遺言未満、

遺言未満、

671円 (税込)

3pt

3.7

お骨でできた仏像、人とのつながりの希薄さが生む孤独死の問題、ハイテクを組み合わせた最新葬祭業界の実情……。作家、ときどき写真家がカメラを抱えて迷い込んだ“エンディングノート”をめぐる17の旅。「死とその周辺」がテーマの取材は、かつて経験した九死に一生の出来事、異国で出合った変わった葬送、鬼籍に入った友人たちの思い出などと重なり、やがて真剣に「自分の仕舞い方」と向き合うことになる。そしてシーナが見出した新たな命の風景とは? 巻末に朋友、北上次郎の死についての想いを書いた「さらば友よ~文庫版のためのあとがき」を収録。

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遺言未満、 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    〝この道をどこまでも行くんだ〟〝ぼくがいま、死について思うこと〟
    この二冊と重なるような部分もある椎名誠の遺言未満という斬新なタイトルの本。

    椎名誠といえばやはり旅であり、その僻地の習慣や独特な部分をクローズアップして語りかけるような文章、これは…と面白く読む。
    ぼくがいま死について思うことでもあ

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    椎名誠『遺言未満、』集英社文庫。

    学生時代、椎名誠のスーパーエッセイ『さらば国分寺書店のオババ』を読んでから一時は椎名誠の作品にハマり、『本の雑誌』も定期購読していた。当時、地方で『本の雑誌』を定期購読することは首都圏とは違い、なかなかの手間であった。

    昭和軽薄体と言われる独特の文体を操り、半径

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    遺言状、葬式への想い、緩やかにも下降する体調・・・。シーナ氏も来年傘寿、そんなシーナ氏が見出した命の風景はどこに!

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    久しぶりのシーナさん。
    "死亡適齢期"という言葉が出て来るあたり、さすがだなぁ
    あとがきは、昔いっぱい読んだシーナさんの本たちを思い出して涙が出た。

    0
    2023年11月28日

    Posted by ブクログ

    そうか椎名誠も80才なんだと感慨深い。自分もいい年なんだから当たり前だろうと思うが、椎名さんはやんちゃなお兄さんで元気な人のイメージが強い。タイトル通り「未満、」な内容だが、盟友目黒孝二さんとの最後の電話「じゃあな、じゃあなと言って電話を切った」に胸が詰まる。きっと私もこうやって友人と死に別れていく

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ

    映画『四万十』 河合雅史『未来の年表』 全体は荘重な静けさの中で森閑としている 啓典『クルアーン(コーラン)』 土葬を主とするのは、自分が復活したとき骨だけでなく肉体を持ってそれを迎えたい、という意識が強いからなのだろう。 当然仏壇もないし、戒名なんてのはハナから論外だ。 アッラーを模ったものが一切

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    自分の年齢が平均寿命に迫り、海への散骨を希望している著者が、色々な国での葬送のしかたなどの見聞をまとめたルポルタージュ的なエッセイ集。
    日本では、火葬が一般的だが、世界には様々な葬送法があるものだ。
    火葬、土葬、風葬、樹上葬、ミイラ葬、水葬、鳥葬、舟葬、樹木葬などなど。
    多死社会となった日本では、火

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

     われらが椎名誠さんの『遺言未満』だ。どんな死生観を聞かせてもらえるのだろうと期待して読み始めたが、期待は裏切られた。

     国内外の葬送周辺を取材してまわったレポートだ。時に死生観が織り込まれるが、総量が少なく深みに欠ける。そのままストレートに、年齢的に死に近づくにつれ “死ぬ”ことについて椎名誠さ

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    脳梗塞をきっかけに、40代にして死を意識し始めました。

    もちろん、死に対する意識は長らく持っていました。小学生で飼っていた猫が死んだとき、大学生で友人を亡くしたとき、30前後に立て続けに3回ほど入院をしたとき。

    そしてこの度、脳の血管のバイパス手術ということでまあ死んでも何らおかしくない、と勝手

    0
    2024年08月05日

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