親密な手紙

親密な手紙

968円 (税込)

4pt

3.7

「窮境を自分に乗り超えさせてくれる「親密な手紙」を,確かに書物にこそ見出して来たのだった」.渡辺一夫,サイード,武満徹,オーデン,井上ひさしなどを思い出とともに語る魅力的な読書案内.自身の作品とともに日常の様々なできごとを描き,初めて大江作品に出会う人への誘いにもなっている.『図書』好評連載.

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親密な手紙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    大江健三郎は、芽むしり仔撃ち の頃のような若い時は、10代の自分には友達のささやきのようであった。それから、自分が20代のなって以降は大江健三郎は、遠くにいて会うことのないお父さんのようであった。わかる時もあればわからない時もあった。亡くなられたときは大きな光が静かに失われたようだったし、脱原発のこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    著者のこれまでの読書歴や交友歴。特に息子、光氏の事や、義兄の伊丹十三氏との交流については興味深く拝読。丁度、東日本大震災、フクシマを前後に書かれたエッセイで、反原発集会についての記述も多々あり、時代の変化を感じてしまった。

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    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    大江健三郎のエッセイ集。出会いと別れの中にちりばめられた数々の本。年齢のせいか哀しい話が多いが、読後感は温かい。

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    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    2010年から2013年にかけての連載だから、『水死』を出して、最後の長編『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』を書いていたころか…

    一度読んだだけではなかなか意味が取れない独特の文体が懐かしい。
    あー、もう小説の新刊は読めないんだなあ、という感慨を改めて抱く。

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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    大江健三郎さんが伊丹十三さんや交流のあった人、息子さんのことなど書いたエッセイみたいな作品。大江さんについてあまり知らないと少しついていけない話も多かった。つい先日に読んだ本の引用がまた出てきて縁を感じた。

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    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    大江健三郎氏が書いたエッセイ集。
    おそらく背景知識があれば面白いのであろうが、
    著作も読んだことが無く、交友関係もわからない状態で
    読んだので、全くついていけなかった。

    小説家に対してやはりいきなり自伝を読むのはお勧めしないという事だ

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