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インド最北部の山岳地帯に残るチベット文化圏、ラダック。チベット本土よりもチベットらしさが残っているこの地に、10年以上にわたって通い続けた著者によるラダック滞在記。「自分はここに来るべくして来た」と著者に言わしめるラダックの魅力とは何か。旅人とは思えないほどラダックに馴染み、非日常が日常になる寸前まで暮らし込んだ日々の記録。著者撮影の美しい写真が旅情を刺激する、まさにラダック紀行の決定版と言える一冊。
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Posted by ブクログ
インド北部、中国との国境近く。ラダック、ザンスカール、スピティを歩く。比喩ではなく、「歩く」。現地のガイドと馬やロバと村々でホームステイしながら歩く。 読みながら、書物の中で一緒に旅をしながら、今が21世紀であることを忘れる。時々出てくるスマホなどを除けば、1980年頃の旅だと言われても多分そう...続きを読むだろうなーと思うだろうし、1800年頃の旅だと言われてもそうなのかなーと思うだろう。そんな世界がまだある。そして、そこに暮らす人々は、なんとも素敵な生活をしている、と著者は思うし、僕もそう思う。少し羨ましい生活がある。
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インドの奥のヒマラヤへ ラダックを旅した十年間
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山本高樹
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