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注:絶対にマネしてはいけません 過剰な好奇心で危険地帯や辺境を巡り、破天荒な方法で修羅場をくぐり抜けてきた限界旅ジャンキーの著者がこれまでのクレイジーな旅の中から厳選した12篇をまとめたエピソード集。 カザフスタンの核実験場跡の人造湖で泳ぎ、男しか入れないギリシャの宗教自治国家へ巡礼に繰り出し、北朝鮮の監視員にAV視聴を懇願される……。 誰も体験したことのない希少でアブノーマルな旅が満載。緊急書き下ろし「今はなき独裁国家シリア訪問記」収録。
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Posted by ブクログ
表題の通り、誰も行かないところに行った旅行記。 名前も聞いたことない国、名前はきいたことあるけどぼんやりとしたイメージしかない国とそこで出会った人達との出来事を超絶軽快なトーンで連ねてくれている。 40度越え故昼間はお店があいてないこと インフレや政治で国が廃退すると、水・電気・道路といった生活イ...続きを読むンフラも荒れること そこに描かれた世界は、実は今後日本が向かい合うべき未来かもしれないと思うと、実は結構示唆に富んだ内容だったりする。 この旅行記から何をどう読み取るか?はあなた次第
やや露悪的でSNS的なので旅行記としてはそれほど面白くなかったけどなにしろ行っている先が未知のところばかりで貴重。 レバノンはインフラが終わってるとか。男しかいないアトス自治修道士共和国とか。ホンジュラスでヤク中と闘うとか…
限界旅行者を自認する著者の旅のエピソード集。著者は、12言語を操り82か国を訪問した旅行者で、これまで普通の人が行かないような危険な国々や辺境地域を訪ねてきた。この本で紹介されているのは、イラク、シリア、北キプロス、北朝鮮、ホンジュラス等、普通の旅行者にはリスクが高い15か国。そこでの体験や現地人と...続きを読むの交流等、様々なエピソードを紹介する。辺境地域への訪問は、ネットやテレビドキュメンタリー等で似たような経験を紹介する番組があるため、この本の著者の経験もそれほど刺激的には感じなかった。とは言え、著者は体力も教養もあり、危機管理もしっかりしていて、読んでいて安心感もあって、体験記としてはとても面白かった。気に入ったのは、男性しかいないというアトス自治修道士共和国で修道院巡りをした話。世界にこんな国があるとは、全く知らなかった。これは読んでいて楽しかった。逆に気に入らなかったのは、カザフスタンの水爆実験でできた人造湖(チャガン湖)で泳いだ話。著者は核武装論者らしいが、水爆実験の放射能で汚染されたその湖で泳いで、何も思わなかったのだろうか。核武装をすると言うことは、環境破壊を伴うものだということを認識しなかったのだろうか。訪問した他の国では、その国の歴史や宗教、風俗等について、素晴らしい考察があるのに、この湖の体験については特に考察無し。ここでは、ただスリルを楽しむだけの能天気な旅行者だったのが残念だった。
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