作品一覧

  • それいけ! 妖怪旅おやじ
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    名所から穴場まで、おばけの伝説地を目指して西へ東へ! “あの”名コンビ+αが、全国各地に点在する伝説地を訪ね歩く。 茨城の旧家に受け継がれてきた「河童の妙薬」を譲り受ける。 鬼のスーパースター・酒呑童子と茨木童子の出生地を探して新潟へ。 高い山が少ない房総半島で、あえて天狗を訪ねる。 『稲生物怪絵巻』の舞台・広島には京極夏彦氏も参加。 江戸の七不思議から「妖怪」を七つピックアップ。 国道16号沿いに分布するダイダラボッチ伝説を強行軍で巡る。 伊豆大島に伝わる民間信仰「日忌様」の謎を追う。 九尾の狐と殺生石を求めて栃木と福島へ――。 ときに手を取り合い、ときに罵り合い、一喜一憂しながら「妖怪馬鹿」が各地を廻る。 妖怪ライター・村上健司による探訪記&妖怪研究家・多田克己による解説で、ゆるく、深く楽しめる! 今日からあなたも妖怪旅おやじ!? 雑誌「怪と幽」創刊号から続く人気企画が待望の書籍化。
  • ひどい民話を語る会
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    「囲炉裏端にはコンプライアンスもポリティカル・コレクトネスもないんです。そして――。ひどい民話が誕生するんです」京極夏彦(「はじめに」より) 「桃太郎」の冒頭でお爺さんは柴刈りに、お婆さんは洗濯に行く。その理由とは……? メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。 妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。 全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、伝説的トークイベント「ひどい民話を語る会」が、満を持して書籍化! 学問としても芸術としても敬遠され、表舞台からパージされてきた荒唐無稽な口承文芸「ひどい民話」は、語りのエンターテインメントだ。 ※下品な話が苦手な方はご遠慮ください。
  • 百鬼解読
    3.9
    1巻649円 (税込)
    不気味に魅了する妖怪たちの正体! 希代の妖怪案内書――妖怪とは何か? いかにその名と姿を与えられ、今に伝えられてきたのか? 姑獲鳥、魍魎、火車、絡新婦、ひょうすべ……京極夏彦の「妖怪シリーズ」に登場する妖しきものどもを網羅、解読し、学問的に位置づけた驚異のガイドブック。妖怪世界の奥深い魅力へと誘う、初心者から研究者まで必読の一冊。
  • 妖怪攻略大百科
    -
    1巻1,287円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 出会ってしまった妖怪を攻略せよ! あやしい術をつかったり、人間や物に化けたり、いろいろな不思議な力を持つ妖怪たち。 そんな妖怪と、もし出会ったらどうするべきか? この本では「たたかう」「にげる」「なかよく」の攻略パターンを基本に妖怪の特殊能力や弱点を分析。 妖怪図鑑でありながら、妖怪と出会ったときの“ガチ攻略法”を徹底解説していきます! 妖怪が持つ特殊能力、伝承が残る場所や大きさなどのデータも充実! 【3種類の妖怪攻略パターンとは】? 「たたかう」 妖怪の弱点を狙って攻撃したり、決まった呪文を唱えて撃退する! 「にげる」 妖怪の動きの特徴を知っておいてうまく逃げ出すための方法を伝授! 「なかよく」 妖怪が好きな物をあげたり、話しかければ友達になれる場合も! 【妖怪攻略大百科 目次】 第一章 山林の妖怪 第二章 海川の妖怪 第三章 人里の妖怪 第四章 家屋の妖怪
  • 妖怪最強王図鑑
    4.0
    1巻1,222円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生に圧倒的人気のシリーズ第4弾。テーマは、まさかの妖怪! ヌエ、九尾の狐、酒呑童子、大天狗、ヤマタノオロチらが、妖怪最強の座をめぐってトーナメントを繰り広げる。迫力の誌面、ワクワクする展開。エンタメ図鑑の大傑作登場!!!!
  • 幻想世界の住人たち
    4.0
    1~4巻880円 (税込)
    ドラゴン、エルフ、ドワーフなど、ファンタジー作品ではおなじみとなった「幻想世界の住人」たち。けれど、彼らはどこに棲み、何を食べて生きているのでしょうか?世界各地に伝わる神話・伝承作品をひもときながら、その異形の容姿と出自だけでなく、いかに人々の記憶に刻まれたかを、わかりやすい文章とイラストで紹介しています。神話・ファンタジー入門書の先駆となった一冊。
  • 日本と世界の 「幽霊・妖怪」がよくわかる本
    3.3
    大ヒットロングセラー『「世界の神々」がよくわかる本』シリーズの第五弾!怖いと思いつつも、つい覗きたくなる「幽霊・妖怪」の世界。いつの時代も怪談噺が絶えないが、時代を超えて語り継がれるその理由とは、いったい何なのだろうか?本書では、世界各地に残る幽霊伝説と日本古来から伝わる妖怪の横顔を、リアルなイラストと共に紹介。勝手に人の家に入りこみ、お茶を飲んでタバコ吸って帰っていくだけの妖怪=ぬらりひょんその家の帳簿を調べてからいなくなる、意外とシビアな妖怪=座敷わらし富士山と琵琶湖を作った巨人=ダイダラボッチ意外にもユダヤ人虐殺の謝罪にあらわれた=ヒトラーの幽霊任期がすぎてもホワイトハウスに居座る大統領=リンカーンの幽霊など、135の「幽霊・妖怪」の意外なエピソードが満載!「幽霊と妖怪」は、決して遠い存在ではない。そう、あなたのすぐ隣や後ろにも……。

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  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    これは読んでて楽しいぞ。
    実にくだらない逸話が盛りだくさんで、なんていうかどうでもいいトリビアを学ぶにはもってこい。
    やっぱり下ネタ、屁とウンコが大事なのかー、という鉄板的なひどい話から、理不尽なネタまで、まぁこれくらいの薄いボリュームで読むから楽しいけど、ちゃんとそういう話を真面目に読んでいるこの人たちも偉いというか暇というか。いやしかし民話的に伝わっただけで価値が出るというのも面白いものよね。
    というわけでポリコレの時代にもこんな本が出てくるのってステキ。

    0
    2024年08月24日
  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    幼少期、母に寝物語をねだると段々と眠気でむちゃくちゃな話になっていった。それが面白くて私は余計にお話をせがむ。民話もそうやって紡がれてきたんだろうなぁ。
    綺麗に整頓された物語は、そりゃあ完成されているけれどそこにはない刺激が民話にはある。
    なんて真面目に感想を述べてみたけれど、そんなことよりも語り口が面白すぎてゲラゲラと笑いながら読んでしまった。民話にガチレスしないで欲しい、笑ってしまうから。

    0
    2023年10月13日
  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    かる〜く読めます(笑)
    かなりビロウな話だらけなのでお気をつけください(食事中 厳禁!)
    やっちゃってる爺婆が大活躍。
    京極夏彦氏がちょいちょい挟む小ネタに大爆笑でした。(必殺シリーズファンファーレ、ビオランテの沢口靖子)
    嫌いじゃないです。と言うか好き。

    0
    2023年02月19日
  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    いやホント、ひどい話ばかりでした(笑)。冒頭の京極先生に封印したままでは進めない2つの言葉を言わせちゃって、あ~あ言わせちゃったよーって思ったけれど、紹介されている話はたしかにそんな内容ばっかりで、そこが面白い。声を出して笑ってしまった。昔話、伝説、世間話なんかと違って、整っていなくてムチャクチャで、そこがいい味を出している。

    0
    2023年02月12日
  • ひどい民話を語る会

    Posted by ブクログ

    タイトルから興味深かったのですが、まさかこんなに面白いとは! 読みながら、声を出して笑ってしまいました。民話にはひどい話があるのは知っていたのですが、「語る人のウケ狙いで作られた」という京極氏の言葉に膝を打ちました。それまで、「なんだこの意味不明なオチ」と思っていた民話が、俄然魅力的に感じました。

    0
    2023年02月06日

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