と部下の板ばさみに遭い、どこにも自分の居場所を持てずにいる。若い男たちにしても何事につけ消極的で、女を口説くことすらできない。いったい、日本の男に何が起きたのか?なぜ、かくも「さみしい」のか?本書は、「さみしい男」から抜け出す道を探り、これからの男たちの生きる指針を提示する。
  • 幸福論
    3.7
    「あなたにとって幸福とは何ですか?」という問いかけに、大勢の人々が「昼寝」や「テレビをみること」、「美味しいものを食べること」と答えているのを見たならば、あなたはそれをどう感じるだろう。〈私たちの時代に失なわれてしまっているのは「幸福」ではなくて、「幸福論」である〉と記す著者が、古今東西の「幸福論」に鋭いメスを入れ、イマジネーションを駆使して考察した新たなる「幸福論」。
  • 失敗談
    3.7
    天皇陛下の執刀医、天野篤先生は受験に3回失敗して、名医となった。外山滋比古も、受験に2度失敗して、英文学者として大成した。人生は不思議なもので、失敗の多い人間ほど、魅力的になっていく。 入学試験、入社試験、資格試験に失敗してしまった人たちこそ、将来の日本の人材である。90歳の大家が躊躇しながらも初めて明かす失敗の数々をつづる、書き下ろしエッセイ集。

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  • 紫マンダラ 源氏物語の構図
    3.7
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 紫式部は母、娘、妻そして娼としての体裁を描くために光源氏をシンボルの男性像として『源氏物語』というマンダラを完成させたのである。それぞれの女性の生き方が現代のわれわれの生き方にもヒントを与えてくれる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • セドナへのスピリチュアルな旅
    3.7
    ネイティブ・アメリカンの聖地として名高いアメリカ、アリゾナ州のセドナ。ボルテックスと呼ばれるパワースポットへのトレッキング、サイキックリーダーとのセッションなど色々体験してみました。
  • 食をめぐる旅
    3.7
    流れるように店から店へ、おいしいものを求めてさまよいました。みんな何を求めて来るのだろう。ここと他のところとはどう違うのだろう。何を食べても、どこへ行っても興味はつきません。
  • 愛の病
    3.7
    今日も考えるのは、恋のことばかりだ--。彼の家で前の彼女の歯ブラシを見つけたこと、出会った全ての男性と恋の可能性を考えてしまうこと、別れを決意した恋人と一つのベッドで眠ること、ケンカをして泣いた日は手帖に涙シールを貼ること……。“恋愛依存症”の恋愛小説家が、恋愛だらけの日々を赤裸々に綴ったエッセイ集第1弾。
  • ハリネズミの道
    3.7
    留学生として南ドイツを訪れた日本人女性京(ミヤコ)。男女共同の学生寮に驚き、習慣の違いに戸惑いながらも、楽しい仲間に恵まれ、パーティやサッカー観戦、小旅行とドイツ暮らしに夢中になっていく。幸田露伴、文、青木玉を継ぐ筆者が、人との出会いと別れ、美しい街の息吹を詩情豊かに綴る、新感覚の長篇エッセイ。(講談社文庫)
  • 若さを卒業すれば女はもっと美しくなる
    3.7
    1巻1,232円 (税込)
    軽やかに成熟するための大人の教科書。女性が「若さ」を武器にできなくなったとき、「人生の後半」を輝かせるためにはどんな意識をもって行動していけばいいのでしょう。フラワーアーティストとして活躍し、幅広い世代の女性からあこがれの存在として羨望のまなざしを受けている著者からの、悩める30代、40代の女性たちに贈る“新しい女の生き方”の提案です。
  • わたしの開高健
    3.7
    女性の視点から語られる開高健の姿──釣り師であり、食の大家であり、きわめて行動的なジャーナリストともいわれる作家開高健。その担当編集者として、あるいは私設秘書として身近に見てきた著者が描く、女性の視点からの作家の姿。

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  • 週末ベトナムでちょっと一服
    3.7
    バイクの波を眺めながら路上の屋台コーヒーを啜り、バゲットやムール貝から漂うフランスの香りを味わう。追憶のなかから今を描く、ゆるくて深い週末ベトナム。
  • 底のない袋
    3.7
    夢の中で誰かに見せられた「底のない袋」。その袋に「面白そうだと思うものは何でもみんな抱え込むのだ。底がないからそのうち自然に遺(のこ)したいものだけが残ってゆく。楽しみという底なし袋にとび込むものは何だろう」と好奇心いっぱいに日々の暮しを見つめ、思い出を振り返った珠玉のエッセイ集。(講談社文庫)
  • ひとり上手な結婚
    3.7
    「結婚」に関する大小様々な悩みに答える、報復絶倒、目からウロコのエッセイ&漫画。「結婚の仕方がわからない」「生活費どうしてる?」「夫の家族が嫌い!!」「夫が不潔なんですが?」「やきもち焼き、どうにかして!!」「エアコンつけない彼と大喧嘩」 etc.「ヒト」という生き物の謎に迫る、結婚しててもしていなくても、したくてもしたくなくても必読! ぶわははと笑ってすっきりすること間違いなし!
  • 貧乏は正しい! ぼくらの資本論(小学館文庫)
    3.7
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 金融破綻、官僚汚職、経済不況などのバブル後の混乱をピタリと予言。日本人にとっての金と土地と家について解き明かす、目からウロコの必読書。世紀末を生き抜く若者もオトウサンも、これを読んで人生を考え直そう。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • ひとり、風に吹かれるように つれづれノート(25)
    3.7
    ひとり、風に吹かれる。そんな風に生きたい。――子供たちの進路に心悩ませ、諸事に慌ただしく過ごしながらも、銀色さんが新たに興味を持ったものとは……。時に頷き、時にほっこりな銀色ライフがここに!
  • 50からは、毎日が“一期一会”
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    年を重ねてこそわかる、気持ちよく生きるための習慣を、暮らし上手な著者が提案する。衣食住に加えて、心も快適にキープするヒント満載。心と暮らし、住まい方、お金、人間関係、健康の知恵。
  • 銀座ママの心得
    3.7
    「こんなことがあっていいの…」被災地の光景に涙してばかりはいられない。精力的なボランティア活動をするイケメン青年たち、人生経験を生かして東北の未来作りに奔走する仲間に触発され、超オリジナル支援策「銀座のママプロジェクト」を立ち上げる。髪を高く結い上げて、さあ超高級クラブにご出勤! 「週刊文春」人気連載、激動の一年!
  • 大人のための日本の名著50
    3.7
    『源氏物語』『こころ』『武士道』『旅人』ほか、日本人としての教養を高める50作品を精選。編者独自のわかりやすい「要約」を中心に、「読みどころと名言」や「文献案内」も充実した名著ガイドの決定版!
  • 大人になったら淋しくなった
    3.7
    「これからの人生を考えると、私は深々とため息をついてしまう。どうやって生きてゆけばいいのだろう、と」。夫なし、子なし、趣味なし、人生の目標なし。けれど、むなしさのあまりため息をつく単調な日常が、自分にとってはむしろ心地よく変わってきたことに、ここ数年で気づいたのだ――。覚悟を決めた大人におくる、傑作エッセイ。
  • 洋食や たいめいけん よもやま噺
    3.7
    たいめいけんの初代店主が、洋食やで起こる日々の出来事、師匠や兄弟子に教わった心遣いなどを綴ったエッセイ。戦前、戦中、戦後と姿を変えていく東京の街、一軒の洋食やから、変わらぬ下町の人情を描き出す。
  • 小説のたくらみ、知の楽しみ
    3.7
    障害のある息子との共生を祈念したこの二十年、無力な父親は、小説のたくらみを通じて初めて、現在ここにある自分をのりこえ、新しい自分を達成して、生き方の定稿を作ることができた……。日々の読書から、また創作の現場から、かつてなく自己の生活と精神の内情をさらけだした注目の長編エッセイ「小説のたくらみ、知の楽しみ」に、「核時代のユートピア」他の手紙と提言を併録。
  • 遅れてきた青年
    3.7
    地方の一山村に生れ育ち、陛下の勇敢な兵士として死をえらびえた筈の、あの戦争に間に合うことが出来なかった一人の野心的な青年が、やがて都会に出て、外面的には社会的な成功を充分にかちえていながらも、その内面においては、限りない絶望感と失落感にさいなまれざるを得ない、言わば現代の「赤と黒」的な主題を中心に、戦後世代に共通する体験を描出する、半自叙伝的小説。
  • シモネッタの本能三昧イタリア紀行
    3.7
    抱腹絶倒のイタリアガイド。この本を手に、生きている充実感に満ちた頽廃と快楽の国へいざ!! 車を盗まれがっくりしていると、翌日お詫びの手紙とオペラのチケット付きで戻ってきた。「洒落た泥棒じゃないか」とオペラに出かけて帰ってみたら家は空っぽ――。スリも泥棒も、つきまとう男たちも、個性的で限りなく人間くさい国、イタリア。この国に恋して四十年の著者が贈る、爆笑エッセイ&ガイド。(講談社文庫)
  • 女の仕事じまん
    3.7
    誰でも子供の頃は、いろんな職業に憧れるもの。CA(キャビン・アテンダント)、アイドル歌手、看護士さん、保母さん……。でも「今の私は仕事を持っているし、こんな不況じゃ、転職する勇気もない」と思っているあなた! それなら、想像するしかありません。“看護士さんになって、他人の腕に注射針を表情ひとつ変えずに突き刺す私”“トラック運転手になって、次のドライブインで、「歌うヘッドライト」に八代亜紀の曲をリクエストしようと考える私”“主婦になって、奥様友達と懐石ランチする私”……。女性のための「想像上の転職」ガイド! 爆笑エッセイ。
  • 妖精が舞い下りる夜
    3.7
    人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、存在していることの孤独を心の奥から引き出すことが小説の役割ではないだろうか。小説を書きたいと強く願った少女は成長しやがて母になり、芥川賞を受賞――。少女・青春期の思い、家族や本のこと、心を締めつける記憶の風景を率直に丁寧に綴り作家小川洋子の原点を明らかにしていく、珠玉の一冊。繊細な強さと静かなる情熱を併せ持つ著者の全貌がみえる初めてのエッセイ集。
  • 【カラー版】辺境中毒!
    3.7
    【電子版特別カラー写真収録】ゾウにまたがり崖の上を行き、ブレーキの利かないバイクで山の斜面を駆け下りる。アヘン中毒を紛らわすための酒でアルコール中毒になり、幻の珍味、ヤマアラシの肝を食う。辺境探検作家・高野秀行が、日本では味わえない興奮と感動と驚きを求め、ときには命懸けでまだ見ぬ世界へと飛び込む。各界の旅マニアたちとの対談、エンタメ・ノンフィクションのブックガイドも収録した充実の一冊。
  • 男性論 ECCE HOMO
    3.7
    映画化もされた大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』の作者が、古今東西の「いい男」たちの魅力を語り尽くす! 古代ローマ、ルネサンス、そして現代。先進的な文明や数々の芸術作品を生んだエネルギッシュな時代には、いつも知的好奇心あふれる熱き男たちがいました。ハドリアヌス、プリニウス、フェデリーコ2世(フリードリヒ2世)、ラファエロ、そしてスティーブ・ジョブズ、安部公房。共通するのは、既存のあり方に捉われず、新たな次元を切り拓いたボーダレスな男たちであるということです。彼らの魅力を語るうち浮かび上がるのは、負けず劣らずボーダレスに生きてきたヤマザキさん自身の半生。次なるルネサンスの種をまき、時代を切り拓くためのヒントが詰まったパワフルな一冊です。ヤマザキさん直筆イラストも多数収録!

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