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小さなことへの喜びや楽しみ。それこそが、自分。メアリー・ポピンズの映画に出てくる歌「お砂糖ひとさじで」。そこでは、小さな工夫で日常がどれだけ楽しくなるかが歌われる。ひとさじのお砂糖で、苦い薬も飲めるようになる――そんなふうに気持ちを軽くしてくれる、魔法の呪文のようなエッセイ。お気に入りのアイテムやちょっとした発見、ずっと変わらず好きなこと、新たに好きになったもの、時には疑問や怒りも。あらゆるもので日々は織り成されている。『PHPスペシャル』の好評連載を書籍化。 〈目次より〉●服を買わなくても平気だった ●お茶の時間を取り戻す ●私、参加してる! ●秘密の森に分け入って ●心躍るジャンクフード ●ファンシーに夢中 ●読書は心にいい ●運命のペンとノート ●副反応のシルバニア ●敏感肌の冒険 ●必要なものですんで! ●リップモンスターを探して ●それもまたよし ●タクシーへの怒り ●オックスフォードの晩餐 ●セボンスターとパンとバラ
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Posted by ブクログ
好きな章は、「副反応のシルバニア」「木曜日生まれっぽい!」。
共感した章は、「ファンシーに夢中」「体重のプレッシャー」「運命のペンとノート」「それもまたよし」。
まず、タイトルと装丁が素敵で気になった。
本の内容は、コロナ禍日常エッセイという感じ。青子さんがK-POPや韓ドラ、韓国料理など、韓国カルチャーが好きでいらっしゃるのがよく分かった。韓国カルチャー意外の話は、むしろ新鮮な感じがあったくらい。
自分の子どものことを"子どもの人"と書くのはなぜなんだろう?聞きなれない言葉だった。(他の読者の方の感想にもかなり挙がっていた。子どもでも一人の人として接しているという意味で解釈するのが合っていそう。)
青子さんと子どもの人のやりとりの部分が一番好きだと感じた。子どもの人に「着る?」「使う?」ときちんと意見を聞くのがいいなと思った。
青子さんとの共通点があり嬉しかった。左利きであることと木曜日生まれであること。韓国カルチャーが好きなことも同じかな。
文章は難しくなく読みやすい。すらすらと読み進められた。
Posted by ブクログ
すっごく読みやすかった!
松田さんが生活を送る中で気づいたこととか感じた小さな幸せとか面白い出来事をおすそ分けしてもらってる感じ。
自分の周りにも何かないかなって探したくなった。
小さな幸せに気づけるってすごく幸せなのかもしれないと思った。
将来は松田さんみたいな生き方をしたいと強く思った。
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そして、自分自身も、取材で写真を撮られるから痩せないといけない、と思ってしまうことについて、考えていた。
別にこのままでもいいはずなのに、どう思われるか気にしている自分がいるのだ。
妊娠中のしんどい時期に体重のことでプレッシャーを感じなくてすむような、出産後も別にそんなにがんばって体重を戻さなくてもいいような、もうちょっと女性が気楽にいられる雰囲気が社会にもっと必要なのだろう。
そういう社会ならば、痩せていることがそもそもそんなに重要視されないはずだ。
健康を害するレベルなのは、太り過ぎも痩せすぎもよくないが、どちらにしろ、自分の体のことで世の中の目を気にしなくていいのが一番だなと、改めて思った。
なので私も、ぼちぼちいきたい。
明らかに私に足りていなかったのは、本を読むことだった。
私はそもそも何が好きって本を読むことが好きな人間なのだけど、やはり本を読まないと自分は駄目なんだなあとよくわかったし、読書がいかに心にいいか痛感させられた。
目を背けてはいけないことは多いけれど、忙しない、不安な日々の中で、SNSやニュースを見続けていると処理しきれない膨大な情報が体内に溜まって、心が疲れてしまうのかもしれない。
本は、自分自身と本の世界にだけ的が絞られて、集中できるのがいい。
余計がない。
世の中の情報に置いていかれてしまう不安もあるかもしれないけど、時にはこうやって、自分を休ませてあげることも必要なのだ。
もちろん見え方は人それぞれ違うものだし、視力がよければよく見えているわけでもないだろう。
でも、自分にとっての日常の見え方に色がついてしまうのは、なんとなく避けたかった。
美の基準、「普通」の基準は、そもそもがつくられたものなので、本来、いくらでも変えられるはずなのに、誰かの社会通念や商売のために、手間やお金がかかるはめになっているのが、なんとも納得いかないところである。
ストレスや自己肯定感の低下にもつながるし。
眉の太さがその時々でブームになるように、毛穴が開いてる、とかもブームにしてくれたらいいじゃないか!
小さいことや身の回りのことにこだわるのは、軽く見られたりもするけれど、よくよく考えてみれば、自分自身のあり方が最もはっきり現れるところかもしれない。
だから、こだわって、大切にしていきたいし、これからも、自分の日々に訪れる、新たな発見を見つめていきたい。
Posted by ブクログ
申し訳ないことに、松田さんはこちらで初めて出会ったので、最初の話を読んで、「お、歳の近い人かな?」と思ったのだけど40代とのことで驚いた。
というのも、感覚がめちゃくちゃ若い気がするからだ。服をめちゃくちゃ買ってたけど、環境配慮だったりで買うのをやめた、とか。SNSで見て〜してみた、とか。そしてなんかわかんないけど、余裕がある感じがした。なんだろう。
この考えが失礼かもしれないけど、世の中の流れについていって、かつ、柔軟に適応するのって経験を重ねるほど難しいだろうと思っていたから、素敵な大人だなと思った。
ただ、趣味は全く合わない(笑)
BTS、サンリオ、韓国コスメ、シルバニア、外国の子供向け映像(メリーポピンズなど見たことない)…などなどで、共感が一つもなかった。そして、とにかく日頃から物を買いすぎだ…
服を買わない人は他のものも買わないのだろうよ…と物を買いたくないこだわりのある私は思ったのだけど、松田さんはおそらく人権へのこだわりが強そうなので(タクシーの話は全く共感できず。私が若い男でも同様態度だろうと思ってた)、人のこだわりとは多様だなと思った。
そして、そういえばフェミニストという分類の本は手に取ったことがなかったかもと思ったので、松田さんの小説も読んでみたい。
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