おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are

704円 (税込)

3pt

追いつめられた現代人のもとへ、おばちゃん(幽霊)たちが一肌脱ぎにやってくる。失業中の男に牡丹灯籠を売りつけるセールスレディ、
シングルマザーを助ける子育て幽霊、のどかに暮らす八百屋お七や皿屋敷のお菊……そして、彼女たちをヘッドハントする謎の会
社員・汀。嫉妬や怨念こそが、あなたを救う!? 胸の中のもやもやが成仏する愉快な怪談集。

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おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは当たりだった! 最初は特に「ふーん」って感じで読んでいたけど、途中から少しずつ話がつながってくると一気に面白くなってきて、結果、二度読み。落語や歌舞伎の元ネタを調べたり。
    元気なおばちゃんゴーストたち、転生してのんびり暮らしている有名怨霊、などなどの連作短編集。

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    3年ぶりに再読したら、最初の話にまたびっくりしてしまった。びっくりしてもそういう感じねとわかれば、そのあとは楽しめる。おばちゃんたちがみんな素敵すぎて、私もこんなおばちゃんになりたいと笑いながら気分よく読めるのはフェミニズムの話だからだろう。おばちゃんたちに励まされてるようで、読むと元気になれる本。

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    凄く良い。時代にフィットと思ったら2016年に出てる。やっと追いついた。
    フェミニズム全開なのは好きじゃないけど、絶妙にフェミニスト臭が消臭されてる。主張はあるから、ユーモアで相殺されてると言った方が良いかもしれない。拒否感なく読める。
    特に「クズハの一生」は何度も読み返した。馬鹿な振りをした若かり

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    傑作!
    何これ?とワクワクしながら読みました。
    1話目の「みがきをかける」に度肝を抜き、夢中で読みました。
    落語や歌舞伎を元にしているそうですが、かなり攻めてます。
    とても楽しかった。

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ

    落語や歌舞伎で題材にされる、怪談物。
    それを、現代風に小説にしたら、こんなに面白い。

    失業中のサラリーマンのもとに、真夜中に牡丹灯篭を売りつけに来る、かなり常識外れのセールスレディ二人は、言わずと知れた、露子と米子。

    播州皿屋敷で有名なお菊は、注文した皿が一枚足らないことから、素敵な恋が発展する

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    キャッキャと読み終わりました。
    「おばちゃん」と言いたくなる格好良い人ばかりで、、わたしもおばちゃんと言われるような人になりたい…と憧れてしまうパワフルなご婦人たち。
    面白かったです。

    ここ数年で沼にハマりだした落語も、歌舞伎も戯曲もほぼわからずで勉強不足でした。
    『八百屋お七』(ガラスの仮面)と

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    読み始めは、なんか地味だなあと思った。
    それがだんだんと面白くなり、いつの間にか読み終えるのが寂しくなっていた。
    短い話ばかりの連作短編。落語や歌舞伎などが元ネタになっているらしい。

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    完全にタイトルに惹かれて読んでみた感じの本ですが、一つの話が短いので、通勤でサクッと読むには良いかと思います。昔からある怪談をモチーフに作られているようですが、すごくライトな感じの話から深い話まであり、興味深く読めました。幽霊だけど働くお母さんの代わりにシッターをしているとか、燈篭のセールスに来るの

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    溶解や幽霊をモチーフに、死んだおばちゃんと話したり妖怪のセールス受けたり、変な会社で働いたりする。ちゃんと生きていかなあかんなとか世の中に色んなことがあるなとかいうことを、魅力的な幽霊とか妖怪に教えられる感じでした。

    0
    2023年03月09日

    Posted by ブクログ

    一番最初の話 みがきをかける で、一気に物語に引き込まれました

    各作品にモチーフがあって、そこに新しい設定(社会.会社)が加わり、不思議空間と生きてる人、もう生きてない人の交わりがあり、、

    面白かったです!
    結局一番怖いのは 生きている 人間です

    0
    2023年01月26日

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