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Posted by ブクログ
松田青子さんが、2015年~2024年にわたって書いた文章を集めたエッセイ集です。
自分が経験できないことや考えに触れ、しかも楽しめるところが、エッセイを読む楽しさだと思います。
〈Ⅰ 時々、外に出ていこう〉には、そんな文章があふれていていました。読み進めながら、インド料理のビリヤニを食べてみたいなとか、岸田衿子さんの詩集を読んでみたいとか、たくさんの思いで一杯になりました。そしてやはり、自分の子どもを「子どものひと」と敬意を払って呼ぶのが、すてきだと思いました。
〈Ⅱ 「当たり前」の痛みにさよなら〉では、今でもまだ多くの「当たり前」に悩まされていることについて考えるきっかけになりました。声をあげる人が増えてきて、変わってきたことが徐々に増えてきました。でもまだまだだと思います。ただ幸せに生きたいという思いは、皆、同じはずだから、きちんと声をあげた人の言葉には耳を傾けて、皆で考えていかなければ、と思いました。
そういえば、文中に出てきた『じゃりン子チエちゃん』は、面白くて大好きでした。
〈Ⅲ 彼女たちに守られてきた〉では、多くの書籍や映像などから松田さんが感じたことが、語られていました。そのなかで、読みたい本がどんどん出てきました。そして、大島弓子さんの漫画の言葉は、守られている感じがする素敵な言葉でした。
最後に、ひとこと。挿画のねこが、とてもかわいいです。
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