わたしの旅ブックス作品一覧

  • シルクロード・楼蘭探検隊
    3.8
    まだ中国への旅行が広く解禁されていなかった1980年。シルクロードの入り口である敦煌を目指し、未知なる国を駆け抜けた著者初の中国旅。 さらに8年後、日中共同楼蘭探検隊の一員として参加した、タクラマカン砂漠の過酷な旅。 著者のこれまでの人生の中で忘れ得ぬ二つの旅を振り返り、当時書けなかった事実や逸話を新たに盛り込んだ探検紀行。 椎名誠の旅の原点がここにある。
  • インド超特急!カオス行き
    4.0
    インドの混沌パワーに辟易し「二度と行きたくない」と言い放っていた旅作家の嵐よういちが、13年ぶりに彼の地を旅した。インド鉄道は過酷か? 天国か? 遅延・キャンセル当たり前、過酷な暑さ寒さ、ヒドいトイレや変な乗客に耐え、無事に旅を完遂できるのか……。筋金入りのバックパッカーが挑んだ混沌と憤怒と灼熱の鉄道紀行。
  • 進化する私の旅スタイル
    3.3
    愛車のハーレー・スポーツスターを乗りこなし、世界中を自由気ままに旅してきた著者が、 ライフスタイルの変化とともに見つけた自分らしい旅のスタイル。 親子旅、愛犬との旅、キャンパーの旅、バイク、そして自転車の旅……。 どんなカタチでも旅を、そして人生を楽しむ“国井流”が満載のエッセイ集。 家族が増え、忙しさに流されて旅をお休みしている大人におくる、元気が出る一冊。 旅の合間の日常が垣間見えるコラムも充実。
  • 自転車お宝ラーメン紀行
    4.2
    ラーメンで感動したい。 スープの最後の一滴まで、しみじみ旨い― そんな「お宝ラーメン」を探し求め、 自転車乗ってあっちにふらふら、こっちにふらふら。 読めばラーメンが食べたくなること必至。 笑えて泣けて、心があったまる自転車ラーメン冒険記。
  • タバコの煙、旅の記憶
    4.0
    危険地帯ジャーナリストであり裏社会に迫るYouTuberとしても大活躍中の丸山ゴンザレスが、旅先の路地や取材の合間にくゆらせたタバコの煙のあった風景と、その煙にまとわりついた記憶のかけらを手繰り寄せた異色の旅エッセイ15編。海外の空港に到着して一発目のタバコ、スラム街で買ったご当地銘柄、麻薬の売人宅での一服、追い詰められた夜に見つめた小さな火とただよう紫煙……。煙の向こうに垣間見たのは世界のヤバい現実と異国の人々のナマの姿だった。ウェブ連載を加筆修正し書き下ろしを加えた待望の一冊。
  • 真夏の刺身弁当 旅は道連れ世は情け
    3.5
    イラストレーター、エッセイストで自由気ままな旅人・沢野ひとしが、 これまでの人生であちこち飛びまわってきた旅の数々を じんわりと振り返ったら、本になった。 ひとり旅、山旅、海外長期旅、家族旅……。 そしてそこで出会った忘れがたい人たち。 旅の楽しさとわびしさを、おなじみのリリカルな絵と 独特の筆致で綴った28篇のイラスト×エッセイ。
  • 罪深きシリア観光旅行
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    2011年から内戦が続くシリア。政府と反政府勢力の対立を軸に、宗教や大国干渉といった問題も孕みながら内戦は泥沼化。国民の貧困化とともに670万人以上とも言われる難民を流出させたアサド大統領による独裁国家は、今世紀最大の人道危機を招いたとして世界中から問題視されている。 著者は、混迷を極めるこのシリアの現状を自分の目で見るために、一介の観光客として入国。わずか10日間の、しかもルート限定の観光旅行だったが、自ら果敢に戦下の町を歩き、地元の人々と言葉を交わしていく。国によって仕組まれた、作られた旅行ではあるが、わずかながらも垣間見えたシリアの今の姿を著者は見事に描写。なかでも悪名高きサイドナヤ刑務所で過酷な拷問を受けながらも生き延びたシリア人の話は圧倒的だ。 異色の旅行記であるとともに、多くの人に読んで欲しい問題提起の書でもある。 第3回わたしの旅ブックス新人賞受賞作。
  • やがてすべては旅になる
    NEW
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    ある夜、突然襲ってきた死への誘惑。 その危険な衝動から逃れるために、著者は四国一周自転車の旅に出る。 途中、自転車が壊れるというアクシデントに見舞われてしまう。 壊れかけた自転車を漕ぎながら旅を続けるうちに、脳裏に蘇るこれまでのつらい記憶と旅の断片。 過去と現在が交錯していく中で、著者はこれまでの自分と真正面から向き合うようになっていく。 果たして無事に完走できるのか、そして、前向きな心を取り戻すことはできるのか―― 過酷だが自然豊かな四国路を舞台に、壊れかけた心の再生を綴った異色の自転車旅行記
  • 旅する桃源郷
    NEW
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    ラオスのルアンパバーン、パキスタンのフンザ、ウズベキスタンのサマルカンド、日本の多良間島、チベットのラサ、そして著者の故郷である長野県安曇野。自分にとってそれらの地がなぜ桃源郷なのか、自らの人生を重ねながら、その理由を紡いだ珠玉の紀行エッセイ集。 旅の桃源郷は人によって違うが、そこに至るプロセスは酷似している。それぞれの桃源郷をみつけてほしい――と著者は読者に問いかける。忘れかけていた旅の魅力と力を改めて思い起こさせてくれる一冊。
  • 死を喰う犬
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    インド最北部ヒマラヤの西のはずれにあるラダック。そこには決して怒らない人々が暮らしている――。その言葉に誘われるようにラダックを旅した著者の贖罪と再生を描いた私小説的旅紀行。ラダックの街の道端で見つけた凍りついた犬の屍体。徐々に明らかになっていく旅の理由。ラダックの荘厳な自然と現地の人々のおおらかさに包まれながら過去から解放されていく著者の姿が描かれる。2020年度「わたしの旅ブックス新人賞」受賞作。

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