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「女らしさ」が、全部だるい。天使、小悪魔、お人形……「あなたの好きな少女」を演じる暇はない。好きに太って、痩せて、がははと笑い、グロテスクな自分も祝福する。一話読むたび心の曇りが磨かれる、シャーリイ・ジャクスン賞候補作「女が死ぬ」含む五十三の掌篇集。『ワイルドフラワーの見えない一年』より改題。〈特別付録〉著者ひと言解説 (「あなたの好きな少女が嫌い」より)
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Posted by ブクログ
不思議な世界観の、まるで風刺画のような短編たち。 面白い中に皮肉もいっぱいで、ときどき怒りも感じる。 ものすごい感性だと思った。 松田さんが見ている世界をもっと知りたい。 小説でもエッセイでもないような、本当に不思議な体験だった。 風刺画を見ているようだったというのが自分で1番しっくり来る。 ...続きを読む“どうしてカミングアウトしないと、存在が認められなかったり、秘密を隠していることになるんだろう" という言葉にはっとさせられたり、 子供たちのいる部屋を"武器庫"という表現で表すことで戦争の影を感じさせられたり、 女性が感じている違和感を色んな角度からこれでもかと見せつけられたり。 突然、“3年着ていなかったセーター"の視点で話が進み出して訳わかんない気持ちになったり。 全然うまく言えないんだけどとにかく好きです。 文体も好きです。 それから私も、猫を不死身にしなかった神は馬鹿だと思います。
凄く良かった。小説というか一冊のアートみたいな短編集。最後に著者のひと言解説が付いているのも面白い。 日々感じる違和感を直接主張するんじゃなく、こうやって芸術として伝えることができるんだと、ハッとした気分。
楽しかった。面白かった、よりも、楽しかった、が私にはぴったりの読書時間だった。好きなのたくさんあるのでひとつひとつは語れないけど本当にたくさん好き。やっぱり私短編とかショートショート大好き。 持続可能な魂の利用、今度読む(メモ)あと神は馬鹿だ。間違いない。
短編のオムニバス 女が死ぬってタイトルの短編が一番良かった。全体を通して面白かった。 世の中のフェミ的にあれ?ってどうなの?モヤァっとするものを痛快に切っていってくれたように思う そして猫は正義なのです
面白かったーっ!日々を生きてて、うわ、これだるいなって思ったことある場面がちょこちょこ来て、共感がすごい その物を直接的に言葉に出さずに、でも頭にその物を思い浮かばせる、天才 さいこーっ
正直よくわからない作品もあったけど、それでも全体がバラバラに感じなかったのは、ミソジニーを中心とする常識に対して、ユーモアを交えながら異議を唱えてる著者の姿勢が一貫しているからだと思う 読んでいて、自分でも気づかないうちに抱えていた価値観や視点にハッとさせられる瞬間が何度もありました 次はぜひ、...続きを読む長編にも挑戦してみたいです
好き嫌い分かれそうな 作品だけど私は大好き ♪ 男性に読んでほしいと 切に思う。 噴火する前触れで黒い 噴煙を上げる、 女性という火山の火口 を間近に感じてほしい。 私はフェミニスト?と 聞かれたら、うーんと 考えてしまう立ち位置。 ウーマン・リブは賛成 だけど女性は護られて 当然という甘...続きを読むえは嫌い。 男性社会のなかで男性 の感覚を学んできて、 フェミニズムに対して 多くの男性が面倒臭い と感じるのも分かる。 同時に、多くの男性が 女性は護られて当然と 思ってることに違和感。 それって男性が強くて 女性は弱いという固定 観念が前提にあるから。 私はレディファースト に反対派。 なんてのたまってると どんどん面倒くさい奴 になるので独言は以上。 発想の斬新さが私好み。 特にワイルドフラワー の佇まいを象った、 短篇とも詩ともとれる 一篇がとても気に入り ました♡
めちゃめちゃおもしろかった ユーモアに溢れている ふふって笑えるものから全く訳わからないのまである 著者のひと言解説があるのも楽しかった
先日新代田にあるエトセトラブックスに行って松田青子さんに関心を持ったので読んでみた。本全体にフェミニズムが通底している。 私はフェミニズム的精神をあまり持たずに大人になってきたけれど、自分自身がセクハラされたことがなくたって、物語のなかで男性主人公の成長のために女が殺されたり、「女性ならではの気遣い...続きを読む」が求められることにはて?って言っていいんだよなと思ったりした。 面白かったのは男性ならではの感性。
おもしろい読書体験だった! 最後の著者自らのひとこと解説で、松田青子さん好き…もっと作品を読もうと心に誓う。 女性としてのつらさがあるなら、男性としてのつらさもあるはず。どっちも立場やら役割をふりかざさないで素直にしんどいわって言えるといいけれど
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女が死ぬ
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松田青子
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